SGLT2阻害剤 いよいよマッチポンプの代表選手が登場です!
満を持して?
新しい糖尿病治療薬のSGLT2阻害剤が登場します。
糖質は細胞がエネルギーとして利用できる非常に効率の良いエネルギーで、一定濃度の血糖が保たれていることは生きていく上でとても重要、必須の現象です。
それほど重要な物質なので、我々の身体は基本的に糖質を体内で作りだしています。
たとえスーパー糖質制限していても、一定濃度の血糖を作り出すために、我々の身体はアミノ酸を分解して糖新生しています。
SGLT2というのは尿細管に発現しているグルコーストランスポーターです。
SGLT2という分子が体の中で何をやっているかというと、尿に漏れ出た血糖を再吸収して血液の中に戻すという重要な役割です。
しかも、基本的には尿の中の糖分が増えすぎた時だけに血液の中に戻すという働きを持つトランスポーターです。
今回はあえてこのSGLT2の機能を阻害して糖尿病の治療に使いましょう、という理屈です。
なぜなら、糖尿病の人では食後の血糖値が高いまま下がらないのが問題ですから、尿に漏れた糖質を再吸収しないで尿の中に捨ててしまった方がむしろ健康に良いというのが理由です。
逆転の発想!・・・だ、そうです。
・・・(*´ω`*)
ここから先の説明は、ちょっと難しい話になりそうだ。
だから、小学生の子供に話す口調で書いてみようと思うね。
中年の太ったおじさんがなる病気に2型糖尿病ってあるよね。
あの病気になると、血液の中の糖質が濃くなりすぎて、失明とかじん不全とか、体にいろんな問題が起きるんだ、だから早く何とかしてあげないと駄目なんだよ。
でも、2型糖尿病の人はどうして血糖値が高くなるのか知ってる?
ご飯やパンなどの糖質を食べると、消化管から吸収された糖質はすぐに血液の中にはいってくるんだ、だから食後は血液の中の糖質の濃度が上がっちゃうのね。
そのとき、普通の人は、すぐにインスリンというホルモンが出てそれを下げてくれる、だから大丈夫なんだ。
だけど、2型糖尿病の人はいろんな原因でそれが働かなくなってしまっていて、血糖をうまく下げられなくなってるんだ。
だから、糖尿病専門医という内科の先生たちはいろんな薬を注射したり飲ませたりして2型糖尿病の人の食後高血糖を下げてあげるんだよ。
えらいねえ。(^^)/
そして新しくできたSGLT2阻害剤、この薬はね、血糖をおしっこの中に捨てることができる薬なの。
食後に血液の中の糖質が上がり過ぎて危険だから、糖質を食べて血液の中の糖質が濃くなり過ぎたらすぐに薬で身体の外に糖質を出して、トイレに流して捨てちゃおうというわけだ。
すごい薬だねえ。(@_@)
ご飯やパンを食べて、糖質を食べ過ぎても、薬で外に出せるから、糖尿病の人も安心してご飯がたくさん食べられるんだよ。
親切だねえ。(*´ω`*)
ば〇?
あんたら、〇か?
「・・・食ってすぐに薬で尿の中に捨てるくらいなら、最初からその分の糖質食べなきゃいいじゃん?」
と、子供でも思うでしょ。
そもそも
「糖質は大事な三大栄養素だから必ず50~60%は摂取しなくてはいけません!」
と、ずっと主張してきたでしょ、あなたたち。
「三大栄養素の一つで絶対必要だから糖尿病患者であっても必ず毎食ごとに60%食べさせるべきである!」
と叫び続けていた大事な栄養素だという糖質。
その必ず食べなきゃいけない栄養素だと言いつづけていた糖質を、摂取させた直後に体外に捨てさせるのが今度の薬、SGLT2阻害剤だぞ。
どう説明するつもりだ、その根本的な矛盾を。
どんな顔して患者に勧めるつもりなんだろう??
