低糖質ダイエットを批判する人たち 内科医

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低糖質ダイエットを批判する人たちの中に内科のお医者さんがいます。

それも糖尿病の治療にけっこう長いこと携わってきた人たちです。

彼らはこういいます。


糖尿病の食事療法の基本は低カロリー低脂肪高炭水化物です。

脂肪比率は15%以下、炭水化物は55~60%、カロリー数は糖尿病の症状に応じて基礎代謝量からその1.5倍まで。

食事でコントロールできない部分は薬で補います。


確かにそういう食事療法でも糖尿病の人の血糖コントロールはうまくいってきたようです。

(もちろん、患者さんがその食事制限をきちんと守ってくれればの話です。)

でも、それにしたがって食事をしていると、普通に働いているふつうの体格の成人男性はいつもお腹が減っていると思います。


どうしてそういう栄養構成比でのカロリー制限が進められるのか?

その根拠となる研究があったのかと探してみましたが見つかりませんでした。

唯一その根拠となっているのではないかと思われるのが、日本人の国民全体の栄養調査票。

昭和30年ぐらいの、糖尿病患者数が少なかった時代の日本人の栄養摂取比率の平均がその比率に近いのです。

ですから、一般の人の平均のバランスにして、カロリー制限だけを厳しくした、それがこれまでずっと指導されてきた糖尿病食であると思われます。


でも、糖尿病の指導をしてきたお医者さんたちは「金科玉条」のようにその指導方針を変えたがらない人がいます。

そして「低糖質ダイエット」を「危険極まりない」とこき下ろします。


でも、糖質を積極的に食べさせて血糖値を高くしてインスリンを分泌させるという高糖質食の方が危険極まりないように思えるのですけれども。

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このページは、実践管理人が2012年4月 6日 10:26に書いたブログ記事です。

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