うどんは大好きでしたし、今でも魅力的な食べ物だと思います。
椎名誠さんの小説とかエッセイってお好きですか?
私は大好きです、楽しいし、いろいろと知識欲が刺激されるし、あの独特の文体が心地よくて果てしなく読んでしまうところがある。
そしてしばしばセットで提供される沢野ひとしさんの超ヘタウマなイラストがまた得も言われぬ味があり。
読んだことないよ、という椎名誠初心者へはこれをお勧めするのだ、表紙もたぶん沢野さん。
わしらは怪しい探険隊 (角川文庫)
この本は椎名誠とその仲間のオッサンたちが日本あちこちをキャンプのような旅で楽しんでまわろうという旅路のことを書いたテキトーな本である。
構成メンバーは約10人、酒とフライパンと少しばかりの調理道具と怪しい調理人とカヌー犬と日本の誇る世界的発明品のインスタントラーメンがあれば後は現地の気のいいおっさんやおばばが巻き添えになれば楽しく過ごせるという東ケト会(東日本なんでも蹴飛ばしてしまう会いうような名前だったような気がする)なのである。
ここで重要な物語の中心的料理として出現するのが圧倒的に麺であり、これなくして日本の正しいテキトー野外生活は成立しないといても過言ではない。
四国に出撃した時などはその讃岐うどんの長い腰に感激し、往復のフェリーの中でうどんを食べる、高松についても三食うどんを食べる、うどんを語る、うどんで飲むという生活を刊行したぐらいである、とと言ってもそれがこの本の話であったかどうかはよく分からなかったりするのであるが。
・・・あんまり似てないですね、すみません。(^_^;)
なんでまた椎名誠さんの話になったかと言えば、コメント常連さんの長谷川さんからこう言うコメントをいただいたからです。
日曜日なので、各都道府県の糖尿病対策がどうなっているかあれこれサイトを見てみました。
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徳島県の糖尿病の現状と対策 2010年9月13日http://www.pref.tokushima.jp/docs/2008111700039/
県民の健康状態
平成15年県民健康栄養調査の結果から、「食べ過ぎ」「運動不足」による「肥満」の人の割合が高くなっています。
●食べ過ぎ
1人1日当たりエネルギー摂取量は全国平均と大差ないものの、エネルギー摂取基準を2割以上上回る人(食べ過ぎ)の割合が高く、県民の「3人に1人に食べ過ぎの可能性」が考えられます。
●運動不足
1日当たり歩数をみると、男女とも全国平均から「約1000歩も少ない」状況にあります。
【1日当たり歩数】
区 分 徳島県 全国平均
男性(20歳以上) 6,507歩 7,575歩 ▲1,068歩
女性(20歳以上) 5,931歩 6,821歩 ▲890歩
●肥満
このようなことが原因となり、県民の「約3割に肥満」の傾向がみられます。
【肥満~BMIが25以上の人の割合】
区 分 徳島県 全国平均
男性(20歳以上) 37.2% 27.8%
女性(20歳以上) 26.1% 22.2%
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うどん県の香川と徳島が糖尿病患者の受療率が高いわけですが、「歩け歩け運動」や「食べ過ぎに気をつけよう」キャンペーンでは、心もとないですね。1日10分多く歩くのもいいですが、ライフスタイルをあまり変えられないようなら、糖尿病合併症の危険を明示して、糖質制限およびカロリー制限を徹底しないと・・。男性の肥満率がひどいことになっていますね・・。
うんうん、なるほど、香川や徳島が糖尿病率高いのはうどんの性だっていうのは間違いないと思いますね。
だって、すごくうどん屋さん多いし、そしてどのうどん屋さんのうどんもおいしいんだもの。
京都大学にいた頃にたまに淡路島経由で四国まで出かけましたが、何の気なしに入ってみた国道沿いのうどん屋さんのうどんがどれもはずれなし。
(この場合はほとんど徳島ですが。)
学生のころにバイクで訪れたときにも、香川県のうどんの美味しさはもう、文句なしでしたからねえ。
ほんとにうどんはおいしいしいし、大好きだったんですけど・・・。
おそらく、私は一生の間に、気兼ねなしに食べることのできるうどんのリミットはもう超えてしまったと思うんですよね。
いや、ラーメンのリミットもそばのリミットも全部越えちゃってますね、麺類のリミットを超えた、ということですかね。
(豆腐麺やこんにゃく麺を除く)
とてもとてもおいしい香川県のうどん、徳島県のうどん、九州のとんこつラーメン。
どれも、若い間だけなら無制限に食べても耐えきれるけれども、35歳過ぎたら考えて食べるべきで、50歳前には制限をかけるべき食材だと思います。
ふつうの麺(穀物で作った麺)は、どれもこれもとてもおいしいのだけれども、残念ながら糖質含有量が高すぎますからねえ。
糖尿病になった人はもちろんのこと、健康診断で「血糖値高めですね」とか、「HbA1cが境界値ですね」と言われたあなた。
おそらくあなたも麺が大好きだと思うのですけれども、健康を保ちつつ、その大好きな麺をたまには食べることができる人生を送るためにも、糖質制限はじめましょう。
