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糖質制限アスリートが酒に弱い理由 Fat adaptation


糖質セイゲニストが酒に弱くなるという話、盛り上がってまいりましたねえ。

糖質制限していると酒を飲んだ時に低血糖を起こしやすいのではないかという意見。



私は最初は懐疑的で

オレキシンの低下が根底にあるのではないか?
http://xn--oqqx32i2ck.com/review/cat13/post_195.html

と、思ったのです。


ですが、どうやら、低血糖(幅はいろいろですが)がどうも関係しているような気がしてまいりました。

(オレキシンの線も捨ててはいませんけど^^;)


医者の常識として、「低血糖発作」には気分不良とか冷や汗とか甘いものがほしくなるとかの初期段階の存在するイメージが強かったのです。

それがない、無症状性の低血糖発作を起こす可能性があるのは、インスリン常用している糖尿病の方だけだろう、2型でインスリンや血糖降下薬使ってない人にはそんな無症状性低血糖なんてことはないだろう、という先入観が取れなかったのもあります。


ですが、

「運動する糖質セイゲニストのヨッパでの低血糖」

には、前駆症状がなくてもいいのかな、おまけに、いきなり手足だけが動かなくなる可能性もあってよいと思えてきました。

その話を書きますね。



さて。

コメントいただいた「いきなり低血糖のようなヨッパ」になる方には共通点があります。

そこから考察して、論文調べてみました。



まずはこちら、よく運動している人におけるFat-adaptation(脂肪適応)に関する論文です。

Appl Physiol Nutr Metab. 2011 Feb;36(1):12-22. doi: 10.1139/H10-089.
Fat adaptation in well-trained athletes: effects on cell metabolism.
Yeo WK1, Carey AL, Burke L, Spriet LL, Hawley JA.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21326374

Abstract

The performance of prolonged (>90 min), continuous, endurance exercise is limited by endogenous carbohydrate (CHO) stores. Accordingly, for many decades, sports nutritionists and exercise physiologists have proposed a number of diet-training strategies that have the potential to increase fatty acid availability and rates of lipid oxidation and thereby attenuate the rate of glycogen utilization during exercise. ・・・以下略


これ、どういう論文かということをザクッと説明します。

90分以上のランニングをするようなアスリートたちは、いかにしてグリコーゲン消費を少なくするか(長く持たせるか)に苦心してきたというのですね。

その一つの方法が糖質制限です。


実は糖質制限したままで運動すると、筋肉は変化するのです。


骨格筋(四肢などを動かす筋肉)は、本来的には糖質を使いたがります。

糖質を食べた直後に運動すれば筋肉に血糖が取り込まれて血糖上昇を防ぐことができる。

これは皆さんご存知の通りです。


一方、心臓などの内臓の筋肉はエネルギーとして脂肪酸を使います。

いろいろと発現している遺伝子も異なりますし、適材適所の栄養分を使って動いています。


ところが、糖質制限して、脂肪とタンパク質だけでカロリーを取るようになると、骨格筋、変化しちゃうんですね。

脂肪酸を使うように変わるというのです。


論文内に使われている図の一部をお見せしましょう。


fat-adaptation.jpg


これ、推測が含まれていますが、わかりやすいです。

糖質制限しながら運動を続けると、脂肪酸表面に発現している脂肪酸取り込みチャンネルの発現が亢進し、逆に糖質取り込みチャンネルのGLUT4は発現が低下するというのですね。


これにより何が起こるか?

糖質取り込み効率が落ちて、グリコーゲンの貯蔵が減るというのです。

つまり、非常時に分解して筋肉にブドウ糖を供給するための糖質の蓄えが減ってしまうというわけです。


(この論文では、だから、このようにFat-adaptationをした人が、競技前に糖質ドーピングを行うと脂肪の摂取効率は高いままにグリコーゲン濃度を増やせるので、スタミナが長く持つという話を説明しています。
糖質制限アスリートの話のコメントのところで少し触れましたね。

⇒ メダリストのボディ・ミラーも糖質制限してソチに臨む
http://xn--oqqx32i2ck.com/review/cat12/post_192.html)



一方で、何度も紹介していますがこちらの論文。

Am J Physiol. 1998 Nov;275(5 Pt 1):E897-907.
The inhibition of gluconeogenesis following alcohol in humans.
Siler SQ1, Neese RA, Christiansen MP, Hellerstein MK.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/9815011

Abstract

Accurate quantification of gluconeogenic flux following alcohol ingestion in overnight-fasted humans has yet to be reported. [2-13C1]glycerol, [U-13C6]glucose, [1-2H1]galactose, and acetaminophen were infused in normal men before and after the consumption of 48 g alcohol or a placebo to quantify gluconeogenesis, glycogenolysis, hepatic glucose production, and intrahepatic gluconeogenic precursor availability. Gluconeogenesis decreased 45% vs. the placebo.


改めて詳しく説明してみましょう。

早朝空腹時にアルコールを48g摂取させたときに体の中で何が起こるかを調べた実験です。

まず、血中アルコール濃度の変化です。


48gのアルコール負荷後の血中アルコール濃度の変化.jpg


午前8時にアルコールを摂取していますが、血中アルコール濃度がピークに達するのは10時から10時半にかけてです。

ここ、大事なポイントですね、飲んだアルコールがピークに達するのは2時間~2時間半後、まずは頭に刷り込んでください。



次に、血糖値の変化です。


48gのアルコール負荷後の血中グルコース濃度の変化.jpg


血液中のアルコール濃度がピークに達する2時間半後あたりから、お酒を飲んだ人の血糖値は低下しています(白丸)。

ですが、10%程度の低下であり、統計学的に有意ではないそうです。

もちろん、被験者を増やせば有意な差になるのだと思いますが、それでも10%程度しか落ちないというのは変わらないでしょう。

飲む前の血糖値が90mg/dlだとしても80mg/dlですから、問題になるほどの低下ではありません。



ところがこのとき、肝臓での糖新生を見ると、お酒を飲んだ人(白丸)ではかなり落ちているのです。

48gのアルコール負荷後の糖新生、グリコーゲン分解、糖新生の基質の残量.jpg  
上の図のBです。

また、このときに肝臓内の糖新生の原料となる物質(糖原生アミノ酸)の推定量はどんどん増えていますので、確かに糖新生がブロックされていることがわかります。

(上の図のDです。)


糖新生がこんなに落ちているのに、どうして血糖値の低下はわずかなのでしょうか?


実は、グリコーゲン分解はエタノールを飲んだ人で強く起こります。

これにより、貯蔵された糖質が放出されるので血糖値はそれほど落ちないのです。

(上の図のCです。)



このように、お酒を飲んだ人ではグリコーゲン分解が活発になって、糖新生ブロックで発生する血糖低下を補っているというのですね。

だから、ダブル2杯程度飲んでも大した血糖低下は起きないというのです。

通常の人(糖質摂取している健康な人)ではね。



では、同じ実験を、強めの運動をしている糖質制限者が行ったとしたらどうなるでしょうか?



