前にも書いたかもしれませんけれども、低糖質(糖質制限)ダイエットをやって、痩せて半年ぐらいしてみたら髪の毛が増えてきました。
もともと癖っ毛で剛毛だったから、顔なじみの床屋さんに「はさみが痛む」とか文句言われながら散髪してもらってたましたけど(ひどい話だよね)、年をとるとともにだんだん細くなり、薄くなり、ぺちゃんとした感じになってきてました。
まあ、それでようやく人並みにまとまりのいい頭になった、ともいえたんですけどね。
でも、ウィッグの広告なんか気になったりして・・・
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ところが、今回、糖質ダイエットして、体重が減ってから半年ぐらいその体重をキープし続けていると、だんだん、髪の毛が癖っ毛に戻って、量も増えてきたのです。
髪の毛をかき分けてみると日焼け部分が明らかに減ったことでも、髪の毛が増えているのが確認できます。
・・・なんででしょうか?
高血糖にならないから血管が傷まないで、皮膚の毛細血管が正常に保たれ、血行が良くなってきたから?
皮膚の血行がよくなることだけでそんな効果があるのでしょうか?
・・・ってことでPubmedを検索してみたら、インスリン抵抗性とAGA(アンドロゲン性禿毛症)の相関性に関しては、けっこう論文が出ていました。
疫学的な調査ばっかりですけど、インスリン抵抗性の上昇(2型糖尿病の根本にある病態)とAGAの発症について、
若い頃(35歳以下)からAGAの人は心臓血管系の病気を将来起こしやすくて、インスリン抵抗性が高い。
女性の不妊の原因であるPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)では肥満と男性型の体毛やAGAが合併することが多いが、その根本にインスリン抵抗性が合併する。
フィンランドの63歳の男性、あるいは女性ではAGAとインスリン抵抗性の間に強い相関性がある。
でも、否定的な報告もありました。
メタボでAGAの人とそうでない人、メタボじゃなくてAGAの人とそうでない人を30人ずつ集めてきてインスリン抵抗性を調べたけど、メタボの人ではAGAであろうとそうでなかろうとインスリン抵抗性は高かったし、メタボじゃない人はAGAであろうとそうでなかろうとインスリン抵抗性は低かったぞ。
メトホルミン(インスリン抵抗性を改善する糖尿病の薬)を投与すると、6か月後にPCOSの女性の様々な症候が肥満も含めて改善したし、テストステロン値も有意に下がったけど、AGAは改善しなかった。
(これに関してはテストステロンをもっと下げてみないと関連性はわからないと思います、下がればAGAは改善するはずです。ここはわたし、positiveにも解釈します。)
ということで、反論もあってまだ議論の真っ最中みたいですが、
「AGAの人にはインスリン抵抗性が高い人が多い」
という疫学的調査と私の事例とはうまいこと重なっているような気がします。
⇒詳しいことは次の記事に書きます
小難しいこと書きましたが、まとめます。
糖質制限ダイエットすると痩せて髪の毛が太くなることがあり得る、実際に僕はそうなった、ということです。
最近、朝起きたら若い頃と同様に髪の毛大爆発で、嬉しいような困ったようなです。
え~っと、下半身の方の大爆発はこれと言ってございません、衰えてもおりませんが。
(・_・)ノ☆(*__)
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