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荒木式「糖質制限食による糖尿病・高血圧の治療方法」が向いている人と、気になる欠点


このブログで紹介しているノウハウに、「荒木式糖尿病改善プログラム」や「 【荒木式】高血圧改善プログラム」というものがあります。

これは兵庫県で崇高クリニックという内科病院を開業されている荒木先生が、実際にその病院で患者さんを治療している内容をDVDとテキストにまとめたものです。

遠方の患者さんが入院しなくても自宅で学習・実践できる内容になっています。


糖質をたくさん摂取することがどうしていけないのか、それがどうして糖尿病や高血圧につながるのか。

それを非常にわかりやすく説明してくれる講義がメインで。

さらに、糖質制限食をどのように実践するかについてのテキストがあります。

そして、実際に崇高クリニックで提供されている入院中の食事のレシピもすべて購入することができます。

(最初のDVDとテキストの料金にはレシピ代は含まれていません、別売です。)



低糖質ダイエットや糖質制限ダイエットが糖尿病や高血圧の治療に効果的だと聞いたけれども、主治医に相談したらけんもほろろに否定されたというあなた。

荒木式はお勧めです。

利点は、京大医学部出身の荒木先生の明晰な講義の動画で何度も理屈を叩き込めるということと、実践する具体的な内容がすべて説明されているということです。

購入すると、Q&AサイトのURLも教えてくれますので、そこでよくある質問の答えは確認できます。

また、購入後一年間はメールでの質問に応えてもらえるので、その点も、細かい疑問が解決できるところが良いです。



ただし、欠点はありますので書き連ねておきますと・・・

1.完全糖質オフ食導入を基本とした食事法であり、自宅に居ながら材料を調達するのには最初は少し苦労すると思います。
  糖質オフのパンなどがメニューにありますが、日本全国どこででも買えるものではありません。
  基本はネット通販で手に入れることになりますし、ヤマザキのパンみたいには安くないです。
  神戸屋キッチンの高級なパンぐらいの値段はします。
  また、荒木先生が強く推薦していたお店が現在営業していないので、代わりのお店を探さなくてはなりません。
  もちろん、聞けば教えてくれます。

2.荒木先生の理屈、ときどき暴走します(笑)。
  極端な物言いで説得力はあるのですが、低糖質ダイエットを実践している医者の私であっても、いや、それは言い過ぎじゃないの?元の情報が古いんじゃね?と思う部分はあります。
  たとえば、「ちゃんこ鍋理論」のところは、ちょっと現代の相撲部屋の状態とは合っていないように思えますし、〇〇なんか一切食べなくてよい!というのには私は反対です。
  でも、荒木式糖質制限食による糖尿病や高血圧の治療は、結果がきっちり出ていますから、効果的であるということに関しての文句はありません。

3.メール質問への返信は荒木先生本人からではありません、このDVDを販売している会社のスタッフの方からの回答です。
  また、かなりみっちりと書き込んだ返信がいただけるのですが、24時間以内には返ってきません。
  回答内容は理にかなったまともなものですから、時間がかかっても納得する説明がほしいという人にはベストの選択ではないかと思います。


ただしこれは私の感じる欠点ですから、購入されたみなさん全員がそう感じるかどうかはわかりません。

糖質制限ダイエットについて、本を読んだり、ネットで情報を集めたりして自分で判断するのが面倒で、素性のしっかりした人から指導を受けたい人、でも、教育入院治療を受けるお金と時間のない人。

そういう人に、お勧めします。


糖尿病にスコープを当てた動画で構成されているのがこちらです。

【荒木式】糖尿病改善プログラム~インスリンも薬もやめられた画期的な食事法~


高血圧にスコープを当てた動画で構成されているのがこちらです。

【荒木式】高血圧改善プログラム~薬もキツイ運動もやめられた画期的な食事法~


どちらも実践する内容は糖質制限食(糖質完全オフ食)ですから、気になる方を片方だけ選べばいいと思います。



また、購入後、入院した時に出される食事の完全レシピの販売オファーがかかります。

印刷して、おくさんにそのまま渡せばたぶん作ってもらえる内容になっていますから、そういう環境にある人はお勧めです。
(上に書いたように低糖質パンなどはネットで買う必要があります。)

でも、自分でいろいろ工夫したい、荒木式の完全糖質オフ食ではなくて、野菜もある程度は食べたいから低糖質食で行きたい、という人はレシピは購入しなくても大丈夫だと思います。


私は実際に購入していくつか自分で作ってみて、糖質オフ料理のレパートリーが増えたので、購入して良かったなと思っていますが。


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2012年6月 9日 20:39

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コメント(10)

お世話になります。 
今回荒木式のDVDを申し込んだ者ですが、不安なので経験者のコメントがないか検索していたところ先生のサイトに出会い読ませていただいて多少安心しました。
DVDを見てみないと何ともいえないのですが、広告ではお酒もOKと書いてありましたがこの辺は如何でしょうか? また原則完全に糖質カットとのことですが書いておられるように完全でなくても多少時間がかかることを覚悟すれば多少の糖質は大丈夫なのでしょうか? 現在通常は140-80位ですが緊張したりすると160-95位まで上がります。安定しないのは動脈硬化の典型と言われました。  よろしくお願い申し上げます。

