糖質制限と寝酒
糖質制限ダイエットが何が嬉しいって、お酒を飲んでも痩せること。
カロリー制限するダイエットでは
「お酒はカロリーが高いし肝臓に負担をかけるから禁止です!」
と叫ばれて、みんな信用して我慢していた。
だから酒飲みは挫折した。 (爆)
でも、糖質制限ダイエットなら、糖質を含まないお酒なら飲んでも構わない。
蒸留酒、つまり、ウイスキーや焼酎だ。
日本酒や白ワインは糖質をたっぷり含むからダメ。
(弱火で煮詰めると砂糖水みたいなとろとろの甘い水になるからお試しあれ)
参考文献 信長のシェフ(笑)
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ビールも甘くないけど、糖質含有量はものすごく高いからこれもダメ
でも、蒸留酒なら毎日飲んでも大丈夫。
糖質を食べないから肝機能も全く正常。
・・・ということで、調子に乗って寝酒をガバガバ飲んでると、これは良くない。
なんでかというと、夜、寝ているあいだに肝臓は糖新生をするから。
赤血球や脳細胞を動かすために一定濃度の血糖を維持することは必要で、そのために肝臓はアミノ酸と脂肪から糖質を作り出しているのだ。
寝酒でたくさんアルコールを摂取してしまうと、これを妨げることになる。
飲むなら、薄い水割りかお湯割りをコップ一杯以内に抑えておこう。
アルコール量にして10g以下だ。
もちろん、寝酒なしで眠れるのならばそのほうがずっといい。
糖質制限ダイエット ブログランキングへ
ただ、糖質制限して初めのうちはなんだか糖質食べてないのがひもじい感あるから、寝酒で慰めるというのは悪くない方法。
酒飲みのおっさんに特にオススメ。
スポンサードリンク 2013年2月18日 07:33 スポンサードリンク
カロリー制限するダイエットでは
「お酒はカロリーが高いし肝臓に負担をかけるから禁止です!」
と叫ばれて、みんな信用して我慢していた。
だから酒飲みは挫折した。 (爆)
でも、糖質制限ダイエットなら、糖質を含まないお酒なら飲んでも構わない。
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日本酒や白ワインは糖質をたっぷり含むからダメ。
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でも、蒸留酒なら毎日飲んでも大丈夫。
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・・・ということで、調子に乗って寝酒をガバガバ飲んでると、これは良くない。
なんでかというと、夜、寝ているあいだに肝臓は糖新生をするから。
赤血球や脳細胞を動かすために一定濃度の血糖を維持することは必要で、そのために肝臓はアミノ酸と脂肪から糖質を作り出しているのだ。
寝酒でたくさんアルコールを摂取してしまうと、これを妨げることになる。
飲むなら、薄い水割りかお湯割りをコップ一杯以内に抑えておこう。
アルコール量にして10g以下だ。
もちろん、寝酒なしで眠れるのならばそのほうがずっといい。
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ただ、糖質制限して初めのうちはなんだか糖質食べてないのがひもじい感あるから、寝酒で慰めるというのは悪くない方法。
酒飲みのおっさんに特にオススメ。
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お久しぶりの山本です。
なんちゃってケトン食実施中の小生にとって、
アルコールと糖新生については非常に興味があります(毎晩結構飲みますので・・・笑・・・。
江部先生は「アルコールは糖新生を抑制する」の説を支持しております。
こちらで結構話題?となっておりましたが、
http://okwave.jp/qa/q6627754.html
確かに私の中性脂肪はいつも高めです(アルコールが原因だと分かっていますのであまり気にしてませんが)。
昨年一時、スタチンを強制的に服用するよう処方されましたが、四日目にして階段上り下りで息切れするようになって、止めました。
糖質制限、特にケトン食を目指す場合スタチンは禁忌ではないかと思います。たぶん脂肪酸の代謝(アセチルCOAの産生)をも阻害するのかも知れません。
寝ている間に肝臓に糖新生をしてもらうためには、寝る前のアルコール摂取を
>アルコール量にして10g以下に・・・
ビール(もどき)をやめ、糖質オフ飲料と蒸留酒に変更して以来、宿酔と夜中のトイレ通いから解放されました。
それをいいことに毎晩、100mlあたり糖質0.8mgのアルコール飲料を500mlと、アルコール度数37度のウィスキー230mlほどをお湯割りで飲んでます。
合計のアルコール量は・・・
500×0.08+230×0.37=125ml
125×0.8=100g
計算の参考サイト。
http://www.eiyoukeisan.com/cgi-bin/project/osake/cgi/osake.cgi
お勧めの10gの十倍の量を半年以上飲んでますねぇ^^
糖新生が阻害されて翌朝には低血糖で起きられないこともありえますが、とりあえずそのようなことはありません。