・・・おわかりですよね。


糖新生を補うためのグリコーゲンが、特に筋肉局所でのグリコーゲンがもともと少ない状態でのアルコール負荷実験。

グリコーゲン分解による糖放出が足りません。

するとどうなるのか?

これまた仮説ですが、筋肉局所での低血糖が強く起こり、局所的な低血糖発作で動かすことができなくなるという事態が発生す可能性があります。


強めの運動をしている糖質セイゲニストがお酒を飲むと手足の筋肉が動かせなくなることがある。

でも、局所の低血糖なので、全身性の低血糖が発生した時に感じるような不快感を感じることなく、いきなりそれ(筋肉の脱力)が発生する。

みなさんの観察結果とばっちりあってしまいますね。



ということで、もささん、読者さん、50代男性さん、Takさん。

運動大好きな糖質セイゲニストの50代の男性たちは、お酒に弱くなるべくして弱くなっている可能性があります。(笑)

突然足腰がへなへなになる、というのは骨格筋の局所的な低血糖で話のつじつまが合いますよね。

(コロッと寝る、という部分には、私、オレキシンの線を捨てませんけど(^^;))



さらに付け加えると、本来、人間のグリコーゲンの蓄えの1/3は肝臓に、残りの2/3は筋肉にあります。

そう考えると、筋肉のグリコーゲンがかなり少なくなっている糖質制限アスリートたちでは、まずは筋肉がヘロヘロになるだけでなく、全身的にも、代償機構としてのグリコーゲン量が足りていないという可能性があります。

だから、まず筋肉が動かなくなるだけでなく、意識がぼんやりしてくるなどの低血糖の症状も出てくる可能性もあります。




運動にいそしむか、飲酒にいそしむか。

運動する糖質セイゲニストは基本的には二者択一、あるいはどちらかを減らすか。

もしくは飲むときには糖質摂取するかですね。



ややこしいですねえ。。。(^^;)






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2014年4月12日 13:49

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コメント(62)

時々読ませてもらってます、とかチャン です。

初歩的な質問で申し訳ないのですが、


本日エントリーにも出てくる「脂肪酸」
>一方、心臓などの内臓の筋肉はエネルギーとして脂肪酸を使います。

糖質制限のお話で出てくる「ケトン体」。

どちらも脂肪関連のようなのですが、別物なのですか?

お教えいただけないでしょうか。

非常に解りやすく説明していただきありがとうございました。
糖質とアルコール非常に深いものがありますね。
やはり糖新生が見事に阻害されるのですね。
悪酔いと低血糖も関係があるのでしょうか。

たしかに低血糖と調べると症状には該当しなですね。
私の症状は糖尿病ではないですが、糖尿病患者によくある
無症状性低血糖が症状からすると非常に近い気がします。
でも糖質制限して運動してアルコール摂取をするととなぜ無症状性低血糖になるのかは不思議ですね。
もしかして何度も経験して体が慣れてしまって解らなくなっているのでしょうか。
私は一日一食で糖質制限もランニングをしっかり行い、家飲みは寝るだけなので今まで通り、外飲みは怖いので保険としてブドウ糖タブレットを携帯する事にします。
それでどの様になるかまたご報告いたします。

ご多忙中、記事に取り上げて頂きありがとうございます。

なかなか込み入った将棋のように複雑ですねー。

もともとは、カーボローディングきっかけで低糖質生活に入ったので、ロードバイクのロングライドやヒルクライムイベントの前には意識的にカーボイン、それと日々のトレーニングでは脂肪酸を効率よく使用する体質を作るために、練習後のみに多少糖質補給しておく、という方式を試行してみようかと思います。

あとは、まあ家飲みではあまり実害はないので、やはり外飲みの際にビール解禁万歳ですね。

初めまして。いつも面白く読ませていただいております。

アスリートと言えるレベルではないのですが私もフルマラソンと20キロ競歩やっていて日常的に運動をしています。

糖質制限を始めて2年以上経つので炭水化物や甘い物に対する欲求は普段はありませんがお酒を飲むとテキメン甘い物が我慢出来ない状態になります。それは糖新生がストップするからだと病院の管理栄養士さんに教えてもらいました。他の方のように突然へなへなになるとかはありませんが。

なので経験的に飲む時には少し炭水化物の物を食べた方が低血糖にならないのではないかと感じていましたが、今回の記事を読むと正解のようですね。

「糖質を摂らずに運動をしていると骨格筋が脂肪を使うようになる、競技前に糖質ドーピングを行うと脂肪の摂取効率は高いままにグリコーゲン濃度を増やせる」

というのは新たな知識として役立ちそうです。今までも狙った大会の前は日曜レースだとしたら木曜から朝昼だけ高血糖を起こさない程度の主食を摂っています。自分で考えて何となくそうしてきたのですが今回の記事はそれに対する裏付けになりそうです。

なるほど、なるほど。自分で想像するのと違って、カルピンチョ先生のようなお医者さんに順を追ってご説明頂くと、安心できます。

私の場合、糖質制限しながらの運動と飲酒とグロッキー状態にどの程度の再現性があるのか、もう少し各条件を変えながら試してみます。もし常に起こるようなら、私の選択候補としては、運動した日には飲まない。これで今までなかなか実行できなかった休肝日が、週2日も自動的に取れてしまうことになります。

代替選択案としては、「運動した日の飲酒には糖質補給も必要」という大義名分の下に、3か月前に糖質制限を始めてから控えていた大好きな日本酒を復活させる、です。どちらもの選択肢も魅力的です。

あっ、もうひとつ。、甘いものを食べたいと思った時に、まず運動して、そして元気に酒を飲むための手段として、チョコやロールケーキやあんこや・・・をちょっと頂くというのも良さそうですね。もちろん糖質セイゲニストの資格を失わない程度に、節度を持ってやりますので、ご安心下さい。

久しぶりにコメさせて頂きます。
糖質制限を始めるとお酒が弱くなる・・・関連の記事、なるほどなるほどと、楽しくよまさせていただいてます。
今回拝読したあと、こりゃいっちょ自分で調べてみるかって気になりました。
昨日(日曜)は、17時で仕事が終わったので、17時40分ごろからの飲酒(焼酎)開始です。

飲酒前血糖値・・・81mg/dl

19時に夕食・・・
手羽塩焼き、オニオンスライス、魚干物、みそ汁

食後1時間での血糖値・・・82mg/dl

食後2時間での血糖値・・・73mg/dl

おおお!
みごとに下がってます。
しかも、非常に眠く、以前には考えられないくらい早く寝ましたw

たかが1例ですが、報告させて頂きます。

運動量の割に酒量が多い もさ@北の住人です。

追試の結果はなかなか出ません、というか運動量と酒量の組み合わせをいろいろ試しているんですが、酒量をカウントし忘れたりして・・・ ハイボールは前割できないんです。(←言い訳)

