糖質は制限するけれども食物繊維はむしろ積極的に食べてます
私は2011年の6月から糖質制限をしています。
最初は自己流の糖質制限食をしていましたが、自己流でもガンガン痩せました。
こりゃあ簡単でええわあ、とばかりに主食を抜きまくりでしたし、スイーツも抜いていました。
でも、始めのころに少し気になることがありました。
ちょっとね、しばらくはトイレの調子が悪かったんです。
生まれてこの方、絶食した時以外に一日一回以上、おっきい方のトイレに行かないことはなかったのですが、低糖質ダイエットにすると、出なかったわけではないんだけど、少なくなりました。
そして健康なビリルビンの色で茶色、というよりはなんだか妙に黒っぽかったりして。
どうもねえ、腸内細菌さんが機嫌を損ねたみたいなんですね。
炭水化物を抜きながら、肉と乳製品ばっかりガンガンに食べていたら、どうやら以前の主役の腸内細菌君たちが機嫌を損ねたみたいで。
で、ウ〇コの切れも悪くなりました、ちょっとねちょって。
ありゃあ、低糖質ダイエットやばいかあ?
そう思って意図的に食物繊維を、つまり葉っぱものの野菜をたくさん食べるようにしましたが、すぐには改善せず。
葉っぱものを続けているうちにじわっと改善していきました。
けっきょく、お通じが順調に戻るのに、意識してから一か月ぐらいかかったかもしれません。
もともと、家では玄米を食べていたので、それに比べれば食物繊維がずいぶん少なかったのでしょうね。
北海道産の小麦ふすまを使用し糖質を70%以上削減したパンです糖質制限 ダイエットパン 食物繊...
ということで、もしかしたら低糖質ダイエットを始めてしばらくするとトイレの調子がいまいちになるかもしれません。
特にもともと便秘気味の女性はさらに便秘になるかもしれない。
それを考えれば、低糖質ダイエットを始めつつ、食物繊維のサプリメントを積極的に摂取するような工夫はした方がいいかもしれないですね。
わたし、積極的に摂取してます、野菜炒めや野菜スープを食べる頻度はかなり高いです。
完全な断糖食を理想とする荒木先生の場合には野菜なんか食う必要ない、とのご指導で、実際に糖尿病の人にはその方が徹底していていいかもしれません。
⇒
【荒木式】糖尿病改善プログラム~インスリンも薬もやめられた画期的な食事法~
でも、私個人的には、野菜はたくさん摂って、そこに入っている糖質は許容範囲内という考え方で実践しています。
これで十分に痩せますよ。
血糖値も抑え込めています。
糖質制限ダイエット ブログランキングへ
カルピンチョ先生 もさ@北の住人です。
役に立ち、かつ理屈屋も納得できる情報続々とありがとうございます。
私のいわゆるスーパー糖質制限は明日で6か月目に入ります。体重8キロ減、BMIは21を切りました。靴を履き続けた夕方の足の臭いが無くなり(家内に言われました)例年この季節に悩まされる水虫の症状が出ない 等良いこと尽くしの発見は続いてます。
さて、私の職場では年に一回健康診断(メタボ健診)があります。そこでウェストサイズや各種検査で引っかかった(A1cは基準値内)アラフィフ男性2名が、昨年暮れから栄養士の指導もあり緩めの糖質制限を始めてます。当地米どころ・酒どころなのでいろいろ苦労してるようですが、現時点でそれぞれ約5キロの減量に成功してます。
3人で時々情報交換しているのですが、現在2名とも便秘が重症化し、悩んでいると判りました。実は、私も開始後2ヶ月で便秘になり、現在も自己流・試行錯誤で回避策を研究しつつ糖質制限を続けています。便秘になった時のつらさは段々改善されつつあるのですが、「糖質制限でQOLを向上させる」という観点から見ると、早めに安全に便秘癖を解消したいと思います。
ダイエット・生活習慣病予防目的で糖質制限を始めた場合の重症の便秘になる率は私も含め3人中3名、100%。しかも、3名とも糖質制限以前に便秘で悩んだ記憶は一切無いのです。
カルピンチョ先生も便秘になったので食物繊維を沢山摂ります と本稿で記述されてますが、先生の描写は私にあてはまったそれ(笑)と全く同じです。
私は、メカブ等の海藻中心に食物繊維を多目に摂るのを日課としてます。それ以外に取った対策は下記の①から③。一番即効性があるのは、理屈は判らないですが①です。③は便秘癖解消のための対策かも知れません。
①手作りのザワークラウトを食べる(キャベツの塩漬けです)
②多量の水分を朝食前に摂る(白湯で600ml以上)
③ティスプーン1杯分の酒粕をお湯に溶いてスープ・味噌汁等に入れて飲む
どれも効いてるように思うのですが、理論的にこれらの対策は正しいのでしょうか?
