糖質制限は万能健康法ではない、勘違いしないようにね
糖質制限は、これまでの糖質中心の食生活に比べれば様々なメリットがあります。
糖質摂取が生み出している、食後高血糖と肥満が引き金となる生活習慣病を防げることは最大の効果です。
それだけではなくて、やはり糖質の過剰摂取が引き起こしているであろう様々な疾患の方の食事としてもよい効果が期待できます。
実際に花粉症が軽くなったり皮膚の炎症がよくなった、気分変調が消えた、という人を私も何人も知っています。
(ここにも読者の方からコメントいただいている通りです。)
ですが、それらの効果について正確に統計比較研究がなされている報告を私は知りません。
正確なメカニズムについて明らかにされるのはまだ先のことだと思います。
なんでもかんても糖質制限で改善すると思いこまないようにしましょう。
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糖質を60%摂取するのがベストバランスだという根拠はどこにもない
1970年代から1980年代にかけての思いこみの強い研究解釈に基づいて、
「脂質摂取過剰+カロリー摂取過剰が生活習慣病の主な要因で、我々はもっと脂質摂取を減らして糖質摂取を増やすべきだ。」
というスローガンが米国を中心として掲げられました。
その頃、低カロリー低脂肪なのに長寿だということで日本は注目され、その当時の糖質摂取量の60%はお手本にされました。
⇒ 糖質60%の食事がバランスの良い正しい食事だといつ誰が決めたのか?
それから30年かけて、米国民の脂肪摂取量は減り、カロリー摂取量も減り、炭水化物(糖質)摂取量は増えました。
その結果はこれらの記事で紹介したとおりです。
⇒ アメリカの肥満率を押し上げたNIHの国家的プログラムNCEP
これらの三つの記事をきちんと読んでいただいて、リンク先も視聴していただければ
糖質60%の食事を続けることがどれだけ体に悪いかは自明です。
少なくとも、現代人の体にそれは適していません。
前の記事に書いたように、
化石燃料を使うようになる前の「国家」で労働者として働く人類は糖質主体の食事を食べていました。
でも、その食事でも、現代人ほどには生活習慣病になりませんでした。
労働者の多くは痩せてこそいても、肥満はほとんどありませんでした。
過酷な労働に耐え、冷暖房という快適なシステムを持たない人々は食事から大量のエネルギーを補充し続ける必要がありましたから、
農繁期の農民は玄米と雑穀やイモを一日八号食べても、太ることはなかったのです。
また、衛生環境や医療技術も現代よりもかなり低レベルでしたから、多くの人が感染症などで若いうちになくなっていました。
生活習慣病の兆候が出始めた労働者たちは、それでも働かなくてはならなくて、よけいに感染症に対して脆かったと思います。
長生きして生活習慣病になる(なれる)のは金持ちや権力者とその家族だけでした。
このように、糖質60%摂取を主体とした(時には糖質90%の)食生活は中世の労働者には生活習慣病を起こしませんでしたが、
現代人には糖質60%の食事が生活習慣病を中心とした多くの病気を引き起こしていることは間違いないと思っています。
私が前の記事に書いた内容は上に書いた項目を知識として踏まえて、という前提の上での話です。
その上で、「糖質が文明を作った」という良い面も書いたのが前の記事です。
多面的な視点で見れば糖質にどう向き合えるのかということを書いております。
それを無視して「ともかくなんにせよ糖質常習は体に悪いんだよ!」と、目くじら立てて突っ込まないでいただければと思います。
全員の納得するスタンスでものを書こうとするとあれも説明してこれも説明してと焦点のぼけた記事になりますから。
サイドバーにも書いてますけどね、もっかい書きました。
で、その前提を踏まえていただいた上で、ですが、次の章から本日のタイトルの内容を書きます。
・・・というか、長くなったので、次の記事にします。
こんな風に毎記事ごとにやたらと前ふりが長くなって本題に入れなくなるから、サイドバーに書いてるんですけどねえ。
アメリカの肥満は日本の和食の考え方が逆輸入されて(米の和食化)、引き起こされたんだっ!ってはっきり言えば・・・誰かには怒られそうだなぁ。
むか~し、子供のころ(小学生頃かな?)外国人(多分アメリカ人かな?)は体臭が臭いと聞いたことがあります。
単純に肉を食べてると臭くなるんだって子供心で思ってましたが、今はその当時はいつも肉ばっかり食べてた外国人が和食を食べることで臭くなってたんじゃないかなぁって考えちゃいます。
だって、糖質制限をしてからは、たまにラーメンとかチャーハンとかお好み焼きとかを食べるとおならが出やすいうえに、臭いときてますから。
独り言でした。
>糖尿人の息子さん
>アメリカの肥満は食事の和食化が招いた。
あはははh、いいですね、それ。
まさしくその要素はありますよね。
>外国人が体臭きつい
これは、遺伝的にはっきりしていて、日本人を含む東アジアのモンゴロイドではアポクリン腺での体臭の元となる分泌メカニズムの遺伝子が一部、壊れています。
だからフェロモン系の体臭(腋や股間の汗の臭い)がコーカソイドやネグロイドの人に比べると低くなっています。
つまり、「日本人は体臭が弱い」というのが正しいと思います。
どうして東アジアで体臭が少ない人が選別されたのかはわかっていませんが、過去の東アジアではそれが生き延びる上で重要な要素であったのかもです。
ひょっとしたら氷河期とかに捕食者に見つかりにくかったのかもしれないですね。
(勝手な推測です。)
糖質 避けていても何かに必ず入っているのですべて無くすことは不可能。
その為、何が根拠かを解明するのは経験か推測の域を超えませんが、私の経験から、。
私の場合、花粉症は糖質制限では全然変化なしで、一日一食で花粉症は無くなりました。
その為、糖質制限がアレルギーに良いと言うのは疑問を感じています。
根拠が乏しい。断食で腸がきれいになるのでアレルギーが良くなるとの考えの方がよっぽどまっとうな根拠に見える。
あと美容効果も糖質制限であるのも疑わしい。
運動や、ストレッチなどの体の新陳代謝などの方が根拠ありと思う。
ただし、癌、てんかん、認知症、高血圧、動脈硬化はアミロイドβやAGESなどを考えると理が通る。
虫歯も理が通る。
オフィスで働く、サラリーマンには味方かもしれませんが、大学生までの学生やプロのスポーツ選手、工事現場などでの力仕事に従事する人などにおいては、効率の良いエネルギーですよね。
私もフルマラソンの時はビタミンB入りの吸収率の高いブドウ糖をかじりながら走っています。
糖質制限食でまだ空腹感がある時に糖質を少しだけ食べると満足感があるので一日一回くらいは許容してます。
玄米で茶碗1~2杯やお芋2、3つぐらい。
こんばんは。
糖質制限で本当に痩せるの?
と言う質問ですが、よろしいですか?
小生、BMI約30。
何回も糖質制限を無視し、β細胞を相当壊してしまったと思われます。
朝食抜き、12:00血糖値133mg/dl。
HbA1c5.5。
お酒は、結構飲んでます。最低でも(ウイスキーダブル3杯)
これで、5.5って、なんなのでしょう?
低いことは喜ばしいことですが・・・。
尿酸値は、9.6。
薬、飲んでます。
血圧」、朝は、170ー100程度。
アバプロ:100mg朝のんでます。
半年で
・糖質制限で5.5まできた。
・血圧は、服用しても下がらす。
・尿酸値は、9.5 9.6さがらす。
薬の効果は、次回です。
糖質制限しているにも関わらす、体重減少なし。
血圧、尿酸値高い。
どうすればいいのか、暗中模索です。
糖質制限は、もちろんですが、他に何かありますでしょうか?
>読者さん
>糖質制限がアレルギーに良いと言うのは疑問を感じています。 根拠が乏しい。断食で腸がきれいになるのでアレルギーが良くなるとの考えの方がよっぽどまっとうな根拠に見える。
・・・断食で腸が綺麗になる
人のお腹の中をいじくりまわした経験から言えば、下剤と浣腸で簡単に腸の中は綺麗になりますけど、それではアレルギーは改善しません。
また、宿便なんて言葉がありますが、あれは胎便と同じで、腸管上皮がはがれて(常に新生するので)それを腸内細菌が餌としてかろうじてたまったものが出てくるだけで、腸にたまった汚れなんかではありません。
糖質制限でアレルギーがどうしてよくなるかと言えば、根拠として可能性があると私が考えているものの一つはこれです。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24003916
内臓脂肪の恒常的な、あるいは炎症誘導された自然免疫状態が関係すると思われます。
ここに変動を与える可能性があるのが内臓脂肪量の現象なのですが、糖質制限で劇的に変動する人もいれば、もともと少ない人は断食のようなもっと激しい代謝の変化が必要なのだと思います。
また、もうひとつは腸内細菌の劇的な変化です。
ただしこれも、個人差があります(もともとの腸内細菌バランス)。
抗生剤一つで簡単に変わりますしねえ。
ま、人それぞれに知識の範囲で考えて解釈していただくということでいいのではないでしょうか。
結果が一番ですから。
追記(訂正):内臓脂肪量の現象⇒内臓脂肪量の減少 失礼しました。
>NONBEIさん
コメントありがとうございます。
これは答はシンプルだと思いますが、断酒、もしくはウイスキーダブル1杯以下に抑えて糖質制限して見られたらいいのではないかと思います。
糖質制限をどの程度に厳密になさっているのかわかりませんが、アルコールをそれだけ飲んでいると肝臓にかかる負担はかなり大きいものなので、糖新生もなかなかできないのではないかと思います。
糖質制限で痩せる理屈は
1.糖質を食べない⇒2.糖質を体内で作る必要がある⇒3.アミノ酸を材料に、体脂肪をエネルギーにして糖新生を行う(体脂肪の一部は糖に変わる)⇒4.内臓脂肪が減って痩せる
ということですが、お酒を毎日大量に飲んでいると、あるいは肝機能が極端に落ちていると糖新生が追い付きません。
お酒をやめてみるか(無理ですよね^^;)、ダブル1杯程度まで減らすかしてみてください。
尿酸値は私も下がりませんが、それだけ毎日アルコールを入れていれば下がらなくても仕方ないかなと思います。
また、尿酸が下がらない人のある程度の方々は遺伝的な問題があり、排せつ機能が低かったりもします。
ともかく、痩せるためには健康な肝臓が、もしくは酷使されていない肝臓があることが重要です。
追記:アルコールを大量に摂取していると、糖新生が追い付かない、つまりきびしい糖質制限を続けるのは辛いのではないかと思います。だから糖質を多少は取らないと耐えられない。すると多少はインスリンが出る。すると内臓脂肪がなかなか減らない。
というよくないサイクルもありうるかと。
先生こんにちわ
糖新生とアルコールについて質問させてください
現在、糖質制限で1日当たり、50g以下の糖質摂取量だと思います。それに加えて、お酒が好きでほぼ毎日飲みます
(度数から単純に換算して70gほど・・・)
アルコールを摂取すると、肝臓の糖新生は抑制されるそうですが、すると体は糖質不足となるということでしょうか
そうすると、エネルギー不足となりいろいろと体調不良の原因となってしまうのでしょうか
>はくさいさん
はくさいさんもダブル3杯は飲んでるということですね(笑)。
これは肝機能のキャパによると思います。
いろいろと個人差がありますので、糖質制限しながらお酒を飲んでいて体重減少がまあそこそこあって(BMIが27未満で)、肝機能の数値がよければ大丈夫ではないでしょうか?