様々なコメント楽しく拝見しました。元々ニッチな話ですので、社会的コンセンサスを得るという話では無いと思いますが、凄いですね。私の実験以前に、もう傾向は見えてるようです。

皆様とダブりますが、私が実践している、糖質制限しながら「安全に」飲酒する方法です:
既出ですが、家飲みは薄口ハイボールを実行中です。
外飲みでは皆さまも言及されていますが、以下の工夫をはじめました。
①乾杯でコップ2杯ぐらいビールを飲む
 甘いんですが、まあ薬だと思って最初だけ飲んでます
②おしのぎ風の穀物をちょろちょろ食べる
 締めに穀物を摂ると二日酔いの可能性が増すので、途中で蕎麦や俵握りなどを少量
 余り沢山糖質を摂ると、私が糖質制限のメリットとして最も重視している寝付きの良さとか、寝起きの爽快感が損なわるように感じます。さじ加減が難しいですね。

別件ですが、趣味で泳いでおりますので、このところテレビで日本選手権を見てます。
 顔が引き締まった選手と少し膨れた(失礼)選手が戦うと大体顔が引き締まった選手が勝ちますね。入江選手などの一部の例外を除くと、男女問わず、年齢が高いほど選手の顔が膨らんでるように思います。20才過ぎた水泳選手に「日本人ならコメを食え!」ってやってないですよね。
 折角若い才能を見出して、費用をかけて育成しても、糖質過多で太ってしまったら、特に水泳選手の場合終わりじゃないかなあ と 心配しています。
 若ければそれでも記録は伸びると思いますが、技術の円熟期での衰えが激しくならなければ良いのですが・・・・ 杞憂であることを祈ります。
 

ブログ意義
糖質制限のメリットは無数にありその恩恵をすごく受けているのですが、糖質制限アスリートのアルコール摂取につていのリスクの説明は他のブログ等にも詳しい説明は一切ありません。
カルピンチョ先生のブログともささんの考察以外には無くこれだけ糖質制限が普及した中でおそらく日本中にこの命題で苦しんでいる人は何処かに必ずいると思います。私もその一人でした。
さらに言えばそのことによりわざわざアルコールに弱くなり(笑)アルコール摂取による酔いによっての弊害の謎に迫れる可能性もあり、アルコールによる失敗をした全国の多数呑べえに対するメッセージになる可能性もあります。
アスリートと定義していますが、朝、昼食を食べれなかった疲れたサラリーマン、活動量の多い労働者が少ないたんぱく質をつまみにして飲酒した場合も同様に定義することもできるのではないでしょうか。
もささんがカミングアウトした記録をカルピンチョ先生が公に公開し私や他の皆さんがカミングアウトした記録がさらに公になることにより糖質セイゲニストやそれだけでなく、アルコール粗相者などで全国で悩んでいるがまだこのブログにたどり着いてない多数の人が、今後このカテゴリーからブログを見つけて助けになるすごく意義のあるテーマではと思います。

次に糖質オンオフにおいての酔いの考察から、の仮説

糖質制限アスリート及び活動量の多い人に置いてアルコール摂取の場合肝臓はアルコール解毒と血糖値維持の両方の仕事をこなさなければならずその仕事が朝まで残り朝も低血糖状態であり、眠いのでは。
糖質摂取すると肝臓が血糖値維持の仕事から解放されアルコール解毒に専念出来るのでアルコール解毒が早く進み朝は血糖値が正常化して寝起きが良い。

記憶においても脳がディテールまで記憶するには、糖の消耗が激しいのでアルコール摂取による低血糖状態に置いてはぼんやりとしか記憶せず場合によっては、短期の記憶装置をシャットダウンさせる(ブラックアウト、アルコール健忘症=低血糖意識障害)。
アルコール摂取時、糖質摂取して正常血糖値であれば酩酊で有っても鮮明に記憶が出来る。

以上からアルコール摂取に置いてアスリート及び活動量の多い人は低血糖状態になるとするならば糖質制限理論にリスクの追記事項が発生する。
低血糖状態からの脱却のための糖質摂取は正常血糖回復の為であり高血糖ではないのでインシュリンが分泌され無い。
糖質摂取は酔いに応じて(血中アルコール濃度)少量ずつ摂取する事が好ましい。で有れば低血糖から正常血糖値への回復であり太ること、グルコーススパークも起こらない。
肝臓もアルコール解毒に専念出来る為アルコールの解毒が短期に終了する可能性がある。
つまり糖質セイゲニストアスリートはアルコール摂取した分だけ普段食べたい糖質を摂取しても良いとなる。

一般人においても飲酒が恒常化している現代社会においては、飲酒時少量の糖質摂取は悪酔い防止の観点から正当化される。

肝臓のグリコーゲンが不足気味になって低血糖がおこりやすい状態、体質かの判断は家でいつもと同じ量アルコール摂取して糖質オンの食事をして睡魔に襲われるまでの時間で判断出来るのでは。
糖質セイゲニストがアルコール摂取と糖質摂取して睡魔に襲われるまでの時間が普段よりかなり長い場合は普段は低血糖気味で寝ている可能性が高く、肝臓のグリコーゲンが不足気味の可能性がある。

以上が私の体感からの感想と仮説ですが、皆様の検証結果とも擦り合わせて見たく思います

いつもブログ記事を楽しみにしてます。
お酒は残念ながら飲まないのですが、こういう記事を見てみなさんの経験談など見ているとチャレンジしたい気持ちになりますね。
飲まない自分にはどういう変化が起きるのだろうと。

毎回ブログを読んでは、自分の糖尿病関連のノートに
記載しておく項目が増えてきて、大変勉強になります。
3月の病院でのA1cが5.9となり投薬もなくなったことから読者様からの情報で献血に行けるのがわかり
やや1か月ほどしてから献血にも行きました。
グリコアルブミンと言う1~2週間の血糖値がわかるのが最大の目的で、人様のお役にも立てるなら一石二鳥だなと。

結果が届きまして、10.7という数字が書いてあり
正常値内でも低い方なのだと、糖質制限もちゃんと出来ているのだとわかり、モチベーションも上がります。

17年前にも献血をしていたようで(記憶にない)
その当時の数値も記載されていて、ほぼ同じような数値でした(≧∇≦)キャー♪

自分だけではわからない情報を先生のブログや、読者様の経験談を知ることが出来て感謝の日々です。

お忙しい中でのブログ更新ありがとうございます^^

先ほどコメント入れたのですが、グリコアルブミンを色々調べたら、低すぎるものダメなのかなと思いました。
数値も付け加えさせていただきます。(献血時)

