NHKスペシャル視ましたか?認知症とケアと予防と
NHKスペシャルで認知症についてやっていました。
いやあ、色々と考えさせられる内容でした。
面白いなと思ったのは、そして大事だなと思ったのは、既に認知症の状態にある患者さんに対して、接し方一つで全然違った反応が見られるというもの。
フランスの介護の専門家の方が日本に来て、ユマニチュードという方法について報告されていました。
4つの方法が大事、ということで、詳細はメモしそこねたんですが ヾ(^_^;)
基本は、患者さんの正面から笑顔を持って話しかけるということ。
ひとりの人間として尊敬を持って接するということ。
手に触れたり、優しくコミュニケーションをとることによって、閉ざされた認知症の患者さんの心が開く。
そして、それが行動に出てくる。
80代後半の車椅子の患者さんが2年ぶりに自力歩行した、ということで、ずっとケアされていた介護士さんが嬉しくて泣き崩れてたのが印象的でした。
きっと、徐々に進行する患者さんの認知症を治せなくて、ただ見ているだけの自分に忸怩たる思いがあったのでしょう。
でも、これでなにか、患者さんの改善だけじゃなく、彼女の中でも次の未来が見えてきたんじゃないかと思います。
医療に、介護に、こういう貢献ができたら素晴らしいことだなと思いますね。
また、このブログの読者の方々はよくご存知だと思います。
(こういう表現は久山町の方々には失礼で迷惑な話だと思います、いつもすみません。)
これ、久山町だけじゃないんです、日本全国で起こっていることなんです、ものすごい勢いでアルツハイマー病患者が増えていること。
そしてその背景に生活習慣病、特に2型糖尿病胃の増加があること。
そのことについて改めてNHKで触れていただいたことは素晴らしいことです。
そしてその「生活習慣病の予防」活動が「認知症の予防」につながっていることがイギリスの国家的な保健活動で明らかになっているということ。
これも報道されました、これまた素晴らしいことです。
2型糖尿病の増加を防ぐことは、明らかに日本の医療費を下げることにつながるのです。
改めてそのことを示してくれるこの報道、ありがたいです。
では、2型糖尿病の予防にはどうすればいいか?
このブログの読者の方々なら、ご存じですよね。
「糖質60%摂取して厳しいカロリー制限を死ぬまで続けること」
ではありません(笑)。
もっと簡単にできる食生活の改善です。
今さら書くのもばかばかしくなるぐらい簡単な食生活の変革です。
ね。(*^▽^*)
スポンサードリンク 2014年7月20日 22:00 スポンサードリンク
NHKスペシャル
「認知症をくい止めろ ~ここまで来た!世界の最前線~」
http://www.nhk.or.jp/kenko/n_special/140714.html
>アメリカで開発がすすむのが「鼻からインスリンを噴霧する方法」です。
>アルツハイマー病では脳でエネルギー源の糖を使うのが難しくなっていることが明らかになっているからです。
● 糖尿病になると、糖の活用も、ケトン体の活用も出来にくくなるということですね。
鼻からインスリンを吸収する期間が長くなると、脳によくないと思うのですが・・・
少し見ましたが、認知症にならないための治療や工夫も大切ですが、認知症になってしまった後の治療や工夫も大切であると思います。認知症になった本人は、そのことを認めようとしないことが多いので、それを支える家族や介護者の負担をいかに軽くすることに重点を置いた対策が必要ではないかとも思っています。
糖尿病になってしまった。糖尿病治療薬を内服させられている・インスリン注射をしている!であったが、糖質制限食を導入することで、A1C・GA値が正常化した、食後血糖値がかいぜんした。インスリンから離脱できた・内服薬が減量・中止できたというように、
認知症になってしまった。アリセプト内服・増量させられたために、易怒的になった・徘徊するようになった!薬が増量させられた、寝たきりにさせられた。というのを、グルタチオン注射で歩行できるようになった。米ぬか脳活性食で疎通が取れるようになった、となることを期待しています。
詳しくは、下記をご参照ください。
http://dr-kono.blogzine.jp/
>>4つの方法が大事、ということで、詳細はメモしそこねたんですが ヾ(^_^;)
再放送があるようです。
“認知症800万人”時代
認知症をくい止めろ~ここまで来た!世界の最前線~
NHK総合TV:2014年7月24日(木)午前0時10分~1時08分(23日深夜)
はじめまして。
いつも楽しく読ませて頂いています。あまり面白いので、過去の記事も全部読んじゃいました。
NHKスペシャル、私も見ました。
認知症になると、インスリン抵抗性になり、ブドウ糖を吸収し難くなるので、鼻からインスリンを吸入して、エネルギー不足を補う訳ですよね。
そんな人が、認知症への対応策として、糖質制限したらどうなるのでしょうか?
ブドウ糖が不足して認知症が進む? それとも、ケトン体を有効活用できる様になる?
