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イゾラドたちがバナナと引き換えに村を襲って破壊した理由



イゾラドというのはアマゾン源流域、ブラジルとペルーの国境地帯にいる先住民族たちのことです。

「隔絶された人々」という意味だということで、スペイン語なのかポルトガル語なのか、おそらく英語で言えば「isolated」だと思います。

この人たちは森林の中で数百人の集落を作って暮らし、現代人とは隔絶された世界でずっと生きてきています。

コロンブスによってアメリカ大陸がヨーロッパに紹介された時にはすでにその集落はあったはずで、500年以上、隔絶された文化の中で暮らしてきた人々です。


この人たちが紹介されたのは2016年のNHKスペシャルのアマゾン特集でした


大アマゾン 最後の秘境

第4集 最後のイゾラド 森の果て 未知の人々

8月7日(日)午後9時00分

http://www.nhk.or.jp/special/amazon/series4/about/


この人たちと交流することになってしまった辺境の開拓民の部落に関する取材から物語は始まりました。

少し、そのストーリーについて説明させていただきます。




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辺境の開拓民の部落では森林を伐採し、農地を作ってバナナなどの作物を育て、鶏などの家畜も飼っていました。

基本的には現代人なので、電気やガスのライフラインはないものの、バッテリーやガスボンベを使って文化的な生活をしています。

そんな彼らの元にある日、川の向こうから十数人の見知らぬ裸の人々がやってきます。


イゾラド001.png


「イゾラドの集団だ!」

入植前からその存在を知っていた開拓民たちは、彼らの姿を撮影しながら、不用意な戦いになることを避けようと試みます。

男ばかりでやってきて、やりを投げる体勢のまま進んでくるイゾラドたちに対してさまざまな言葉でのコミュニケーションを計ります。

なかなか言葉が通じないものの、猿や鳥などの鳴きまねをすると、それには反応して返してくれます。


そうしているうちに、いくつかの言葉が通じ、近くの村で使われていた現地語を彼らが理解することはわかりました。

そこでコミュニケーションをさらに進めよう、開拓民は敵意を持っていないことを示そう。

そう思って、畑で栽培しているバナナの房を船に載せて渡しました。


イゾラドたちは思わぬプレゼンとに当初は面食らったようですが、もらって帰りました。

その次の日、イゾラドたちは再びやってきました、今度は子供も入っています。

「バナナをくれ」

イゾラドたちはバナナを要求し、もらうとそそくさと帰っていきました。


そんな交流が、次第にエスカレートしていきます。

イゾラドたちはやってくるなり叫びます。

「バナナだ、バナナをくれ、早く!」


・・・どうも、交流とは呼べないように見えました。

開拓民から渡されるバナナをもらって帰ることだけが目的のようで、言い方が悪いのですが動物園のおサルさんのような感じがしました。

バナナを手に入れることに執着が生まれ始めているような気がしました。


一方的にバナナを与えるだけのそんな日々がしばらく続いて、


ある日

イゾラドたちは大挙して町を襲いに来ます。


izorado002.png


開拓民たちは家財道具を放り出して逃げだし、死傷者は出なかったようです。


しかし、村は破壊され、家畜たちは虐殺されてその場に放置されました。

畑もあらされますが、積極的に農作物を持ち帰った風でもない。

その開拓民の村の存在そのものが許せなくなったようです。


毎日のようにやってきて、声高にバナナを要求していたイゾラドたち。

それなのにどうして突然、村を攻撃してきたのでしょうか?


取材班がイゾラドたちの住んでいた森を襲撃の後に訪れてみると、そこにはすでにイゾラドの姿はありませんでした。

しかしその森の入り口にはカエルの死体がいくつも吊るしてあり、それはイゾラドたちの意味ではここより先に入ってきてはいけない、という意味だったようです。

イゾラドたちが何らかの理由で開拓民との交流を拒否したことは明確です。


番組ではなぜ襲撃されたのかの答えはみつからないままでした。

なんかわからんけど、イゾラドたちは理解不能な連中である、やはり危険だ、という感じの現地の人のコメントを紹介しながら終わりました。

政府としても、どうするかを考えあぐねているかのようです。



以上が放送された内容のおおまかな要約です。


ここからはまったくの私の推測ですが

大量のバナナを毎日イゾラドに与え続けたこと

これこそが問題を起こしたのではないでしょうか?