★コメントはここまでです------------
悩んでいる方が多そうなので、良い対策があれば共有できるし、対策が効く理論が判れば各自で考えて工夫もできると思って投稿しましたが、当サイトが便秘対策サイトでないという理由もしくはご専門では無いという理由でコメント公開して頂けないのであれば了解致します。
宜しくお願い致します。
便秘対策に便乗させていただきます。
私の場合もあれこれ工夫しましたが、現在はヨーグルトにりんご酢で快適です。ヨーグルト50g+リンゴ酢ティースプーン1杯程度でも効果があります。乳酸菌とりんご酢のペクチンの相乗効果があるようです。
もさ@北の住人様、横レス失礼いたします。
糖質制限を始めてから便秘傾向になる方は、やはり、一定以上いらっしゃるのですね。私も、糖質を減らし始めて、ほぼスーパー制限にした頃に「七転八倒する」くらいの便秘に見舞われました。(こちらの記事にコメントを投稿させていただいております
→http://低糖質.com/review/cat18/post_179.html。便秘などの不調が発生する原因についても、こちらの記事でカルピンチョ先生が詳しく考察されています、って、でしゃばったことを言ってすみません(^^ゞ)
糖質を減らしたら、必然的に野菜類の摂取は以前よりはるかに多くなっていたはずなのですが、それでもすごい便秘になりました。おそらく個人の体質によっては(それ以前の腸内細菌叢のコンディションにも左右されるのではないかと想像するのですが)一定の割合で便秘傾向が現れる、という情報は、「これから糖質制限に取り組んでみよう」と考えている方々にも非常に有益な情報提供になるのではないかと思います(あらかじめ、ある程度の心構えができますよね)。
> しかも、3名とも糖質制限以前に便秘で悩んだ記憶は一切無いのです。
これは私も同様です。むしろ、糖質制限を始める以前には頻繁な下痢に悩まされておりました。改めて思い返してみると驚くべきことですが、糖質制限を始めてからは、ここ1年半ほど一度も下痢に見舞われたことがないのです。食事内容を変えることで、本当に劇的な体調の変化が起こることを実感しています。
便秘に対する対策は、皆それぞれ模索しているかと思いますが、もさ@北の住人様の「手作りのザワークラウトを食べる」とか、「ティスプーン1杯分の酒粕をお湯に溶いてスープ・味噌汁等に入れて飲む」といった具体的な方法の提示は、ほんとうに有り難い情報です。理由付けは専門の先生に譲りますが(爆)、発酵食品や、血糖値に影響しない程度の少量の糖質摂取が、便秘を改善するのかもしれないですね。
「結構野菜は食べている」つもりでも、便秘傾向になることがあります(本当は不足しているのかも)。私のとった対策の一つは、イレギュラーなやり方かもしれませんが(笑)「エリスリトールを多く摂るとお腹が緩くなる」ことを逆用し、朝、エリスリトール系の甘味料を多めに入れたコーヒーや紅茶を2杯くらい飲むことで、かなり改善しています(個人差があると思いますので、「適量」はそれぞれ模索する必要があるかと思います(^^ゞ)。
> 悩んでいる方が多そうなので、良い対策があれば共有できるし、対策が効く理論が判れば各自で考えて工夫もできると思って投稿しました
まさに仰る通りと思います。些細な事と思うような情報でも、提供し合い共有していけば、全く新しい学問体系を構築するためのデータベースになっていくと思うのです。
幸いなことに、情報共有の場を提供してくださり、さらに専門家の立場から詳しく説明してくださる、実に幸せな出合いがここにあります。
別の記事のコメントでも、カルピンチョ先生は
> 私のこのブログにはなぜか「糖質制限でよい結果が得られない」という方々からのコメントやメールがけっこう多い
と書かれていますけれど、これって、このブログの読者は「自分の状況を客観的・冷静に観察できる」人が多いことの現れではないかと想像しています(^^♪
もささん
>3人で時々情報交換しているのですが、現在2名とも便秘が重症化し、悩んでいると判りました。実は、私も開始後2ヶ月で便秘になり、現在も自己流・試行錯誤で回避策を研究しつつ糖質制限を続けています。
