糖尿病を手術で治す選択肢は最終手段でしょうに・・・。
糖尿病の治療方法としてアメリカで注目されている方法に胃の切除術があります。
そんなことまでしなきゃいけないのは精神的に問題がある病的な過食の人だろうな、ごく一部への適応だろうなと思っていたのですが・・・。
わんわんこと長谷川さんからコメントをいただきました。
昨日の夜、NHKで放送されたクローズアップ現代の内容についてです。
私は番組を見ていなかったのですが、長谷川さんから頂いたコメントの内容が驚きだったので記事として提示させていただきます。
以下の通りです、ご覧下さい。
*****ここからコメントの文章
NHKのクローズアップ現代で、今日、2012年11月12日「糖尿病を手術で治す」が放送されました。内容としては、前回8月30日に放映されたものの、「手術」の部分をあらためて取り上げたものです。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3272.html
胃バイパス手術です。
胃を10分の1に、小腸を1m切りつなげます。食べ物の吸収を抑えます。鍵を握ると考えられているのは小腸です。その末端には特殊な細胞があり、食べ物に反応してホルモンを出します。 このホルモンはすい臓に働きかけインスリンを出すよう促します。
手術の結果、食べ物が吸収されないまま、たくさんこの細胞に届きます。
すると、ホルモンの量が増え、インスリンを出す働きが高まると考えられています。
これまでの研究では手術を受けた人の8割以上で血糖値が正常化。
薬などの治療が必要なくなったと報告されています。(米国)
*******
ゲストは、門脇孝氏です。コメント以下。
・ BMI 35以上で血糖コントロールが出来ていない人には朗報です。寛解状態です。
・ 手術後2年間は有効との結果が出ています。今後検証が必要です。
・ 手術後も、食生活等が悪ければ、糖尿病が再び悪化する可能性があります。
* ******
一人は、運転手さん。HbA1c11.9が、手術後、5.9。
お昼を食べている姿が出ていましたが、なんとラーメンです。
門脇氏は、内科医としての矜持がないのでしょうか。
糖質制限食をいやがり、手術を是認する理由が分かりません。手術を受けた人(日本)の中には、やはり、逆流性食道炎になった人がいます。
最後は、手術もあるでしょうが、何でもっと食事・運動療法に力を入れないのでしょう。
「運転手は、席に座っていることが長いから」とナレーションがありましたが、私は、今は朝から晩までパソコンか事務です。内科医師だってほとんど診察室で座っているでしょう。運動療法が出来ない理由にはなりません。忙しくても、糖質は避けられます。
門脇氏は、脚気論争の時の森鴎外(東大医学部・軍医務局長・中将)のようです。
今日はのんびりしていようと思ったのに、イカってしまいました。
ここまでコメントの文章*****
実際の番組を見ていないので、NHKのオンデマンドに動画が掲載されてからもう一度内容について考察させていただきたいと思いますが。
かなりびっくりして、さらにがっかりしました。
糖質制限食に対しては「長期安全性が不明である」と、マスメディアを利用して声高に反対を表明している方が、
胃と小腸のバイパス手術に関して、「手術後2年間は有効、今後検証が必要」としながら賛成の意向を示している。
理解できません。
食事療法と手術療法、それに踏み切った時に後戻りできないのはどちらでしょうか?
それに、手術後、再び悪化する可能性があるとしながら、糖質の塊であるラーメンを食べさせている。
ますますもって理解できません。
スポンサードリンク 2012年11月13日 10:25 スポンサードリンク
そんなことまでしなきゃいけないのは精神的に問題がある病的な過食の人だろうな、ごく一部への適応だろうなと思っていたのですが・・・。
わんわんこと長谷川さんからコメントをいただきました。
昨日の夜、NHKで放送されたクローズアップ現代の内容についてです。
私は番組を見ていなかったのですが、長谷川さんから頂いたコメントの内容が驚きだったので記事として提示させていただきます。
以下の通りです、ご覧下さい。
*****ここからコメントの文章
NHKのクローズアップ現代で、今日、2012年11月12日「糖尿病を手術で治す」が放送されました。内容としては、前回8月30日に放映されたものの、「手術」の部分をあらためて取り上げたものです。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3272.html
胃バイパス手術です。
胃を10分の1に、小腸を1m切りつなげます。食べ物の吸収を抑えます。鍵を握ると考えられているのは小腸です。その末端には特殊な細胞があり、食べ物に反応してホルモンを出します。 このホルモンはすい臓に働きかけインスリンを出すよう促します。
手術の結果、食べ物が吸収されないまま、たくさんこの細胞に届きます。
すると、ホルモンの量が増え、インスリンを出す働きが高まると考えられています。
これまでの研究では手術を受けた人の8割以上で血糖値が正常化。
薬などの治療が必要なくなったと報告されています。(米国)
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ゲストは、門脇孝氏です。コメント以下。
