日本糖尿病学会の公式見解ということで本当に大丈夫ですか?
「内臓脂肪の肥大が正しいサイトカイン分泌バランスから逸脱して慢性炎症を引き起こす、それこそが生活習慣病の根本的な原因である。」という考え方、これには反対しません。
ですが、その肥満がなぜ起こるのでしょうか?
アメリカでは肥満が動脈硬化疾患の元凶だということで、国を挙げてそれへの対策に取り組みました。
「内臓脂肪が増えるのは脂肪の撮り過ぎ」という「脂質⇒脂質」の考え方に基づいて「Low Fat」政策が進められたのですね。
脂質やコレステロールの摂取を制限してその代わりに糖質を摂取するように、政策が音頭取りし始めたのが1984年のことです。
・・・ところが、その政策を取った以降の30年間でアメリカ人の肥満率は10%から30%へと激増してしまいました。
肥満者が3倍に増え、動脈硬化疾患患者も糖尿病患者も激増しました。
「Low Fat」政策が間違いだったことは、明らかなわけです。
で、実は肥満の元は糖質の摂り過ぎであったと考え直されています。
「糖質摂取⇒体脂肪に変えて蓄積」
これが肥満や2型糖尿病患者激増の真実だったわけです。
2007年までは「脂質が悪者」の前提に立って、「脂質を減らして糖質摂取を増やすことでカロリー摂取を減らす」ように指導していたアメリカは、2008年から舵を切り直しました。
2008年には血糖値を上げるのは糖質だけであること、脂質やタンパク質が血糖値を上げないことを認めました。
2009年から小学校での糖質入り清涼飲料水の販売を全面的に禁止にしました。
そんな今のコンセンサスなのに、門脇孝先生が学会の正式見解としてこういう発表をされたのには驚きを禁じえません。
本当にこれが「2012年7月26日の日本糖尿病学会の公式見解」ということでいいのですね?
極端な炭水化物制限「生命の危険も」...学会警鐘
読売新聞 7月27日(金)8時49分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120726-00001662-yom-sci
主食を控える「糖質制限食(低炭水化物食)」について、日本糖尿病学会は26日、「極端な糖質制限は健康被害をもたらす危険がある」との見解を示した。
糖質制限食は、糖尿病の治療やダイエット目的で国内でも急速に広まっている。
同学会の門脇孝理事長(東大病院長)は読売新聞の取材に対し、「炭水化物を総摂取カロリーの40%未満に抑える極端な糖質制限は、脂質やたんぱく質の過剰摂取につながることが多い。短期的にはケトン血症や脱水、長期的には腎症、心筋梗塞や脳卒中、発がんなどの危険性を高める恐れがある」と指摘。「現在一部で広まっている糖質制限は、糖尿病や合併症の重症度によっては生命の危険さえあり、勧められない」と注意した。
2012年5月18日にパシフィコで開かれた同じく日本糖尿病学会の学術集会のディベートで得られたコンセンサスは一日130gまでの糖質制限を糖尿病食の選択肢の一つとするというものでした。
諸外国に遅れること数年でようやく日本糖尿病学会も「糖質制限食」に認知に舵を切ったかと思ったのに、それの完全否定でございます。
(学会の公式ページではそれについて「完全無視」で、コメントが一切ありませんでしたからね、なんか嫌な感じだとは思っていたのですが。)
それどころか、読売新聞とタイアップしてのこの発表では、「炭水化物を総摂取カロリーの40%未満に抑えるのは極端な糖質制限である」とおっしゃる。
つまり、最低でも40%は糖質を摂取しろということです。
これは糖尿病の人や耐糖能異常の人の食事指導という意味で言えば、、、とんでもない指導だと私は思います。
具体的に考えてみましょうか?
たとえば、2250kcalが標準カロリーの男性が40%のカロリーを糖質から摂取するのだと、毎日最低でも225gは糖質を摂取しなくては危険ですということですな。
一日三回、毎食時、75gOGTTをやれ、それ以下の糖質摂取量は許さん、そう言っていることになります。
この前のBMJの論文の扱いにしても、読売新聞での報道でしたよね(上の記事中の話の根拠になっているのもあれらの論文でしょうけど)。
読売新聞社に日本糖尿病学会の御用聞きをする記者がいる・・・のかどうかわかりませんが(こらこら(^_^;))、読売新聞も「糖質制限=悪」、「糖質制限=危険」という主張のようですね。
いやあ、本当に・・・みなさま、理屈で考えてみてください。
40%以上のカロリーを糖質で取るような食事がどれほどの食後高血糖を生み出すのか。
小学生でもわかるでしょう?