ALT 15
r-GTP 12
総蛋白TP 7.4
ALB 4.2
A/G 1.3
グリコアルブミン 10.7

低すぎる時は警戒するようなことでもあるのかなと
追加投稿ですいません。

カルピンチョ先生こんにちは。リハ医のヘルミと申します。
例のマッチポンプ薬、SGLT2阻害薬についてご報告です。
先週、医局で薬の説明会がありました。聞いているうちに腑に落ちないことがたくさん… さっそく製薬会社の担当者(3人来ていました)に質問してみましたよ。
1. 治験で低血糖の報告があったとのことだが、どの程度の低血糖だったのか。
2. 投与禁忌・慎重投与に肝硬変など重篤な肝機能障害があげられていないが、糖新生の低下している症例では問題があるのではないか。
3. 注意事項に、ケトン体が上昇することと糖尿病性ケトアシドーシスが並列で書かれていたが、この二つは全く別の現象である。わかって説明しているのか?(いや、お前さんがたわかってないだろ) 医者でもわかっていない人が多いので、誤解を招くような記載はいかがなものか。

1. に関して:詳細不明(持ち帰って調べてもわからなかった…)SGLT1は阻害しないのでそれほど重篤な低血糖は起こさないのではないか、という憶測。パンフレットには「血中の過剰なグルコースを尿中に排泄」とあるが、セーフティリミッターが設定されているわけではないので、必要なグルコースも排泄してしまう可能性がある。
2. に関して:製薬会社の人(ちなみにノバちゃんです)によると、SGLT2阻害薬で肝機能について記載がないのは弊社のみです、とのことであるが、安全だという理由も証拠もあるわけではなし。ただの記載漏れなどの単純ミスの可能性高し。あぶねぇ…
3. に関して:ほんとにわかっていなかった。ケトン食という昔っからあるてんかんの治療食があるよ、と言ったらびっくりしていた。薬学部出身ではなかったのかな?

…実際には低血糖で問題になるよりも尿糖↑で脱水or脱水予防でスポーツドリンクがぶのみ→ペットボトル症候群の危険の方が多そうですが、ご自分たちのおすすめしている薬についてこれじゃ困ると思います。それとも、どこもこんなものなのかしら?

糖質制限の周辺での考察

二日酔いの考察

朝寝起きが悪く肝臓のグリコーゲンが不十分で二日酔い及び二日酔程ではないが朝まだ酒が残っている感覚の場合においても糖質摂取をすると肝臓が血糖維持の仕事から解放されるのでアルコールの解毒が進み二日酔いの辛さから早く解放される可能性があるに思いました。

ただ、糖質制限による利点において二日酔いが無くなると有りますが、私の体感では糖質オンでも焼酎の場合はほぼ二日酔いは無いので糖質制限と言うよりも以下の様な論理ではと考えています。

http://plaza.rakuten.co.jp/nonkinonbei/diary/200504010000/

糖質制限での糖質摂取

糖質制限アスリートの考察において、
糖質制限と言いながら糖質摂取してセイゲニストと言えるのかという命題にぶつかる。
糖質制限は高血糖を避けて健康になろうと言う理論である。
では高血糖は避けても低血糖は放置してよいのかとなる。
重要なのは血糖値の上下動をなくすという考えであると思う。
それならば、低血糖になった場合最良の方法は糖質摂取が最も効果のある方法。
原始人の生き方に沿った食べ方と言うならアルコール摂取の無い糖質制限となる。
人それぞれの考えがあると思いますのでそれは邪道と言う事も
考えられますが、私は、
現代社会においてお酒を避けて通るのは至難の業(笑)?!!
ここは現代風にアルコール摂取による低血糖分を糖質摂取で補足するのはまさに毒を盛って毒を制す。
必要以上の糖質制限となっている訳で糖質禁止では無いとも考えられる。
と割り切ってよいのではないかそれによって健康的にストレス無く過ごせるならば。

吟醸の日本酒が恋しい方へ

糖質0の日本酒は飲めたものではないのですが、日本酒、吟醸酒が飲みたい方にお勧めは
キンキンに冷やした米焼酎の鳥飼
吟醸酒のような香りですっきりした飲み口。

まったく別の話題をひとつでご参考まで

花粉症
医学的見地から解明してもらいたいですが、
私は約20年程重度の花粉症でした。
毎年シーズンの一ヶ月前から薬を飲まないといけない状態でした。
ところが今年から一切の症状が無くなりました。
糖質制限をしている利点として
食欲に悩ませられる事がなくなります。ので一日一食に変えました。
まさに甲田式、釜池式、南雲式?(笑)です。
甲田氏によると腸壁が綺麗になるので花粉のタンパクを吸収しなくなるので治るとおっしゃってます。
それだけなのかわかりませんが、花粉症が完治するなんて、有り得ないと思っていたのですが、全く症状が出ません。驚きです。
一日一食か18時間程度食間を空けての一日二食にすると2~3日で効果が出るそうです。
何故かははっきり言って全く解りません。でも重度の花粉症の方お勧めです。詳しくは甲田氏の本や関連ブログなどに解説が有ります。

カルピンチョ先生こんにちはアルコール摂取時の研究家読者です。
先日の外飲みの報告を致します。

外飲みでの考察

糖質摂取の方法
外飲みにおいては介護者が居ないので難しい対応になります。
楽しく飲んで安全に帰る事が大前提となります。
一般的に低血糖障害が起こってしまうと、意識がぼんやりしたり、昏睡、意識障害(ブラックアウト)、睡眠してしまうと自らの糖質摂取が難しくなるので早目、多めの糖質摂取が基本ではと思います。(タクシー代も高額かかる!)
沢山糖質つまみがあれば良いのですが、無い場合も有ります。
その為には、すぐ手の届かない鞄などにブドウ糖を入れずポケットなどの手元に携帯して摂取するのが良いと考えています。
現状の私は運動等により肝臓はグリコーゲンが枯渇して飲酒時に低血糖になりやすいと思われますので特に注意して摂取しようと思います。(絶好の実験台?笑)

適量摂取量の測定
ブドウ糖はランニング用のザバスのエナジーアップタブレット、アルコール解毒で必要なビタミンB1、クエン酸も入っていてマスカット味、甘くもなくつまみに?飲酒時にも最適。
ランニング、運動時の補給や山歩きの行動食、勉強での集中力アップでも使えます。1タブレット1gと調整もしやすく糖質制御にまさにピッタリ。
アルコール摂取での血中アルコール濃度は約2時間後にピークに来ると想定します。
飲み会中、あまり要らないことを考えたく無いので、予め、飲み会の前に携帯のバイブを1時間半にセットしておきます。
ブドウ糖吸収時間は約30分程度掛かるので前倒しします。
バイブの知らせが来たら普通のつまみ以外にブドウ糖を少しずつつまみにして飲みます。
一気に食べると今度は高血糖でインシュリンの影響で眠気に襲われる可能性が有ります。
もし低血糖になるなら血糖値は60mg/dl前後が想定されるので最初10gの摂取をして多くて30~50mg/dlくらい少なくて10~30mg/dl上昇を想定して、足りなければ追加する。今回でどれ位糖質が必要か計測する。


