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コンビニのお惣菜で糖質制限してる人に細かくケチをつけるのはNG


最近は関西と関東を週に一回、新幹線で往復しています。

水曜日の夕方には新神戸駅を出て新横浜にむかうのですが、最近、新神戸駅の駅の内外の売店がセブンイレブンに変わりました。

嬉しいのが、セブンイレブンのお惣菜が普通に売られていることです。

改札の外の売店にいたっては、郊外の大型店なみに品揃えが豊富なのです。


たとえばこんな感じでお惣菜とハイボールを買って晩ごはんにして車内でいただいております。



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最初のこれは蒸し鶏を使ったサラダとビーフパストラミと鯖の竜田揚げとハイボール

0125 shikansen gohan-33.png

もう一つのこれも鶏のサラダとビーフとハイボール、写ってないけど裂けるチーズもいただきました。

0201 Shinkansen gohan-33.png

肉系がしっかり載ったサラダと、肉系、もしくはチーズ系のおつまみ、そして糖質の少な目の飲み物ですね。

完全に糖質制限できているわけではありませんが、10分ほどの僅かな時間で急いで晩ごはんを手に入れたいときにはとてもありがたい品揃えです。

ここ数年の変化に感謝してます。


厳密な糖質制限を至上としてそれを守るべきだとされるみなさんからすると、糖質制限が不完全であるとして文句をつけたくなるかもしれません。

それは糖質量がまだ高いから自分でサラダ弁当を用意すべきであるとか。

コンビニの食材の産地はあまりお勧めできない、自分でしっかり取り寄せて調理すべきであるとか。

角ハイボールには糖類が入ってるから良くないとか。

言いたくなる気持ちもわからないではありません。。。


でも、現実問題として、忙しい日常生活の中で食べ物の準備に避ける時間と注意力は限られている人の方が多いと思います。

厳密な糖質制限、理想はわかりますが、一人一人、生活の中で何を優先するかは異なります。


また、継続することが苦にならない人もいれば、苦になる人もいます。

ルールを忠実に守ることに徹底する行為って、
それが楽しい人もいれば、めんどくさいと思いながらなんとか続けている人もいます。

人それぞれです。


そんなときに、前者が後者に良かれと思って進言すると、あまりよい結果はうみません。

食事が楽しくなくなって、もう糖質制限なんかやりたくない、という気持ちになってしまう人もいるはずで、それでは本末転倒です。


ということで、何が言いたいかと言うと、

自分以外の誰かが糖質制限をしていると言って食事を見せてくれたときには、自分のルールは置いておいて、まずはじっくり観察するだけにしておくのがいいと思うのです。

本人から希望してこない限り、いちいち粗探ししてケチをつけるのはやめておきましょう。


その人のこれまでの歴史をよく知った上であれば、気になる点を指摘するのも悪くないかもしれませんが、

いきなり批評家になって自分のルールに合わないことにケチをつけるのは相手をシラけさせるだけだったりします。


自分でも、気をつけなければならないと思うのです。

糖質制限やケトン食を正しいと思えば思うほど、謙虚でありたいなと。


と、いうことで、

わたしは新幹線ではいつも7%の角ハイボールを飲みます。

これには糖類を含むレモンリキュールが含まれていて、ある程度は血糖値を上げることも知っています。

同じ角ハイボールでも9%のものには糖類が含まれてないことも知ってます。


でも、私はそれを知った上であえて7%の角ハイボールを飲んでます。

個人的に7%の方が味が好きなのと、

9%の方を飲むと少し酔いが回りすぎるので、それを避けることもあり、7%の方を選びます。

ずっとそうしてます。


アルコールは嗜好品です。

糖質制限を知った上で、基本は焼酎やウイスキーのような蒸留酒しか飲まないけど、料理に合わせて白ワインや日本酒を選ぶこともあります。

選ぶのは個人の考えや感覚であり、尊重すべきものだと思います。

個人の好きでいいんじゃないでしょうか?


ショパンが好きでリラックスしたいときにショパンのピアノ曲を聴いてるという人に、モーツァルトの方がもっとたくさんアルファ波が出て脳にいいからモーツァルトを聴いた方がいいよ、みたいなこと、ふつうは言わないですよね?


脱線しちゃったけど、最初に戻ります。

最近のコンビニの品揃えは糖質制限する上でとても便利になっていると思うのです。

短時間で外食するしかないから糖質制限が難しいと思っているあなた、
コンビニの食材を見直してみてください。

そして、自分はコンビニなんか使わない、使うにしても徹底した食材選びしかしないよというあなたも、
他人の立場に立って、コンビニの食材の有用性を見直してみてくださいね。

お役立ちです。




・・・ハイボールもう一本飲もうかな。


(`・ω・´) いや、もしもし?

