低糖質ダイエットをすると意識がもうろうとする

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低糖質ダイエットは危険だと主張する皆さんがおっしゃることにこういうのがあります。

「脳はブドウ糖を唯一のエネルギー源とする。だからごはんやパンを一切食べないという極端なダイエットをすると低血糖で倒れてしまう可能性がある。」

医者でもこういうことを平然と言う人がいることにため息が出ちゃうのですが、この意見は二重の間違いを含んでいます。


一つ目の間違いへの答え

脳はブドウ糖のみを唯一のエネルギーとするのではない。

脳は、ブドウ糖が不足してくると脂肪を分解してできるケトン体をエネルギー源とすることができます。

これは「ハーパーの生化学」にしても「ストライヤーの生化学」にしても、ちゃんと記載されていますし、医歯薬系の大学を出た人なら読んでいるはずです。

そういうことをいうお医者さんは学生時代にサボっていたとしか思えません。


二つ目の間違いへの答え

ご飯やパンを一切食べなくても低血糖で倒れることはありません。

ご飯やパンを一切食べなくても野菜や肉や魚を食べていればまったく問題ありません。

もちろん、野菜にはある程度の糖質が含まれていますからそこからの糖質もありますし、それだけではなく、我々の体は脂肪やたんぱく質から糖を作れるからです。

糖新生というのですが、脂肪を分解してそこからブドウ糖を作り出せます。


ブドウ糖が我々の体にとってとても大事な栄養素であることには異論がありません。

ですが、それを食事からとる必要はないのです。

(根菜以外の野菜に含まれている糖質をとる程度で十二分です。)


「ご飯やパンを食べないと低血糖で倒れる」

と、言ったり書いたりしている人は、実際に自分で試してみたことのない人たちとしか思えません。

絶対倒れませんから(笑)。




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このブログ記事について

このページは、実践管理人が2012年4月30日 09:13に書いたブログ記事です。

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