このブログのお酒と糖質制限のカテゴリの記事を読んでみてください。
内臓脂肪の減少ですが、私の周りのランナーで走り始めて痩せた人は沢山いますが、みな、花粉症が治ったという人は一人もいませんでした。実際私も20KGぐらい痩せましたが花粉症は一向に良くならず、さらにその後、糖質制限して期待したのですが、花粉症の症状が軽減どころか、何も変わらなかった。
ところが一日一食にした所ものの見事に一切の症状が無くなりました。20年苦しんだ、花粉症の症状が嘘のように無くなりました。
小食が良いのか、断食が良いのか、判りませんが、その一食は糖質を多少、取ってもほとんど症状が出ません。
2食ぐらい食べると少し症状が出るのでまた、戻すとすぐ効果てきめんに症状がなくなりました。
自分でも根拠はわかりませんが、ネットで調べると甲田光雄先生が説明しています。正しいかは専門家では無いので私にはわかりませんが、効果は抜群で、一日一食にすると、3日程度で完全に症状が無くなります。
>読者さん
なるほど、体験されているだけに説得力がすごいです。
>20年苦しんだ、花粉症の症状が嘘のように無くなりました。 小食が良いのか、断食が良いのか、判りませんが、その一食は糖質を多少、取ってもほとんど症状が出ません。
短時間でも断食状態がいいのでしょうね。
ただ、花粉症や皮膚炎の症状改善に糖質制限が奏功する人々も間違いなくいますので、断食を称賛して糖質制限を否定するのはまたいかがなものかとは思います。
糖質制限で改善する人もいれば、断食でないとダメな人もいる、これはその人の遺伝子配列などの先天的な体質の問題を考えれば、どれもありだと思うのですよね。
いずれにしろ、こうやって複数の意見を書いていただいて考えることで、これから理論や根拠の基になるモチーフが見つかりそうな気がしますね、コメントありがとうございます。
横レスすみません。
私も20年来の花粉症で、内服薬だけでは効果無く、レーザーで粘膜焼いたり、鼻柱隔湾曲症の矯正手術したり色々やってましたが、あまり効果が無くシーズン毎にほとんど鬱状態になってました(とくにシーズン始めが酷かったです)。
私の場合、糖質制限始めてから去年、一昨年のシーズン共に軽快して、
特にひどい時にアレロックを頓用するだけで済むようになりました。
必需品だったマスクも止めれました。
(目の痒みだけが残ってるんですがそれも随分軽くなりました。別途ドライアイがあるのも影響してると思います。)
やはり、個々人の体質によるのでしょうね。
癌治療の分野で遺伝子解析で個々人に最適な治療法を模索する試みを公的に始めて話題になってるそうですが、同様のアプローチが糖尿病、糖質制限の向き不向きなどにも広がってくると良いですね。
「がん 治療選択へ遺伝子解析http://news.yahoo.co.jp/pickup/6180775
横やりを失礼します。
私は栄養士です、ですので従来の栄養学では断食・小食の意義は認識しておりませんでした、むしろ「絶対しないでください」という立場でした(一応専門家ですから…)。
ですが糖質制限を実践し、しぶしぶその効果を理解し、納得したら、脂質、タンパク質の在り方が鮮明に見え始めました。でも、気のせいかもしれません(思い込み~かもねって意味で)し、まだまだ勉強中なのですよ、わかんないことも多いですし。
でも、そーなるとですね、絶食・小食の意義も見えだすんですよ、それが必要な人もいるって確証が認識し出したんです。
従来の栄養学の間に、糖質制限の考えがクッションとなり、絶食の有意義へと科学的に繋がる。
そーいう意味で新たな世界を広げるきっかけになるという立場ではないでしょうか、糖質制限って。
その結果、糖質制限から離れたり、より極めたり…してもおかしくはないと思いますよ。
当然ながら「糖質制限の効果ってないのでは?」という方もおられるでしょう。これは逆に言えば従来の栄養学の「カロリー制限の効果ってないのでは?」という方も当然おられるはずでしょう。
いずれは小食・絶食の適切な栄養指導も科学的にできるようになるかもしれません。
そして未来を期待して「糖質制限を超えた、より万人に当てはまる最適な栄養摂取方法」も出てくるかもしません。
書いててなんですが、個人的な感想をずらずらと…なので、上手くまとまってませんね(笑)
カルピンチョ先生、問題をかき回してしまったら、ゴメンナサイ
先生こんばんわ
血糖値改善に効果のある食べ物について、質問させてください
先日、インターネットで見ていたら、琉球大の医学部が、ガンマオリザノールが、膵臓のβ細胞を保護して、インスリン分泌の改善に効果があるとの研究を発表しているものを見つけました
ものは試しですので、さっそくサプリメントを探して取り寄せてみることにしました。
糖質制限しているので、わざわざ高いお金だして、果たして効果があるのかどうかも分からないものなのに、そんなもの買わなくてもいいと思う一方で、どこかで、炭水化物を普通に摂取できるようになれるかも、との未練があるのかもしれません
質問というか、たんなるコメントになってしまってすいません
>カイゴロンさん
カイゴロンさんは糖質制限で花粉症がなおるのを実感されたのですね、良かったです。
>やはり、個々人の体質によるのでしょうね。
・・・そうですね、その影響は大きいと思います。
それともうひとつ、先にコメントくださった読者さんの周りでは誰も糖質制限では改善しなかったということについてですが、
仮にそれが長距離ランナーばかりであった場合、毎日外を一定時間走る人たちですから、スギ花粉への暴露量や排気ガスなどの免疫的アジュバントへの暴露量もかなり大きい集団だと思うのですよね。
体内に入るアレルゲン量やアジュバント量が多い集団と、そうでない集団というのも考慮すべき要因なのかなと思いました。
いろいろ考える要素が多いですよね。
>糖尿人の息子さん
コメントありがとうございます。
えっと、まずは一言、私は小食や断食の効果を否定しているわけではありません。
「断食すると腸がきれいになるからアレルギーが治る」
という論理にだけ、私は納得できていないわけで、そこのところご確認くださいね。
人は様々ですから
「糖質制限でアレルギーが治ったよ、やったあ!」という人の集団もあれば
「糖質制限ではアレルギーは改善しない、断食じゃないとダメ。」という人々もいるのでしょうね。
面白いですよね。
そして、ポリシーとして
自分でうまくいったことは信用するけれども、自分でうまくいかなかったことは信用しない。
それを自分に限定してそう考えるのはとてもいいことだと思います。
だって、自分の人生に取ってみれば、その方が有益ですから。
ただしそのときに、自分でうまくいかなかったものを他人の人生においてもすべて否定する
それは危険だと私は思います。
そこもちょっとこだわったので、読者さんのコメントに反応しただけのことです。
何度も書きますが、一日一食や断食の効果について否定するものではありません。
「断食すれば腸がきれいになるからアレルギーがよくなる」という論理に対してだけは開腹手術を何度も経験したもの(術者側)として否定させていただきました。
開腹手術の場合、下剤と浣腸で腸を空っぽにすることが多いのですが、開腹術後に花粉症が改善したという話を聴いた覚えがないものですから。
・・・もしかして、開腹術後に花粉症が改善したという経験をお持ちの方いらっしゃったらコメントいただけると嬉しいですねえ。
脱線した返信ですみません。
>通りすがりさん
コメントありがとうございます。
そしてガンマオリザリノールに関する情報もありがとうございました。
琉球大学の益崎先生のグループの研究ですね。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25594697
Endocrinology. 2015 Apr;156(4):1242-50. doi: 10.1210/en.2014-1748. Epub 2015 Jan 16.
γ-Oryzanol protects pancreatic β-cells against endoplasmic reticulum stress in male mice.
Kozuka C1, Sunagawa S, Ueda R, Higa M, Tanaka H, Shimizu-Okabe C, Ishiuchi S, Takayama C, Matsushita M, Tsutsui M, Miyazaki J, Oyadomari S, Shimabukuro M, Masuzaki H.
不勉強にして気づいておりませんでした、ありがとうございます。
膵臓のβ細胞の培養細胞株として有名なMI6を用いて実験して、さらに糖尿病を誘発したマウスでも改善効果(β細胞の保護効果)が見られたというもののようですね。
さて、gamma-oryzanolに関してPubMed検索してみたところ、韓国の研究者のこういう論文も見つけました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26083118
Nutrients. 2015 Jun 15;7(6):4851-61. doi: 10.3390/nu7064851.
γ-Oryzanol Enhances Adipocyte Differentiation and Glucose Uptake.
Jung CH1,2, Lee DH3, Ahn J4,5, Lee H6, Choi WH7, Jang YJ8, Ha TY9,10.
こちらは、ガンマオリザノールが脂肪細胞に働きかけて、GLUT4の発現やグルコースの取り込みを亢進させてインスリン抵抗性を改善するという論文です。
こちらは有名な前脂肪細胞の株である3T3-L1細胞での実験結果です。
これらから考えられるこの物質の効果は
1.膵臓のβ細胞に直接働きかけてストレスに強くする、保護作用が1培養細胞に対して確認できた。
2.脂肪細胞の前駆細胞に働きかけて、グルコース取り込みの改善した脂肪細胞を生み出すので、グルコースの脂肪細胞への取り込みが亢進して、インスリン抵抗性が改善することが推察できた。
ということになります。
そうすると、ひょっとしたらマウスに投与した際のβ細胞保護効果には、
「脂肪細胞でのインスリン抵抗性が低下したことでβ細胞への負荷が低下した。」
ということの影響も考えておくべきかなと思います。
どちらにしろ、2型糖尿病の人が糖質を摂取した場合にβ細胞への負荷を軽くしながら食後高血糖を下げるという意味では価値のあるサプリメントかなと思います。
でも、糖質制限している人のβ細胞の保護効果があるかどうかはわからないですね。
糖質食べないだけで膵臓のβ細胞への負荷は激減している状態ですからね。
でも、上に書いた理論とは異なる、何らかのメカニズムに基づいたよい効果がまだわかっていないのかもしれないです、それは否定できません。
もしもよい効果が得られたら、ぜひ教えてくださいね。
結果だけでけっこうですから。
横からのでしゃばりを失礼します。
「糖質制限は万能の健康法ではない」確かにおっしゃる通りと思います。
むしろ、糖質制限は、(糖尿病以外にも)糖質過剰摂取によって引き起こされていた何種類かの不調や、慢性的疾患が改善される(正常な状態に近づく)効果がある、と考えるべきでしょう。
グルコーススパイクによる血管の損傷の改善。さらに、以前の先生の記事(http://低糖質.com/review/cat2/)でも説明があったように、内臓脂肪増加に起因する全身の炎症状態の改善。これらによって、当然改善が見込まれる慢性的疾患はいくつかあると、素人でも想像はつきます。
その一つが、多くの人が苦しめられ、手術以外には抜本的な改善策がないと思われている、さるポピュラーな症状。
「痔」でございます。
このブログの報告例にも「痔が改善した」というコメントは見当たらないようですし、他でもちょっと見た記憶が無いので、ちょっとググッててみましたら、少数ですが痔が改善した、というケースはあるようです。
今まで報告していなかったのですが、実は私自身が「糖質摂取量を減らし始めてから痔の症状が改善した」一人なんです。
以前は時折思い出したように患部がひどく腫れ上がり、疼痛でまともに歩くこともできないような状態が、年に数回起こっていました。ところが、糖質摂取量を減らし始めてからこのかた、一度もあの耐え難いような疼痛が起こっていないのです。
「本当に良くなったのかな?また思い出したようにあの症状がぶり返すことはないのかな?」と思いつつ、気がついたら3年ほどが経過。どうやら糖質制限のおかげであの症状からはほぼ解放されたみたいです。
報告例が少ないのは、口にしにくい話題だからでしょうかね。あるいは、私のように「時折症状がひどくなる」タイプでは治ったのかどうか確信が持てない、という人もあるかと思います。(ひょっとしたら、症状が出ないために、病気のことをすっかり忘れていた、というケースもあるかも(^^ゞ)
ともかく、痔に悩まされている人には、糖質摂取量を減らすことが、有効な選択肢の一つとなるのではないかと思われます。ほんとうに有効かどうかは、十分な数の事例を集める必要はあるでしょうが。(論文のネタにはなるんじゃないでしょうか。どなたかやりませんかねw)
ところで、私自身の痔の発症は、小学校低学年の頃だったと記憶しています。その頃はヒョロヒョロに痩せた子供だったので、内臓脂肪蓄積による炎症とは無縁だったと思います。体質によっては、子供でも糖質摂取は好ましくない、という一例でしょうか。
>Toshiさん
おひさです(^^)/、投稿ありがとうございます。
> その一つが、多くの人が苦しめられ、手術以外には抜本的な改善策がないと思われている、さるポピュラーな症状。 「痔」でございます。 ・・・今まで報告していなかったのですが、実は私自身が「糖質摂取量を減らし始めてから痔の症状が改善した」一人なんです。
・・・にゃんと!