ビール(もどき)を飲んでいたころは毎晩、350ml×4本~6本飲んでました。そして必ずと言っていいほど夜中に目が覚めてトイレに行っていました。いまも同じくらいかそれ以上の水分摂取量なのに目が覚めてもトイレに行かずに済んでいるのはどうしてなのか不思議です。
ちなみに目が覚めるのは寝入ってから4.5時間後くらいです。目が覚めてから朝御飯の支度を始めるまでは南雲先生流に「自分の自由になる時間を大事に使う」べきなのでしょうが、たいてい二度寝してますw
山本さん
「gluconeogenesis ethanol」で検索してみました。
上位二つの検索結果の該当する記述を転載します。
読んでいただくとわかる通りに、どちらのサイトでも、アルコール摂取はNADH産生に傾くことから糖新生を阻害するとしています。
トップのサイトはスタンフォードのサイトのようですね。
Ethanol consumption and gluconeogenesis
Ethanol is metabolized primarily in the liver, by alcohol dehydrogenase.
CH3CH2OH + NAD+ ←→ CH3CHO + NADH + H+
This reaction elevates the ratio between NADH and NAD+ in liver cytosol. High NADH levels block the conversion of cytoplasmic malate to oxaloacetate, preventing gluconeogenesis.
Similarly, glyceraldehyde-3-phosphate dehydrogenase is forced to run backward by high [NADH], so glycolysis is also inhibited.
Conversion of lactate to pyruvate by lactate dehydrogenase is also inhibited by high [NADH].
Consequently, consumption of large amounts of ethanol can result in hypoglycemia and mild lactic acidosis.
Severe hypoglycemia can cause irreversible damage to the central nervous system, which in its early stages might be mistaken for simple intoxication.
http://imed.stanford.edu/curriculum/session4/content/10-Gluconeogenesis.pdf#search=%27gluconeogenesis+ethanol%27
Ethanol Metabolism and Gluconeogenesis
Ethanol strongly inhibits gluconeogenesis and can bring about hypoglycemia, a potentially dangerous decrease in blood glucose levels. Ethanol metabolism occurs primarily in the liver. The reaction, catalyzed by alcohol dehydrogenase, is shown as follows:
Ethanol + NAD+ Acetaldehyde + NADH + H+
The NADH produced in this reaction shifts the equilibrium in the liver cytosol of the lactate dehydrogenase from pyruvate formation to lactate synthesis.
The NADH also favors reduction of oxaloacetate to malate in the reaction catalyzed by malate dehydrogenase, making less oxalacetate available for gluconeogenesis. The resulting hypoglycemia can affect the part of the brain concerned with temperature regulation and the body temperature can fall by as much as 2C. Thus, feeding alcohol to people suffering from hypothermia is counterproductive. Metabolically speaking, glucose would be far more effective in raising body temperature.