吸入式のインスリンは、肺がんを発症させる危険性も指摘されているので、出来たら使いたくないですよね。
私は、認知症予防・がん予防の為に糖質制限を続けます。
すっかりご無沙汰しております。
「早起き苦手人間のお弁当ダイエット」のミリエです。
NHKスペシャル、見ました。
以前、ためしてガッテンを見て、
http://mirie-koala.blogspot.jp/
低糖質
→インシュリン分泌が少なくて済む
→インシュリン分解酵素に余力ができてアミロイドβを分解してくれる
→認知症予防
と、理解していたので、
インシュリンで認知機能向上は意外な話でした(^0^;)
既に認知症になっている(アミロイドβが蓄積している)人にとっては、
インシュリン分解酵素が分解するしないより、
細胞が働けるか働けないかのほうがより重要なのでしょうか。。。???
ところで、リンクありがとうございます。
OCNブログ人廃止に伴い、
ブログをお引っ越し致しました。
最近かなりサボりがちでしたが、
これを機会にブログ更新も頑張っていこうと思っています。
これからもよろしくお願い申し上げます。
「早起き苦手人間のお弁当(でもない)ダイエット」
http://mirie-koala.blogspot.jp/
22日の私のコメントが解りにくかったので、補足します。
以前の記事で、
「インスリン分泌量が増えている人ではインスリン分解にIDEが消費されて、アミロイドβの分解が後回しにされて脳に蓄積されやすい。」
http://低糖質.com/review/cat31/post_180.html
という内容があったもので、インスリンを鼻から吸引したら、余計に症状が進むのではないか と思いました。
インスリンを増やせず、ブドウ糖をエネルギーとして利用できないのであれば、ケトン体を利用するしかなく、糖質制限が有効なのかな と思ったわけです。
インスリンと脳に関しては、まだ実験室段階ですが、
「インスリン受容体が、シナプスに運ばれ、学習が完成する。」
ことが判ったそうです。
http://scienceportal.jp/news/newsflash_review/newsflash/2014/07/20140718_02.html
脳と糖、なかなか奥深いですね。
わんわんさん
インスリンの点鼻投与、おっしゃるように長期投与になると、問題点もあるかもしれません。
ですが、既に認知症が進行している糖尿病の人に試験的にやってみるのはありじゃないかなと思います。
それで効果が見られたら、そこから徐々に、
「でも、インスリンを一生投与し続けたくはないでしょう?」
という感じに話を持っていけば・・・(笑)。
河野先生
見させていただいていますが、背景知識が少ないせいもあり、なかなか難しいです。
ちょこちょこ読みに行かせていただきますね、ありがとうございます。
カイゴロンさん
>NHK総合TV:2014年7月24日(木)午前0時10分~
・・・(^_^;) 見損ねました、前日の夜がほぼ徹夜だったので、爆睡。
すみませんです。
朗さん
コメントありがとうございます。
>認知症になると、インスリン抵抗性になり、ブドウ糖を吸収し難くなるので、鼻からインスリンを吸入して、エネルギー不足を補う訳ですよね。 そんな人が、認知症への対応策として、糖質制限したらどうなるのでしょうか?
・・・多分良くなると思います。
でも、認知症の人がその治療のために糖質制限することは、本人も家族も受け入れてくれないと思うんですよね。
その前段階として、点鼻インスリンは意味があると思うんですよ。
そこから、徐々に持っていけないいわけです。
認知症じゃなくても、理詰めで言われたら言うこと聞かない人の方が、世の中多いと思うんですよね。
感情を動かさないと、多くの人は動かない。
そして感情を動かすには、まずポジティブな結果を見せてあげることだと思います。
朗さん
情報ありがとうございます。
>インスリンと脳に関しては、まだ実験室段階ですが、 「インスリン受容体が、シナプスに運ばれ、学習が完成する。」 ことが判ったそうです。 http://scienceportal.jp/news/newsflash_review/newsflash/2014/07/20140718_02.html
これは線虫の実験ですね、線虫の場合、哺乳類とは少し受容体の使われ方が異なりますから(数が少ないのでしばしば一人二役みたいな使われ方をしている)、この先の研究に期待ですね。
認知症
私は予防医学は食生活にあると思います。
認知症サポート。。会(参加し、)
糖尿病にリスクが高いと説明があるも、
栄養士(無知)指導に全く悲しくなります。
・ベーターアミロイド・タンパク質物質が脳蓄積するのは動物性蛋白質を食べるから。
・動物が狂暴なのは動物性蛋白質のせいだ。切れる・狂暴人が増える。。
・動物性蛋白質を控え、しっかりご飯を食べましょう。。
此れを公の前に平然に指導されています。
又、集まれば、炭水化物過剰なお弁当、おやつです。
高齢者は粗食でタンパク質不足で、栄養失調です。
まだまだ、昔の常識がまかり通っている、高炭水化物信仰者ばかりです。
ふじのすその在住、医食同源、糖質制限推進者
>富士の桜さん
「ご飯が一番です、ご飯中心に糖質を50~60%食べて脂肪摂取を減らしましょう!」
そうおっしゃる栄養士の方に
「その糖質摂取量の科学的な根拠を教えてください。」
と聞くと、黙り込むか、
「そんなこと、日本の伝統の和食を見ればわかります、ずっと昔から常識です!」
とおっしゃる方がほとんどですよね。
自分の頭で考えれば、糖尿病の人にご飯を食べさせることがどれほど危険なことかわかるでしょうねねえ。