今回ばかりは、そのマッチポンプの矛盾に患者さんも気づくよ。
・・・気づかない〇〇な糖質崇拝患者もけっこういるかもだけどさ。 ゞ(^^;)こらこら
いつものように、新薬を擁護する意見も書いておきます。
もちろん、このSGLT2阻害剤にまったく意味がないわけではないと思います。
まず第一に、血糖コントロールがうまくいかない方。
例えば1型糖尿病の人はインスリンの基礎分泌さえないので、血糖の調整がむちゃくちゃになることがあります。
糖質制限していてもいきなり血糖値が上がったりします。
そういう時に、この薬を服用しておけば、いいですよね。
上がり過ぎた血糖は尿に漏れたまま再吸収されませんますからセーフティーになります。
1型糖尿病に限らず、糖新生機能がおかしくなってる可能性のあるような方でも、飲んでおくことで血糖の急な上昇を未然に防いでくれる薬だと思います。
その意味では価値が高い薬です。
あるいは
「糖質食べちゃダメ!」
といくら言っても糖質食べるのがやめられない人はいるでしょう。
病的肥満になるような人ね、精神的な問題などで、やめられない止まらない。
そういう人には飲んでもらうのに、いい薬ですよね。
あるいは、100人に1人ぐらいはいるかな、パンやパスタや和菓子など、穀物や砂糖を使った食品を作り出して売ることを生業としている人。
仕事柄、味見のために毎日食べざるを得ないからねえ。
(転職すればいいじゃんというのはここでは言いません。^^)
そういう、わかった上であえて糖質を摂取し続けている2型糖尿病患者さん、そういう人のためにもSGLT2阻害剤、いい薬だと思うよ。
また、数万人に一人いる長鎖脂肪酸不耐症の人も糖質摂取せざるを得ないから、そういう人のためにもSGLT2阻害剤、あってもいい薬だと思うよ。
うん。
できちゃったからには有効に使わなくっちゃですね。
(最後の二行、何やら誤解を生む発言になっていたようなので訂正しました。2月9日)
スポンサードリンク 2014年2月 5日 07:13 スポンサードリンク
はじめまして。カルピンチョ先生。いつも楽しく拝見させていただいております。
田舎の内科医です。私も糖質制限を始めて、体調は60年近くの人生で一番よい状態です。体重は8kg程度しか減りませんでしたが、午後のだるさや仕事の能率が悪かったのがうそのようです。
今回のSGLT2阻害剤ですが、周りではかなり血糖降下作用は期待してるようです。私は不勉強なのでよくわからないのですが、炭水化物50-60%の食事療法を行う限り、腎臓は高血糖にさらされるので、糖尿病性腎症の進行はどうなのかと考えてしまいます。糖質制限反対派の先生方がエビデンスがないといつも言うように、このような薬こそ、エビデンスを示してから使えと言いたくなります。昔、ペン型インスリンが販売された頃、友達と糖尿病になっても、インスリンがあればケーキ食べられるよね、と無邪気に話していた頃を思い出しました。糖質制限で血糖値をあげないのと、糖質を50-60%食べて、血糖値をあげて、尿に捨てて、血糖値を下げるのとでは、長期的な合併症に違いがあるような気がします。
オリーブママさん
コメントありがとうございます。
SGLT2阻害剤、まさしくおっしゃる通りの薬ですよね。
糖質制限たたきをされる先生方がおっしゃる「20年、30年続けた時の長期的安全性が保障されていない。」というのに合致する最先端の薬です、2034~2044年ごろになれば使っていい薬かどうかわかるでしょう(笑)。
たぶん、腎臓の血管を痛めつけるような合併症の進行を止める効果は少ないでしょうね。
でも、ほんと、正しい食事療法(糖質摂取量コントロール)をしても制御不能な方の血糖値をとりあえずコントロールするのには有効な薬だと思います。
腎臓以外の合併症には効果が少しは見込めるかな。
SGLT2阻害剤を販売する製薬会社が、正しい食事療法について言及した上で、「それでも実践困難で、あるいは実践しても血糖コントロール困難な人に」、ということで販売するのであれば最高の姿勢ですけどね。
そしたら崇めます(笑)。
私はほんとにすちゃらか医大生だったので、1600kcalの糖尿病食を実践してレポートするという実習では
「朝:コーヒー
昼:カレーライス
夜:ビール+枝豆+インスタントラーメン」
みたいな三日間の実践レポートを出して低い点数をいただいた記憶があります。
・・・今見るとひどい食事ですね(^^;)。
はじめまして!!(^^)ペコリ
実験型、糖尿病治療実践中の すず。ちうもんっす(^^)
経過はここをクリックしてください!
