低糖質ダイエットをやってみてほしいと強く願う

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私は最初、聞きかじった知識で独学で低糖質ダイエットをやってみました。

それでも劇的に痩せることができて、様々な検査データも改善しましたし、実際に非常に健康になりました。

(髪の毛も薄くなっていたのが再び太くなってくるという驚きの効果を実感しつつあります。)


で、「低糖質ダイエットがいいよ、やせるし耐糖能改善するよ」と、職場のHbA1cの高い仲間(笑)に言ってみました。

するとそれを聴いて真似してやってみて、きれいに痩せた人々と、「危険だと聴いてるからやらない」といって痩せない人とふたつに分かれました。


「やらない。」と言い張っている人々はさらに二種類に分かれます。

ダイエットしないで薬に頼るつもりで日々、数値が悪化しつつある人と、

日本糖尿病学会の指導する「高糖質・低脂肪の低カロリー食」+「定期的な運動」を律儀に守っている人です。


前者の方々はそのまま「網膜症で失明・神経症と循環不全で壊疽で切断・腎症で人工透析ライフ」に突き進むまれるのかもしれませんが、聴く耳持たないのでしかたないかな。

わかった上での怠惰な行動ですから。


可愛そうなのは後者の方々です。

日本糖尿病学会発行の食品交換表(2600円もします)に書かれている基準を見て、それを律儀に守ります。

6.jpg

お酒も飲まないで晩御飯を「かけそば一杯といなりずし1個」みたいなカロリー制限を継続されてます。

毎日の通勤でたくさん歩くなどの運動の努力されています。


・・・でも、検査数値の改善は頭打ちで、HbA1cも正常上限をちょっと超えたあたりから動かない。

(そりゃあそうですよね、糖質ばっかり食べてるんだから食後高血糖になっている時間が毎日何時間もあるわけです、HbA1cが下がらないのも当たり前です。)

そして高血糖食ではね上げた血糖値を下げるために、経口血糖降下薬を飲み始めています。


そういう人にこれから糖尿病とどう付き合うのか聞いてみると

「悪化しないで持てばいいかなと思ってる。こんなもんだ、しょうがない、糖尿病になってしまったものの運命だし。」

という諦念感のこもった言葉まで出てきます。



・・・もったいないなあ~と思うんですよね。

私は低糖質ダイエットをやってみて、体重が標準体重上限まで下がっただけでなく、様々な検査数値が改善しました。

まず、肝機能がすべて正常化し、中性脂肪は常に二けたになりました。

血圧は130/85をちらちら超えていて危険だったのが、100~105/60~65と、20代の頃の私の血圧値にまで下がりました。

ずっと5.7%だったHbA1cが5.1~5.2%にスムースに下がりました。(2012年3月までの日本での基準による数値です)

しかも、低糖質ダイエットでは標準カロリーと同等かそれをちょっと超えるぐらい食べても痩せますし(私は毎日2200~2500kcal食べてます)、律儀に毎日きっちり運動しなくても大丈夫です。


その一方で、まじめに日本糖尿病学会の世界よりも遅れた治療指針に従っている人が、糖尿病が治らないでじわじわと進行して薬を飲み始めなければならない。

もったいないと思います。

低糖質ダイエットにトライして続けられないという人ならともかく、トライもしないで「ダメって聞いてるからやらない」という人たち。

もったいない、人生を損していると思います。。。




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このページは、実践管理人が2012年5月19日 12:22に書いたブログ記事です。

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