そうなのですかあ!
というのを読んで英語圏でググってみましたが、痔と低糖質でちょっと見ただけでは見つからなかったです。
糖質制限して便秘になって運子硬くて切れぢになった、ってのはありましたが(笑)。
英語圏でも情報が少ないのでしょうね。
確かに、痔核周囲には慢性的な炎症が起こっていると考えられるので、
それが落ち着くという効果があるのかもしれないですね。
体重が減るとか、血圧変動がなくなるとか、
食後高血糖という血管内皮にとても悪い一日三回の負荷が消えることで、
痔核の血管内皮細胞の状態が改善することが考えられますよね。
なるほど~
ありがとうございます!
痔と糖質制限について調べてみたいと思います(^^)/
こちらに面白い方がいます。
某大先生をやたら揶揄する癖があるのですが、まぁ、ご本人はすっかり糖尿病を治した経験から、糖質制限を否定されています。
ちょっと真似できる運動強度ではありませんが (笑)
http://ojyokoita.blog.fc2.com/
そもそも一日一食でも何の問題もないのは糖質をあまり食べないと血糖値が安定してお腹が空く感覚が無くなったせいとはいえるのですが、。
糖質制限をする前よりもした後の方がたぶんほとんどの人で食べる量が減っていると思います。
私の場合かつては昼飯をガッツリ食べていましたので食べる量はほぼ半分以下になっています。
運動量は変わりません。
さらに糖質制限をすると便の量は激減します。
当然腸の中を通る食物と言う異物、発がん物質、アレルギー物質が体内を通過する量も激減するわけで、肉ばかり食べると大腸がんになるという論理はおかしくなります。
免疫と腸の関係など素人で何もわかりません。
判っていることは糖質制限をすると便の量が激減してさらに以前に比べてお腹も減らないので実際の食事量も減る。
そのことによって以前の半分以下まで腸を通過する異物の量が減ることによってアレルギーの症状が改善したという、自分の事実だけです。
判らないですがランニングで週末は30K、40K平均で走っていても一日一食で過ごせアレルギーも改善し快適に過ごせる事を考えると、
現代人にアレルギーが多いというのは食べ過ぎではとの想像してしまいます。
カルピンチョ先生はじめまして。
アドバイスを伺いたく・・・
私、BMIが太りすぎに入ったことをきっかけに
2015年8月6日から糖質制限を始めまして1日60Gの糖質量を目標にして頑張っております。
8月初旬に79KGから現在68KGまで落とすことができました。
年齢 40歳
性別 男
身長 167CMです。
昨年の人間ドックの数値から
肥満度・腹囲・尿酸値・中性脂肪が基準値になり糖質制限はなんと素晴らしいものかと思っていた矢先、会社の保健婦さんから連絡があり、総コレステロールとLDLコレステロールが高くなっているから、病院に行って治療を受けなければいけないと言われてしまいました。
総コレステロール217→352
LDLコレステロール140→289
そもそも、炭水化物をたんぱく質と脂肪に切り替えた食事にしているので、コレステロール摂取量は増えていると思います。
このまま続けていくことがいいのか少々心配になりまして、何かアドバイス等ありましたら教えていただけると幸いです。
>読者さん
現代人にアレルギーが多いのは
1.おっしゃるとおりに「糖質」の食べ過ぎ
2.複合的な環境汚染により刺激された免疫の暴走
3.石鹸やシャンプーの使いすぎによる皮膚バリアの破壊
が原因だと私は思っています。
おっしゃるとおりに、基本的に小食、一日一食にすれば「一日当たりのカロリー摂取量も糖質摂取量も減ります」から、糖質をある程度食べても内臓脂肪がたまりません。
これが最も重要であると私は思っています。
ですから、言いたいのは、
糖質制限でアレルギーがよくなる人もいれば、
糖質制限ではだめだけど小食にしたらよくなった人がいる。
それぞれの現象が存在することを認めていただきたいと。
というただそれだけのことです。
私は、うまくいけば何でもありだと思ってます(ベスト、セカンドベスト、望ましくないけどワーストじゃないから目をつぶるかというのをいろいろ含めて)。
自分や自分の身近の人でで成功したことだけを肯定して、自分以外の意見を否定することだけはやめていただきたいということです。
>RIOさん
彼のブログを読んでいる方が他から何度もコメントいただいています。
私のスタンスは、
「自分が納得できて、血糖コントロールがうまくいってるのであれば、好きにしていいんじゃないの?」
ということです。
糖質食べまくりでも運動すればいいという方はそうしてください。
私はそのスタイルを否定しません、個人の自由です。
(ただし、糖質を三度三度たっぷり摂取するとそれを処理する肝臓には負担がかかりますから、いくら運動しても、糖質摂取直後の肝臓には「糖質処理」とう重い負担がかかることは納得の上でチャレンジしていただきたいです。そのことは以前の記事で書いております。)
ですが、
運動できなくて、カロリー制限できなくて、糖尿病の薬を飲んでいてもどんどん状態が悪くなっている2型糖尿病のメタボな方のベストの生活習慣は糖質制限です。
これだけは譲りません。
理論的に考えることができる人なら納得していただけると思います。
>りんむーさん
確かに高めではありますが、血圧が正常であれば(というか改善しているのではないですか?)、そして肝機能異常がなければ、しばらくは様子見でいいかなと思います。
このコレステロールの話は私のブログでも何度か記事にしていますし、たくさんの方が質問され、それにつて私も返信しています。
http://xn--oqqx32i2ck.com/review/cat30/post_235.html
http://xn--oqqx32i2ck.com/review/cat30/post_236.html
江部先生のブログでも繰り返し議論されています。
それらの記事とコメントのやり取りはお読みになっていますか?
できればそれらをまずは読んでみていただければと思います。
シンプルにアドバイスを差し上げれば、最初に書いたとおりです。
血圧と肝機能が正常範囲であれば、すぐに心配する要因はありません。
脂肪が分解される影響もありますし、一時的に糖質代謝から脂質代謝への変化に時間がかかっているだけのことかと思います。
「運動できなくて、カロリー制限できなくて、糖尿病の薬を飲んでいてもどんどん状態が悪くなっている2型糖尿病のメタボな方のベストの生活習慣は糖質制限です。」
ベストかどうかはともかく、ファーストチョイスであることは間違いないかと思います。
紹介したブログでは、ちょいちょい糖質制限派の無理な引用(主に英語の研究や文献)を説明しています。
某大先生にも、確かに、「おいおい、それはちょっと」という無理な説明がありますね。
原発問題などにもありますが、こじつけをして、しかもそれを訂正しておかないと、感覚的に「この人はどうも・・・」となりますので、どの立場をとっても、最も気をつけねばならないことだと思います。
「正解は一つではない」と考えて、止揚していけばいいんではないでしょうか?
その意味で、貴ブログは貴重です。
紹介したブログで一番気になった部分は、
「結局、同化できない体であることが問題」という説明でした。
低いところでバランスを取るよりも、できるだけ高いところ(代謝が高い、体温が高い、筋肉がある)でバランスを取ることが、健康寿命につながるのではないかという漠然とした思いです。
>RIOさん
私のスタンスは、健康になると自分が実感できていて、糖尿病の諸症状から免れられるなら、糖質制限でなくても、どんな方法を取るのも個人の自由であり、個人でやればいいことであって、自分以外の方法を批判したり転進させようと頑張ることは必要ないというものです。
もちろん、糖質制限がベスト(問題の根本に向き合っている解決方法である)と私は思っていますので、糖質制限を実践される方の応援はしますし、理論的な説明もします。
ですが、それ以外の方法をとっている人のスタイルを否定したり批判したりはしたくないということです(糖質制限を批判されれば反論はしますが)。
まあ、みんな大人なんですから(精神年齢R15指定のブログということでお願いしますw)、自分で考えて自分で選択して自分が一番だと思う方法を述べてもらうことはぜんぜんOKです。
論理的に納得できない場合には反論しますが、逆に論理的に納得出来れば、なんでも受け入れる人間でありたいと思っています。
>紹介したブログで一番気になった部分は、
>「結局、同化できない体であることが問題」という説明でした。
>低いところでバランスを取るよりも、できるだけ高いところ(代謝が高い、体温が高い、筋肉がある)でバランスを取ることが、健康寿命につながるのではないかという漠然とした思いです。
・・・基本的に毎日たくさん運動して筋肉を付ければ健康になれるというコンセプトのブログだったかと思います。
しかし現実には糖質を過剰に食べて運動や労働でそれを消費するという方法は「肝臓にかかる負担」を無視しています。
昔の労働者が小麦やコメをたくさん摂取して重労働に耐えて糖尿病を発症しなかった、というのと同じことです。
でも、彼らは長生きはしてませんでしたから、年を取ってからも糖質取りまくって筋肉で消費するという生活に肝臓が耐え続けられたかどうかは不明です。
またそもそも、筋肉量が減り、運動能力の落ちる70代、80代になった時にはその方法は通用しません、頑張って60代までの方法だと思います。
したがって、糖質摂取量を減らすのがベストであり、糖質を摂取して、それを消費する目的の筋肉負荷をかけるのはセカンドだとわたしは思っています。
ただし、糖質制限した上で、適度な運動をすることは良いことだとは思います。
その場合、コロッセオで猛獣と戦う格闘家のようなマッチョの筋肉ではなくて、
マサイ族のような狩りもできる長距離ランナーのような筋肉がベストだろうなと思います。
格闘家の筋肉を維持するためにはたくさんの糖質摂取が必要で、それにより内臓へ糖質処理の負担をかけることは避けられません。
ですが、長距離ランナーの筋肉の維持のための糖質摂取はゼロかごく少量で済みますから。
って、例外の話をしだすと果てしないですね、やめておきます、この辺で。
故人ですので話題にするのに憚られる所もあるかと。
先生のご判断で無視してください。
太く短くである意味本望だったかもしれませんが気になるニュースです。
この方も超闘士特化型ですよね。
「訃報:ジョナ・ロムーさん40歳=ラグビー元NZ代表 - 毎日新聞」http://mainichi.jp/select/news/20151118k0000e060197000c.html
ああ、なんか松任谷由美さんのノーサイド思い出してしまいました。 あれもラグビーですもんね。
サビの歌詞の切なさ。
ほんと「何を犠牲にした」んでしょうか…
「・・・基本的に毎日たくさん運動して筋肉を付ければ健康になれるというコンセプトのブログだったかと思います。」
確かに。でも、それほど強度の運動でなく、素人でもそく実践できるものも紹介されているので、参考にはなります。
「しかし現実には糖質を過剰に食べて運動や労働でそれを消費するという方法は「肝臓にかかる負担」を無視しています。
昔の労働者が小麦やコメをたくさん摂取して重労働に耐えて糖尿病を発症しなかった、というのと同じことです。
でも、彼らは長生きはしてませんでしたから、年を取ってからも糖質取りまくって筋肉で消費するという生活に肝臓が耐え続けられたかどうかは不明です。」
江戸期からの先祖調べをしています。生まれてすぐとか、病気・戦死・戦病死で、若死にしている以外は、70代当たり前。90代はさすがにいませんが、80代も多い。
彼らが食べていた物は、一日四合の穀類(米+雑穀)に大豆に野菜に多少の魚。
まぁ、うちが長生きの家系なのかもしれませんが。
江戸時代の飢饉用の備蓄根拠に、男性四合・女性二合と書いてありました。
肝臓にかかる負担はミクロで見ればそうなのでしょうが、人間は複雑系。プラスもあればマイナスもある、というのが実際なのかなと、推測しております。
カルピンチョ先生
ありがとうございました。
今年の8月から先生の記事を貪るように過去分から見ていましたが、完全に見落としていました。
ごめんなさい。
血圧も正常値で推移しておりますので、今後も糖質制限頑張っていきたいと思います。
今後、LDLが更に高くなったら記事に書いてあったアポBを測定してみようと思います。
たびたびですみません。
親父が90歳。デイサービスに通っています。
介護度2です。
やはり、筋量が大事です。
筋量がないと、動けない、動かない、食べられない、食べると太る、ぼける。悪循環です。
最悪は、骨粗鬆症。そして、転んで骨折、寝たきり。
高齢になるほど、筋量の維持が大事かと、親父を見ていて思います。
>匿名希望さん
そうですね、相撲を引退された方でも生活習慣病での早逝の話をたまに伺います。
うまく普通の生活に戻れたらいいのですけどねえ、個人差がありますもんね。
>匿名希望さん
うん、でも、彼は太く短く充実した人生だったのではないでしょうか。
残された家族はしんどいですけどね。
>RIOさん
ご先祖様、長生きなんですね。
以前にこんな記事群を書いておりました。
http://xn--oqqx32i2ck.com/review/cat29/post_185.html
(ここからリンクで飛べるかと)
70代まで生きている人々は新型人類であった可能性もあるかなと。
私の両親も糖質食いまくりで運動しなくても大丈夫でした。
でも私はちょっと糖質摂取が続くと簡単に問題が発生します。
(毎日2時間ほど運動すれば大丈夫でしたが)
人間は複雑系、というか、人間は均一ではないですよねえ。
>りんむーさん
いえいえ、私のブログは深掘り連想ゲーム記事が多いので私自身、どこに何を書いていたのか探すのに苦労し始めております。
え?アラカンだから記憶力の問題?