上にも書いている通り、糖尿病と確定診断が付いた人に禁忌となっている75gOGTTを毎食時に強制するような食事指導なのです。
糖尿病の根幹は「高血糖による血管障害」であり、それが「食後高血糖の是正不能」によって引き起こされているという事実。
これらを否定できる人はいないと思うのですよ、だからこそ糖尿病と確定診断が付いた人にOGTTやるのは百害あって一利なしということで禁止されているわけでしょう。
それなのに、普段の生活では、毎食時に75gOGTTをやれとな???
2007年からアメリカ糖尿病学会は糖質のみが血糖値を上げること、そして2008年には糖質制限食が糖尿病治療食として有効であることを認めるようになりました。
そして2012年春には、糖質制限の長期安全性に関しても、少なくとも2年間継続することの安全性は認められたとしています。
2012年の今、欧米の医療界がほぼ全て「糖質制限」することを糖尿病治療のスタンダードのひとつとして認めはじめているといっていいでしょう。
(推奨しているわけではなくて「有効で2年以内の実施なら安全だと認める」と言っているスタンスではありますが。)
そんな今、あえて逆行するコメントを公式見解として出す日本糖尿病学会。
糖質を最低でも40%は摂取しろ、それを切ったら極端な糖質制限食だと('∀`)。
・・・ほんとうに、本当に公式見解としてそれでいいんですか?
たしかに糖質制限食は「炭水化物摂取量60%にしてカロリー制限、これこそが正しい糖尿病食である。」として指導を続けてきた日本糖尿病学会のメンツを粉々に打ち砕くものです。
でも、大事なのは自分たちのメンツではなくて、患者さんの身体の方なのではありませんか?
2012年7月26日は日本糖尿病学会の名前を歴史に刻んだ日になったと思います。
マイナスの意味で名前を刻んだと私は思っています。(T_T)
糖質制限食が正しいのか、高糖質カロリー制限食が正しいのか、どちらが正解かは歴史が教えてくれるでしょう。(´・ω・`)
と、まあ、名前を伏せている医者だからこういう文句が言えるけど、文句を言いたくても言えないであろう先生方の気持ちになり変わったつもりでDr.カルピンチョが書いてみました。
この記事の文責は匿名の医師の私にあります。
かなりムカついて書いていましたので少し訂正しました。失礼しました。(2012年8月3日訂正)
スポンサードリンク 2012年7月28日 09:28 スポンサードリンク
先生のおっしゃるとおり、どちらが正解かは歴史が教えてくれるでしょう。
現時点では、糖質制限が正解かは、誰にも分かりません。
日本人を対象に長期にみたデータの集積がないからです。
欧米人と日本人では、古来から摂取してきた糖質の種類と量がまるで違います。ましてや脂肪は言わずもがなです。
その上に骨格、代謝が違います。結果、肥満度、身長、主要な死因、何もかもが違うのです。
糖質を制限すれば食後血糖値が上がりすぎないのは、それこそ私の子どもでも理解できる、簡単な話ですが、私の子どもには、それを続けていくことが私たちの体に何を起こすのかは分かりません。
親である私も分かりません。
たぶん、誰も分からないんでしょう。
だから、先生のおっしゃるとおり、どちらが正解かは歴史が教えてくれるでしょうね。
それが教えてくれるまでの間、声を大きくどちらかの主張を述べたところで、一定の見識のある人間なら、それに振り回されたりはしません。
先生も、きっとそうでしょう。
糖尿病専門医のひとりさん
冷静なコメントありがとうございます。
そうですね、糖質制限の長期的効果は比較研究がないのでまだわかりません。
同時に、日本糖尿病学会の推薦する糖質60%で脂質とタンパク質それぞれ20%前後という食事方法の長期的効果もまたわかりませんよね。
そちらをなにかと比較した長期的研究ってありますでしょうか?
それこそ、二つで比較研究すればいいと思いませんか?
どちらが本当なのかを。
人種差も多少はあるでしょう、特にPharmacogenomicsの観点から見ると、アジア人と欧米人では許容量や有効料が大きく異なることはざらにあります。
なんでも白人の方が薬剤耐性高いだろうなんて思ってたら、リファンピシンの許容量は日本人の方がはるかに高かったりしますからね、調べてみるまで分かりません。
アジア人と欧米人ではインスリンの分泌量の差が大きいという話も1970年代からありますね。最近は「差がない」とする文献が増えてきました。益崎先生も沖縄での研究結果でそれを引き合いに出しておられました。アメリカ人と現在の沖縄人のインスリン分泌量は全く差がないと。
長期的に安全かどうかの結果は待つしかない、それには大賛成です。
待ちますけど、でも、科学的根拠の上に立って待ちたいと思います。
「糖質を食べなければ食後高血糖にならない。」
これは子供でもわかる理屈とおっしゃいました。
「反復する食後高血糖は血管障害、つまり糖尿病の合併症を引き起こす重大な要因である。」
これはどうでしょうか?
