糖質制限ダイエットに向いていない性格がある?
低糖質(糖質制限)ダイエットを私は自己流で始めました、するすると痩せていきましたし、血液検査上のいろんな数値も改善しました。
私自身は「毎晩酒を飲みながらこれと言って運動負荷もかけずに楽しく」、一年間でBMI29超から25切るくらいまで痩せました。
20代のころにはBMIが23~24でしたから、その辺を目指してはいるのですが、25付近で停滞しております
でも、気にしてません、きわめて健康です、それは体調も健康診断の数値も見た目も。
(柔道少年だったからか、手足も太くて筋肉質、胸板も厚い骨格なので、見た目は肥満に見えません。)
私は自己流で低糖質ダイエットをやって半年ほどたってから本屋さんで江部先生の本を発見し、いろんな本が出ているのを発見しました。
私のこのブログ以上に詳しいドキュメンタリー物もあります、これなんか、すごいワクワクしますよ。
おやじダイエット部の奇跡 「糖質制限」で平均22kg減を叩き出した中年男たちの物語
20キロ、30キロは当たり前!「糖質制限」という最終兵器を手に入れ、男たちは遂に痩せた!
挫折や諦めを乗り越え、互いに励ましあいながらスリムな体型と健康を取り戻した、メタボ中年たちを描く、感動と驚きのノンフィクション!
(Amazonの内容説明の一部抜粋)
で、ここに紹介されているオヤジ仲間にしても、私にしても、けっこう快適な状態のまま痩せているし、いいことづくめなのですが、どうもそうではないという反論もあります。
身の回りの例から見ていきますと。
女性で多いのは、
「糖質を取らないと食べ物を食べた感じがしなくてそのストレスでおかしくなりそう」
という意見です。
私の周囲にも、私に影響を受けて糖質制限を始めた女性が何人かいますが、およそ半分の方は挫折されてます(笑)。
彼女たちいわく、
「私には無理なダイエット方法でした。白旗。」
「先生は糖質制限しても平気な体質なんですよ、私は無理な体質だとわかりました。」
「私たちは夜勤や準夜勤の不規則な仕事ですから、糖質を食べないとエネルギーが持たないんです!無理です!」
・・・そうですか?そうじゃないと思うんだけど、ま、いっか(^_^;)
これ、生理がある女性では卵巣ホルモンのエストロゲンの影響で、男性よりも「高血糖になった時に分泌される脳内麻薬の量も上がるし、反応して出てくるドーパミンも多い」という事実があるようですから、男性より辛いのはしょうがないと思います。
さらに、おなじく卵巣ホルモンのおかげで女性は過剰に摂取した糖質が内臓脂肪にはなりにくい、ということもありますので、肥満男性ほどには糖質制限のありがたみも少ないと思います。
また、甘いものを食べながら談笑するというのは女性のコミュニケーションにとって大事な文化の一つであること、そういうことも考え合わせると、
「甘いものが大好きな、更年期前の女性で、BMI25以下の人」には無理に糖質制限ダイエットをお勧めしません。
失敗する確率高いと思います。 たくさん見ました(笑)。
でも、更年期を過ぎた女性の場合は逆に、糖質制限について考えておくことをお勧めします。
エストロゲンの分泌量が落ちてくれば男性と同じように内臓脂肪が付きやすくなり、糖尿病へ進みやすくなりますから。
「太ったオバチャンのオッサン化」、これは文化的側面というだけではなくて、ホルモンの変化の面からも起こり得る事態なのですから。
次に問題なのが、糖質制限ですごくスムースに痩せていくのに成功した男性に多いパターンで、
「糖質制限したらそのストレスで心身症が出た、鬱になった」 というものです。
こういう方の特徴的なところは、ともかくまじめなこと。
ものすごく厳密に「糖質制限」を実践し、そのためにはお付き合いの飲食も丁寧に断り、それだけでなく毎日の運動もきっちりこなしていたりします。
ときには「カロリー制限」まで取り入れて順調に痩せた様な方、そういう方で気分がふさぎがちになり、血液検査の数値はいいけれども、体調がすぐれず、心療内科でうつ病と診断された。
・・・でもね、これはなにも「糖質制限」が原因で出た症状であるとは、私は思わないのです。
実際、糖質制限以外の様々なダイエット方法で「ストイックに」ダイエットされた方々には一定の比率でそういう心の病が出ます。
ほとんどの場合、ダイエットを続けるということはストレスをかけることです。
「低糖質ダイエットってストレスのかからないダイエットじゃなかったの?」
そうですよ、少なくとも私にとってはこんなにお気楽で毎日お腹いっぱいになるダイエット方法は他にありません。
わたし、毎晩酒を飲みながら、今は健康に関してきわめて安心して暮らしています。
ではなぜ、低糖質ダイエットでもストレスがかかる人がいるのか?
私の推測ですが、低糖質ダイエットはものすごく効果的に痩せることのできるダイエット方法というところが問題なのです。
ですから、「まじめでストイックな方」では
「効果が出ることに興奮してどんどん自分をストイックに追い詰めていく」
可能性が他のダイエット方法よりも激しいのではないかと思うのです。
ちょっとあるタイプの「拒食症」の心理状態にも似ていますよね、「痩せるとわかった方法」をどんどんエスカレートさせていく
だから、まじめな人が実践して「糖質制限って痩せるけどつらい」と、思ったら、平日の昼ごはんでは糖質OKにするとか、少し手綱を緩めてみてください。
(それができない性格なわけなんですけどね^^;)
では、適した性格の人はいるのか?
私が「低糖質(糖質制限)ダイエット」を強くお勧めしたいのは、酒と焼き肉と馬鹿話の好きな、お気楽な中年のオッサンです。
それも、「これ食うからダメなんだよ」とわかっているのに閉めのラーメンに行くような腹のぽこんと出たおっさん。(←もちろん一年前の自分のことです(^_^;))
あなたたちは今日、今すぐにでも糖質制限ダイエットを始めてみてください。
すぐに効果が出たり出なかったり、個人差はありますが、しつこく心がけてみてください。
早い人で2週間後には、遅い人でも4~5週間後にはお腹周りが細くなり、体重が減り始めているのに気が付きますから。
そうなると楽しいですよ~。
毎晩、夜遅くにハイボールや焼酎のお湯割りを飲み、ナッツやチーズやビーフジャーキーをつまんだとしても、どんどん体重が落ちていきますからね。
快感です。
糖質制限ダイエット ブログランキングへ
⇒ 【荒木式】糖尿病改善プログラム~インスリンも薬もやめられた画期的な食事法~
スポンサードリンク 2012年6月18日 15:16 スポンサードリンク
コメントする
(お気軽にコメントして下さい☆丁寧にお答えします。コメントは承認されるまでは表示れませんが今しばらくお待ち下さい。)