わたしも糖質制限で便の性状が(量、硬さ、臭いのすべて)大きく変わりましたからね。
葉っぱ野菜は積極的に食べています。
最近いただいたコメントでも「ご飯を食べれば便秘しないからそのためにちょっとご飯を食べる」といった女性からのご意見もありました。
その方はいくら食物繊維をとっても駄目だということで、ご飯だけが便の調子をよくするとのご意見でした。
なぜそうなのか、理論的には私にはわかりませんが、そうらしいです。
きわめてご飯が好きな腸内細菌がその方の消化管の調子を整える王様なのかもしれないですね。
(;^ω^)
私自身は、今はですね、便秘ではないのですが、、、
尾籠な具体的な話で申し訳ないのですが、朝起きて最初のトイレでは、便をしようといきむ前から肛門をしばらく温水シャワーで洗っています。
そうすると、直腸が目覚めるというか、なんか、出したくなるんですね。
「50過ぎたおっさんが、母親犬になめてもらって便をする子犬みたいなことを書くな!」
( `ー´)ノ
と、お怒りの方も多数いらっしゃると思いますが、わたしは温水シャワーさまのおかげで、最近は朝から便秘知らずです。
もしも朝起きてすぐには便が出にくいと感じている方がいらっしゃったら、お試しにどうぞ。
(ここに医学的考察はなく、私個人の経験です^^;)
(#^^#)
ほかには、もささん同様に、水分は非常によく飲んでいる方だと思います。
お茶、水、コーヒー、炭酸水、ハイボール(笑)などの糖質を含まない飲み物を毎日2リットルは飲んでいます。
これもまた、腸の動きを活発にするにはいいでしょうね。
糖質制限に伴う便秘対策の話はけっこう盛り上がりそうですね(笑)。
ルバーブさん
>便秘対策に便乗
・・・詩的ですね^^。
>現在はヨーグルトにりんご酢で快適です。
・・・これは実践経験からのご推薦、ありがとうございます。悩まれている方々、ぜひ参考に。
ヨーグルトのブランドのお勧めはありますか?
もちろん、個人個人で適した乳酸菌は異なっていておかしくないので、絶対的なブランドなんてないはずではありますけれども、参考までに^^;。
返信ありがとうございます。
詩的に香って来ましたでしょうか?
ところがこれがほとんど無臭なのです。夫のトイレの後も残り香がないので(決してわざわざクンクンしに行くフェチではございませんが)、こちらも同じ腸内環境になっているようです。
ちなみにヨーグルトはアシドフィルス菌ヨーグルトです。
ヨーグルトもリンゴ酢も別々には良く摂っていましたが、一緒に食べ初めて2,3日かけてだんだん腸内環境が良くなって来ているように感じ、これはいけるぞと実感しました。
夫の糖尿病が発覚して以来、糖質制限をしてもうすぐ丸5年、もうこれが普通の食生活として定着しています。
ルバーブさん
>ヨーグルトはアシドフィルス菌ヨーグルトです。
・・・φ(..)メモメモ
>ヨーグルトもリンゴ酢も別々には良く摂っていましたが、一緒に食べ初めて2,3日かけてだんだん腸内環境が良くなって来ているように感じ、これはいけるぞと実感しました。
・・・φ(..)メモメモ
ありがとうございます、やってみようと思います。
>ところがこれがほとんど無臭なのです。夫のトイレの後も残り香がない
・・・すばらしい\(^o^)/ ぜひ、やってみますね。
無臭だと、「うんこ!」っていうあの絵本が今一つ楽しくなくなりますねえ。(←ヨッパだから相手しないでやってください)
便秘対策のお知恵をお願いした、もさ@北の住人です。
カルピンチョ先生、および皆様、貴重な体験談ありがとうございます。
ルパーブさん、アシドフィルス菌ヨーグルト+リンゴ酢でご夫婦で改善とのお話、大変参考になります。実は私が継続中の四番目の対策は
④ケフィア(ヨーグルト)50gにパイナップル20gを刻みいれて撹拌してから食べる
です。ケフィアは市販の粉末を牛乳に入れて作ってます。理由は判らないですが、パイナップルと混ぜてしばらく置いて食べると効き目があるようです。