いや、いやいや・・・(;^ω^)
>RIOさん
ありがとうございます。
そうですよね、少しでも多くの筋量を維持しておくのは、高齢になった時にとても大事です。
ですから、食事だけに頼るのではなくて、運動の習慣をつけておくことはとてもいいことだと思います。
でも、どうしても加齢とともに筋量は減りますし、骨や関節の加齢の問題で運動負荷をかけ続けることも困難になります。
つまり高齢になると50代、60代の筋肉を維持することはほぼ不可能で、それなりの細い筋肉しか維持できないケースが多数派だと思います(例外的なスーパー爺さんもいますけど稀です)。
そう考えた上で、運動できなくなっても高血糖になりにくい食生活にも慣れておくのが正解であろうなと私は考えております。
「つまり高齢になると50代、60代の筋肉を維持することはほぼ不可能で、それなりの細い筋肉しか維持できないケースが多数派だと思います(例外的なスーパー爺さんもいますけど稀です)。
そう考えた上で、運動できなくなっても高血糖になりにくい食生活にも慣れておくのが正解であろうなと私は考えております。」
確かに、親父は、旧制中学でバスケばかりやり、「それが自分の体を支えている」と豪語していました。85歳を過ぎて間質性肺炎で緊急入院するまで、毎週自分で車を運転してゴルフに行き、毎日近所を自転車で動いていました。いくらでも、より込んで話できる知り合いがいるおかげでしょうね。
若い自分に結核で、肋骨を三本だったか抜く手術をしていて、障害者手帳を持っていますが 笑
若いときの運動による筋量と、近所をいくらでもうろつける環境のおかげでしょうね。こうなると、何を食べるとかの問題じゃなくなってしまいますね。
ところで、話が変わりますが、グルコース・スパイクという言葉についてです。
糖質制限主張される方が、これを「体を傷つける」というニュアンスで書かれるのをみかけますが、スパイクには「(グラフや記録図の)波形の尖頭(せんとう); スパイク波形.」とう意味しかありません。競技用の靴のスパイクからくるイメージを込めているのでしょうが、こういうのはやめた方が宜しいのではと感じます。
貴ブログとは直接関係ない話で恐縮ですが、どこまでも、リアルに情報を集めたり読みたいもので。
>RIOさん
お父さんはスーパー爺さんだったのですね(笑)。
>若いときの運動による筋量と、近所をいくらでもうろつける環境のおかげでしょうね。こうなると、何を食べるとかの問題じゃなくなってしまいますね。
・・・そうですね、筋肉量を維持できる高齢者の方はライフスタイルの選択肢が広がりますね。
おそらくごくごく少数派の強い体力と精神力をお持ちの方々の一人だったんですね、羨ましいかぎりです。
RIOさんも豊富な筋肉量とそれを維持する日々のトレーニングで押し切れる口なんでしょうかね?
努力をされているとしても、それができるというのは恵まれていますね。
お父さんの遺伝子と子育てに感謝ですね。
>スパイクには「(グラフや記録図の)波形の尖頭(せんとう); スパイク波形.」とう意味しかありません。競技用の靴のスパイクからくるイメージを込めているのでしょうが、こういうのはやめた方が宜しいのではと感じます。
・・・確かに、グルコーススパイクというのは血糖値の急峻な上昇のグラフの様を指しているだけです。
どこで競技用の靴のスパイクからくるイメージを込めて使われているのか知りませんけど、それは確かに正確ではないですね。
まあ、でも、私も時々妙にしつこく正確な表現にこだわって、後で後悔してることが多々あるのです。
だから、「なんじゃこれ?」と、笑って流すのも心の健康のためには良いことではないかなと。
自分の心や考え方は変えることができても、他人のそれを変えることは容易ではないですから。
(他人から変えられようとしたときに自分が感じる反発心を考えればわかりますよねw)
で、ありふれた結論ですけど、
自分で糖尿病を理解して、自分で方法を選択できて、
そして納得できる結果が得られているのであれば、
なんでもありでいいです。
みんながそれぞれの体質や性格にあったベスト(と思える)方法に巡り合えて、
糖尿病の合併症に苦しむことなく快適に過ごしていけたらいいなと思っています。
楽しく病気を克服しましょ♪
時々ですが楽しく拝読しています。
ちょっと気になったのですが、上記で読者が紹介されているブログ(http://ojyokoita.blog.fc2.com/)についての、カルピンチョ先生のご理解が間違っている気がします。
かのブログの主意は、「カロリー制限+筋肉量を増やす運動」です。特に、糖尿病になってしまっている人は、まずは「脂質」から減らしてカロリーを抑えるということです。
カルピンチョ先生がご指摘のようなこと(「糖質食べまくりでも運動すればいい」「糖質を過剰に食べても運動で消費すればいい」など)は一切書いていないと思います。
また、歳を取ったら若い頃のような運動ができなくなるのはその通りでしょうが、だからといって、できるうちから運動をしないのはたんなる言い訳というか、ずぼらなだけのような気がしますが。
糖質制限推進派は、「とにかく運動したがらない奴ら」と、ある意味、まとを得た批判を受けがちなので、上記のブログも、趣旨を正しく理解した上で考慮されるべきかと思います。
まぁ、糖質制限業界の先生方をこき下ろした内容が多いので、好感が持てないというお気持ちもわかりますが。
先生、こんにちわ
最近、どうもお酒の量が増えすぎて困っています
糖質制限は、もちろん続行中ですが
かなり厳しめです
空腹感が強く、それを紛らすために、飲んでしまうという
悪循環に陥っています。
そこで、禁酒期間を設ける為に、一時的にご飯を食べてさっさと寝てしまおうかとおもったりしています
この場合、どの程度の身体的リスクが伴うのか不安があり
なかなか実行できません
もちろん、禁酒期間がある程度出来たら、糖質制限に戻ります
アルコール依存症の問題とも思いますが、何かいい方法がありましたらご教授願います
「RIOさんも豊富な筋肉量とそれを維持する日々のトレーニングで押し切れる口なんでしょうかね?
努力をされているとしても、それができるというのは恵まれていますね。
お父さんの遺伝子と子育てに感謝ですね。」
お蔭様で、半肉体労働者なので、一日3000キロカロリーくらい食べても、全然太らないし、むしろ、体重が減ってしまいます。お米も、一日六膳くらいになります。勿論、お米だけではなく、パンも麺類も食べますが。
食べ物には気をつけています。オーガニック系の野菜と良質の肉と魚。そして、油は米ヌカ油とオリーブオイル。さらには、蒸し料理が多いです。
筋量は意識しています。日中も出来るだけ歩く。そして、ひたすら、スクワットですね。いわゆる運動をしている時間がないので。
「みんながそれぞれの体質や性格にあったベスト(と思える)方法に巡り合えて、
糖尿病の合併症に苦しむことなく快適に過ごしていけたらいいなと思っています。」
本当ですね。みんな違って、みんないい、ですよね。
家族だって、全員私と同じ保証はないので、情報はできるだけ先入観を持たないように集めています。
>葉隠さん
コメントありがとうございます。
>カルピンチョ先生のご理解が間違っている気がします。 かのブログの主意は、「カロリー制限+筋肉量を増やす運動」です。特に、糖尿病になってしまっている人は、まずは「脂質」から減らしてカロリーを抑えるということです。
・・・あれ、そうなんですね?失礼しました。
そうすると、食事に関して言えば日本糖尿病学会の勧めるカロリー制限と基本は似ているのですね。
カロリー制限で下げきれない血糖は薬を使って下げるのが日本糖尿病学会。
薬を使わずに筋肉を増やして下げるのがかのブログ、ということですよね?
>カルピンチョ先生がご指摘のようなこと(「糖質食べまくりでも運動すればいい」「糖質を過剰に食べても運動で消費すればいい」など)は一切書いていないと思います。
・・・これまた失礼しました、すみません。(;^ω^)
以前に読ませていただいたときに、
「俺は筋肉量を増やして糖尿病が治ったから牛丼を食べたぐらいでは血糖が上がらない。だけど、糖質制限している奴らは牛丼食べたら血糖が上がるのだから糖尿病が治ったとは言えない。」
みたいな記述を見た気がしていたものですから。
でも、仮にそう書かれていたとしても、
「糖質食べまくりでも運動すればいい」「糖質を過剰に食べても運動で消費すればいい」などと書かれていたわけではないですものね。
ごめんなさい。
>また、歳を取ったら若い頃のような運動ができなくなるのはその通りでしょうが、だからといって、できるうちから運動をしないのはたんなる言い訳というか、ずぼらなだけのような気がしますが。
・・・これはまさしく葉隠さんのおっしゃる通り、ずぼらですね。(笑)
糖質制限して高血糖が改善して、高血圧が改善して、肝機能異常が改善して、すっきり痩せても、運動はした方がいいですよね。
> 糖質制限推進派は、「とにかく運動したがらない奴ら」と、ある意味、まとを得た批判を受けがちなので、
・・・この表現は十羽一絡げに過ぎると思いますよ?
このブログの読者さんの中には長距離競技系のアスリートがたくさんいます。
ボディビルダーの方はお見かけしませんけど、どちらもそれぞれに運動だと思います。
>上記のブログも、趣旨を正しく理解した上で考慮されるべきかと思います。
・・・失礼いたしました。
以前に読んだきりなのですが、ともかく独自の方法を発見して公開していることは注目に値すると思っています。
「筋肉量を増やせば、糖尿病の症状を抑え込める」
これは素晴らしい発見だと思います。
日本糖尿病学会の先生方も運動しろとは言ってますけど、
「筋肉を思いっきり増やせ、増やすほどいいのだ。」
とは指導していませんからね。
>まぁ、糖質制限業界の先生方をこき下ろした内容が多いので、好感が持てないというお気持ちもわかりますが。
・・・こう書かれると、訪問して趣旨や主意をきちんと確認しようという気がなくなりますねえ(;^ω^)。
で、
何度も書きますけど、
糖尿病の症状を抑える方法は一つではないので、
自分の好みの方法で、納得の上で取り組まれたらよいと思います。
もちろん、理論的にいちばんが糖質制限であることは譲りません。
だって毒(糖質)を食べて病気になった人に
「毒を食べるのやめればいいよ。」
と言ってるのが糖質制限なのですから、最も合理的だと思いますよ。
でも、
毒だとわかった上でそれでも糖質を食べたいという人たちが
毒を食べながら、その影響が少なくなる方法を選択する自由、
それを批判するつもりはありません。
個人の自由です。
・・・わたしも一緒なんです。
尿酸を上げる毒であるとわかっている、
アルコール摂取をやめられないのですから。
飲ませてちょ(;^ω^)
>はくさいさん
毒物として、アルコールと糖質のどちらを取るか?
究極の選択ですよね。
う~ん、悩みますねえ。
( ・_・)ノ☆(*_ _)ばしぃ!! オマヘハイシャカ!