↓
http://ameblo.jp/suzu554/entry-11754566046.html
わんわんさんのオフに、参加しました!
これからも、よよしく!
おねがいしまっす!!(^^)
カルピンチョさん
私は製造業勤務の人間ですので、こういった薬品だよりの姿勢そのものが気に入りません。慎重に吟味しないと高コストで効果は低い、運用リスクだけが増えるというのは良くある事です。
だいたい医師の方々(特に研究畑か?)は製薬業界の方を向きすぎじゃないでしょうか。人命に関することだからといって予算は無制限ではありません。どこの健康保険も余裕はありません。とある癌医療の方のブログに製薬会社は金儲け第一でやってるんじゃないみたいなことが書いてあって笑いましたが、世間知らずにもほどがありますね。それとも先生先生とおだてられるとそうなるのか?彼らにとっては患者や医師はカモねぎ以外の何者でもないのですが。
すず。さん
う~ん、なかなか奔逸してますね(^^;)。
ゆっくり取り組んでみてくださいね。
SLEEPさん
書いたけど消えてしまいました。
怒って書いたからかな(笑)。
私は、新しいことを開発するためにはある程度の「遊び」は必要だと思っています。
コストパフォーマンスを考えた製造ラインの改善だけを見ていると研究にかける金はばかばかしいと思われるかもしれませんが、効率優先でお金を配分していくと、山中さんのアイデアに研究費がつくことはなかったでしょうし、そうするとiPS細胞のアイデアはまだ世に出ていなかったでしょう。
私も糖尿病学会の先生方が「初めに薬ありき」の治療スタイルを崩さないのには反対しますし、2型糖尿病の治療にこれを使うという発想自体がとんでもないCP無視だとは思います。
ですけど、SGLT2阻害剤というものができあがってそれを使うことができる、というこの結果自体は歓迎します。
すべてを効率だけで追い求めていき、ライフサイエンスに関してまでそれを当てはめていくと、最終的にたどり着くのはここではないかと思うのです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%84%AA%E7%94%9F%E5%AD%A6
これは、わたしは嫌いです。
こんにちは。
ブログランキングからきました。
低糖質ダイエットのダイエット効果がすごいとの事で・・・
私はお勧めのダイエットをブログで紹介していて色々研究しているので、このブログを今後も参考にさせてもらいますね!
カルピンチョさん
むしろ優生学こそ非効率の典型例ではないでしょうか。黒人奴隷や女性の頭が悪いのは学習機会が与えられないから、というのを産まれつき頭が悪いんだから学習機会そのものが無駄だとしたんですね。白人男性より賢い白人女性や黒人だってたくさんいたでしょうけど。19世紀の社会学、人文学で否定されたものはマルクス主義、精神分析など腐るほどありますがそのうちの一つでしょう。
医療に限らずですが専門家は常にkeep it simple stupidを考えなくてはいけないと思います。遊びややせ我慢も大変結構ですが、決して楽観視できない日本の公的医療制度にとってそれはどの程度必要なのでしょうか?毎月決して少なくない金額を天引きされる立場としてもう少し慎重であって欲しいと思うのですよ。
SLEEPさん
多分お互いに話がかみ合ってないと思いますけど(笑)、はい、ご忠告心に留めます。
ありがとうございます。
ダイエット方法研究中さん
がんばってくださいね。
リンク誘導目的でコメントするなら記事内容にきちんと言及した方がいいですよ。
これじゃあだめです~リンク外します(笑)。
はじめまして。いつも感心して拝見しています。
飲んでも、食べてもOKという理論に感激して、糖質制限を開始し、効果を実感した内科医です。
SGLT2阻害剤使用時の栄養指導も、どうなるのか?と興味津津です。
昨日は、肥満症治療薬(セチリスタット)の講演会がありました。これもマッチポンプタイプです。
どんな栄養指導をするのでしょうか?
下痢も起こるのですが、腸内細菌たちはどうなるのでしょうか?
