肉食だと太るけど、ご飯中心なら太らない そう聞いたんですけど?

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肉食だと太るけど、ご飯中心の和食なら大丈夫。

今でもかたくなに、そう信じている人がいますけど、完全に間違ってます。

肉食で太るのは、食べ方が悪いんです。

糖質制限しながら食べればかなりたくさん食べても大丈夫です。



まず、絶対的な事実、肉中心の食事だろうと、伝統的和食だろうと、どちらもカロリーをとりすぎれば太ります

中でも炭水化物(糖質)を多く摂取すれば、標準カロリー以下の食事摂取量であっても太ることがあります。

便利な世の中になって、日本人は運動や体温維持で消費するカロリーがどんどん減っていますから、意識的に体を動かしたりエアコンを使わないように心がけない限り、我々は非常に太りやすくなっているのです。


和食の場合、炭水化物が中心ですから、消費カロリー以上に食べれば間違いなく太りやすい食事です。


また、肉中心の食事の場合、糖質摂取を控えればいいのですが、「焼肉と寿司の比較」の記事で見ても分かるように、日本人は焼き肉を食べるときにかなりたくさんのご飯も食べるのが習慣になっています。

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肉食と言いながら、和食と同等に糖質を摂取していることが多いのですね。

肉が高脂肪な分、和食以上にトータルの摂取カロリーが増えるのは必須ですし、糖質と脂質を同時に摂取すればインスリン分泌がすぁらに亢進して糖質は一直線に脂肪細胞に取り込まれますから、「焼肉+ご飯」だと、和食中心の生活をしているよりも太ります。

肉と一緒に、ご飯や芋や冷麺といった糖質を食べちゃダメなんです。


「肉が好きな人は太っている。」

そう思っているあなた、その「肉が好きな太ってる人」の食べ方を見てみてください。

焼肉を食べたら、同時にビールも飲むし、白いご飯も、ときにはお鉢一杯の石焼ビビンバも食べてませんか、そういう人たち。

「肉が好きで太っている人は焼肉の時にご飯も食べるし、サツマイモやニンジンや玉ねぎといった糖質の高い焼き野菜を好むし、最後に石焼ビビンバや冷麺を追加したりしている。」

「今日は肉食だ!」

と言いながら、しっかり日本人的に糖質もたっぷり摂取している、それが真実です。

そりゃあ太ります(笑)。



実は、糖質制限すれば、焼肉を思う存分食ってもそう簡単には太りません。

晩御飯で1200kcalぐらい摂取しても、肉と葉っぱ野菜だけで糖質を摂取しなければだいじょうぶなんです。

同時に蒸留酒も好きなだけどうぞ。


あなたが次に焼肉屋に行ったときには、こうしてみてください。

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甘くない塩味の焼肉だけを食べて、甘いたれの味の付いたものは食べないでください。

野菜は葉っぱだけ食べてください、かぼちゃも芋も人参も玉ねぎも焼いて食べちゃだめです。

糖質メニューはもちろん禁止、ご飯も冷麺もチヂミもトッポギも食べちゃだめ。

そして飲み物はハイボール、ウーロンハイ、焼酎やウイスキーの水割り、さもなくばお茶、水。

冷奴や焼き鳥(塩味)がおつまみメニューにあれば食べてよろしい。


甘い味付けがついていない肉であれば、焼肉は何皿でも、思いっきり食べてかまいません。

(そんなに食べれません(笑))

そして、「もう食べたくない」というぐらいに肉を食べ、がばがばと蒸留酒を飲みましょう。



その日の晩は、お腹の中で焼き肉は折り重なってるし、塩分と水分大量摂取したから身体に水も溜まっていて、体重増えてます。

でもね、二日後ぐらいに体重を測ってみてください、食べる前に戻っていますから。

(次の日だと腸の中にまだ食べた分が残ってますけど)。



肉食は太りません。

肉食の時に和食と同じぐらいにご飯やほかの炭水化物も食べてる人が太るんです。

だまされたと思って肉と葉っぱと水割りかハイボールだけの晩御飯続けてごらん、痩せていくから。



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このブログ記事について

このページは、実践管理人が2012年5月27日 15:29に書いたブログ記事です。

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