んと、糖質制限の利点をすでに良くご存じなわけですから、アルコール量を減らす分、糖質を摂取するなど、試して見られたらいいかなと思います。
無理はしなくていいですよ。
というか、きびしい糖質制限をしてもカロリー制限しなければ空腹感は感じないはずです。
まさかカロリー制限までされていませんか?
もう一度確認してみてくださいね。
厳しい糖質制限をされているのであれば、
理想体重(kg)×35kcalまでなら余裕でOKですよ。
理想体重(kg)×42kcalまでくらいでも、食べても大丈夫ですから。
もしも標準カロリーを摂取しながらの糖質制限で、空腹感が強いということであれば
やはりアルコール摂取過剰で糖新生が足りてないのだと思います。
糖質摂取をするアスリートは沢山いますし主流です。
一方で糖質制限するアスリートも沢山います。マラソンの川内さんやトレランの鏑木さんテニスのジョコビッチなどそれなりに居ます。
体重管理が簡単になりますから、多分業界的に多そうなのはモデル、芸能界などではと考えられます。
彼らの職業では運動量も少なく糖質は商売道具の体形を著しく醜くします。
人間は肉食動物と同様の内臓。
草食動物は糖からタンパク質を作ることができるのでタンパク質を取る必要が無い。
肉食動物はそれができないのでタンパク質を取る必要があるが、糖質は作れるので取る必要が無い。
ただし、人間には糖質を取っても血糖値を下げる唯一の消化器官である脾臓があり処理はできる。
脾臓は一度壊れると修復が難しい。
運動では糖質は重要な栄養素でマラソンなどのレースや毎日レースに近い練習をこなすプロの場合は食事及び、練習中に糖質の摂取が必要であり低血糖になり失速する可能性がある。
私もレース時はブドウ糖とビタミンB1を摂取する。
ただし、低強度の普段の練習であれば、逆に脂質代謝が活性化して新糖生の生産がより活発化する可能性もあり糖質を取らなくても問題なく活動できる。
ただし、プロの様に過ごしていると引退後も同様の生活では糖質の依存症となり、糖質中毒から抜け出せなくなる。
何十年もその生活を続けて来てむしろその事が運動のパフォーマンスを良くして居た訳でそれの反対をすることには抵抗があると思われる。実際に運動の栄養学などの本はほぼ全て反糖質制限の内容です。
その為学生時代体育会系などの人が社会人になって太りだす。
今対象となる人は毎日プロ並みの強度の高い有酸素運動をする人やプロ並みの強度の高い筋トレや瞬発系の運動をしている人の話なのか、社会人になって特に沢山の運動をして居ない人または運動はしているが趣味で有酸素運動をしている人とでは内容が異なる様に思います。
「今対象となる人は毎日プロ並みの強度の高い有酸素運動をする人やプロ並みの強度の高い筋トレや瞬発系の運動をしている人の話なのか、社会人になって特に沢山の運動をして居ない人または運動はしているが趣味で有酸素運動をしている人とでは内容が異なる様に思います。」
これは、確かにそうですね。
でも、むしろ、若いときに強度の運動と大食の人ほどむしろ、気を付けないといけないかもしれません。
それと、ジョコビッチは、グルテンフリー食なので、確か、米とかそばなどは食べていると聞きました。むしろ、チーズ・トマトも食べないとか。
カルピンチョ先生こんにちは。
現在の話題と関係ありませんが、ちょっと質問させてください。アルツハイマー病の治療に点鼻のインスリンがときどき話題になっていますね。
私が聞きかじった情報では、アルツハイマーの海馬あたりでインスリンが低下しているから、点鼻で補ってやれば良いというコンセプトのような…
しかし、以前カルピンチョ先生も記事に取り上げておられたように、インスリン分解酵素IDEはアミロイドβを除去する方向に働くのですよね。インスリンを補ったら返ってアミロイドβを増やすと思うのですが…
それに神経細胞にはGLUT 1があるから、インスリンを使わなくともグルコースを取り入れられるのでは?
もしお時間があれば、馬鹿なヘルミに教えてください。
>ヘルミ先生
インスリンの点鼻、理論的にはそうですよね。
でも、分解することでIDEが減るのを上回る効果がインスリン点鼻にはあるということで、相対的にはOKということになるのかな。
なんか理論的にはマッチポンプな感じもしますね。
でも、点鼻ってけっこう脳に直接行くからなあ。
IDEの発現はBioGPSで見ると脳に限ったことではないし。。。ぶつぶつ。
・・・・調べてからまたお返事いたします。(;^ω^)
カルピンチョ先生、さっそくありがとうございます。
ついでにお聞きしたいのですが、先のはくさいさんへのお答えの中の、
「厳しい糖質制限をされているのであれば、
理想体重(kg)×35kcalまでなら余裕でOKですよ。
理想体重(kg)×42kcalまでくらいでも、食べても大丈夫ですから。」
というのはどこで見つけられたのでしょう?
なお、このCalの中にはエタノールも入りますか?
(私も大酒のみですので気になります…)
よろしければ教えてください。
>ヘルミさん
>この数字のエビデンスを教えてください
Evidenceの論文を求められると、ありません、すみません。
ここに上げた数字は、論文ではなくて、英語圏のPaleo dietなどのフォーラムなどを読んで書いてある内容を参考に、自分でも実験してみた経験上、「50歳前後の中年男性がそのぐらいまでのオーバーカロリーまでにするなら、10%以下の糖質摂取量にしているならばまず太らないようです。」という数字です。
はくさいさんが糖質制限してあまりにも空腹感に悩まれているのが不思議で、もしかしてカロリー制限もして栄養失調になっているのではないかと思って、一度そのぐらいまでカロリー摂取量を上げてみてはどうかと、書いた次第です。
(糖質制限して体調を崩される人の多くがカロリー制限もされていますので)
ただし、バターやラードを大量に摂取するなど、意図的に脂肪の比率を上げてくると(例えば脂質摂取率を90%にするなど)、標準カロリー摂取でも太り易くなります。
これはたんぱく質と脂質では摂取した際に必要なエネルギー効率が異なることによると考えられます。
ですから、シンプルに数字で書くのはすべての人にとって正確だとは言えないですね。
あたかもはっきりとしたエビデンスがあるかのように書いてしまっているのが問題ありでしたね。
あの数字はあくまでもはくさいさんにむけたサジェスチョンであるということでご理解ください。
以後は気を付けます、お示しできるエビデンスがない場合は具体的な数字は書かないようにするか、断り書きを入れるか(これを書くと話はややこしくなるんですよね)、あるいはそれとも、そういう個人へのサジェスチョンは一切書かないようにしていきたいと思います。
また、関連する話にそれますが、
糖質制限する場合の摂取カロリーはどのぐらいがいいのかとよく訊かれますが、これは食べたいだけ自然に食べればいい、とふだんは答えています。
あえて数字を聞かれれば、自分の理想体重に25から35をかけたカロリー摂取が標準ということになっているから、その範囲で考えてください、ただ、開始当初は食後高血糖による快感が全く消えることで空腹感を覚える人がいるので、その20%増しぐらいまでは摂取カロリーを増やしても大丈夫ですよ、それでも糖質制限の効果が出ますから、と、お伝えしています。
根拠は上に書いたようにフォーラムなどの会話から頂いたもので、それに基づく、最大で理想体重×42kcalです。
でも、実際に厳しい糖質制限をしてみた場合、これだけの摂取カロリーを継続される方はほとんどいませんよね。
ヘルミさんも実感されてらっしゃると思いますが、糖質制限をしばらく続けていると(個人差はありますが半年から一年程度)、摂取カロリーが次第に減っていきます。
どうやら糖質制限すると糖質摂取しているときに比較してごく少ない食事量で問題なく生活していけるようになるようです。
(こちらは論文がいくつか出ていますよね、糖質制限した連中が痩せる理由は糖質制限ではなくてカロリー制限しているからだという論文も、反糖質制限派からも出ていると思います。)
しかしこれは体がそう言う食事にアジャストできてからの話で、最初からカロリーを厳しく制限すると低T3症候群などで悩むことになります。
だからそういう可能性のある人には、糖質摂取を部分的に復活させてみるか、糖質制限を続けたければたくさん食べてみてくださいとお伝えしています。
ということで、返信になりましたでしょうか?
ちなみに、私はアルコールは計算に入れておりません。
>ヘルミさん
最新の総説を読んでみました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26136647
フリーなので読んでいただければと思います。
論文中の図を見ればわかります。
1.インスリンシグナルはIDEの産生量を上げるようです。
2.インスリン抵抗性が上がるとシグナルがうまく伝わらなくてIDEの産生量が上がらないので、そこを点鼻インスリンでIDE産生を増加させて解決する、いうことのようです。
インスリン抵抗性の高い2型糖尿病の人に、内因性のインスリン分泌量では足りないからインスリンを投与してやればいい、それで血糖が下がるよ。
というのと同じ発想のようですね、点鼻インスリン。
と、こう考えると、過去の論文の解釈が間違っていたみたいですね。
糖尿病の人でアルツハイマーになりやすいのは、たくさん分泌されるインスリンがIDEを消費して、IDE不足がβアミロイドを十分分解できなくて貯めるということではなくて、インスリン抵抗性が上がるためにIDE産生量が減ることに根本的な問題があるようですね。
なるほど。
「じゃあ、メトホルミンでインスリン抵抗性を下げてやりながら糖質制限する方がいいんじゃね?インスリンの点鼻するよりまずは糖質制限からでしょ。」
という、いつもの結論に落ち着きますねw
カルピンチョ先生おはようございます。
ご丁寧なお答え、ありがとうございます。大変参考になりました。確かに、糖質制限6年目の私は(アルコールのカロリーを除けば)それだけカロリーを摂っているとは思えませんね。最近とみに思うのですが、食前酒(もちろん糖質制限的オーケーなもの)を呑んでいると、空腹感が消失してしまうのですが、やっぱりエタノールも熱量になっているのではないでしょうか? いくら蒸留酒でも飲みすぎれば太るな、と。個人的な感想です。
教えていただいた文献、読んでみます。ご教示ありがとうございました。しかし、糖質を摂取することが大前提の治療では、またおかしな方向に行きそうですね(笑)。
>ヘルミさん
>やっぱりエタノールも熱量になっているのではないでしょうか? いくら蒸留酒でも飲みすぎれば太るな、と。個人的な感想です。
・・・ここですが、そう思うときと違うかなと思うときとあります。
優先順位というか、肝機能との釣り合いというか、栄養になるときとならない時とに分かれるような気もするんですよね、バカ飲みした後の自分の変化の観察結果を思い返すと。
正直、わかりません。
以下は単なる独り言(妄想ともいう)です。
ラジオアイソトープラベルしたエタノールを飲んでみる実験をやってみないといけませんねえ。
誰か被実験希望者いないかな。(爆)
あ、でも、そもそも、放射線ラベルしたエタノールってkg当たりいくらぐらいで作れるのかな?
100万円以下では無理でしょうね・・・できたとして、国内でできる実験なのかな?
というか、日本では倫理委員会から許可そのものが下りないでしょうね。
単なる素朴な疑問だもんなあ。
世界的なアルコールメーカーとか実験のスポンサーになってくれないかな。
くれないよね(;^ω^)
カルピンチョ先生、こんにちは。
お酒飲むと肝臓は普段の仕事に加えて大きな仕事が1つ増えるので、それだけ色々なところに影響が出ているんだろうなぁ、と思います。
2度ほど、ハイボール数杯と糖質オフなおつまみで過ごした後に、わざとケーキとかチョコとかの糖質30~40gくらいなものを食べた事があるのですが、食べてから30分,60分,90分,120,150,180分と測っても血糖値は上がらないし、じゃあ食べた糖質はどうなってるんだろう?
