αグルコシダーゼ阻害薬の副作用を回避するには?

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前の記事で糖尿病の治療薬であり、かつ、境界型糖尿病の進行防止薬でもあるαグルコシダーゼ阻害薬(認められているのはその作用が最も強力なベイスン)のことについて触れました。

この薬、糖尿病の治療薬でしょ?

と、書いたのですが、それは間違いないのですが、こういう反論もあります。


「αグルコシダーゼ阻害薬αグルコシダーゼ阻害薬は糖尿病治療薬として第一選択ではない、他のが効かなければ使う最後の補助的手段だ。そもそもあの薬は腹部膨満感や肝機能障害などの副作用が重要な問題であり、私はできるだけ使うべきではないと思っている。」

そうですか、わかりました。

そうおっしゃるのであれば副作用を回避する手段をお教えしましょう。


αグルコシダーゼ阻害薬を服用して腹部膨満感が生じるのはなぜだかお分かりでしょうか?

αグルコシダーゼの作用が阻害されて、小腸ででんぷんが単糖類までに分解されずに吸収されなかった結果、大腸に下りて行って、そこで腸内細菌による発行が進んで大量のガスが発生することが原因です。

それならば、そのでんぷんを減らせばその腹部膨満感は解消します。

そう、低糖質食を食べればいいだけのことです。


肝機能障害はどうするのだと?

αグルコシダーゼ阻害薬による肝機能障害の原因は便中に排出されるべき薬が腸に長時間滞在して吸収されることが問題です。

一番良い方法は、腸管粘膜の膜酵素であるαグルコシダーゼに薬剤が結合することなくスムーズに流れていくこと。

それなら、αグルコシダーゼ阻害薬を飲まないでも糖質吸収量が減るように、低糖質食にすればいいのです。

高糖質食を食べさせておいて、糖質吸収を妨げるαグルコシダーゼ阻害薬を飲むこと自体がマッチポンプでおかしいのです。


αグルコシダーゼ阻害薬をの副作用を防ぐベストの選択は、低糖質食にすることです。

単純明快です。


低糖質食の実践方法

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このブログ記事について

このページは、実践管理人が2012年5月 6日 21:54に書いたブログ記事です。

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