これも糖尿病専門医なら誰も否定しないことですよね。
この一点だけ見ても、毎食時に60%もの糖質を摂取することが、そしてそれを薬で下げることが、糖尿病の患者さんにとってどれだけ害をなすことであるか、それは想像できませんでしょうか??
その観点に立って考えれば、そしてベイスンや今後上梓されるSGLT2阻害剤の作用を考えれば、それなら最初から糖質摂取しなければいい、そうは思われませんか?
特にインスリン分泌脳がまだ残っている2型糖尿病患者さんならば、糖質摂取しなければ食後の血糖値の乱高下もなくなりますので、すい臓のβ細胞も休めますし、ベイスンや食後インスリン投与も不要です。
これは患者さんの体にとって良いことだと思うのですが。
今回の門脇先生の公式見解(2013年3月18日)の内容には正直、がっかりしました。
それは糖質制限を推奨しないから、ということに対してではなくて、糖質摂取60%が正しいとする根拠に日本人の食文化をあげておられたことです。
「日本人の伝統的な食生活であるご飯を中心とした糖質60%が実践しやすいからよい、糖質制限は難しいし、死亡率が上がるとうう報告もあるし(これが詭弁であることは別記事で書きました)、長期的安全性がわかってないからよろしくない。」という意見。
・・・科学的な根拠が感じられないのです(というか具体的に説明されていませんよね、なぜその伝統的なものが正しいのかを科学的に)。
日本人の伝統的な食事と言っているお米を中心とした食生活を日本人の多くが摂れるようになったのは江戸時代の中頃からの話です。お米を中心に据えて、その周りに副菜を添えるという、伝統的な日本式の食生活、弥生時代には特権階級だけが、それから戦国時代くらいまでも貴族や武家だけが食べることのできる食生活だったのです。
だから、伝統的な和食といっても300年ぐらいの歴史しかない、世代にすれば10世代です、その前はその日その日に手に入るものを食べていた生活です、農耕はしていますが、狩猟採集のウェイトも高かったのです、日本においても。(神様の直の子孫であるとされる海幸彦、山幸彦でさえも、狩猟と農耕の二本柱の食料採集生活ですからね)。
10世代程度では食生活に対応した遺伝子変化が発生してそれが集団全体に広がるなんてほとんど期待できないのは、理論的に考えて頂ければわかりますよね。
(100世代、3000年でも数%にしかひろがりません、理論的にはせめて数万年は欲しいです、日本人全体が、特定の食生活に適した体質に変わっていくためには)
だから、現在考えられている日本の伝統食ってのは日本人の体質にあったものというわけではなく、日本という風土で最も効率よく食料を生産できる食生活が、稲作を中心としたそれであっただけ、だと思います、我々がそれにあった体質に変わるのは数万年後のことだと思われます。
かつてのアメリカ大統領、ブッシュ氏を支持していたのはアメリカ中部南部を中心とした信心深いキリスト教徒の皆さんでした。
そういう方々と話す機会があったのですが
「ダーウィンの進化論の話は知ってる、そういう罰当たりなことを言うのもそれは自由だから構わない。だけど、でも、この世はすべて全能の神様がお作りになったのだよ。我々は神の子なのだ、申と同じ祖先から出てくるはずがない、アーメン。」
というのがみなさんの当然のスタンスでした。
「進化論は科学的に合理的ではないか?」
と聞いてみたら、憐れむような視線とともに、
「そんなことはどうでもいい、神様がこの世を、そして人間をお作りになったという事実の前にはなにごとも作り話である。」
という返事をいただきました。
ちょっと近いものを感じて悲しかったです、今回の公式見解。
ということで、待ちます、長期的効果、歴史が教えてくれます。
でも、非科学的な糖質制限たたきには科学的に反論したいと思います。
もしも私の書いている内容に非科学的な部分を感じられたらご指摘いただけたら嬉しいです。
私の書いていることが間違っているとわかったら、それを訂正して謝罪することになんの躊躇ももちませんので。
どうぞよろしくお願いいたします。
先生の真摯なコメントを読んで胸が熱くなりました。
『糖尿病専門医のひとり』さんも科学的(客観的)に先生に対して反論して欲しいものです。
私は医学的に素人なので医学的な是非を論ずることはできません。本を読み、ネットで調べ、自分で納得して糖質制限を続けています。