2017年2月 2日 06:23

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コメント(20)

それを言い出したらそもそも、アルコールとらないほうがいいのは自明ですもんね~~

どこま許容するかは、それぞれ自分の頭で考えないとね

更新ありがとうございます。
先生のおかげで15キロ痩せました。
そして、大好きなブロガーさんがやめてしまいました。
やはり批判が多かったんでしょうか。
人それぞれ、楽しみながら健康になる。
それでいいと思うのですが。。。
自ら寿命を縮めるより、少しでも伸ばそうとするのが本能というもの。
また復活してほしいです。

カルピンチョ先生

おひさしぶりです。
私、今の勤務地が福島県。自宅は東京。
震災の翌年からだから、そう・・もうこの6年、単身赴任ちゅうもんですね。
で、毎週末東京に帰って、日曜日の夜に福島に向かっておりますが、9%の角ハイボール(濃いめですわ・笑)。あと、カシュー&ナッツあるいは、駅で売っているとんかつやシューマイがお相手です・・・・・。
実はこれで足りない・・・福島に着いてまた酒買って自宅で呑んでます・・・・・ダメダメです・・・・・。ひもじくはないですが、酒がタリン・・・。

が、カルピンチョ先生のレパートリーはいい気がするなぁ〜。
今度、買ってみよう。

ではでは、お体お大事に。

ひっ跳べ

長らくご無沙汰しておりました。そして、更新ありがとうございます(続けてくださることに感謝です)。

さて。今回のコンビニの話題。
一人暮らしで、とりあえず糖質の少ない食事をしようとする上で、最近のコンビニの品揃えは、たしかにとても便利になっていることを実感しています。パッケージに糖質量を表記した製品が多くなっているのもありがたいですね

厳格なコントロールが必要な方々から見れば、「生ぬるい」という批判があるかもしれませんが、最近のコンビニの品揃えは、スーパーの店頭で手に入る惣菜類よりも低糖質なものが購入しやすように思えます。

>コンビニの食材の産地はあまりお勧めできない、自分でしっかり取り寄せて調理すべきであるとか

もちろん、自分自身の身を守るための、食材の選択には気を配るべきでしょうが、糖質の過剰摂取によって様々な不具合が生ずるデメリットと比べれば、よほどましのように思えます。


ご自分の理論に合わないからと言って、他のスタンス、例えばMEC食を攻撃しまくっている方がありますが、私は、例えばMEC食は、糖質過剰摂取から離脱する、非常に解かりやすい方針として評価されるべきであると考えます。ここをスタート地点として、それぞれが、情報を取得し、自分で判断すればよいのです。


ところでドクターは、マヨネーズはどれがお勧めでしょうか。(自分で判断するのが大切、と言いながら、この他力本願な質問)(笑)
キューピーのアマニ油マヨネーズ、これは素晴らしいと思って購入してから、改めて成分を見たら、アマニ油の配合量は全体の30%って。成分表を見たら、砂糖まで入ってる(-_-;)。
これだと(コスパも含めて)スタンダードなマヨネーズのほうがましじゃないか、などと考えております。

ま、ドレッシング類はさほど手間のかかるものでもないので、自分でオリーブオイルなどと酢で作ればいいだけのことなんですが(^^ゞ。

あっ、更新されてる!
ありがとうございまーす。

最近知人が突然の眼底出血で糖尿病が判明し20日間緊急入院していました。当然、カロリー計算による食事療法を徹底指導されてきました。

今それとなく他の方法もあることを、自分の体は自分で守らなければいけないこと、情報を集め学ばなければ取り返しのつかない事態になるかも知れないことを、少しずつ伝えようとしています。
彼女の状況はまだ退院したばかりで冷静に考える時間もなくドクターの言われるままですが、いつか糖質の危険に自分で気づき投薬からの卒業を望むようになってくれればと願っています。
私の考えを押し付けないようにとぐっと我慢していますが、早くこのカルピンチョ先生のブログを教えてあげたいです。

失礼いたします。7%角ハイボールの炭水化物2.2gはすべて食物繊維らしいです。
http://takadera.hatenablog.com/entry/2016/02/26/120000_1

カルピンチョ先生、東海道新幹線での角ハイボールの楽しみ方、御紹介させてください。

2時間以上の新幹線って、どうしても笑飲みすぎちゃいますよね。アラカンもさは、東阪往復しながら、薄めハイボールを車内で楽しんでます。
新横浜-新神戸間ではやや状況は違うと思いますが、ご参考になれば幸いです。

東海道新幹線の東京駅ホーム売店で、とりあえず9%ハイボールと炭酸PETボトルを買い込みます。窓際の席に陣取り、出張鞄に常備している使い捨てコップに9%ハイボールと炭酸水を半々づつ注ぎ、黄昏の車窓を眺めながら4.5%に薄めたハイボールをゆっくり嗜むのは良いモンです。
缶が空になる浜松辺りで通りかかった車内販売ワゴンからハイボール缶(7%ですが)をもう1つ買って、ワゴンから氷をコップに少し頂いてちょっと濃い目をもう一杯 っていうのもオツです。
たまーにですが、まだ明るいのに富士山を眺めつつヤッテル のは秘密です。

ある平日夕刻の東京駅、大阪前泊出張、ホームの売店で9%ハイボール缶と炭酸水を買おうとしたら、なんと! レジのお姉さんがレジ裏に置いてあるプラスチックコップをレジ袋に滑り込ませてくれました。お心遣い、嬉しかったですね。
同志が沢山いるんだなって判りました。(現在もこのサービスがあるかは不明です)