これまた、興味津津です。
中年サムライさん
はじめまして。
コメントありがとうございます。
実践してくださっているのですね、ありがとうございます。
実践してみると驚くべき効果ですよね、いったいこれまでの栄養学とは何だったのか、とんでもない間違いを我々は教わり、そして人々に押し付けていたことに慄然としました。
セチリスタット、リパーゼ阻害による脂肪吸収阻害って。。。
必須な栄養分を吸収させないというのも異常な薬ですねえ。
黒烏龍茶と同じ発想ではあるのでしょうけれども。
脂肪酸の海の中で腸内細菌が何を始めるのか、なんだか恐ろしいですね。
「糖尿病新薬で低血糖や脳梗塞…学会が注意喚起」
読売新聞 6月28日(土)8時39分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140627-00050167-yom-sci
カイゴロンさん
このニュースが何を表しているかというと、
「糖尿病専門医の皆さんはSGLT2阻害剤の薬理なんか何も理解しないままに患者さんに処方してた」
ということに尽きると思います。
情けない話です。
まあ、そんな程度だから糖質制限の有効性が理解できないで猛反対するのでしょうけれども。
●SGLT2阻害薬の副作用報告 症状が出たら速やかに主治医に相談を
2014年08月29日
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2014/022322.php
* * * * * * * *
【長谷川】
114例の低血糖が報告されているそうです。
糖質制限は危険という医師たちは、どうして低血糖を招いてまで、薬で糖質を体から出そうとするのでしょう。
はじめから、糖質の摂取を制限すればよいわけで、薬品業界と結託しているとしか考えられません。
>長谷川さん
うん、周到に考えて営利目的でいろいろ結託している策略家か、何も自分なたまで考えてない考えてないただのアホか。
まあ、医学部に行けるほどの「受験勉強力」があるのですから、後者は少ないように思われるかもしれませんが。。。
かつての私は正直、後者のあほでした。
栄養学の知識が間違ってるなんて思いもしなかったです、恥ずかしながら。
SGLT2阻害剤と高血糖の関係は、利尿剤と高血圧の関係に類似しているのではないかという話を宗田先生がFacebookでされていました。
高血圧治療には塩分を制限して、それでも高い場合には利尿剤で塩分を強制排除するという方法があるのだから、高血糖治療には糖質を制限して、それでも高い場合にはSGLT2阻害剤で糖分を強制排除するというのもアリではないかと。
費用的にも糖質制限ではややもするとエンゲル係数が上がりがちなので、SGLT2阻害剤の費用(保険適用なら1日あたり70円弱)とあまり差が無いようにも思われます。
すると個々人の生活習慣で無理がないライフスタイルを選択するとすれば、SGLT2阻害剤も選択肢に入れる価値はあるのではないかと考えています。
>大虎猫さん
>高血糖治療には糖質を制限して、それでも高い場合にはSGLT2阻害剤で糖分を強制排除するというのもアリではないかと。
・・・これは文面からすると、糖質を極力制限して、糖質食べなくても血糖が上がる1型糖尿病の方々や2型の重症の方々や、グルカゴノーマを含む血糖調節障害の方々の場合は、ということでしょうかね?それならこの記事やコメントへの回答などに書いていることと同じです・・・
と、思ったら
>費用的にも糖質制限ではややもするとエンゲル係数が上がりがちなので、SGLT2阻害剤の費用(保険適用なら1日あたり70円弱)とあまり差が無いようにも思われます。 すると個々人の生活習慣で無理がないライフスタイルを選択するとすれば、SGLT2阻害剤も選択肢に入れる価値はあるのでは
・・・という展開、ということは、糖質制限をほどほどにするか、おこなわないでSGLT2阻害剤を使った方が(個人のふところ的には)経済的だから、それもありではないかというご意見でしょうか?
