糖質制限ダイエット(低糖質ダイエット)は中年男性にとっては夢のダイエットのように言われます。
いや、実際、私自身も驚きましたし、私の周囲の人も実践した人は綺麗に痩せていきました、そして下がった体重を維持できている人が非常に多い。
糖質の食べすぎというのが現代人の肥満の最大の問題だったのだというのを身を持って学びました。
一方で、他のダイエットとの共通点や相違点、注意すべきことがいろいろあるのではないのか?
みんな気になると思います。
たとえば食べる時間ですね。
低糖質ダイエット以外にも、体重を減らすのに有効なダイエット方法はいくつもあります。
効果的でかつ代表的なのは以下の二つだと思います。
1.カロリー制限ダイエット
一日摂取カロリーを1200~1600kcal以下に制限すれば、高糖質な食事を食べても標準的な日本人は適正体重まで痩せていきます。
また、アカゲザルで行った25年間の実験からも、カロリー制限がアンチエイジングなどに効果的なことも知られています。
2.食事時間を制限するダイエット
寝る前4時間からたべない、起きてすぐにも食べないというものですね。
たとえば午後7時から食べない、午前0時に寝て、午前7時までの12時間に何もカロリーを摂取しなという方法、これならば標準カロリーまではしっかり食べても痩せます。
糖質制限ダイエットではこのどちらの方法もあまり気にしないでいいです。
標準体重を想定した標準摂取カロリー以内なら、あるいはその15%増しぐらいまでならば、食べても太りません。
(私や私の周囲の人の経験的なものですし、ダイエット方法の比較研究でも低糖質ダイエットでは制限は設けられていません。)
寝る直前にウイスキーのお湯割りと完全糖質カットのおつまみを食べても、まず太りません。
糖質制限ダイエットは「食べる量」と「食べる時間」、これらの二つの制限を受けにくい、非常に優れたダイエット方法なのです。
ただし、寝る前4時間に何かを食べる場合は、ちょっとでも糖質が入ってたら、その影響を受けます。
ですから、江部先生の指導するようなごく普通の低糖質ダイエットをやっている人は、寝る前4時間には何も食べない方が安全です。
せっかく糖質制限するのだから「寝酒を飲みたい、その時におつまみも食べたい」、というのであれば、
ウイスキーまたは焼酎などの蒸留酒で糖質のまったく含まれていないお酒にして、おつまみは完全糖質カットにしてください。
その調理例が詳細に紹介されているのはこちらになります。
【荒木式】糖尿病改善プログラム~インスリンも薬もやめられた画期的な食事法~
わたしも毎日のように角ハイボールを24時ごろ飲んで、糖質カットのおつまみを食べていますが、全く太りません。
肝機能も全く悪化しません。
アルコール性肝機能障害って、実は糖質過剰摂取があって初めて成立する病気なんじゃないのかという気がしてきています。
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