彼らは密林に住む民です。

密林の中で動植物を狩猟採集して生きています。

基本的にはケトン体エンジンで生きているはずです。

アマゾンは豊かな森ですが、それだとしても、つねに糖質たっぷりの果実が手に入るとは限りませんよね。


そんな彼らに毎日のようにバナナを与える。

バナナを与えられた彼らは毎日毎日、バナナを食べる、

だんだん、それが当たり前になります。


そして叫びます。

「バナナだ、バナナをよこせ、もっと、もっとだ、早く渡せ!」


糖質中毒になり、攻撃性が高まっているように感じてしまいます。

そんな彼らの変化を彼ら自身も感じ取り、自分たちの変化は良く無いことだと気づいたのではないでしょうか?


開拓民の村からもらうバナナを毎日食べているうちに、イゾラドの若者たちが怒りっぽくなり、喧嘩をするようになった。

それだけではなくて、食べたらすぐに眠くなり、集中力がなくなり、結果として狩猟に失敗するようになった。

このためにまたたくさんのバナナをもらわなければならなくなる。


「俺たちがおかしくなったのはあの村の連中がよこす美味しいバナナのせいだ!」

「美味しいバナナがこんなに毎日たくさんたくさん手に入るのはおかしい!」

「あいつらは悪い奴ら、美味しいけど悪いバナナで我々を滅ぼすつもりに違いない!」


こんな風にイゾラドたちが思ったとしたら、イゾラドの部落に災いをもたらす開拓民の村は許せない存在になります。


毎日バナナを食べて眠くてイライラする堕落した生活から、これまで通りの五感を研ぎ澄まして過ごすケトジェニックな狩猟採集生活に戻るべきだ。

そう感じたイゾラドたちは開拓民の部落を襲ったのではないか?


私は、そんな風に思いました。



バナナを与えるという行為は、アマゾンのイゾラドと接触を試みるペルー政府の対策でもあるようです。


izorado003.png


しかし、それこそがイゾラドの生活を文明の力で壊すという行為そのものなのではないか?

そんな風にも思いました。





そんな風に感じた話から9か月がたち、先日、カーコさんから以下のリンクを紹介されました。

このニュース、以前にも話題になりましたね。


英動物園、サルの餌にバナナ禁止

2014.01.16 Thu posted at 10:22 JST

https://www.cnn.co.jp/fringe/35042585.html

ロンドン(CNN) 英イングランド南西部デボン州のペイントン動物園が、サルの餌にバナナを与えるのをやめ、野菜中心の餌に切り替えた。バナナはサルの健康に良くないと判断したという。

同動物園によると、人間の食用に甘さを強めたバナナは野生のバナナに比べて高カロリーで糖分が多い。そのため糖尿病になる恐れがあるほか虫歯の原因にもなるという。またサルの胃は消化しにくい繊維質の餌を食べるようにできているため、糖分の多いバナナを食べれば胃腸の具合が悪くなることもあるという。

その結果、サルたちには目に見えて変化が現れた。毛皮が厚くなって状態も良くなったほか、タマリンやマーモセットといった小型のサルは攻撃性が薄れて群れが落ち着いたという。バナナを恋しがる様子は見られないと広報は話している。



・・・すごく似た話のような気がします。

やはりイゾラドたちは開拓民がくれる糖質たっぷりのバナナで体調を壊したように思えます。

だから「悪い食べ物をよこす優しい振りした悪い村」をこの世から消し去ろうとしたのです。


「猿と人間を一緒にするな!」

そういって怒られそうですが、その可能性は高い気がするんですよね。


野生では果実の時期にしか手に入らないラッキー食材であるバナナ。

しかも野生のバナナと違って現代人の栽培するバナナは糖質たっぷりで高カロリーです。

それをいきなり、毎日のように食べ始めたイゾラドたちは糖質過多で体調不良になり、狩猟しなくても食っていけるのでごろごろするようになった。

攻撃的にもなり、部落内での人間関係もぎすぎすしてきた。


「このままでは俺たちは滅びてしまう!なんとかしなくては!」


その結果なんじゃないかなあ、あの幕切れは。


現代人よりもイゾラドたちの方が

「人類が食べるべきもの、食べるべきではないもの」

に気付く力が高かったということではないでしょうか?