・ BMI 35以上で血糖コントロールが出来ていない人には朗報です。寛解状態です。
・ 手術後2年間は有効との結果が出ています。今後検証が必要です。
・ 手術後も、食生活等が悪ければ、糖尿病が再び悪化する可能性があります。
* ******
一人は、運転手さん。HbA1c11.9が、手術後、5.9。
お昼を食べている姿が出ていましたが、なんとラーメンです。
門脇氏は、内科医としての矜持がないのでしょうか。
糖質制限食をいやがり、手術を是認する理由が分かりません。手術を受けた人(日本)の中には、やはり、逆流性食道炎になった人がいます。
最後は、手術もあるでしょうが、何でもっと食事・運動療法に力を入れないのでしょう。
「運転手は、席に座っていることが長いから」とナレーションがありましたが、私は、今は朝から晩までパソコンか事務です。内科医師だってほとんど診察室で座っているでしょう。運動療法が出来ない理由にはなりません。忙しくても、糖質は避けられます。
門脇氏は、脚気論争の時の森鴎外(東大医学部・軍医務局長・中将)のようです。
今日はのんびりしていようと思ったのに、イカってしまいました。
ここまでコメントの文章*****
実際の番組を見ていないので、NHKのオンデマンドに動画が掲載されてからもう一度内容について考察させていただきたいと思いますが。
かなりびっくりして、さらにがっかりしました。
糖質制限食に対しては「長期安全性が不明である」と、マスメディアを利用して声高に反対を表明している方が、
胃と小腸のバイパス手術に関して、「手術後2年間は有効、今後検証が必要」としながら賛成の意向を示している。
理解できません。
食事療法と手術療法、それに踏み切った時に後戻りできないのはどちらでしょうか?
それに、手術後、再び悪化する可能性があるとしながら、糖質の塊であるラーメンを食べさせている。
ますますもって理解できません。
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はじめまして。
47歳・女性、肉親に糖尿病がありますが、私は今のところセーフです。
10年前に足首の骨を手術してから、入院中の食事(白米がドンブリで出てきましたが残すと叱られました)で一気に10kg体重が増えました(現在155cm、64kg)。
以後、多少歩いたくらいでは全く肥満が改善せず、歳だから・体質だからとあきらめかけていました。
1か月前に低糖質ダイエットをテレビで観て、ごはん・麺・パン・日本酒をスッパリやめたところ、数字は目立って減らないものの、長年悩んでいたむくみが軽減し、基礎体温が上がりました。
たまにケーキを食べても少しで満足。
しょっちゅう食べたいとも思わなくなり、粉モン好きだった自分が信じられません。
2月の会社の健康診断が楽しみです。
心のよりどころとして、こちらのブログを拝見しています。
らいちょうさん
コメントありがとうございます。
低糖質ライフ、いい効果が出ているようでよかったですね、何よりです。
「すぐに痩せるらしいのに私は痩せない」と言って悩む女性もけっこういらっしゃるのですが、体重変化だけにこだわらずに自分の体調の良い変化を見出して喜ぶ、なにより素晴らしい立ち位置だと思います。
おそらく体の中の「好ましい変化」、すなわち「肝機能の改善や末梢血管の柔軟性の回復」は着々と進んでいますから、心配せずにぜひ続けられてください。
2月の結果、ぜひ教えてくださいね。
これからはなべ物に焼酎のお湯割りがばっちりな季節ですね~♪
カルピンチョ先生。資料を送ります。
手術をした四谷メディカルのサイト
http://www.genryou-syujyutsu.com/main/main32.shtml
「日本では、外科手術が糖尿病に対する極めて効果的な治療である、との考え方はまだまだ広く受け入れられておらず(糖尿病を専門に扱っている内科医でさえ、こうした治療の存在を知らない、もしくは、信じようとしないのが現状です)」
「既存の内科治療だけでは不十分であることは明らかであり、患者さんが本来、体に備えている生理的なインスリン分泌能を刺激することによって糖尿病の改善を図るというコンセプトの外科手術は、今後、日本においても、重要な治療選択肢の一つになるものと考えられます」
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米研究 減量手術で糖尿病が治る? 6年後の寛解率6割超
http://kenko100.jp/news/2012/10/18/01
減量の方法として、欧米などで盛んに行われている「胃バイパス手術」。胃の一部を切り取ったり小袋に分けたりして十二指腸や小腸につなぎ合わせる、つまり胃を小さくする手術のことで、タレントのKONISHIKIさんが受けたことで有名だ。米ユタ大学医学部のTed D. Adams氏らは、胃バイパス手術を受けた糖尿病患者を検討したところ、術後6年目に糖尿病が寛解(症状が落ち着いて安定した状態)した割合が60%を超えたと、米医学誌「JAMA」(2012; 308: 1122-1131)に発表した。
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胃の大半と小腸を切除して、6年後の寛解率が6割です。残りの4割弱の人は、良好ではないわけです。10年後、15年後はどうでしょう?
