ジャンバラヤとザリガニ・パイとフィレ・ガンボ、今夜は彼女とデートだぜ♪
ジャンバラヤって知ってますか?
・・・え?カーペンターズの歌のタイトル?
正解です。
でも、その意味は?
実はね、ジャンバラヤってのはケイジャン料理と呼ばれるルイジアナやミシシッピで好んで食べられる料理の代表的なもので、野菜と魚介類のたっぷり入ったチャーハンです。
そう、ルイジアナやミシシッピという、全米一肥満率の高い州でみんなが喜んで食べる料理はお米たっぷりで美味しいチャーハンなんですよ。
ジャンバラヤはスペイン料理のパエリアに起源があり、ルイジアナ買収でアメリカ領になった地域を一時期支配していたスペイン人によってもたらされたものではないかといわれる。労働者や漁師らが食べていた庶民的な料理で、唐辛子を使う物が多く、ニューオーリンズ特有の食材を使った料理である。
ジャンバラヤの材料は主に米と野菜と肉がメインである。他に、燻製ソーセージ(andouille)、玉ねぎ、ピーマン、セロリ、ニンジンといったものを入れる。ソーセージのほかにさらに豚肉や魚介類(海老やイカ)を入れる場合もある。ケイジャン風のジャンバラヤはルーで作るのに対して、クレオール風のジャンバラヤはトマトベースの味付けである。
以上、Wikipediaより転載
画像もWikipediaからいただきました、実に美味しそうなお米たっぷりの料理です。
魚は雑魚でいいからいろんなものを入れて、美味しい出汁ができたらそれをお米にたっぷり吸わせて野菜とともに煮て、蒸していただく。
パエリヤにも似ていますね、日本人にとっても最高に美味しい料理だと思います。
カーペンターズの歌のジャンバラヤ、ってのは、今夜彼女と逢うという男性が今から彼女と食べるディナー、一緒に飲む酒、そして二人で過ごす夜のことをワクワクしながら歌う陽気な歌です。
「じゃあな、ジョー。俺、今から船で川下って帰るよ。可愛いイボンヌとデートだから♪」
ってな感じの歌詞のジャンバラヤなんですが、、その名物料理のごった煮チャーハンのほかにもザリガニ・パイとか、フィレソース(ササフラスの粉)とか、彼女と食べようという料理が並びます。
ササフラスの粉とは、エビや野菜を小麦粉でとろみをつけて煮てライスにかけるカレールーみたいな「ガンボ」というトマト味ベースの料理に欠かせない香辛料です、ガンボの画像をやはりWikipediaから取ってきました。
思いっきりカレーライスじゃん(笑)。
チャーハン、パイ、そしてカレーライス風料理ガンボ。
ルイジアナやミシシッピの名物、ケイジャン料理は思いっきり「糖質ハイ」な料理なんですね。
魚介類中心で脂ぎった肉をあまり使わない料理ですし、コレステロールが悪者で米や小麦粉の炭水化物がベストチョイスなのだ、という考え方から見れば、最高の料理ですよね(笑)。
NCEPの発動した1985年以降に、伝統的なステーキディナーが悪者視され、米と魚介類中心のそれらの料理を食べることが奨励されたであろうことは想像に難くありません。
その結果、全米の肥満率の先陣を切ってどんどん肥満が進んで行ったミシシッピとルイジアナ。
「久山町の悲劇」ならぬ、「ジャンバラヤの悲劇」
・・・そういうことなのではないかなと私は想像(^_^;)するのであります。
これはあくまでも私の想像なので、どなたかミシシッピやルイジアナにお住まいの方から意見をいただけると嬉しいなと思います。
ちなみに、歌のジャンバラヤのオリジナルは「ハンク・ウィリアムズ」さんで、カーペンターズの歌詞とはところどころ違うようです。
私にはよくわからないのですが、言い回しが少しストレートなようです(下品ともいう)。
歌詞解釈についてはこちらのページに記載されている内容を基にさせていただきました。
⇒ 『ジャンバラヤ』の詞の語注
ウェスト・ヴァージニアやミシガンで肥満率が高いこととその地域の名物料理との関係については調査中であります。
なんかわかったらまた記事にしますね。
糖質制限ダイエット ブログランキングへ
追記
個人的には、ジャンバラヤを含むこのケイジャン料理がとてもおいしそうなので、東京まで美味しい店を探しに行こうっと思っています。
糖質食後の食後すぐの運動(徒歩)の場所も確認しておいてチャレンジしようと思います、レポートしますね、その時は♪
これは、奴隷食(のハレ)、だったのでしょうね。
当時の上流階級ですら、エレベーターは使えず、
ましてや奴隷なら、ものすごいカロリー消費だったでしょう。
そして短命。40代で死去される方も多く、糖尿病や肥満など、発生もせず、だったのでしょう。
お祭り!と賑やかに食卓を囲む笑顔が見えるように思います。
しまなみさん
>これは、奴隷食(のハレ)、だったのでしょうね。
なるほど、おいしそうですもんね、私もこういうパエリャとか大好きでしたし。
>ましてや奴隷なら、ものすごいカロリー消費だったでしょう。 そして短命。40代で死去される方も多く、糖尿病や肥満など、発生もせず、だったのでしょう。
そうですね、現代のように電気やガソリンに依存する生活と異なり、すべて自分の手足でこなしていた時代にはこの程度の糖質摂取は問題なかったでしょうし、膵臓と肝臓がパンクする前に他の要因で亡くなっていたのでしょう。
やはり、生活習慣病という言葉は合っているのですよね。
現代社会生活習慣病、とでもいうのかな。
自動車や電化製品が出現する前にはほぼ、ありえなかった病気なのですよね、奴隷や召使を使える人たちを除いては。(遺伝的にそうなりやすい人を除く)
糖質が悪者になったのも現代のようなライフスタイルになったからなのでしょう。