ちなみに、この記事の後半の推測に裏付けはありません、私の受けた印象です。


2017年5月14日 10:02

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コメント(9)

多分、お腹も壊したでしょうね。

私が時々誘惑に負けて少し食べると、完全にお腹がびっくりしてる感じです。急にこんな物腹にいれるな!とお腹が怒ってピー・・・

みたいな事になりますから。食事中の方すみません(*_*)


糖質摂取して四千年の歴史を垣間見た?アラカンもさです。カルピンチョ先生、いつもの素人のおバカ報告失礼します。

もさ は3年ほど、糖質を日にせいぜい30グラム位しか摂ってません。かなり糖質に敏感になってしまい、昼食糖質摂取10グラム位で食後の眠気が起きるようになりましたが、昼食をゆで卵2つだけにして軽快中、夜は酒量は減りましたが相変わらず居酒屋三昧の単なる呑兵衛です。
糖質制限者の中でも特異例だと思うので、以下はその前提でお読み下さい。

この三月に、近所でドラッグストアチェーンが大手製パン会社とコラボして作った1個糖質10グラム弱の低糖質クロワッサンを見つけました。低糖質パン特有の味の違和感が無いし、しっとりしててボロボロ粉が落ちないのが気に入り、四月半ばに軽い気持ちで、毎朝それまで常食していた豚バラ+チーズ+目玉焼きを、ハム+チーズ+低糖質クロワッサンサンドに切り変えました。

詳細は省きますが、朝食PFCは大体こんな感じ。
豚バラ目玉焼き  : P15g F35g C5g
クロワッサンサンド: P15g F30g C15g
これ以外は一緒、ココナッツオイルとラカント各10g位入れたコーヒーが定番です。時々お酢を炭酸で割って飲んだりしてます。

10グラム位糖質ふやしても変化は無いはず と高をくくっていたのですが、差し替え後数日経過した時、昼前にお腹が鳴るのに気が付きました。久しく無かった空腹感を感じます。生きてる実感が湧きます笑
5日位で、昼食前に焦燥感が高まりました。なぜか戦闘モードに(やる気スイッチ?)入りやすくなったみたいです。
10日位で、昼食前に渇望感がこみあげるようになり、頭の中が昼食への興味で一杯になっているのに気が付きました。継続に不安を感じたので、2週間弱で朝食は以前の目玉焼きに戻しました。
切り替え前は、昼食なんてゆで卵2つ、食べなくてもスル―出来る些事だ って感じてたんですけどね・・・

目玉焼き朝食に戻す時、多少離脱感がありました。中止後5日位で昼前の空腹感・焦燥感は無くなりましたが、しばらく昼前にお腹が鳴り続けたのは不思議ですね。腸内フローラがリズムを覚えているんでしょうか?体重は切り替え前後で変化無しでした。

高々朝食に糖質10グラム位加えただけでこんなに昼前に空腹感が生じ、主観的ですが心理的影響まであるとは思ってなかったのでびっくりです。
大袈裟ですが、ヒトが穀物の発見以来、糖質安定供給のために社会システムを変え、科学を発展させてきた動機を垣間見たのかも知れません笑

最後に、低糖質クロワッサンサンドのレシピです。
自信を持って言いますが、とっても美味しいです。
①低糖質クロワッサン1個を2枚におろして切り口にバターをたっぷり塗る
②ロースハムと溶けるスライスチーズを半分に切って①に乗せる
③マヨネーズとホースラディッシュ(またはカラシ)を②に塗る(マヨ山盛が好きです)
④②を①で挟んで、上から一口大に切り分ける
フライパンも火も不要、まな板と包丁だけで5分で作れます。忙しい朝、食事の準備がとても楽♪ 糖質使った朝食は簡単で便利ですねえ笑  
美味しそうだな と思われたら ぜひ自己責任でお試しを。

