低炭水化物ダイエットと低糖質ダイエットの違い
もともと、低糖質ダイエットという言葉よりも低炭水化物ダイエットという言葉の方がメジャーでした。
なぜなら、それを初めて提唱したアトキンス博士の使う英語には「炭水化物」という言葉はあっても「糖質」という言葉はなかったからです。
では、その二つの違いは何?
実は、「糖質」は「炭水化物」に含まれます。
でも、「炭水化物」と呼んでいるものの中には「糖質」だけでなく、「食物繊維」や「アルコール」なども入っているんですね。
前者はこのダイエットで避けるべきものですが、後者は摂取しても構わない、というかむしろ「食物繊維」は積極的にとるべきです。
具体的にはなにが「糖質」でなにがそうではないかというと、植物系の食材で行きますと、
お米、小麦、とうもろこし、そばなどの穀物類すべて、ジャガイモなどのイモ類、砂糖を使った食品
これらは糖質の塊です。
ニンジンなどの根菜も糖質が非常に多い。
これに対して
葉っぱ系の野菜、大豆製品などの豆類、こんにゃく、海草の大部分
これらは「糖質」も含みますが、「食物繊維」あるいは「タンパク質」が主な構成要素です。
でも、どちらも炭水化物がメインであることに違いはなくて・・・。
ですから、低糖質ダイエットも低炭水化物ダイエットも目指すところはいっしょなのですが、
正確には
「低糖質ダイエット」
これを目指してください。
そして食物繊維の豊富な葉野菜や豆類は積極的に食べるようにしましょう。
スポンサードリンク 2012年4月 4日 02:54 スポンサードリンク
なぜなら、それを初めて提唱したアトキンス博士の使う英語には「炭水化物」という言葉はあっても「糖質」という言葉はなかったからです。
では、その二つの違いは何?
実は、「糖質」は「炭水化物」に含まれます。
でも、「炭水化物」と呼んでいるものの中には「糖質」だけでなく、「食物繊維」や「アルコール」なども入っているんですね。
前者はこのダイエットで避けるべきものですが、後者は摂取しても構わない、というかむしろ「食物繊維」は積極的にとるべきです。
具体的にはなにが「糖質」でなにがそうではないかというと、植物系の食材で行きますと、
お米、小麦、とうもろこし、そばなどの穀物類すべて、ジャガイモなどのイモ類、砂糖を使った食品
これらは糖質の塊です。
ニンジンなどの根菜も糖質が非常に多い。
これに対して
葉っぱ系の野菜、大豆製品などの豆類、こんにゃく、海草の大部分
これらは「糖質」も含みますが、「食物繊維」あるいは「タンパク質」が主な構成要素です。
でも、どちらも炭水化物がメインであることに違いはなくて・・・。
ですから、低糖質ダイエットも低炭水化物ダイエットも目指すところはいっしょなのですが、
正確には
「低糖質ダイエット」
これを目指してください。
そして食物繊維の豊富な葉野菜や豆類は積極的に食べるようにしましょう。
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はじめまして。いつもすごく参考にさせていただいてます。質問をお願いします。
2013年11月に空腹時血糖98で妊娠糖尿病と診断され、2014年1月に検査入院。食前は70~80前半なのに1日1800kcalの炭水化物たっぷりの3食を出され(「そばと芋きんとん!+リンゴ!」など、一目見ただけで糖質だらけとわかるすごい食事で、麺やご飯を半分以上残し)1時間後の血糖は140-170、グリコアルブミン14.6でインスリンは免れました。「日本人は農耕民族だったから」と6割はご飯や麺からカロリーを取るようきつく指導されたにもかかわらず糖質2割ほどにセーブし、グアバサプリを飲んだら2月はグリコアルブミン12.6・HbA1c5.3と落ち着き、3月に無事出産しました。子どもは低血糖にはなりませんでしたが軽い黄疸がありました。入院中1日2000kcal山盛りご飯の食事を完食すると1時間後血糖150-190と高値でしたが、なぜか食事制限が外れました。退院後、夕飯を抜いた翌朝の血糖が66で母乳の出が悪く、頭痛もひどかったので、食パンだけをがつんと食べると、1時間後103・2時間後213に上がっていました。これはいけないと思って節制したところ4月のHbA1cが5.0で済み、自己測定も食事制限も不要と言われたのですが、授乳中でおなかがすき、糖質をとるとどうしてもその味に惹かれてどんどん食べてしまい、量の調節がうまくいきません。しかし全て抜くと母乳の出が悪くなります。うまく糖新生を促しつつ、低糖質な生活を送るにはどうしたらよいですか
。体重は58㎏身長165cmでBMIは標準ですが、妊娠前の54㎏に戻したいです。
まゆまゆさん
妊娠から出産まで、困った先生のところでしたね、お疲れ様でした。
「日本人は農耕民族」
これ、先進国の人はみんな農耕民族ですよね、肉もがっつり食う農耕民族がヨーロッパ系なだけの話で。
逆に日本の土地では畜産は難しいので、輸入が進むまではたくさん食べられなかっただけの話であります。
ほんとにねえ。。。
>授乳中でおなかがすき、糖質をとるとどうしてもその味に惹かれてどんどん食べてしまい、量の調節がうまくいきません。しかし全て抜くと母乳の出が悪くなります。うまく糖新生を促しつつ、低糖質な生活を送るにはどうしたらよいですか 。
・・・どんどん食べてしまうのは本人以外には止められないです。授乳中であってもきっちり糖質制限して問題なく子育てされている方はたくさんいらっしゃいますが。。。
まゆまゆさんの場合、機能性低血糖の素質があるかもですね。糖質摂取後のインスリンの分泌が長く続いたりしやすいのではないかなと思います。
ちょっと不安になりやすかったりはしませんか?
まゆまゆさんの場合、糖質を一定量、摂取するようにしてしまった方がよいでしょう。
ただし、小麦粉や白米、ジャガイモなどの精製された糖質や吸収しやすい糖質を単独で食べないことが重要です。
ニンジンやレンコン、トマトなどの糖質含有量の高い植物をおかずの中に積極的に取り入れるようにしてみてください。
ジュースではなくて野菜そのものが良いです。
それであれば食物繊維の効果で吸収がゆっくり目になるので、インスリン分泌による血糖値の乱高下も穏やかになると思います。
一日の総摂取カロリーの25~30%程度は糖質になるように、おかずの中に根菜類などを入れてみてください。
おっぱいを出すためだから、なんて自分に言い訳してパンやご飯やお菓子を食べるのはやめて、計画的に野菜から糖質を摂取しましょう。
授乳中はそれで乗り切れると思いますよ。
授乳が終わったらもちろん、20%以下のスーパー糖質制限をお勧めします。