理論的に言えば糖質制限に勝る糖尿病の治療(治療というのを否定したい方々に合わせれば症状進行回避)方法はないと、私は思っています。
SGLT2阻害剤を飲んだとしても糖質食えば血糖値は一時的には上がりますから、糖質制限に比べれば糖尿病の合併症は徐々に進むのは(ごくわずかとはいっても)避けられないでしょう。
でも、糖質制限できない人、したくない人がたくさんいるのも事実。
だから、「どうしても糖質をやめられなくて食べてしまう」という人の高血糖の治療の選択肢の一つにSGLT2阻害剤を考えるのはありだとは思います。
でも、毎日60gから80gのブドウ糖をトイレに捨てるというこの薬、やっぱりマッチポンプだという思いは捨てられません。
だから、仕方なく選択する道、ということでなら、糖質食ってこの薬で便所に糖質捨てるのもありなのかなとは思うものの、積極的には推薦できません、私個人としては。
基本的には、宗田先生のFacebookでの表現にあるように、「高血糖の治療には糖質を制限して、それでも高い時にはSGLT2阻害剤で糖質排泄するという選択肢もある」というアプローチが無理なくできるように感じています。
したがって糖質制限で十分血糖コントロール出来る人は、それだけで良いと思います。つまりSGLT2阻害剤は補助的な役割で利用できればそれに越したことはない。
個人の生活習慣はそれぞれでしょうから、本人にとってQoLが向上すれば、必ずしも「無駄な薬剤」と切り捨てる必要は無いのではと思います。
価格的な点は、いわゆるサプリメントなどに比べれば、非常にリーズナブルだと思います。これは日本の健康保険システムに大感謝です。
>大虎猫さん
>つまりSGLT2阻害剤は補助的な役割で利用できればそれに越したことはない。 個人の生活習慣はそれぞれでしょうから、本人にとってQoLが向上すれば、必ずしも「無駄な薬剤」と切り捨てる必要は無いのではと思います。
記事の後半を本当に読んでいただけますでしょうか?
SGLT2の存在意義について、明記しているつもりですが??
以下の部分です。
------------
いつものように、新薬を擁護する意見も書いておきます。
もちろん、このSGLT2阻害剤にまったく意味がないわけではないと思います。
まず第一に、血糖コントロールがうまくいかない方。
例えば1型糖尿病の人はインスリンの基礎分泌さえないので、血糖の調整がむちゃくちゃになることがあります。
糖質制限していてもいきなり血糖値が上がったりします。
そういう時に、この薬を服用しておけば、いいですよね。
上がり過ぎた血糖は尿に漏れたまま再吸収されませんますからセーフティーになります。
1型糖尿病に限らず、糖新生機能がおかしくなってる可能性のあるような方でも、飲んでおくことで血糖の急な上昇を未然に防いでくれる薬だと思います。
その意味では価値が高い薬です。
あるいは
「糖質食べちゃダメ!」
といくら言っても糖質食べるのがやめられない人はいるでしょう。
病的肥満になるような人ね、精神的な問題などで、やめられない止まらない。
そういう人には飲んでもらうのに、いい薬ですよね。
あるいは、100人に1人ぐらいはいるかな、パンやパスタや和菓子など、穀物や砂糖を使った食品を作り出して売ることを生業としている人。
仕事柄、味見のために毎日食べざるを得ないからねえ。
(転職すればいいじゃんというのはここでは言いません。^^)
そういう、わかった上であえて糖質を摂取し続けている2型糖尿病患者さん、そういう人のためにもSGLT2阻害剤、いい薬だと思うよ。
また、数万人に一人いる長鎖脂肪酸不耐症の人も糖質摂取せざるを得ないから、そういう人のためにもSGLT2阻害剤、あってもいい薬だと思うよ。
------------
ということで、おそらく宗田先生がおっしゃっているのと変わらないことを書いているつもりなんですが???
カルピンチョ先生、たいへんです!
マッチポンプな「炊飯器」が登場するようですw
「本製品は特別なお米も手間も不要、ただ炊くだけで、
独自の炊飯機構で糖質成分を含んだ重湯を排出。
いつものご飯の糖質を33%カットする炊飯器です。」
なんかこのキャッチコピーを見たときにSGLT2阻害剤を連想してしまいました…
せっかく炊いたご飯から糖質を三割捨ててるわけですよね。
(ご飯の量を今までの七分目にしたほうが…)
「いつものお米で糖質を33%カットする『糖質カット炊飯器』のティザーサイトを公開開始」
https://prw.kyodonews.jp/opn/release/201712048642/
>カイゴロンさん
ぶははは(^◇^)
>せっかく炊いたご飯から糖質を三割捨ててるわけですよね。 (ご飯の量を今までの七分目にしたほうが…)
・・・まさしくそうですね、なにがなんでも糖質を摂取したい、させたいといういろんな方々の期待に応えた夢の機器の登場!という感じでしょうか。
玄米ごはんを軽く一杯(体格によるけど60~100g程度)、食事の最後に食べればいいじゃん。
って思いますよね。