糖質リバイバルの恐怖? を味わった もさ@北の住人です。
カルピンチョ先生、素人報告へのコメントありがとうございます。

アブさん@ビックコミックオリジナル、懐かしいですね。アナログ時代だったので得られる情報の幅が狭かったという理由もあるのですが、山口百恵さまの件も含め、失礼ながらもさと先生とは嗜好が似ているような。若い時の記憶っていつまでも鮮明ですねえ・・・

低糖質クロワッサンの話、大手ドラッグストアチェーンの新製品だったので私も期待してて、一般の低糖質ブランパンに比べてどうなのか を比較実験してみようと思って件の断糖日記にメモしてたネタです。
で、美味しいってんで毎朝規則正しく食べてたら先生にご明察頂いた通り、ドパ嵐で糖質渇望が亢進してしまいこれは大変だと感じて必死で食べるの止めたっていう結末はご報告の通りです。
嵐が去った後このスレッドの記事を拝見してて「あの実験で10日位経ったときのもさの心理的動揺ってイソラドさん達と根っこ一緒かも?」と思ってこのスレッドにご報告致しました。
あの動揺は、足滑らせたら生きて戻れない断崖の淵を覗いたようなトラウマとしていまだに残ってます・・・(糖質制限パン売り場に近寄れなくなりました)

ホントにあくまで特殊例です。大手製パンメーカーが開発関与ということもあり、もう少し糖質摂取量が多い普通?の糖質制限者にとっては優れた糖質制限パンである可能性があります。「どこのだろう?」とご質問頂いてますが、誤解が生じるとマズイので今回は非公開にさせて下さい。糖質制限食品ウォッチャーのみなさまがもし読まれたらすぐバレると思いますが・・・ 

コメント頂いた「文明を発達させた」原動力を掘り下げようとして、穀物の安定供給に最も重要と思われる1年の長さの測定精度の歴史を調べました・・・(Wiki引いただけですが)
2千5百年前に、現代の測定値に対して単純計算で誤差100万分の1って・・・マヤ文明凄い!どうやって測ったんでしょうか・・・
農作物、特に穀物の安定的収穫には、季節・天候の精度の高い予測と大規模治水が最重要と思います。長期間の天文観測から発展した自然科学、多くの田畑に治水を行き渡らせた大規模土木技術、それらを可能にした文字(数字記法)、の三つを支える中央集権システムによって現在に至る「文明」の枠組は完成した というのが アラカンもさの直感です・・・ コテコテ理系歴史オンチのタワゴト失礼しました。

週末、近所の里山を見てしみじみ思ったんですが、この季節、早苗の高さと色が揃っててキレイですね、目に沁みます。まさにこの国は「瑞穂の国」だと思います。色々模索が必要ですね。

暑い夏になりそうという長期予報も出ているようです。ご自愛下さいませ。

この「事件」をまさか糖質制限の先生が解説されていたとは。そして英動物園、サルの餌にバナナ禁止。先生の意見に同意します。先生は関東か関西どちら在住ですか?

元祖長浜屋移転しましたね。
大昔バブル期には入店=大人一人当たりラーメン一杯注文というシステムを知らずに彼女連れの若いお兄さんが「あのー、あの~」って店員に必死で呼びかけて注文しようとしてるのを眺めるのも一興でしたが、20年ぶりに地元に戻って見かけたら場所も変わってるし食券買う制度に変わっていて注文聞いてもらおうと要らない努力する人をこっそり眺めるという楽しみが減ってがっくりです。

替え玉なさったんですか・・・2杯でもペロッと食べれそうな量だってのには同意ですが私はスープ派なんで替え玉するぐらいなら2杯食べます(笑)食べませんが。
塩分的には体に悪いでしょうけど。

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