便秘対策は、腸内細菌叢を肉食・油脂好きに編成しなおすことが基本だと思ってるのですが、他人?任せで、宿主の意のままにはならないです。・・・ということで、今興味があるのは
⑤ナチュラルチーズ等の欧州発祥の発酵食品を積極的に摂る
です。糖質制限は肉と油脂の摂取が増えるので、ヨーロッパ系の腸内環境にしたいと考えて、欧州発酵食品の代表、直輸入ナチュラルチーズを試してます。各種ナチュラルチーズにナッツとオリーブの実をまぶして、薬だと思って?時々辛口赤ワインで無理やり流し込んでます。
Toshiさん、数時間のたうちまわるぐらいの便秘、私も同様の経験をしました。糖質制限開始後、QOLが向上した実感が湧いても、あのつらさが予告なしに襲ってくると途方に暮れます。
コーヒーは利尿作用があるというので便秘に悪影響があるかもと思い常飲を慎んでいたのですが、Toshiさんのコメントを拝見し、3日前から
⑥毎朝カフェオレにラカントSを入れて飲む
を試してます。わたしの乳糖不耐性を利用した合わせ技なのですが、効いてます! 朝コーヒー飲めて嬉しいし、甘味も味わえて一石三鳥です。ありがとうございました。
カルピンチョ先生が実践されている「反射を利用して条件付ける」のも重要と思っています。私は、毎朝商店街を歩いて通勤してるのですが、必ず同じコーヒーショップに立ち寄ります・・・ って、犬の散歩ですね(笑)。
推奨できそうな解消方法が見つかったらまたよろしくお願いします。
わたしもどうしてもなってしまいます。そういったときは、ひまし油です。そのまま飲むのは単なる下剤になるので、体によくありません。右側の下腹部に塗るのです。(右側が重要です。ここは大腸が下から上に向かっているのでどうしても滞留しがちということです。)塗ってラップで蓋をしています。そうすると大腸が活発に動いて、いい感じになりますよ。
実はこれは、とあるエドガーケイシー健康法というものです。本物の下剤と違って、割と頻繁に行っても体への悪影響はほとんどないそうです。一度試されてみては?
>うつけさん
ひまし油が下剤として機能するメカニズムに関しては2012年のProc Natl Acad Sci U S A. という科学雑誌で報告されています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22615395
それによると、ひまし油の成分の90%ほどを占めるリシノール酸の受容体がプロスタグランジンE2受容体のうちの二つ(EP3RとEP4R)であり、腸管の平滑筋にはEP3Rが出ていて、これを刺激することで、腸管が収縮して下痢になるようです。
皮膚にひまし油を塗った場合、仮に経皮吸収が起こったとしても、そこから血流、あるいはリンパ流に乗るなどしていったんは全身に流れると思われます。
それを考えると、上行結腸の部位にひまし油を塗ったところで、その下にある上行結腸にのみリシノール酸が浸透するとは考えられません。
(皮膚、皮下組織、腹筋、腹膜まではつながっていますが、腸と腹膜前壁はつながっていません。)
ということで、実際に右側の下腹部にひまし油を塗ってラップしたらお通じが良くなったとしても、それはリシノール酸が大腸の特定の場所のEP3Rに届いたと考えるのではなくて、ツボとして適した場所に温湿布をした効果なのではないかと(オイルを塗ってラップをするとその部分は熱がこもります)思われます。
頻繁に行った場合の体への影響ですが、
リシノール酸のもう一つの受容体であるEP4Rは腸管にも発現していますが、白血球の多くに発現しています。
http://biogps.org/#goto=genereport&id=5734
(EP3Rはどこにでも発現しています。)
http://biogps.org/#goto=genereport&id=5733
EP4Rを刺激すると、白血球のアジュバント応答性が下がるなど、免疫反応が抑制されることが知られています。
したがって、同じ場所に連続して塗ると、その場所の皮膚免疫反応だけが低下する可能性が理論上は考えられます。
と、いった背景知識も得られた上で、みなさんも試してみられますことを。