http://www.pearsonhighered.com/mathews/ch16/c16emg.htm
理論上は、エタノール摂取は糖新生を阻害する、メカニズムはご提示のOKウェブの回答と同じとなっています。
OKウェブの質問者がハリソンの文章を引用されていますね。
”ハリソンのほうは前後の文章としては「空腹時のエタノール負荷では、エタノールの急性作用により糖新生が行われ、続いて健常人では6~36時間の間に一過性の低血糖を生じる。これがアルコール依存症患者で2~4週間の断酒期間中に耐糖能障害を引き起こす原因となる。」とあります。”
http://okwave.jp/qa/q6627754.html
この文章を読めばわかりますが、「6~36時間後には低血糖」となっておりますし、寝酒が明け方低血糖を引き起こすであろうことは間違いないように思われます。
質問者さんがこだわっている「エタノールの急性作用により糖新生が行われ」の部分ですが、ここはおそらく翻訳の間違いではないかと思われます。
なぜなら、正常人がアルコールを摂取するとすぐに血糖が上昇することが知られているようなのですが、それは「エタノールが肝臓でのグリコーゲン分解によるグルコース放出を促すから」であって、「糖新生」による血糖上昇ではありません。
(そもそも糖新生は一気に進むことのできる反応ではありません。)
このサイトにわかりやすい記載があります。
”アルコール摂取をすると肝のグリコーゲンの分解が亢進し、一時的に血糖値の上昇が起こるのと同時にアルコール飲料に含まれる糖質が血糖上昇に寄与すると考えられます。”
http://www.club-dm.jp/novocare_smile/town10-1.php
だから、たぶん、翻訳でのミス、「グリコーゲンの分解(Glycogenolysis)」と書いてあるところを「糖新生(Glyconeogenesis)」とごっちゃにしたんじゃないかと思うんです。
(ハリソンの原著を読んでみればいいのですが、誰か読んだら教えてください。)
ちなみに、Wikipediaにおいてアルコール中毒の項目を読んでみました。
In addition to respiratory failure and accidents caused by effects on the central nervous system, alcohol causes significant metabolic derangements. Hypoglycaemia occurs due to ethanol's inhibition of gluconeogenesis, especially in children, and may cause lactic acidosis, ketoacidosis and acute renal failure. Metabolic acidosis is compounded by respiratory failure. Patients may also present with hypothermia.
http://en.wikipedia.org/wiki/Alcohol_intoxication
こちらでも、アルコール摂取は糖新生を妨げるという概念が一般的のようです。
たぶん、OKウェブの議論が巻き起こってしまった理由は、翻訳がよろしくなかった可能性もありますが、質問された方が早とちり気味の方のように思われ、「エタノールの急性作用により糖新生が行われ」という文章において「の急性作用」というフレーズを完全にすっ飛ばして「エタノールにより糖新生が行われ」という文章であるかのように概念化して質問されたので、こういう議論を呼ぶことになったのではないかと思われます。
冷静に考えればそういうことではないでしょうかねえ?
いずれにせよ、アルコール摂取が糖新生を妨げるのは間違いないと私は思っています。
強い肝臓を持っていれば大丈夫なんでしょうけど(笑)。
かんなさん
かんなさんの肝臓は強そうだから大丈夫なんでしょうね(^_^;)。
私は控えめがいいようです、寝酒にウイスキーのダブルを毎晩続けてみたところ、体調も血液検査地もあまりよろしくなかったです。
もっと強い肝臓が欲しい(T_T)。
ビールもどきのアルコール濃度はどんなもんなんでしょう、今と同じぐらいですか?また、書かれている水分摂取料はビール時代の方が2倍から3倍ぐらいに多いように見えます。
アルコール摂取量が少なくて水分摂取量が多ければおしっこに行きたくなるのは理解できます。
あとはただ単に眠りが浅かっただけかもしれませんね、糖質制限していなかった頃は。
カルピンチョ先生
わたし、飲みすぎですね^^;
ビールもどきのときは、
5%×350mlを最低4本飲んでました。
350×4本=1400ml(水分摂取量。気が向いて6本飲むこともしばしば。