なんて考えながら爆睡してました。;^_^A
体重に関してはまだ回数少ないのでわかりませんが、やはり人の身体は複雑怪奇なものなんだ、一筋縄では行かないんだ、と、思った次第です。
ほんと、面白いですねぇ。
記事に直接関係ないのですが、ふと思いつきました。。
語呂がいいのですでに誰か思いついているかも。
最近「断捨離」ブームのようですが、我々がやっているのは、銀シャリを断つ方の「断舎利」ではないかと。
(実際には「断」っているわけではないのですが)
「断舎利」をやっていて半年以上、非稼働状態になっている炊飯器もそろそろ「断捨離」の対象にしようかと思い始めています。
どうでもいいコメントで失礼しました。
※以前、五十代男性という名前でコメントしたことがありますが一般的すぎるので変えました。
>ishvaさん
糖質30~40gぐらいであれば吸収できるだけのキャパがどこかに残っていたのでしょうかねえ。
ただ、糖質制限状態で深酒すると多少は低血糖になるようなので、上がってないといっても下がった分で相殺されていて見えなかったのかもしれないですね。
で、糖質食べたけど爆睡した、と。
もしや、ハイボール数杯って超特大ジョッキで作ってません?
1杯しか飲んでないよ、って実は700ml以上飲んでたりして。
あ、いや、私と一緒にするなってねえ。すみません(;^ω^)
>たにぐちさん
断舎利はおコメのシャリである。
面白い言葉ですね、ナイスアイデア。
ストイックさを出さずに笑いながら言うのがポイントですよね♪
お釈迦様のお骨のイメージを微塵も感じさせないようにw
>もしや、ハイボール数杯って超特大ジョッキで作ってません?
えっへっへっへ、そこまで大きくはないですけど、普通のジョッキでお店で4杯飲んで帰ってきた後、自宅でマグカップに2杯ほどいただきましたから、まあそこそこだったかと(^^;
確かに30~40gなら、アルコール処理で下がった血糖値分と摂取した糖質の上昇分で相殺されてる、と考えるのがしっくりきそうですね。
人の身体は結構なマルチタスクで動いているみたいなので、アルコールで忙しくはなったとしても本来の仕事もある程度しているのでしょうね。
いやぁ、改めて、私の身体、立派です。
カルピンチョ先生、アルコールに関してこんなコメントを見かけました。
「糖質制限で18Kgやせた医師の記録」というブログの今日の記事で、
「アルコールの代謝において、NADという物質がNADHという物質に変化しますが、これは他の反応経路でNADに戻され、再度アルコールの代謝などに利用されます。
飲酒量が少量であれば、アルコールの代謝は順調に進むかもしれませんが大量に飲酒した場合、このNADの再利用が間に合わなくなるためNADHからNADに戻す反応として、肝臓で脂肪酸などの合成反応が起こります。大量飲酒は、結果的に中性脂肪の蓄積を招きうるということです。
アルコールを無害化するためなら体脂肪が増えても構わないという身体の判断は、ブドウ糖を体脂肪に変換する(ブドウ糖を無害化するためなら体脂肪が増えても構わない)のと似ていますね。」
だ、そうです。ご参考まで。
糖質制限も脂質制限もカロリー制限も、それぞれの原理主義派が色々いがみ合っているそうですが、代謝や脂肪燃焼等に絶対必要な栄養素(ビタミン・ミネラル・食物繊維・不飽和脂肪酸)を必要量摂取せず糖質・タンパク質・脂質の比重だけでカロリーや栄養バランスを何とかしようなどというのは単なるフードファディズムの延長でしかありません。
糖質制限に関しては人間が体内で作り出す糖質と性質が異なる糖質や糖質の異化を誘発する食べ物の摂取を制限していればよろしいかと。
つまり肉食時代にはなかった人工甘味料や添加物、遺伝子組み換え食品などの糖毒性について説くべきです。その点も考慮するべき。
>ishvaさん
けっこうお飲みでしたねw
>いやぁ、改めて、私の身体、立派です
はい、私も自分の肝臓に感謝ですww
>swordedgeさん
>それぞれの原理主義派が色々いがみ合っているそうですが、
・・・このように断定する根拠となった文献をぜひ教えてください。よろしく~。みんなそういってますとかいうあいまいなものでなく、ぜひ。
>代謝や脂肪燃焼等に絶対必要な栄養素(ビタミン・ミネラル・食物繊維・不飽和脂肪酸)を必要量摂取せず
・・・少なくともこのブログで書いている内容はそんなことなかとですばい。
>つまり肉食時代にはなかった人工甘味料や添加物、遺伝子組み換え食品などの糖毒性について説くべきです。
・・・?人口甘味料や添加物の糖毒性?糖じゃないものの糖毒性、どういう意味でしょうかあ???
・・・?遺伝子組み換え食品などの糖毒性?遺伝子を組み替えるということはアミノ酸配列を変えるということですよ、すなわちタンパク質の構造を変えるということです。糖じゃないですよ。
どうして糖毒性という言葉につながるのかなあ???
これら二点に関してもこのようにおっしゃる根拠となる文献を教えていただけましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
カルピンチョ先生、ご無沙汰しておりますm(_ _)m
あいも変わらず焼酎orウィスキーをたしなんでおります。
焼酎なら110gってことですよね、4ℓが3週間で無くなるのでそれ以上に呑んでますな(^_^ゞ
最近気になっているのが、ウチのTANITA君で測定すると体重は変わらず、内臓脂肪は上昇気味(2.5から3.5に上昇)、体脂肪量・筋肉率は変わらずってとこなんですが、前腕と下腿の血管が異様に目立つようになり、気持ち悪い・・・。家族に『その手はどうしたのかっ?』と言われて何のことやらと思ったら、骨や筋、血管が浮まくっていると言われ、やっぱり糖質を摂ってないのがいけないんじゃないのかとぎゃあぎゃあ言われてしまいました。毎日見ていると気が付かなかったんですが。
指輪も緩くなったし、去年はちょうどよかったブーツが緩くて靴の中で滑ってしまいます。
内臓脂肪・・・、コイツを減らしたいんですが。
>にゃんこにゃんこさん
快調にヨッパライフを満喫しておられるようですね。(^^;)
>前腕と下腿の血管が異様に目立つようになり、気持ち悪い・・・。家族に『その手はどうしたのかっ?』と言われて何のことやらと思ったら、骨や筋、血管が浮まくっていると言われ、やっぱり糖質を摂ってないのがいけないんじゃないのかとぎゃあぎゃあ言われてしまいました。
・・・アルコールのせい(糖質制限下での)じゃないかと思いますが(*´ω`*)
過剰量のアルコール摂取を慢性的に続けると脂肪の分解が亢進するという実験系があります。
その場合、内臓脂肪ではなくて、身体のために十分量あるべき皮下脂肪が分解されやすいと。
理屈としては、脂肪分解を抑えているインスリンの働きが弱まるから。
アルコールへの継続的な暴露は脂肪細胞でのインスリン抵抗性を高めて、脂肪分解を加速するというのですね。(正常でも脂肪の分解と合成は絶えず起こっていて、そのバランスが崩れる。)
さらに、加齢も脂肪分解を加速する要因のひとつであるようです。
糖質制限していると、食後の追加インスリン分泌が少ない分、インスリン分泌量は低めに保たれています。
その状態で過剰量の飲酒を継続すると、、、
というところが推測される原因でしょうかねえ。
いずれにせよアルコール摂取、量を減らした方がいいと思いますよ。
・・・自戒を込めてます(^^;)
初めまして、こんにちは。
もともと朝食はコーヒーで1日1、5食の生活だったので気楽に去年の5月から糖質制限を始めました。154cm53kgから48㎏まで落としましたが、途中で抜け毛が多いことに気づいてからは少し米も食べるようにしていました。48は4ヶ月キープしていましたが、正月10 日間好きなものを食べ2㎏増えてしまったので、宗田先生と釜池先生の本を読み新たにチャレンジしています。カルピンチョ先生のブログも読ませて頂きました。特に抜け毛のことについての不安が無くなりました。
今回血糖値測定器を注文し、もうすぐ届きます。今は一応健康体なのですが予防と美容?の為です。ケトン体を測定することも考えたのですが、まずは血糖値を上げないことを完璧にできてからケトン体を測れば良いかなと思っています。(両方測れる機種にしました)血糖値測定は基本のブドウ糖負荷試験から始める方が良いでしょうか?ブドウ糖を75g飲むというやり方がネット上にありました。糖質制限をしているのにブドウ糖を口にすることに抵抗があるのですが仕方ないと思われますか?ブドウ糖負荷試験をしなくても、空腹時と食後に検査するだけでも良いでしょうか?測定法方についてアドバイス頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。
>さくさん
75gブドウ糖経口負荷試験というのは、
その人が糖尿病かそうでないかを医療機関が判断するために行うものです。
やる必要はありませんし、体に悪いのでやらない方がいいですよ。
糖質を食べることを是とする日本糖尿病学会の先生たちでさえも
「糖尿病と確定診断がついた人に実施するのは禁忌である。」
とされています。
おっしゃる通りに食前食後のチェックで十分です。
どうしてもやってみたいのであれば、せっかくですから
1時間値、2時間値だけでなく、30分値、3時間値、5時間値
もチェックしたら、自分の現在の食後血糖の変化が見れますけど
糖尿病の可能性がない人
機能性低血糖の可能性がない人
はやる必要がまずありません。
追伸
ネット上で75g負荷試験を自分でやって公開している人たちがいますが、
多くの場合、危険な行為であることを知った上での狼藉ですから。
自分の体で実験ばっかりやってる変態さんたちです(爆)。
アドバイスありがとうございました。ブドウ糖負荷試験について勉強不足でした。教えて頂いて良かったです。
今の食事での食前食後、せっかくなのでアドバイス頂いた時間で検査をしてみます。今から楽しみです。ありがとうございました。
初めまして。
糖質制限で検索して、こちらにたどり着きました。
カロリー制限と運動で1年半かけて16キロほど痩せましたが、よく考えると、主食の量を減らしたり、糖質の摂取量を減らしていたのかもしれません。
(特にランチはカツカレーとか牛丼といったメニューからコンビニのサンドイッチ1つに減らすなどしていました)。
おかげさまで、
体重が 78キロ → 62キロ
血圧が145:95 → 120:75ぐらいまで下がりました。
服のサイズ、ウエストサイズがすぐにダブダブになってしまいます。
そこからさらにあと2キロ減らしたい(60ジャストにしようと)、と思い、初めて糖質制限ダイエットの効果を知り、早速実践しています(1食40Gの糖質メド)。
1か月ほど経過しましたが、体重は更に1キロ減りました。
そこで、疑問なのですが、例えばふすまぱん(ブランパン)などでは、糖質が10グラム以下、食物繊維5グラム以上、たんぱく質も15グラムぐらあって、150から200キロカロリーしかない、という理想的な栄養成分になっているものがコンビニでも販売されていますが、正直、栄養を逆算したような食品が本当に体にいいのか、少し不安なのですが、週に2・3回程度、1回100から200キロカロリーぐらいなら、食べても問題ないものなのか、ご知見があればお教えください。
なんか、都合よすぎるようなきがして。
>gonchanさん
ダイエット快調ですね。おめでとうございます。
体調もよいでしょう?
>という理想的な栄養成分になっているものがコンビニでも販売されていますが、正直、栄養を逆算したような食品が本当に体にいいのか、少し不安なのですが、
・・・ダイエットする前には何も気にせずに食べて来たものから体に悪い要素を取り除いたものなので、何を不安に思われるのかがなんとも不思議ですが、
>「そんな都合の良い食べ物があるわけない。」
・・・と思われるのであれば、食べなければいいと思います。
食物繊維ならほかの方法でも摂れますでしょう?
>食べても問題ないものなのか、ご知見があれば
・・・わたしは時々食べますが、学術論文になっているような科学的知見は知りません。
科学的知見を求めたら、それがある食べ物の方が断然少ないと思います。
また、科学的知見というのは抽出された人々や動物で調べるものであり、それが100%の保証につながらないということも常識かと。数千人の臨床データで問題なしとされた薬物が、数万人に一人ある体質の人が使った場合には重篤な副作用を起こすことがある、ということもよく知られた常識かと。
だから、科学的知見で体に悪いとかよいとかのデータがあったところで、あなたが食べた場合にどうなるのかはあなたの体でしかわかりません。
わたしからのサジェスチョンは、
「試しに食べてみたらいいんじゃね?」です。
これまでの人生で山ほど食べてきた体に悪い糖質製品のことを考えた時に、あなたが今さらパンの2個や3個食べることに関してなぜそんなにいぶかしがるのかが、私にはむしろいぶかしいです(;^ω^)。
ちなみに、ローソンのふすまパンなどの製品開発のコンサルしたのは、糖質制限の世界では有名な先生ですよ。表に出てませんけど。
>さくさん
アドバイスした時間は、それでも75gOGTTをやってみたいのなら、やるのなら、せっかくだからそうしたら?