エドガーケイシー健康法そのものに対する評価は、ここではスルーさせていただきます。
詳しい解説有難うございます。仕組みが解明されたのは割と最近なんですね。
温シップ効果ですか。インドのアーユルベーダ?でしたっけ?と
似たようなものがあるのかも知れませんね。
一度実験をしてみようと思います。ひまし油の代わりにサラダ油を右下腹部に塗り、ひまし油を別の吸収の良さそうな場所、二の腕裏の柔らかいところに塗って、同様な効果があるか・・・・
でもスレ違いっぽくなってきたので、これくらいで。
>うつけさん
よろしければ実験、どうなったか教えてくださいね。
困っている人にはとてもりがたい情報だと思います。私も知りたいです。
実験してみようと思っているのですが、最近結構調子が良くて、体が慣れてきたのか、便秘から解放されつつあるようです。また不調になったら実験してみます。
全く話は変わりますが、ある人に、肉卵をメインで食べるべきとの話をしていたらなんと残酷な、みたいな反応でした。この世に生れた以上、別のお命を頂かなければ生きていけないのに、この矛盾に気がつかないのでしょう。植物にも命はありますし。
ましてや、体内では恒常的に病原菌を大量殺戮しながらやっと生きているのに。病原菌も地球上で生きている命に変わりはありませんよね。かわいそうって言ってたら、じゃあなたは免疫抑制剤を打ってるんですか?という話で・・・
>うつけさん
>実験してみようと思っているのですが、最近結構調子が良くて、体が慣れてきたのか、便秘から解放されつつあるようです。
・・・おや、理想的。そのまま実験しないのがベストですね♪
>ある人に、肉卵をメインで食べるべきとの話をしていたらなんと残酷な、みたいな反応でした。この世に生れた以上、別のお命を頂かなければ生きていけないのに、この矛盾に気がつかないのでしょう。植物にも命はありますし。
・・・原罪、という考え方ですよね、生きている以上、ほかの生命を奪い続けている。
ほんとうはそのことを知っているのに、人間は神様から選ばれた特別な存在で、とかいう宗教の思想が入ってくると「植物も生命である」ということが見えなくなるんですよね。
人によっては「光合成をする生き物は人間が生きていくために神様が与えてくださったものである」、とかね。
ミドリムシを顕微鏡でずっと観察してみろ、と言いたくなります。
まあ、アメリカ人の80%はダーウィンの進化論を信じてない、それよりも旧約聖書の創世記を信じている人の方がはるかに多い、なんて話もありますからね。
カルピンチョ先生、はじめまして。いつも有益な情報ありがとうございます。
当方、糖質制限を始めて4ヶ月目の50歳男性です。
私も糖質制限を開始してから、かなりひどい(硬い)便秘に悩まされました。もともと便通が良い方ではなかったのですが、一時は「大」に行くといつ出てこられるかわからないような状態でした。食物繊維は充分に摂っていたつもりで、さらにエリスリトールも1日40〜60g程度意識的に摂っていましたが、あまり改善がみられませんでした。
現在は水溶性食物繊維を含む食品を多く摂ることで改善しています。具体的には「オクラ6本、モロヘイヤ1袋と納豆のネバネバサラダを2日に一度食べる」「ゼロカロリーのナタデココ入りゼリーを毎食後食べる」です。エリスリトールの量も40〜60gを維持しているので、複合的な効果があるのかもしれませんね。
おぎえすさん もさ@北の住人です。横から失礼します。
このスレッドは、糖質制限を始めてから重い便秘に悩まされた方が、その対策をそれぞれの経験から書き記すことでセイゲニストの平穏な毎朝を支援するスレッド と勝手に解釈してます。2年前に糖質制限開始後、暫く慢性的な便秘に悩まされたもさの対策はこのスレッドの前の方に書いておりますが、その後追加した対策をご紹介します。