ここ半年はウィスキー700ml(37度)をほぼ三日で明けてます^^;
230(ウィスキー)+水8杯×170ml=1590
500mlの缶入りアルコール飲料・・・
合わせて水分2090ml^^;
起きているうちにトイレに行く回数が多くなった自覚はありません。
心配になって今日、三年分の人間ドックの検査結果を確認しましたがγGTPほか肝機能指数?の上昇はありませんでした。(直近の検査は10月末)
でも「御飯食べないから体調悪くなったんでしょ?」と言われたくないので、ちょっとアルコールを控えたいと思います・・・
思うだけですw
カルピンチョ先生
OK ウェブの質問者の件、小生よく分からないでいましたが、納得できました。
詳細確認していただき、誠に恐縮です。 ありがとうございます。
次回(4月)検診に「糖新生抑制効果あり」のメトホルミンを処方してもらい、試してみようと思っております。
メトグルコも後発薬も成分殆ど同じようなので、ジェネリックでいいかな、などと思っております(メーカーさんごめんなさい)。
私の付き合ってるクリニック、けっこう儲け主義な感じなので、どうなるか分かりませんが・・・・(笑)
Yamamotoさん
返信遅くてすみません。
ジェネリックに比べると先発薬は高いので患者さんとしては病院が儲けているように見えるかもしれませんが、必ずしもそういうことはありません。
変わらなかったり、ジェネリックの方がいろいろと薬局にうまみがあったりして一生懸命に勧める、ということだってあるみたいです(笑)。
気にせず、自分で判断してみてください。
私個人的な感触としては、ジェネリックと先発薬は全く同じものではないと感じています。
主成分は同じでも雑味が混ざる、というのかな。
味噌ラーメンを食べるのに、有名なラーメン屋さんで食べるのと、スーパーのフードコートで冷食を食べるのとぐらいの違い、みたいな感じでしょうか。
どっちも味噌ラーメンには変わりないのですが、美味しさと満足感が違う、みたいな。
たとえば解熱剤のロキ・・・やめとこう(笑)
Scienceに富むブログの展開、ありがとうございます。とても良い勉強になっています。ところで先生のブログのみならず、ほかの人のブログでも、蒸留酒はダイエットに良い、と説明されていますが、この点について疑問が解けないままでおりますので先生のご見解をお伺いいたしたく書き込んでいます。
エタノールの代謝からNADHが産生されることが教科書などに書かれています。NADHからは直ちにATP産生に至るのではないでしょうか。これがアルコールから産生するエネルギーは体内に蓄積できない、と書かれている所以かと理解しています。つまりエタノール摂取すると、それから産生したATPがまず消費され、合わせて食べた食事からのエネルギーは必要量以上はATP産生に回らずひとまず中性脂肪に蓄えられるのではないか、つまりエタノールを摂取すると脂肪蓄積しやすいのではないでしょうか?私は減量のためには、蒸留酒でもやはり控えるべきかと思っていますのに、先生のブログだけでなく、いろんな方のブログに糖の入ったビールや日本酒は減量によくないが、蒸留酒はなんぼ飲んでも太らない、という記述があるので、私の頭の中が混乱しています。お時間のある時で結構ですから、迷える子羊をお救いいただきたく、よろしくお願いします。
>長谷川吉正さん
>つまりエタノール摂取すると、それから産生したATPがまず消費され、合わせて食べた食事からのエネルギーは必要量以上はATP産生に回らずひとまず中性脂肪に蓄えられるのではないか、つまりエタノールを摂取すると脂肪蓄積しやすいのではないでしょうか?
・・・答えとしてはわかりません。
理論上はおっしゃる通りでいいのかもしれません。
で、肝臓でのエネルギー代謝の理論上の推測で考えると、そう考えることができたとして。
アルコールが及ぼす影響ってそこだけじゃないですよね。
代謝に必要な酵素の産生にも、腸内細菌にも、視床下部にも影響は及びますし、
また、同時に何を食べるかも問題かと思います。
(糖質を摂取すればその余剰はスムースに体脂肪として蓄えられるかと思います。)
そして腸内細菌叢、視床下部下垂体系、肝臓での代謝経路
いずれも遺伝的な個人差や、環境の差が極めて大きいですよね。
私からの答えとしては、
いろいろ食べて飲んで比較実験してみたらいかがですか?
です。
で、私個人の経験からすると
私は、自分飲みたいと思う量のウイスキーを毎日飲んでいても太りません。
ですが、それは私にとっての適量に収まっているからだけかもしれません。
「なんぼ飲んでも太りません。」
と書いているものの、
一定量を超えるとコロッと寝ているので、果てしなく飲めているわけではありません。
(ほかのヨッパ糖質セイゲニストにも似た人は多いです。)
ですから、理論的に絶対に正しいかといわれたら、わかりません。
非科学的な答えですみませんです。