低糖質ダイエットが中年おやじにおすすめなのは脂滴る肉を食ってもいいし、蒸留酒であれば酒をがっつり飲んでもよいというところです。
前の記事でも書いたように私は毎晩寝酒を飲んでいます。
アルコール摂取はこれまでのほとんどのダイエット方法で禁止されてきました。
禁止されないまでも、ごく少しに控えるように注意されてきましたよね。
理由としてはいくつか言われています。
１．アルコールは非常によく燃える高カロリーの物質である、通常の炭水化物以上にハイカロリーと考えるべきであるから、その分他の食べ物を減らさなくてはならない。栄養バランスを考えると、摂取はすすめられない。
２．アルコールは摂食中枢を麻痺させて、満腹感を感じなくさせてしまうので食べすぎるからダイエット中は飲まない方がいい。
３．アルコールがはいると気が大きくなって糖質も平気で食べ始める。
これらなんですけどね、部分的には明らかに間違いだと思います。
まず、
「１．アルコールはハイカロリーな食べ物である」という点。
「燃やせばよく燃える物質」であることは正しいのですが、人間が栄養として取り込む物質なのかどうかという点で言えば、間違いと言っていいでしょう。
基本的に、エチルアルコールそのものには、人間の体にとってみれば栄養としての価値はありません。
吸収して分解して細胞のエネルギーに変えたり、脂肪に変換して蓄積したりすることは非常に難しい物質です。
食物繊維や、糖アルコールなどのノンカロリーとされる炭水化物と同じ扱いで考えるのが正解です。
食物繊維や糖アルコールも試験管内では燃えますが、食べても基本的には吸収されません。
（例外となる場合があるのですが、それはどこかで書きます。）
「試験管内での可燃カロリー」と「生体内での利用可能カロリー」は別物なのです。
でも、酒飲みは太っているぞ？ビール腹っていうじゃないか？
そうです、ビールとか日本酒、甘い白ワインなどを飲むと太りますよ。
あれらの醸造酒には糖質がたっぷり含まれていますから。
蒸留酒は糖質フリーですし、醸造酒の中では辛口の赤ワインは比較的糖質が少なめです。
飲むなら蒸留酒か、赤ワインをグラス一杯程度までにしましょう。
次に、「２．ヨッパで満腹感がわからなくなるから危険」、これは確かにそうです。
ですが、「飲むときには糖質完全カットのものしか食べない」、そう決めておけば心配いりません。
食べ過ぎても、かなりたくさん食べすぎない限り大丈夫です。
（個人経験的には糖質カットのおつまみを2000kcal食べても二日後には戻ります。）
最後の、「３．アルコールはともかくハイになって何でも食べる」
・・・これだけはだめ、危険ですね(笑)。
ヨッパで気が大きくなって、糖質制限していない人に引きずられてしめのラーメンに向かってしまう、
甘いもの好きの女性と一緒に食事をしてお酒が入ると一緒にデザートに突入することもあります。
どちらも痛い思いを何度かしております(^_^;)。
・・・自制できる範囲で飲みましょう。
ケッキョクソレカイ(・_・)ノ☆(＊__)
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