実践結果、感想

当日の昼はグリコーゲンローディングを兼ねて糖質オンランチ。

当日はビール、焼酎といつも程度?摂取。今回気が付いたが居酒屋にはそもそも糖質つまみはあまり無い。バイブの知らせ以降ブドウ糖タブレットを少量ずつ摂取した。手元に10g鞄に20gを用意した。
結果30g全てを摂取した。乗り過ごす事無く記憶もほぼ鮮明に翌日の朝の目覚めはいつもよりも早く、眠気も無く、二日酔いも無く起きることが出来た。

糖様様
あらためて糖質のエネルギーの凄さを感じた。
糖質制限において糖質は悪者扱いされているが、糖は人間にとっては強烈なエネルギーであると感じた。
糖はアルコール解毒で大忙しの肝臓に変わり血糖値を上げる仕事を代行してサポートしたと思われる。
さらにこれまた、記憶と言う脳にとって糖の消耗の激しい仕事をたかだか30g程度、おにぎり1個程度でやってのける。

糖質制限のリスク説明の追記

「日頃から厳格にスーパー糖質制限をしていたり、糖質制限をして運動をしている人、活動量が多い人、朝、昼食を食べれなかった人などが糖質制限のつまみで多くのアルコール摂取した場合は空腹時、満腹時に関係なく、一般人より低血糖になる可能性がある。その場合の症状としては一部の記憶が無くなるや昏睡、寝過ごし、異常行動、ろれつがまわないなどの症状が出る可能性がある。家飲みでは寝るだけなので、顕在化しないが、外飲みでは顕著に出る可能性があり十分注意が必要である。低血糖の症状が出てしまってからでは自分ではどうする事も出来ない。その為一回でもその様な症状があった場合は次回以降十分注意する必要があり、アルコール摂取時には糖質を摂取する必要もある。」

糖質制限理論は多くのメリットがあるが、新たなリスクも想定され、今後も実践では全ての事象で検証していく必要がある。

更なる検証を体を張って?行っていきます。(単なる飲み会やろ!)

カルピンチョ先生かなりお久しぶりです。

この記事、別のサイトで紹介してて
やってきて お久だと再確認したところです。

わたしも20kmを月何回か走ってます。
GLIT4を介した取り込みがまだ優位かな?
と感じる向きもあります。

糖質制限は1年半になりました。
高血圧、血糖値は全く問題なくなりましたが
尿酸値はうろうろ
脂質代謝は中性脂肪HDLは良い傾向ですが
LDLとTCは爆発的上昇がとまりません笑

話題のアルコールによる糖新生ブロックに関しては
わたしの場合
飲まないなら おそらく食後100~120あるところが
80代で住む傾向だから
10%は超えるかなというような感じです。

体重は42kg
日によって41kg台になります。
グリコーゲンの蓄えが貧弱なのかも笑

昨日 一昨日夜自分としては飲む時の倍量
焼酎4杯以上いったあとの朝から
20km走ったら、15km付近で筋肉痛になりました。
だいたいいつも似たような距離でその傾向があります。
しかし、昨日はややいつもより不調でしたよ。

以上、この記事に関連しながら
最近のわたしの近況報告を交えました。

記事のタイトルとは関係ない質問で申し訳ないのですが、ヨーグルトについて、糖質制限では、結構、糖質が多いので、NGか少量、とされていますが、最近、ヨーグルトの糖質は乳糖ではなく乳酸であるということを耳にしました。なので、血糖には影響ないとの事なのですが、血糖測定機、持ってないので、できれば実験してみてくださいませんか?(ヨーグルトが大好きなので)よろしくお願いします。

先日、図らずも「N=1」のトライアルを施行してしまいましたのでご報告申し上げますw

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

前日にアルコールを摂取していなかったので、気分良く目覚めたある日曜日、ランニングをしようと思い立ちました。
11時頃スタートし、調子が良かったので1時間以上走り続け、推定12キロほど走って帰宅しました。

前日が休肝日となったので、愛飲している「キリン本搾りレモン味」を昼から飲み始めましたw
つまみはチーズとナッツ。
昼下がり、糖質制限ヨッパの幸福なひと時です。
ところが、いつものペースで本搾り500mLを2本空けたところで強烈な眠気に襲われ、不覚にも1時間意識をなくしておりました。
(;´Д`)


さて、今度はある平日のこと、仕事帰りにジムに立ち寄り、8kmほどトレッドミルを走ってから帰宅しました。

この日は、「本搾りグレープフルーツ味」500mLを1本空けたところで、カミさんが買ってきたマカロンを出してきました。
「まあ、たまには食べてみるか」とマカロン2個をチビチビ食べながら2本目の「本搾り」を空けたところで気づきました。

「あ、何このデジャブ感」

アホですw
結果的に似たような条件でトライアルを行ってしまっていたのです。

筋グリコーゲンがカスカスになっている時点でのアルコール摂取は意識を失わせる原因となること。
その際には、糖質が意識をつなぐ手段となること。

身を以って実感いたしましたw

カルビンチョ先生、有難うございます。
実は、測定機、借りて、実験してみました。
私の場合は、ほとんど血糖に作用しないみたいです。
(100g、程度)2年4カ月位糖質制限しています。
自分には合っているので、この食事法を続けて行くつもりでおります。
また何か、疑問に思った事があったら、質問させてください。
今後とも、よろしくお願いします。

 実践管理人さん貴重な知見と実験?ありがとうございます。
 糖質制限とアルコール及びスポーツの関係について、これだけ検証されているサイトがないので、とても参考になります。
 私も、糖質制限を実施し、2年経過しています。日々、その成果?を体感しているものです。体重は、13KG減量し、全ての数値も劇的に改善しています。一昨年より、ランニングもはじめ、今年は、フルマラソンに出場するまでに、自分の体が進化?しているとうぬぼれている50代のおやじです。
 ただただ、糖質制限実施以来、特に、走るようになってから(それ以前から、ロードバイクは乗っていましたが)アルコールに極端に弱くなってしまったのです。こちらのサイトで多くの方が体験されているのと同様に、ある時点から、ろれつが回らなくなり、意識が途切れてしまうのです。それにより、何度も多くの方にご迷惑をかけてしまう次第です。
 私の場合、会社を経営している立場上、宴席も多く、これは、信用を失墜することにもなりかねません。しかし、私にとって、糖質制限がアルコールに弱くなる原因だと認めることは、認めたくないと頑固に思っていたのです。糖質制限により、肝臓は元気になり、翌日二日酔いになることは全くないのに、どうして、急速に酔いがまわってしまうのか、不思議だったのです。
 こちらのサイトを訪問し、多くの方の実験を参考にして、私も、宴席の最初では、ビールや酒の乾杯に付き合う。また、うどんやそばの炭水化物も多少摂取する。二次会では、チョコレートやせんべいなでも、多少摂取するようにしてみました。するとなんということでしょう、最後まで意識レベルをキープすることができました。
 禁煙車にとってたばこを摂取することが、禁じ手のように、私にとって、チョコやうどんを食べるというのは、ありえないことで、できれば、したくないところです。さらに、休日は20kmから30kmのランニングや50kmほどのロードバイク乗りをするのですが、その際も、糖質を摂取することは、ありません。しかし、今後は、運動後のリカバリーとして、糖質(猛毒?)の摂取を検討しています。プロテインバーなどの比較して糖質が少ないものをチョイスしようと考えます。
 ところで、糖質制限により、花粉症もほぼ治ってしまったので、その効能は劇的です。私は、以前多少健康食品を扱っていたので、これだけ、劇的に改善し、しかもコストも0のものはありえません。私は、糖質制限を体感し、健康食品販売をやめて心より良かったと思うのです。
 また、夏井先生のご指摘のように、シャンプーや石鹸ともおさらばしました。傷口の消毒ももちろんしません。糖質制限との併用により、肌は艶々、毛も抜けません。さらに、昔よりも、毛が黒々となってきたように感じています。
 ただし、私の場合、上記のような効果は、手作り豆乳ヨーグルトやココナッツオイルの副次的な効果もあると思うので、糖質制限だけではないと思いますが、糖質制限の劇的な効能は、素晴らしいものが在ると思います。
 おそらく、穀物メジャーや薬物会社による刷り込みや、植物による人類の家畜化というのは、大変効果的だったのでしょうか・・・?
 ところで、本来は、私自身、毒物である糖質を摂取するのは、糖質制限教の信奉者である自分としては、教義に反することであり、許せないものを感じています。
 このあたり、ビタミン類の摂取を考えると、許せない果糖を多く含む、果物を中心に、アルコール摂取や運動時には摂取していくのが、私的にはベターな方針なのだと思いますがいかがでしょうか?
 