新大阪では、以前は9%ハイボール缶と無糖炭酸水が中々手に入らなかったのですがいまや東京駅と同様、改札内でも9%角ハイボール缶もPET炭酸水も売ってますので薄めハイボール人生を安心して歩めるようになりました。糖質制限普及のおかげと思ってます。

最後に、新幹線での夕食代わりのおつまみですが、チーズとサラミの小分けセットが好きです。甘くないビーフジャーキーやししゃもも良いですね。こういった乾き物を野菜サラダの上にばら撒いてトッピングにして食べるっていうのは如何でしょうか?いろんな味のサラダが一度に楽しめます。
サラダと一緒に焼き鳥を5本位デパ地下や駅地下で買いこむのもあり。あ、当然塩で・・・

それでは、東海道新幹線+ちょこっと山陽新幹線 の旅をしばしお楽しみ下さい。

あ~、ブログが更新されてる!
カルピンチョ先生、ご無沙汰しております。また記事が読めてうれしいです♪
2型糖尿病が発覚して糖質制限を始めてから3年になります。最初の頃は不安でいっぱいで、先生には本当にお世話になりました。
最近は糖質摂取量が少し増えましたが、血液検査は問題なくクリアしています。3年も糖質制限していれば、「この糖質量なら大丈夫!」という許容範囲が自然とわかってくるようです。最初の2年は糖質の塊を全面禁止にしていましたが、ハレの日は糖質も少量ならOKとして、この年末年始は久しぶりに年越しそばとお餅をいただきました。
ここ3年で外食産業の進化(?)は目覚ましいものがあります。ガストとすかいらーくでは、麺料理をオリジナルの糖質ゼロ麺に代えてもらえます。ガストには糖質5gのアイスまで登場しました。ファミマはライザップとコラボでスイーツも。ライザッププリンはなめらかでとてもおいしいです。本当に糖質制限がしやすくなったのを実感しています。ありがたいです。

カルピンチョ先生

コメントありがとうございます。

>> 一人でいちえふがらみの仕事に向かわれる(と、勝手に想像)
◆漫画を読まないので「いちえふ」がわかりませんでした(汗)が、そちら方面ではありません。復興に関係はしておりますが。

>> んで、お奨めはワインビネガーを炭酸で割ったビネガーソーダをハイボールの合間に入れることです。
◆アドバイスをありがとうございます。実は先生のブログに書いてあったので、たまに(ワインビネガーではありませんが)「黒酢+炭酸」とか「黒酢+水」とか飲んでます。ただ、お酒を飲んで気持ちよくなっていると、アルコール以外をなかなか合間に入れないですね(単なる飲んべ・苦笑)。
なるべくそうしようと思います(ワインビネガーも試してみます)。
ありがとうございました。

先生ご無沙汰しております。同感です。
糖質と添加物の両方たっぷり摂取してしまうよりは、優先順位を考えて糖質だけでもオフにするという選択をどうして責められるでしょうか。

私自身もときどきローソンに行きますけど、糖質制限的にOKな新商品を探して試したりするのはとても楽しいですし、そういう情報をSNSで仲間と共有することがモチベーションの維持につながっていると感じています。

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低糖質ダイエットに適した食材

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私のブログをまったく読まずに一方的に質問を投げかけるのはおやめください。 いただく質問の答えは、ブログ内の記事、あるいはコメントでのやり取りに記載されている場合が多いと思います。 量が多くて読むの大変だから、ということであれば、知恵袋などの質問サイトをご利用なさってはいかがでしょうか。 また、コメントへの返信やメールへの返信は「無償の善意の第三者」としてやり取りさせていただいているつもりです。 自分の家臣に問いただす殿様みたいな非常識な投げかけは、ときに無視しますので、あしからずです。 コメントやメールには医学的に間違いないようにお答えしたいと思いますし、急に忙しくなって対応できないこともありますので時間がかかる場合があります、ご了承ください。


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糖質制限がうまくいかない人は明らかに一定数存在しますし、その方々の存在を否定するつもりなど毛頭ありません。
人はそれぞれ遺伝子が違い、環境が違い、そのアプローチに挑むときの年齢や健康状態も違うのですから、同じことをしても同じ反応が出ないのは当然のことだと思います。 私も、そのことについては頻繁に言及しています。

しかし一方で、記事一つ一つは、異なる人へ向けての異なるメッセージです。
すなわち、個別記事というものは、どういう人々に何を伝えるか、ターゲットを明快にして書くものだと私は考えています。
そういうところでいちいち、しかし、例外はあります、とか言って全ての人に配慮した注釈を付けると、読む側もメッセージがなんなのかわからなくなります。

したがって、読まれた方の立場次第では、その記事では自分の存在を無視されているように感じる、配慮が足りないと感じられる記載内容があり得ます。
その場合、その記事はほかの人に向けられた記事であると、スルーしていただけたらありがたいです。

よろしくお願いします。

ぽっちゃりも糖質も菊芋におまかせ ↑宣伝ヽ(´▽`)/
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