という場合の時間です。
普通の糖質制限食をたべてからはかってみてもいいとは思いますが、血糖値の変化の少なさにがっかりするかもです(笑)。
あ、たとえば実験だからということで昔大好きだった糖質三昧な食事をして計測してみる、ということをやってみると75gOGTTの代わりに糖質摂取の影響も見れるし、自分が今、そういう糖質摂取をおいしいと感じるかどうかもわかって一石二鳥かもしれないですね。
お久しぶりです。記事更新をまだ?まだ?と楽しみにしてます(笑)。最近更年期?な症状が出てきて('_'?)迷走中なえびです。無性にご飯が食べたくて、仕事の日のお昼に小さいおにぎりを食べる事にしました。何故?自分でもよく分からないんですよね(|| ゜Д゜)。食べたら美味しいけど(笑)必ずダルーくなるから困る(笑)。食べないに越したことないんだけど……。生理の量も増えて(こんな内容でごめんなさい)貧血気味になったから鉄のサプリを飲んでみたり。ご飯ばっかり食べる訳にもいかないから、おから蒸しパンに低糖質のチョコクリームでしのいでます(ノ_<。)。年齢やその時の体調で糖質量を調整しないとならない?と感じているんですが……。それぞれって事で良いのかなぁ┗(-_-;)┛
>えび大好きっ子さん
おひさです。
更新してません、すみません。
実は身内に不都合などもありまして、けっこう傷んでしまってタイミングを逸しております。
近々、なんとかいたしますね。できれば(;^ω^)
そうそう、糖質って時々食べてもいいのかなと思いますけど、糖質制限してる身だと
爆睡!
が待ってて、爆睡できなかったらしんどいですよねえ。
体に悪い食べ物なんだとつくづく思いますが、ちょこっとつまんだりしております。
カルピンチョ先生。傷んでいたとは知らずにo(T□T)oすいません。
ハー( ´Д`)=3調子の悪さは酒だ!と娘に言われて、え~?と考えてるえびでした。酒?(笑)
最近ハマってる、カボチャコロッケに違いない!原因は!お昼に1個食べてるんです。1個だけだよー\(>_
>えび大好きっ子さん
う~ん、酒とカボチャコロッケかあ。
両方に500ガバチョ! ←
逆風が来そうですね…
『「糖質制限ダイエット」の第一人者急逝 因果関係はないのか、ネットでも話題に』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160215-00000001-jct-soci
『「糖質制限」「おやじダイエット部の奇跡」の桐山秀樹氏が急死…心不全のため62歳で』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160215-00000089-sph-soci
>カイゴロンさん
まずは、桐山さんのご冥福をお祈りします。
この手の話題に触れるときりがなくなるので触れないでおこうと思っていたのですが、常連さんから話題提供されると上げざるを得ないですね。
というか、わたしは避けずに積極的に触れるべきなのでしょう。
カイゴロンさん、機会をありがとうございます。
全貌がつかめないのであれこれ言えませんが、もちろん、糖質制限したから問題が起こったのではなくて、それ以前の積み重ねの負の遺産が今になって作動したのだと私も思います。
これは戒め、教訓として大事にしていかなければならないと思います。
私自身も含めて、糖質制限して健康になったと自分の体を過信している中高年はみんな同じことです。
数十年間に積みあげた負の遺産を忘れてはならないのです。
糖質制限以前の人生ですでに血管は傷みすぎているということを自覚して動かなければならないなと、思います。
もちろん、糖質制限する以前に比べれば若返ったかのように体も頭も元気になるものの、年は取っているのです。
糖質食べまくった数十年の負債は返済しきれていないのです。
(徐々に返しつつあるとは思いますが)
50代は50代なり、60代は60代なりに、そのペースで働くべきで。
若者と張りあうような過労は避けるべきでしょう。
タバコを30年吸った人が禁煙しても肺がんのリスクはある程度残る(COPDのリスクは減る)
ピロリを除菌してもピロリが原因のがんになるのから完全には免れられない
などということとある意味、同じことですね。
(化学物質や微生物が原因で引き起こされた変化の蓄積とは正確には違いますけど、リモデリングが起こるほどに傷んでしまった組織の中の細胞の問題である(幹細胞もしくはその次の段階の未熟な細胞がやられる)という点は似てなくはないです。)←できるだけ正確に書こうとするとこういう感じになるので、ほとんどの人は私の記事にそれを望まないとは思いますけど、ここではとりあえず書いておきます。。
諸々配慮に欠けておりました。申し訳ございません。
>>このコメントに対して何が腹立つって、最初に死者へのお悔やみの言葉が一つもないところですね。
わが事と思い反省いたします。
改めまして、故人のご冥福をお祈りいたします。
>カイゴロンさん
言え、私の方こそ一方的ですみません。
桐山さんのご冥福をお祈りします。
糖質制限をしている者なら、直接の原因が「糖質制限ではない」ということはわかります。
しかし、糖質制限をしても「記憶」が消し去れない以上、寿命を短くすることはなくても伸ばすことはできないのかな、っと。
簡単に言えば、「今更糖質制限」をしてHbA1Cが正常になっても寿命は延びませんよ。
だったら、好きな「カツカレー」食べたら、と言われているような。
糖質を我慢している、という気持ちがある以上だめなのかなぁ、
「過去の記憶」で片づけてほしくない。
たとえは悪いですが、Kが彫った入れ墨は、消せないよ、と言われているような。
それもこれも、自分の節操のなさ、といえば、その通りなんですが。
>YUTAおやじさん
いえ、記憶が絶対消えないと言っているわけではないのです、伝え方が悪かったでしょうか。
こんな感じに考えています。
糖質60%の食事を50年以上続けてきて糖尿病と診断されている人が糖質制限して血糖値が下がり、体重が減り、血圧も下がったからと言って、傷んだ血管がすべて元に戻ったと考えられるでしょうか?
体調はいいでしょう、身も軽いし、若返った気持ちになるのかもしれませんし、仕事もガンガンこなしてしまうかもしれません。
でも、傷んだすべての血管が、動脈硬化がその時点ですっきり元に戻っているわけではありません。
糖質制限しないよりはずっとずっとず~っとましですが、でも、それまでの50年で抱えてきた過剰な糖質負荷による負の遺産を5年やそこらで返しきれると考えない方がいいでしょう。
これは何年ぐらいかわかりませんが、動脈硬化の主体がマクロファージによるものだと考えれば、やはり長期喫煙者の禁煙と同じ、15年ぐらいは古傷は残っていると考えておいた方が良いかと(理論的に考えれば、ということでどこかにエビデンスがあるわけではありません)。
そして、加齢の影響もやがて現れます。
だから、過信して酒を飲み続けたり、睡眠不足で働きまくったり、というのは控えましょう、ということです。
(動脈硬化の程度は個人差があるので、調べておけばいいかもしれないですね。)
もちろん、糖質制限しないで糖質を食べまくっていれば危険度の高さはこれどころではありませんよね。
桐山さんのご冥福をお祈りします。「おやじダイエット部の奇跡」は何度も読み返した良書でした。桐山さんをテレビで拝見して、糖質制限の凄さをうなずきながら見たのを覚えています。若くして急逝されたのは残念ですが、桐山さんの残した物はこれからも受け継がれて行くのではないでしょうか。江部先生の言われる負の遺産は誰もが持っているのであり、だからこそ、日々の糖質を抑える事でこの先の自分の身体をどう作り上げるのか、となるのではないでしょうか。亡くなられた方の事を好き放題に書くメディアは嫌いです。でも一番嫌いなのは、年を重ねる事は生きてて自然なのに、とにかく年をとりたくない!若くいたい!見た目を若く!と煽るメディアですね。昔からある話しですが、最近特に煽りすぎな気がします。
桐山さん、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。カルピンチョ先生、哀しくて寂しいと思うエビでした。
>えび大好きっこさん
桐山さんの残したもの、とても大きいですよね。
本当に大事に使わせていただきたいと思います。
>でも一番嫌いなのは、年を重ねる事は生きてて自然なのに、とにかく年をとりたくない!若くいたい!見た目を若く!と煽るメディアですね。昔からある話しですが、最近特に煽りすぎな気がします。
・・・政治家と同じですが、最も人が多くてお金をたくさん使ってくれそうなところにメディアも集中しますから、高齢化が進む一方の日本、これからもこの傾向は変わらないのでしょうね。
玉石混合なので、情報に客観的な目線で触れつつ、自分の頭で考えてから、上手に取捨選択して自分の人生に活かしていきたいですよね。
お久しぶりです。
3度手術をし、とりあえず一か月強の入院を経て退院できました。
病状として脊索腫が硬膜を破り脳髄にかなり浸潤していていたとの事、嚥下機能の喪失は確実と言われていましたが、呑み込みがしずらくはありますが、嚥下機能は失われずに済みました。
後は舌の左際に委縮が見られ喋り辛いですが、どうにか自分の意思は言葉で伝える事が出来ています。
第二頸椎の突起部分と第一頸椎の一部が脊索腫に侵されていた為その部分を取り除き、人工骨を入れ頸椎固定術をされている為、首の稼働率が悪いのが後遺症でしょうか。自分のMRIやレントゲンを見ると人造人間のようです(^_^;)
首から下はとても元気です。とりあえず最悪の結末からは外れた事がとても良かったと自分では思っています。
ほぼ脊索腫は取れたようですが、残っていると再発の恐れがあるので陽子線の治療を受ける事になるかと思いますが、まだ細かいことは決まっていません。
まだまだこれから長いとは思いますが、経過報告をさせて頂きました。
先生!元気出してくださいね!早く素敵な笑顔が戻ることを心よりお待ちしております。
カルビンチョ先生、はじめまして!
latest topicのこちらでコメントをさせて頂きました^^
糖尿病についてちょこっと教える事になりネットサーフィンしていたら、先生のブログへ漂着しました。
で、早速低糖質ダイエットをゆるーく始めました!80g/日くらいでしょうか。
今までカロリーコントロールダイエットしても痩せなかったのは、タンパク質と脂質が十分でなく糖質過多だったのでしょうね〜 汗)
ところで、日本人における大腸がん罹患率が突出してきたのは【肉食主体の食の欧米化】によるという論旨が一般的です。
ですが、先生が仰る様に日本人も狩猟民族だった時代は長い訳で。
活動量低下、化学物質蔓延、油、特にリノール酸やトランス脂肪酸摂取過多に加え糖質摂り過ぎ!による腸の疲弊だと思っています。
ともあれ、糖質制限を始めたばかりですが、ワタシのカラダでは食後の熱産生?放出?をとても感じています。いい感じ!かな。
先生のブログ全てには未踏ですが、
皆さまとのコメントのやり取りを拝見し、先生の【愛♡】を感じます^^
できることなら、カルビンチョ先生と一緒に働きたい!!!と願うワタクシでございます。
ご無理の無いよう、お身体をご自愛くださいませ♡
>もっきーさん
ごぶさたしています。
前にいただいたコメントにも返信しませんで申し訳ありませんでした。
>脊索腫が硬膜を破り脳髄にかなり浸潤していていたとの事、嚥下機能の喪失は確実と言われていましたが、呑み込みがしずらくはありますが、嚥下機能は失われずに済みました。
・・・よかったです。
まれな腫瘍でわたしはこれまで遭遇した経験がなかったのですが、もっきーさんから最初のコメントいただいて文献を調べてみて、なかなかやっかいな腫瘍であることはわかりました。
めちゃめちゃ増殖するとか転移しやすいとかいう代物ではないものの、場所が場所だし、おとなしいだけにケモも難しそうで、う~む、厄介な敵ですね。
でも、主治医の先生がたの積極的な治療と、なによりももっきーさんのポジティブな病気への姿勢がいろいろと、腫瘍とのせめぎあいに優勢をもたらしているようだなと推察します。
ぜひ、食と会話をこれからも満喫されてください。
私も負けないように元気だして、ここでの活動も復活させます。←宣言
まずはコメントの返信ね。(;^ω^)
>うるるさん
はじめまして。
>糖尿病についてちょこっと教える事になりネットサーフィンしていたら、先生のブログへ漂着しました。 で、早速低糖質ダイエットをゆるーく始めました!