ふと思ったのですが、
→糖質制限をしていると、Fat adaptationにより糖質取り込み効率が落ちる。

ということは、糖質制限者がたまにまとまった量の糖質を摂取するのは、急騰した血糖値がなかなか下がらないということになり、あまりよろしくない、ということになりますでしょうか?

たまに糖質を摂ったときに発生する倦怠感のような不快な気分は、糖質がグリコーゲンとして吸収されないことによる高血糖が理由なのかな、と思い始めています。

50代男性さん もさ@北の住人ofアラカンです。

 横レス失礼致します。ひょっとして50代男性さんがもさと似たことをお考えなのかと思ったのでコメントさせて下さい。感じておられる「倦怠感のような不快な気分」と違う話だったら申し訳ありません。

 もさの個人的感覚で恐縮なのですが、半年ほど前から、昼食に某チェーンで鳥のから揚げ(糖質20グラム以下)を食べた後しばしば眠くなります。2年前にほぼスーパー糖質制限開始して数ヶ月間は同じから揚げを昼に食べても眠くならなかったことをはっきり覚えているのですが、今は「ぼわん」と眠くなるのです。ドカ食いはしてません。糖質スレショルドが下がったというか、糖質過敏症というか、そんな感覚です。
 で、そのうちに、から揚げ以外でもちょっと多目の糖質摂取で午後の会議で以前のように寝てしまう(笑)ようになり、試行錯誤して、昼食はから揚げ禁止してMEC+脂質中心、野菜も摂らないようにシビアに糖質制限したら、殆ど眠くなりません。

 対症的解決策は見つかったのですが、糖質代謝が上手く行かなくなりはじめたのか、から揚げの粉に過敏になったのか? 戸惑ってました。で、本ブログの別スレッド「糖質制限すると耐糖能が落ちるから危険という耐糖能の正体とは?」の中でカルピンチョ先生が「糖質レスポンスが敏感になる」って表現されてたのをみつけて、あ、これかも って思いました。

 でも、そのメカニズムが想像つかなかったのです。50代男性さんのコメントを拝見してて「経口摂取糖質が少なくても、血中から細胞に取り込まれるスループットが落ちると糖質は血液中に累積されて結構上がるかもしれないなあ」と思いました。目からウロコです。
 単純計算ですが、総血量中に溶け込んでいる糖質って、血糖値100ミリグラム/dL として総量5グラムぐらいです。人体が4グラムから7グラムぐらいで血液中の糖質総量を制御していると考えるとかなり精妙な制御です。糖質が血液中に取り込まれるスループットも細胞に取り込まれるスループットもどっちも知らないのであてずっぽうですが、1年以上糖質制限しているとGLUT4発現が減る、その結果以前より少ない糖質摂取でも血糖値が上がりやすくなるのかも。あくまで個人的経験に基づく推測でエビデンスは全く無いですが・・・

>もささん

多分、同じ症状だと思います。
糖質制限を始めてからも、週1ぐらいの「糖質開放日」を設けてガス抜きにしようと思っていたのですが、50gぐらいの糖質を摂ると、2時間ぐらいは脱力状態というか何もしたくないような状況になってしまいます。
30gぐらいならまだ大丈夫です。
なのでご飯半合とか、そば半束ぐらいにしておいています。
まぁ最近は糖質に対する欲望が薄くなってきているので大丈夫ではあります。

ちなみに今秋、震災復興の一助にもなるかと思ってネパールトレッキングを計画していますが、シェルパが用意してくれる食事が糖質中心になりそうなので躊躇しています。数日間の旅行ならまだしも1~2週間のトレッキングで糖質漬けになるのは厳しいです。

50代男性さん もさです。唐突な質問に迅速なご返答ありがとうございます。

 私は、平日の昼食が殆どコンビ二食なのですが、近頃20g近辺の糖質量で午後眠くなることがあります。結構ストイックにスーパー糖質制限を継続してるのですが、体重減が止まって(BMI24から21)暫くしてこの現象に気がつきました。
 50代男性さんより私のほうが糖質スレショルドが下がっていそうです。不便はあまり感じていないのですが、メカニズムが解明できたら、別の解決策が見つかるかも と思っています。
 
 おっしゃられるとおり、食事が人任せのセット旅行は気になります。折角作って頂いたのに っていうのもありますし。これがあれば大丈夫っていう非常食を携行することで解決できれば良いのですが・・・(国内旅行の例ですが、私は小袋に入った油脂を持って行ったり、洋食だと厨房に頼んでバターをもらってなめたりしてます)
 実はこの間、本当に久しぶりに長い棒で芝刈りする球技を炎天下でやったんですが、汗のかき方が糖質制限以前と少し違ってました。水分・塩分摂取や体温調整が難しかったです。私は屋内水泳ばかりでランニングを普段しないのでちょっと焦りました。試行錯誤は続きます。

 暑くなってきました、ご自愛下さい。

かるぴんちょ先生もさです。

 おっしゃるとおり、この手の変化は、ひょっとしたら糖質制限とは全く関係なく、加齢は勿論、下らない会議が増えた(笑)のが原因かも。N=1ですから・・・
食餌療法って、客観的実験が可能なんでしょうか。みんなどうやって論文書いてんでしょう?