ご指摘の水溶性食物繊維ですが、全く同感です。ここ1年ほど、毎朝メカブ1パックに米酢とりんご酢を各大匙1混ぜて摂ってます。おっしゃるとおり「水溶性」食物繊維を中心に摂ることが重要だと思います。穀物と芋類を断った糖質制限者が便秘になった「あとで」、穀類と芋類には不溶性食物繊維が豊富だという理屈で葉物野菜などで「不溶性」食物繊維を補おうとすると、逆に便秘が悪化することがあるようです。全くの門外漢ですが、人間の身体は単純な足し算引き算では無いと感じてます。
体質的に合わないという方も居られると思いますが、油脂にシフトしてカロリー摂取するのも私には効いてます。別のスレッドにも書きましたが、バター・アマニ油・ココナッツオイル等を積極的に摂っています。油脂を大量に摂ると腸内で吸収しきれないのかも? と素人は考えてます。
本当に理屈は全く不明なのですが、普段食べ慣れない発酵食品を摂ると効くかも知れません。京都に旅行した時、ホテルの朝食バイキングで地物の漬物を食べたら瞬間的に効いた体験の記憶は鮮烈です。あっという間に効いたんです、消化器経由している時間は無かったような。謎の経験です。
カルピンチョ先生のブログを仔細に読んでると、どうやら糖質制限開始後暫くは腸の動きが弱くなり便秘になる体質の人が居るようですね。また、相手が腸内フローラだからなのか、対策には体質依存性だけでなく、環境依存性や順序性があるのもなんとなく感じてます。どうも王道は無いようですので、いろいろ試して最適解を各自が見つけないとならないようです。
長々と失礼致しました。ご自愛下さいませ。
もさ@北の住人さん、コメントありがとうございます。
りんご酢に関しては、以前ヨーグルトを食べていた時はリンゴ酢を加えていましたが、最近もっぱらチーズにシフトしているため、ごぶさたしています。サラダに加えるなどの工夫をして、摂るようにしてみます。実践されているめかぶなどの海藻類といっしょに摂るのも、水溶性食物繊維の摂取という意味で良さそうですね。
オイル類はオリーブオイル、胡麻油、バターを使っていますが、ご紹介して頂いたものも試してみます。油が変わると風味が大きく変わることも多いので、料理のバリエーションという点でも使ってみる価値があリそうです。
私は糖質制限を開始してからの期間が長くないので、腸内フローラが変わりつつあるところかもしれません。しばらくは試行錯誤をしつつ、朝の「定期便」を目指してみたいと思います。
有益なコメントありがとうございました。
>おぎえすさん
ながらく返信しませんで申し訳ありませんでした。
食物繊維ですが、ご自身がそうされているように、もささんからもコメントがあったように、水溶性の食物繊維がいいですね。
難溶性の食物繊維だとしばしば逆効果ですよね。
春菊を山盛り食べて便秘で苦しまれている方を診たことがあります。
摘便したのですが、果てしなくからみあいつながって出てくる春菊にクラクラしました。
カルピンチョ先生、返信ありがとうございます。
モチベーションの上がらないときに無理して頂くことはないと思っていますので、どうぞお気になさらずに。
先生の返信で、「摘便」という医療があることを初めて知りました。春菊を絡みつくほど噛まないで食べるとは驚きですが、排便できない苦しみを味わった身としては、あって安心「摘便」という気分です(^_^;)。その方もきっと先生が救世主のようにみえたことでしょう。
直近の状況ですが、なかなか「朝の定期便」とはいかないものの、週に5〜6日の排便があります。モロヘイヤは葉をちぎるのが面倒で食べるのを止めてしまいましたが、代りに豆乳ココアに水溶性食物繊維のデキストリンを加えて飲むようにしています。また、通常の野菜の摂取量を増やしてみました。便の量が増えることで、排便の回数が増えるといいなと。
しばらく経過をみて、そのうち結果を報告しようと思います。
>おぎえすさん
摘便は医療側としては好んでやりたいわけではないのですが、認知症で具合が悪い人などの場合、それで劇的に症状が改善することもあり、大変重要な処置です。
できれば摘便を受けることなく、快調なお通じが続きますことを。
いろんな食べ物に水溶性食物繊維が含まれていますよね。
エシャロットやラッキョウがずば抜けているみたいですが、毎日たくさん食べれる野菜でもないし、豆乳ココアにデキストリン、よさげですね♪