外科的には成功なんでしょうか? 大いに疑問です。
私から、NHKにメールを送りました。公開されています。
http://www.nhk.or.jp/gendai-blog/100/137578.html
手術は、最後の手段でしょう。
まず、食事療法と運動療法です。運転手だから座りっぱなしだとのコメントですが、事務職は、ほとんど座ってパソコンなどの事務をしているのではないですか。工夫できると思いますよ。
一番大事なのは、「食事療法」です。
運転手さん、ラーメンを食べていましたね。炭水化物(糖質)です。糖質が血糖値を上げるのは知っていますね。
私は、今年5月に糖尿病を発症しました。HbA1c14.0 食後90分の血糖値553でした。最初の5週間、インスリンを1日 4×4単位+ゆるい糖質制限食。7月からインスリン離脱し、「メトグルコ+糖質制限」で、この11月に、HbA1c 5.3の正常値まで下がりました。薬なしになりました。
運転手さんは、HbA1c 7.9を手術して5.9ですね。
日本糖尿病学会は、欧米ではあたりまえの糖質制限を避けています。
糖質制限をすれば、すい臓が回復します。腎臓・肝臓に重大な障害がなければ、誰でも出来ます。
北里病院の山田悟先生や京都高雄病院の江部康二先生のご意見を聞きたいです。
手術をされた方は喜んでいましたが、体を切るのはダメージがあります。ガン以上に、糖尿病で手術をするのは疑問です。
NHKが暗に手術を容認しているような報道はおかしい。
糖尿病の患者として、怒りさえ覚えました。
投稿日時:2012年11月12日 22:26 | 長谷川 清久
NHK 報告 ☆結局、無視されてます。
● 2012/11/12
『クローズアップ現代』コメント欄に私のメールが、2日間掲載されました。上記 ↑
その後なぜか削除。
● 削除された私のメールの代わりに掲載されたコメント
「糖尿病に対する外科治療はすでにアメリカ糖尿病学会、国際糖尿病連盟、など複数の学会がその適応や効果に関してガイドラインやステートメントを出している領域です。海外では20年以上前から色々な大規模な研究もなされて、その長期効果や安全性も証明されている治療方法です」
11/23現在、まだ掲載されています。
● これは、肥満手術と糖尿病に対する手術を混同していると思われたので、(肥満手術も疑問ですが)、「長期効果や安全性」がどこで証明されているのか、2回メールを送ったが、NHKは無反応。(無視された)掲載されず。
● 2012/11/21 NHKハートプラザ(お客様の声係)あて、 Fax。
「どうして私のコメントが削除されたのか?」
*何か言ってくるかな?
私は、まだクローズアップ現代と糖尿病学会に対して怒っているのです。だって、毎年糖尿病の合併症で、3000人が失明し、人工透析になる人が16000人もいるんですよ。透析になった人のうち、5年後の生存率は、約6割です。糖尿病が原因で、毎年14000人もの人が亡くなっています。
糖質制限食で、大半の人は救えたはずです。私は、糖尿病学会も、NHKも決して許しません。
詳しい経緯は、あらてつさんのブログに載せていただきました。
NHKとジャーナリズム
http://ktkky.blog94.fc2.com/blog-entry-1320.html#comment4748
同じNHKでも、『きようの健康』のほうがまともそうです。私の職場で、お客さんの声に返事をしないのは、考えられません。
わんわんこと長谷川さん
長谷川さん、長谷川さんの声を上げるために自分のサイトの運営を始められてはいかがでしょう?主張したい意見をまとめて記述していかれてはいかがでしょうか?
私がサブでやってるアメーバブログとか、( http://ameblo.jp/ )江部先生やあらてつさんが利用されてるFC2ブログ( http://blog.fc2.com/ )とか、無料ブログ始めるの簡単ですよ。
これまでここなどのコメントに書かれてきた自分の記事をもう一度拾い上げてまとめるだけでも相当なものが出来上がると思います。
(他の方のブログの記述は著作権があるので、むやみにコピーペーストすることはよくありませんけれども)
長谷川さんの視点でこれまで考えてこられたことを地道にまとめ上げていき、ご自身の日常の中から見つけた新たな考えも追加していけば、半年もすれば発言力の高いブログが出来上がると思います。
毎日継続するブログネタとしておすすめするのは、コメントに書かれているようなきちんとした論理的な主張をぜったいに毎日書こうとするのではなくて、毎晩飲んでおられる焼酎とおつまみ晩ごはんの画像、そして体重や血糖値などの記録を投稿する「日記」を続けることです。
ぜひ、考えてみられてください。
カルピンチョ先生。丁寧なご意見ありがとうございます。
実は、11/9の血糖値改善の報告をして、後は時々何かあったらコメントしようと思っていたのですが、「クローズアップ・・」問題で、ヒートアップしてしまいました。
自分が何を発言して行きたいのか、あらためて考えてみます。
東京周辺で、『糖質制限の会』を立ち上げて、地道に活動していけたらと考えています。
しばらく休んで、またいつかおじゃまします。
今日も寒いです。お体に気をつけて・・。
長谷川さん
土日はネットから離れておりました。
協力出来ることがあれば言ってくださいね。