管理人様、皆様、はじめまして。

 話題の耐糖能、眠気についてですが、自分も50代男性さん、もさ@北の住人さん同様、耐糖能悪化を痛感しております。
 まだ開始から2年弱ですが、開始当初(減量期)はお昼に十割蕎麦(麺半分、生卵・わかめ・ねぎ・大根おろし多目)を食べても午後の睡魔から解放されておりました。
 しかし今では(気が緩んでるのもありますが)焼魚、野菜サラダにアジフライ等の揚げ物を1品追加しただけで、軽めの睡魔に襲われるようになりました。。。
 (BMI39→32で1年以上停滞中です。。。)

 なお糖質摂取量は約80g/日です。
 先週末に血液検査をしましたが、週初めにラーメン(二郎系、麺50g)を食べ、前日の夜も22時にラーメン(豚骨系、麺100g)を食べた結果、
翌朝10時の採血で血糖値130(通常110)と高値でした。。。
 (暁現象もリバウンドしたかのようです。)

 耐糖能悪化↓=インシュリン抵抗性↑
なのでしょうか?
 開始前に比べ、少しの糖質でも血糖値高め↑⇒肝臓での中性脂肪への変換↑となり、BMI高値なのに体重停滞の可能性が高いのかも知れませんね。。。orz

50代男性さん、福助さん、もさです。

 貴重な体験コメントありがとうございます。糖質制限開始後しばらく経ってから襲ってくる昼食後の眠気の件ですが、このまま情報を蓄積していくと、少しづつですがパターンが見えてくるような気もします。

 で、深く考えないでコメントお願いし続けてた完全に私の責任なのですが、このスレッドは「お酒と糖質制限と」のカテゴリー内のスレッドなので、この先は、管理人さんがコメントに書いて頂いた

糖質制限すると耐糖能が落ちるから危険という耐糖能の正体とは?
http://xn--oqqx32i2ck.com/review/cat29/post_223.html

のスレッドで継続したいと思いますが、いかがでしょうか?コメント頂いている皆様ご了解頂ければありがたいです。

 管理人さん、出すぎてたら申し訳無いです。もさが勝手を言ってます。もしご了解頂けるのであればこのコメント表示して下さい。

もささん、了解です。

どちらかというとスレッドの趣旨から話が逸脱した原因は、私で、以前このスレで記述があったFat adaptationについてずっと考えていて、それ絡みの質問をしたことが発端ですね。。

もささん、50代男性さん、了解しました。

管理人さん、ご返答有難うございます。
確かに糖質制限開始時はモチベーションも高かったこともあって、空腹感も楽しめましたし、ポジティブで頑張れた気がします。
夜も当時は外食ばかりで、ラーメンの麺1/4や豚カツご飯無しなどで大変満足していました。
今はなまじ糖質制限OK食材の知識が身についたばかりに、OKなものを多量に摂りすぎる傾向にあります。。。
特に代替甘味料使用のパンやチョコ、コーヒーなどに逃げています。

たんぱく質も追加インシュリンを出すこと含め、肉食のマイナス面にも悩みが尽きず、糖新生が過剰なことも作られたグルコースが追加インシュリンで中性脂肪に置き換わってるのではないかとか、糖質制限しつつも色々考えてしまいストレスをためている感じがします。


話は変わって本スレッドの内容に絡めての質問をさせて下さい。

「まだ減量したい暁現象のあるセイゲニストにおいて、前夜の飲酒は有効か否か」

私は普段は晩酌しません。ノンアルコール350mlかコーラ0、アクエリアス0、ウーロン茶程度です。お付き合いの飲みは月2,3回程度です。
運動はゴルフだけ、練習は週1回程度です。

私の考えは、血糖値に関しては有効であるが、減量に関しては食事の量次第なのかなと思います。
因みに肝機能の数値は全て◎、脂肪肝も消滅しております。

まだ糖質制限1カ月にも満たない初心者43歳男です。
過去の話題への書き込みですので、もしご関心があれば
ご返信ください。長文で失礼します。

今のところ糖尿病と診断されたことはないですが、
何冊か糖質制限関連の書籍を読み、興味を持って始めてみました。

また先生のブログでこれまでの
糖質制限とアルコールについての議論を
興味深く拝見いたしました。
糖質制限者が多くの運動により
グリコーゲンが減少している中での飲酒により
アルコール代謝で糖新生が阻害され、
低血糖に陥る可能性が示唆されたと理解しています。

そこで疑問なのですが、
これは、運動しない人でも、度重なる過度の飲酒でおこりうる
のではないかと思ったのですが、いかがでしょうか。

糖質制限状態での過度の飲酒により、糖新生が阻害され、
グリコーゲンが出動し血糖値を保つとすれば、
何日か連続で多くの酒を飲むと、糖質制限者では
グリコーゲンが枯渇しやすく、補充もされづらいため、
低血糖に近い状態に陥るのではないかと。

というのも、私自身結構お酒を飲むのですが、
糖質制限(朝食は摂らず、昼夜主食抜き、お菓子は食べない、
野菜や調味料は厳密に計算していませんが、
糖質100g/日はまず行っていないと思います)
を始めてから、皆さんが言うように酒は残っても
二日酔い症状が激減し、調子に乗って
しばらくアルコール度数9度の糖質ゼロチューハイを
毎日2.5l~3l近いペースで飲んでいました。

その1週間目くらいの晩、チューハイを350mlを1本飲んだだけで
気分が悪いとかではなく眠くなって寝てしまい、
翌朝(休日)も、気分が悪いわけでもなく、だるさもないのに
どうしても起きる気になれない状態になりました。
(まったく起きられない、というほどではないです)。
これは飲酒によってグリコーゲンが枯渇して、
低血糖になってしまったのではないかと思ったのですが
いかがでしょうか。


もう1つ、こちらの方がどちらかと言うと重要そうなのですが、
精神科医の方のブログで、
ヘビードリンカーの脳がブドウ糖でなく酢酸をエネルギーにする、
という論文の話を読みました。
http://blog.livedoor.jp/beziehungswahn/archives/28140763.html

糖質制限状態では脳がケトン体をエネルギーにすると
思っていたのですが、実は前述の通り、
(強くなったか弱くなったかは別として)
お酒をかなり飲むようになりました。

私は糖質制限開始以前からかなりお酒を飲む方でしたが、
ひょっとしたらすでに脳が酢酸にシフトしており
酢酸を求めてアルコール量が増えた、とは考えられないでしょうか?
もしそうだとしたら、少し危険な気もしてきました。
ただ、しばらく酢を飲めばいいのかな、という気もします。

かるぴんちょ先生、ご返信ありがとうございます。

低血糖は危険ですし、何よりあまりお酒を飲むとダイエット効果も
薄くなっているようですので、ほどほどに気を付けようと思います。

また、脳と酢酸の話、国内ネット上ではまだ上記ブログ以外には
ソースがほとんどなく、情報が少ないみたいですね

酒のみセイゲニストの脳がケトン代謝かと思ってたら
酢酸だった、ということ実は結構あったりして…

カルピンチョ先生、こんにちは。

ちょこちょことコメントされてらっしゃるのを毎日楽しみにしております。

たかたかさんのリンク先の記事も、大変興味深く読ませていただきました。
ありがとうございました。

これからはお酒飲むときは必ず肉喰います!!