はじめまして。
宜しくお願い申し上げます。

上記を読ませて頂きました。
現在、結婚を決めている彼女がおり、その彼女が
現在悪性リンパ腫を患いました。

もともと体が弱いので、化学療法に耐えられない可能性が
あり、代替治療を徹底的にあらっています。

そんな中、崇高クリニックに荒木式にたどり着き、彼女的には
築地にあるガンの専門病院の化学治療を断り、崇高クリニックに数ヶ月入院したいと申しております。

私的にもいろいろ調べましたが、崇高クリニックが本当にいいのかとの確証も得られず、正直不安でなりません。

簡単には言えない事は承知しておりますが、医師の立場から
何かアドバイスを頂けないでしょうか?

どうぞ宜しくお願い致します。

はじめまて
最近、血圧が急に高くなり、顔がほってて、のぼせたような感じがあったり、目や耳に内側から何か圧がかかった感じがしたり、頭が痛かったりしています。これまでにない症状で不安に感じています。
実は、丹田呼吸法をやり始めて、いつの間にか下腹の力みを感じるようになり、その後、今の症状がでるようになりました。調べたところでは呼吸法における「怒責」という症状に似ていると思っています。ただ、この改善方法が見当たりませんので、高血圧の改善法を調べていたら、先生のブログが目に止まり、何かアドバイスがいただければと思い、コメントさせていただきました。よろお願いいたします。

はじめまして。
こういう場所にコメントをするのは初めてで変な所があればすみません
父が糖尿病になり、荒木式の話を知りDVDの購入を検討しています
その際、家族の食事も父と同じように糖質制限しても大丈夫でしょうか?
私はどちらかと言うと痩せてる方でコレステロール値が高いと以前言われたことがあるので(特に何もしなかったです)お肉を食べることに少し不安があります。(今もお肉はよく食べる方なのですが)
また糖質を制限することで筋力が低下し歩行困難になった、骨粗鬆症になったなどの話も聞くので
何が正しいのか分からなくなってしまいました。
宜しければ回答どうぞお願いします。

始めまして。41歳主婦です。
3年前に胃と胆のうを全摘し、現在は定期検診のみで今のところ検査では大きな異常はないのですが、胃がないので食後の高血糖の繰り返しでいずれ糖尿病になるのではと不安です。11月の血液検査ではアミラーゼ48、血糖91、HbA1c 5.0で主治医はなんの問題もないと言っていましたが、アミラーゼの数値が毎回悪くなっていて心配です。
術前からかなり痩せていて、今は更に痩せていて、糖質ゼロにするのは怖いのでもし購入しても少しずつのつもりです。食事に気をつけているつもりですが甘いものや炭水化物が大好きでなかなかやめられず、いろいろ検索していて荒木先生のDVDを知り予防の為の購入を迷っているところです。
腸閉塞になりやすいので便秘は厳禁なのですが、荒木先生は食物繊維や野菜はとらなくていい?ような話しも聞き、
術後尿蛋白がずっとでていますが主治医は問題はないと言っているのですが、食事の偏りで腎臓や便秘や他の部位に影響が出ないのか心配で購入を迷っています。

その辺を知りたく検索していたら、先生のこのサイトに出会い、是非教えて頂きたくメールしました。

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50代の男性医師です。低糖質ダイエットを実践してその効果に驚き、このサイトを作りました。

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carpincho3blanco3@gmail.com 
(全角の@を半角の@に変えてください。)

私のブログをまったく読まずに一方的に質問を投げかけるのはおやめください。 いただく質問の答えは、ブログ内の記事、あるいはコメントでのやり取りに記載されている場合が多いと思います。 量が多くて読むの大変だから、ということであれば、知恵袋などの質問サイトをご利用なさってはいかがでしょうか。 また、コメントへの返信やメールへの返信は「無償の善意の第三者」としてやり取りさせていただいているつもりです。 自分の家臣に問いただす殿様みたいな非常識な投げかけは、ときに無視しますので、あしからずです。 コメントやメールには医学的に間違いないようにお答えしたいと思いますし、急に忙しくなって対応できないこともありますので時間がかかる場合があります、ご了承ください。


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しかし一方で、記事一つ一つは、異なる人へ向けての異なるメッセージです。
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そういうところでいちいち、しかし、例外はあります、とか言って全ての人に配慮した注釈を付けると、読む側もメッセージがなんなのかわからなくなります。

したがって、読まれた方の立場次第では、その記事では自分の存在を無視されているように感じる、配慮が足りないと感じられる記載内容があり得ます。
その場合、その記事はほかの人に向けられた記事であると、スルーしていただけたらありがたいです。

よろしくお願いします。

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