・・・それはようこそいらっしゃいました。
ぜひ、しばらく続けてみてください。
他の方々も書かれていますが、人によっては6か月ぐらいのスパンで続けていくことで見えてくるのかもしれません。
>先生が仰る様に日本人も狩猟民族だった時代は長い訳で。 活動量低下、化学物質蔓延、油、特にリノール酸やトランス脂肪酸摂取過多に加え糖質摂り過ぎ!による腸の疲弊だと思っています。
・・・いろいろな要因が考えられますが、食後の高血糖を一日三回繰り返すことががん細胞の増殖に利していることは間違いないと思われます。
アメリカやイギリスやスウェーデンの糖尿病学会が公式に認めている糖質制限食、低糖質食がもうしばらく続いてみたら、何か見えてくるものがあるかもしれないですね。
20年、30年のスパンの話だと思いますけれども。
>できることなら、カルビンチョ先生と一緒に働きたい!!!と願うワタクシでございます。 ご無理の無いよう、お身体をご自愛くださいませ♡
・・・ありがとうございます、またブログの方も活動再開いたします、よろしくお願いいたします。
カルビンチョ先生 こんばんは。
ご多用の中、コメントへのご返信ありがとうございます。
とても嬉しく思います。
6ヶ月は続けます!先生からコメントを頂いたお蔭でがんばれそうです^^
一言御礼申し上げたく、本欄をお借りしましたm(_ _)m
捨て置き下さいませ。 白神 妙子 拝(^人^)
>うるるさん
ぜひ、楽しみながらライフスタイルにしてください♪
はじめまして。お世話になります。
糖質制限の効果があるといううれしさ、痛感しております。
6年以上服薬治療していましたが、昨年6月から糖質制限を開始して、薬をきっぱりやめ、10ヶ月たちました。
やっているのは「スーパー糖質制限」です。
身長172cm、体重現在63kg、年齢65歳の男です。
最近の検査でHbA1cが7近かったものが6.1に減りましたが、食後3時間後の血糖値が150近い数字です。
医者から服薬は不要な数値だといわれています。
ところが、今年になってから今日までに60キロだった体重が63キロを越すようになってしまいました。
主食はまったく摂っていないのですが、間食のナッツ類の食べすぎ?、調味料で糖質を摂りすぎ?牛乳はコーヒーに入れるぐらい、で最近家族に誘われて外食もしますが、基本的な食事の内容は変えていないのですが。
このまま体重が増え続けるのではないかと心配です。
なお、サウナで汗をかくと1~2キロは落ちます、ということは水ぶくれ?
毎朝体重計に乗って一喜一憂しております。
>無菜さん
コメントありがとうございます。服薬中止で快調ですね。
・・・今年になってから今日までに60キロだった体重が63キロを越すようになってしまいました。
これ、あまり気にしないでいいかなと思います。
だいじなのは体調がいいかどうかがまず第一。
次に血糖値と血圧などの命にかかわりそうな数値です。
体重などは極端に増えたのでなければ気にしないでいいと思いますよ。(気にしないでいい範囲だと思います。)
その人の筋肉の太さにもよりますが
例えば骨太、固太りなどという表現がありますよね。
あれは筋肉量が標準よりも多い、しかも骨格もがっちりした方々を指していう言葉です。
実際、骨の形次第で筋肉量というのはものすごく個人差が出ます。
例えば縄文時代の人骨は骨太なものが多く、足の骨などを輪切りにしてみた時に、丸ではなくてあちこち尖っていて、標準的な現代人に比べれば周囲面積が広い骨が多いといわれます。
その場合、その骨につく筋肉量も増えます。
となると、筋肉もりもりな脚になるわけです。
そういう人が健康を取り戻せば、筋肉量は適正な量まで戻り、現代人の標準よりも重い体重がその人に取っては適正な体重になるというわけです。
ですから、糖質制限して体調もよいけれども、食べすぎではなくて体重が次第に増えて来た場合、それは健康的な体重に近づいているのだと思います。
脚が太くあるべき人は太くなりますし、足が細くあるべき人は細くなります。
それはその人の遺伝的な要因と、胎児期や新生児期のエピジェネティックな要因との複合で体質が決まってしまっているからだと思われます。
と、ややこしくなrましたね、話が。
ともかく、標準体重とかいうのはあまり気にしすぎないでください。
体調がよくて、若さが取り戻せていると感じるのであれば、そちらを最優先してください。
ともかく、服薬中止できて血糖値が下がったのが何よりです。
痔の症状が無くなったというToshiさんの2015年11月18日のコメントを拝見したもさ@北の住人 です。
カルピンチョ先生、ご無沙汰しております。お元気ですか?このスレッドを久しぶりに読み直しててToshiさんのコメントに気が付きました。
Toshiさん、もさです、大変な遅レス失礼します。
貴重なカミングアウトありがとうございます。お仲間笑に入れさせて下さい。
私は40代半ばから15年位、年に数回出血を伴う疼痛が1週間位続き、しばらくして回復してもまた暫くすると症状が出る という痔疾に悩まされてました。
で、糖質制限開始して半年後位から現在まで3年半、全く症状が出ません。以前はオフィスの椅子にはドーナッツ状の座布団を載せてましたし、新幹線で東阪往復したぐらいでも症状が出たりしてびくびくしてたのですが今はそういった気がねが全く要らなくなってるのです・・・
ただ、ここに至るまで良いことずくめではありませんでした。糖質制限開始後3か月ほど経過した時、経験したことが無い程の慢性的な便秘になり、そのせいだと思うのですが、人生最悪の痔の症状が出てしまい一週間位歩くこともままならず寝込んだのです。初めての経験でした。
その後なんとか症状が治まってから慢性便秘を解消しなくてはならないと思い、別スレッドで便秘解消方法をお聞きしたところ、カルピンチョ先生はじめToshiさんや多くのみなさまから大変有益なアドバイスを頂きました。
その節は本当に御世話になりました。
糖質制限で痔が軽くなったヒトって2人だけ?なんですかね・・・
カミングアウトしにくい話題だということはよーく判るのですが、ひょっとして便秘の影響で酷い痔の症状が出て糖質制限止めちゃうのかしら?
このサイトへの皆さんの投稿を拝見してると、糖質制限って良いことばかりでは無いよなあ、って感じます。広範な体質変化が急激に起きるので、その人の環境・体調・病歴などによっては思いがけない結果がでて、そのために評価が変わるんだと思います。
全ては自己責任なのは当たり前ですが、内なる声に耳を傾けながら、本ブログを「糖質制限の歩き方」として活用させて頂きたく、今後ともよろしくお願いします。
もささんに便乗してのコメント失礼します。
わたしも糖質制限で痔が快癒した一人です(^^)v
結婚直前から(環境や生活の変化でしょうか)気になりだし、何だか医者にも行けず市販の塗り薬で騙し騙し10数年。少しずつ痛みや違和感が増してきたとこで糖質制限を始めました。
ふと気づくと痛みも違和感も無くなっていて感激してしまいました。
糖質の制限の仕方も人それぞれ、実際に体験してみないとわからないことばかり。良いことも悪いこともひっくるめてやってみて初めて解ることですものね。不調が出れば何が悪かったか、自分に合った方法を模索するのもまた楽しいと思える気持ちが大切ですよね。
もさ@北の住人様。
>大変な遅レス失礼します。
いえいえ、お気になさらずに。私自身、過去にどこにコメントを投稿したか、覚えていないような状態ですので(あ~、ここに投稿していたんだ、と、改めて確認(^^ゞ)
>糖質制限で痔が軽くなったヒトって2人だけ?なんですかね・・・
もささんも、ご同輩だったんですね(^o^)。どうなのでしょうか。2人だけ、ということもないと想像するんですが・・・。糖質制限で、食後血糖値の上昇に起因する血管内皮細胞へのダメージの軽減とか、内臓脂肪蓄積による炎症が軽減することで、痔の症状が改善することは、理に適っていると思うのですが。やはり、カミングアウトには抵抗感を感じる人が多いのではないでしょうか。
ここからは想像なんですが、「花粉症が改善した」という報告は、結構多いですね。糖質摂取量を減らすことによって、アレルギーそのものが軽減するということは、ちょっと考えにくいように思います。
花粉症の症状が改善する理由は、内臓脂肪起因のサイトカインによる炎症の低減とか、血管内皮細胞の状態の改善が、主要なファクターではないか、と、素人考えしております。
個人的な体調の変化を合わせて考えてみますと、大きな変化は「歯磨き時の歯茎からの出血がほぼ皆無になった」ということが、痔の症状の改善とリンクしているように思われます。やはり、糖質摂取量を減らすことが、血管の健康には極めて重要な事なのではないでしょうか。
ここの読者で、痔の改善例が2つ確認できたということは、もっと多くのケースがありそうですね。「表に出たくない」という人も多いかもしれませんが、ドクターへのメールと言った形で、表には出さないで類似ケースの情報を集めてみてはいかがでしょうか。経過も含めて(もささんの「人生最悪の痔の症状が出てしまい一週間位歩くこともままならず寝込んだ」といった、貴重な体験談のような)これから糖質制限に本気で取り組もうとしている方々への、有用な情報提供元になるのではないでしょうか
と、勝手に書いておりますが、ドクターへの負担を増やしてしまいますね。一読者の思いつきとして、お読み流しください(笑)。
>nao@berryさん
> わたしも糖質制限で痔が快癒した一人です(^^)v ふと気づくと痛みも違和感も無くなっていて感激してしまいました。
・・・ありがとうございます。
そうですね、ふと気づくといろんなことがよくなっているのが糖質制限の良いところですよね。
私の場合は、以前は内痔核があったのですが、糖質制限前に治りました。
それは自宅だけでなく、職場にもウォシュレットがついたことがきっかけだったのですが、その後、糖質制限してからウォシュレットのない環境に2年ほどいても再発しなかったので、やはり痔の予防や治療に対してよい影響はあったのかなと思います。
>良いことも悪いこともひっくるめてやってみて初めて解ることですものね。不調が出れば何が悪かったか、自分に合った方法を模索するのもまた楽しいと思える気持ちが大切ですよね。
・・・はい、まさしくおっしゃる通りです。
自己責任でできる人にチャレンジしてほしいと思いますし、やる前からあれこれ保証を求めてくる人には向いていないと思います。
なんでもそうですけどね。(笑)
nao@berryさん、カルピンチョ先生、そしてToshiさん もさ@北の住人です。
大変貴重な情報本当にありがとうございます。やはり糖質制限して痔の症状が好転した方は一定の割合でおいでなんですね。
一方、一時的な便秘により痔の悪化を招いた人もいます。(私です)
でも、何度記憶を辿っても、私は重度の便秘で人生最悪の事態を招いても糖質制限を止めようとは思わなかったんです。不思議です。
当時も糖質制限と便秘に関係性があることには気が付いていたはずなんですが、他の体調好転のあまり、止める気がしなかったんですかねえ・・・
糖質制限で便秘が酷くなり結果として痔が悪化した という方がもしこのスレッドに辿り着かれたら、本サイト内の以下のスレットもご参考下さい。
カテゴリー:低糖質ダイエット実践記録
スレッド :糖質は制限するけれども食物繊維はむしろ積極的に食べてます
カルピンチョ先生の実践記録を私もさが便秘対策スレッドにしてしまったスレッドですが、toshiさんはじめ、先人のみなさまの貴重な便秘対策ノウハウが詰まってます。なお、蛇足ですがノウハウの取捨選択は自己責任で御願いします。
カルピンチョ先生、勝手をしておりますが何卒お許し下さい。
>もささん
> カルピンチョ先生、勝手をしておりますが何卒お許し下さい。
・・・いえいえ、大変助かります、どうぞこれからもこの迷宮のようなブログのガイドをよろしくお願いいたします(;^ω^)。