・・・っていう事じゃあないですよねぇ・・・(^^;

もさ@北の住人です。カルピンチョ先生がワインビネガーのソーダ割りにはまっているというコメント拝見しました。この数ヶ月間、もさもちょっと似た飲み物を毎朝飲んでますので御紹介させて下さい。

レシピ
米酢15mlとりんご酢15mlを大きめのビールグラスに入れて、冷蔵庫で冷やしたウィルキンソン炭酸を200ml注いで軽く攪拌します。あまり勢い良く注ぐと泡が溢れますのでご注意ください。
外見はビールそっくり!です。

平日の朝っぱらからビールと思って笑飲むと、すっきりしてて後味が良くかなりいけるんですが、これを美味しいと感じるのって、たかたかさんから御紹介頂いたブログで精神科医の方が述べておられる「脳の神経細胞がアルコールの代謝産物である酢酸ばかりをエネルギー源として利用するように変化」してしまった証拠なのかもしれません。やっぱ呑み過ぎですかねえ・・・・・

蛇足ですが、朝起きぬけの空腹時に飲むと胃腸の蠕動を促進する働きもあるようで、便秘薬としても効きます。自己責任でお試しくださいませ。

見た目ビールそっくり酢酸カクテルに嵌った もさ@北の住人です。

カルピンチョ先生コメントバックありがとうございます。
ALDH2遺伝子、ご教示ありがとうございます。検索してみたら、ネット上にいろいろ情報があって勉強になります。私は酒を飲んでも全く顔色が変わらないと昔から指摘されてますので、多分モンゴロイドの60%を占めるNN型ですね。アルコール依存症に注意せよ ってネットに書かれてる一味です笑

このスレッドで先生はじめ皆様に色々教えて頂いて、外呑み後のブラックアウトなどを避けるために外呑みでは酒量を控えてます。その結果、一時家呑みの酒量が増えてきた(家で呑み直ししてるだけです)のですが、この酢酸カクテルを毎朝飲みはじめてから、少しづつ家呑みの酒量が減っているように感じます。
40年間飲み続けて来た加齢の影響もあるかも知れませんが、なぜか、もういいか と感じてそれ以上アルコールを摂取する気にならない夜が増えてます。

脳細胞が酢酸カクテルで満足してしまって、今日も朝から晩まで酒を沢山飲んだなあって錯覚しているってことでしょうか? このカクテルで減酒できれば、寂しいような嬉しいような・・・
暫らく朝の酢酸カクテル続けてみます。

カルピンチョ先生、酢酸カクテルに嵌ったもさ@北の住人です。

ご無沙汰してます。ご多忙中ブログ更新ありがとうございます。近況報告も読ませて頂きました。
私も55歳過ぎてから東北新幹線で仙台から東京毎週往復を1年、その後東海道新幹線で品川から大阪毎週出張を2年経験しましたが、後者は結構キツイです。車中は薄手重ね着+マスク着用でしのぎます。

酢酸カクテル、2日に1回ぐらいのペースでいまだに飲んでます。
最初、米酢15ml+りんご酢15mlを炭酸水で割ってたのですが、スッパイので、液体エリスリトールで甘みをつけてました。酢に興味があっていろいろ物色してたら、とあるスーパー店頭で「フルーツビネガーりんご酢」という甘めのりんご酢を発見しました。
それと米酢を合わせて楽しんでたんですが、ある日ネット検索してたら「フルーツビネガーりんご酢」には、糖質が重量比40%入っていることがわかりました。道理でエリスリトールが要らないわけです。
ということで、今は米酢15ml+フルーツビネガーりんご酢5ml位を炭酸水(ウィルキンソン)で割って楽しんでます。やや糖質注意です。
酒量は少し減った気がしますが、あくまで主観的判断です笑。

本ブログは時々読み返すと、以前読んだときは意味がわからなかったことが納得できたりするので、奥深く頼りになる存在だな と思ってます。
ご無理をなさらず末永くよろしくお願い致します。

カルピンチョ先生
ご無沙汰しております。仕事?や運動に忙しくご無沙汰してます。
糖質制限、1日1食、運動、アルコールは楽しくやっております。

私も糖質制限して5年近くになって来ました。糖質制限のお陰で糖尿という現代の最悪の病原の元とはおさらば出来ていてとてもありがたいと思います。

但し糖質制限は長期の臨床データが無い方法です。
皆自己責任で最適な方法を模索しているのが現状です。

私の経験から言って確信を持って言える事は最大のリスクはアルコールです。
最近ではネットでも少しずつ認知されて来ていますが、糖質制限とアルコールの関係はこの臨床においても相当に重要だと私は感じています。

最近も飲み会でもかなり意識して糖質補給を心がけています。必ず飲み会前にカーボローディングをしています。

糖質取りながらのアルコールは最強で記憶も鮮明翌日もスッキリですが足りないと睡魔と翌日も動けない、記憶ないの事態になります。

これだけ糖質制限が認知されライザップが流行っている中でこの極めて重要な事実を堂々と書いているブログはどれだけググっても日本中にここ以外には有りません。

それはイコール、アルコールと低血糖、酔いの関係を解き明かすアルコール好きにとっては最高の重要事実です。

どうすれば楽しく酔い、財布も無くさず、記憶も鮮明、翌日もスッキリ出来るか。

最近わかった事は二日酔いにおいても糖質が重要ではと感じています。
水分補給は勿論、糖質補給をしたら苦しさ、が無くなると感じます。
昔から水分補給はわかっていますが糖質補給がかなり重要ではと感じています。

糖質補給してアルコール摂取が上手く出来ると二日酔いにはならないが足りないと二日酔いになる。


ハードに飲んだ翌日通常は昼過ぎにムカムカのピークが来ますが午前中に意識して水分、糖質補給をするとムカムカが来ないまま酔いだけが引く感じです。


アルコール摂取による脱水と低血糖からアセトアルデヒドが出来るのには何か関係があるように思います。

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私のブログをまったく読まずに一方的に質問を投げかけるのはおやめください。 いただく質問の答えは、ブログ内の記事、あるいはコメントでのやり取りに記載されている場合が多いと思います。 量が多くて読むの大変だから、ということであれば、知恵袋などの質問サイトをご利用なさってはいかがでしょうか。 また、コメントへの返信やメールへの返信は「無償の善意の第三者」としてやり取りさせていただいているつもりです。 自分の家臣に問いただす殿様みたいな非常識な投げかけは、ときに無視しますので、あしからずです。 コメントやメールには医学的に間違いないようにお答えしたいと思いますし、急に忙しくなって対応できないこともありますので時間がかかる場合があります、ご了承ください。


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