ポンプマッチみたいですけど、麺好きのあなたに素敵なサイトを紹介します。
椎名誠さんがエキサイトブログで連載していた麺食いルポルタージュがこれ。
⇒ 椎名誠の麺の甲子園ブログ
http://blog.excite.co.jp/koushien/
いやあ、どれもこれも美味しそうですよ、5年ぶりぐらいにじっくり見てみたんだけど、すばらしい。
豆腐麺で作ってみるかなという麺料理が目白押しです。
・・・そういえばめじろのラーメン食べてないなあ。
川崎シンフォニーにまだあるのかな?←連想ゲームの上にローカル過ぎの話題ですみません。
スポンサードリンク 2012年10月28日 20:02 スポンサードリンク
こんばんわ。先生どうも・・・。
「若い間だけなら無制限に食べても耐えきれるけれども、35 歳過ぎたら考えて食べるべきで、 50歳前には制限をかけるべき食材だと思います」
若い頃は、ラーメンライスとかラーメンチャーハン・うどん定食。カツ丼ラーメンなんてやってましたね。
岩手でわんこそば80杯とか・・。
私の場合は、40歳台でも吟醸酒4~5合に、しめに焼きおにぎりをやっていたのが失敗だったようです。
川崎「めじろ」は、昨年9月に閉店して、今年藤沢で開店したそうです。
ちなみに、川崎には子どもの頃から20年ほど住んでいました。駅周辺はずいぶん変わりましたね。
おはようございます
長谷川さん、お互い似たようなライフスタイルをおくってしまったようですね(^_^;)。
ラーメン+半チャーハン+餃子+生ビール
みたいなとんでもない高糖質晩御飯を私もよく食べてました(笑)。
わんこそばは68杯でギブアップだったなあ。
めじろ、藤沢に戻ったんですね!
おかげさまでネットで見つけました、昼間だけやってるのかあ。
月に一回ラーメンの機会を見つけねば。
先生の発言には「金言」が多くて困ります。
「人間は加齢に伴い若いときは食べてもOKな物が食べてはダメな物になる」
「しかも食べてダメな物は世間ではノーマークな物だったりする」
これ、毛筆で書いて額に入れておくべき内容だと思います。
エベ先生も日本酒豪遊(よくお金が続きますね。さすが医者)
でなくて、ウィスキー豪遊だったら平気だったろうに。
私みたいな貧乏庶民は「オージービーフ豪遊」とか
「季節のお野菜(玉ねぎは除く)で豪遊」で我慢しときますか。
さすがに「ジンの大量飲み」とかはやめときます。
食道ガンになりそう・・・・・・。
>おにくやさん
ありがとうございます。
麺は本当に好きなんです、私。
糖質制限を半年ぐらい続けたらあまり「食べたい!」とは思わなくなりましたけど
会食の機会があって断るに断れないよね、みたいな状況では「しかたないからなあ。」なんて言いながらけっこう楽しんで食べてます。
>「オージービーフ豪遊」とか 「季節のお野菜(玉ねぎは除く)で豪遊」
・・・いいではないですか、すごく楽しそう。
私は山歩きしたら野草を摘んできて炒めて食べてみる、なんてのをしばしばやるので、こっちの方が断然好みです。
ラーメン…大好きですがひかえてます(笑)。冷たいうどんにあげ玉をのせて食べるのが好きなんですー(T_T)でも私も45才、糖質は危険区域です(笑)。立ち仕事ですが、それでも糖質摂取すると体が丸くなっていくのがわかります!Σ(×_×;)!鑑を見てビックリですよ(笑)。フルタイムなので仕事から戻って家事をすると、自分の食事時間が夜の9時頃?になります。さすがに体重に響きますよねぇ(ノ_<。)なので、糖質ゼロビールと少しのツマミ?でやめようと考え中です。あー、ビールはやめられんのやーσ( ̄∇ ̄;)
かるぴんちょ先生のブログ読んで、うどんの味を思い出しました。美味しかったなぁ…と思う(笑)。
もりそば特盛、つけ麺特盛、パスタダブル大好きです。
猫舌なので、熱いものは食べられないです。
急激な運動をして、筋肉痛になって動けなくなるけど体は回復しようと頑張ってくれます。常に負荷をかけるのではなく、月一とか、年に2,3回負荷をかけるのなら、体も頑張って回復しようと働くのではないでしょうか?
自然治癒力という言葉をよく聞きます。人の適応力や回復力はそんな軟なものではないと信じています。
こんなこと言うっていると、先生に怒られるかもしれませんね^^;
>えび大好きっ子さん
・・・そのうち、あんまり食べたくなりますよ、ほんとに。
たまに、食べたくなるんですが、ほとんど懐かしむ感情に近いかもです。
おいしかったはずの麺が、重くて、しかも試しにうどんやそばをもっしゃもっしゃと噛んでみると甘味がほとばしるので、あ~あ、って感じがしますw
>ใหญ่さん
糖尿病でないのなら、たまにオイタをしても大丈夫だと思いますよ。
いくら糖質制限をしてますといったところで、例えば久しぶりにお会いした恩師の慶事で糖質たっぷりのフレンチフルコースを振舞われたら、おいそれと断れないですよね、場を白けさせるだけです。
そういうときは糖質制限していることも一切言わずに談笑しながら食事させていただきます。
そのあとがめちゃめちゃしんどいですけどねえ。