ただ18日のような『権威』ある糖尿病学会の提言が出され、その要旨のみがマスコミで流されると、本当に腹立たしい気持ちでいっぱいです。家内も(多分自分も少し)動揺しました。
そういう意味では先生や江部先生のブログなどに助けられています。
糖質制限を知る機会を与えられることなく、権威ある医者の指導(カロリー制限食)に従いながらも病状は悪化していく。医者は『自己管理が出来ていない』の一言でその責任を患者に押しつける。患者は反論することもできません。某有名私立大学・糖尿病専門医と私の7年間がそうでした。
私は昨年の5月にたまたま『糖質制限』を知りました。本当にラッキーでした。ただ『たまたま』知った人間が回復する、知る機会の無かった患者さんの多くは悪化していく、こんなことが医療先進国の日本でおきていることに、強い違和感を覚えます。
『白い巨塔』は、山崎豊子の小説で終わっていたのでは…。
sugさん
コメントありがとうございます。
「糖質制限を知る機会を与えられることなく、権威ある医者の指導(カロリー制限食)に従いながらも病状は悪化していく。医者は『自己管理が出来ていない』の一言でその責任を患者に押しつける。患者は反論することもできません。某有名私立大学・糖尿病専門医と私の7年間がそうでした。」
日本糖尿病学会が我が国の糖尿病患者に対してこれまで一体何をなしてきたのか、よくわかるコメントです。
栄養学のことなんてかけらも考えていない医師が糖質摂取させてインスリンを打つというマッチポンプな治療を続けるという愚行(愚考ですらなく)。
それを打ち砕く「糖質制限」という概念が出てきたら(実は100年前には実践されていた方法なのに)、今度はそれを否定するネガティブキャンペーンを打って患者に糖質を食べ続けさせようとする。
そして学会の公式見解として糖質制限を否定する。
今、糖質摂取制限に切り替えることで快方に向かうかもしれない糖尿病患者さんが、もはや戻ることのできない人工透析の道に転落するのをあえて推し進めるような指導だと思います。
思い出すのが薬害エイズ事件です。
外国に比べて大幅に加熱製剤の導入が遅れたことで日本では血友病の患者さんの多くがHIVに感染しました。
あのとき、海外では非加熱製剤は危険だが、加熱製剤に切り替えればHIV感染を高い確率で防ぐことができるという報告がいくつも出ていました。
それを日本の血友病研究の権威者たちは握りつぶし、あろうことか、在庫余りになった非加熱製剤を海外から輸入してまで日本の血友病患者たちに使わせたのです。
そして血友病患者の多くをHIV感染に追い込んだのです。
今回、2013年3月18日に「現時点では糖質制限を学会としては推奨しない」という意見が学会の公式見解として出されたこと、残念ではありますが、文書として提示されてよかったのかもしれませんね。
薬害エイズの時はA教授が激昂しながら加熱製剤の導入を阻害する様子がうかがい知れる会議の録音ぐらいしかデータがありませんでしたし、高齢でお亡くなりになったので、けっきょくは責任の所在もうやむやのままでした。
だけど、今回は度重なるマスメディアを使ったネガティブキャンペーン、PDFファイルとしてもオンラインにも出てきたわけですから、貴重な証拠となります。(おいおい、なんのだよ(笑))
糖質制限が2型糖尿病の治療法の中心として認められるまで、なんだかもうあと一息な気がしてきました。
>糖尿病専門医のひとりさま
なるほど、あなたのおっしゃるとおりですね。未来がどうなるかは誰にもわかりませんから糖質制限もカロリー制限も投薬もインシュリン注射もやめましょう。どこかのご親切な誰かが真実とやらを教えてくれるまで。隗より初めよと古来言いますから、まずご自身が〇〇〇〇〇されてはいかがでしょう?
明日奇跡が起きるかもしれない、万馬券が当たるかもしれない、パチンコで負けが取り返せるかもしれない、明日のFXで横領したお金を返せるかもしれない、あなたがおっしゃっているのはそういう類のことです。治療じゃなくてただの自暴自棄です。
未来が誰にもわからないからこそ人間はより良い未来へ努力します。お子さまがおられるようですがどの程度の教育費をかけるか、習い事はどうか、スポーツは何をやらせようかとかお悩みになりませんか?未来がどうなるかはわかりませんの一言で終わらせるのはそういった努力を馬鹿にしてるということに気づいていただければ幸いです。
ご丁寧なコメント有り難うございます。
世間的には認知度は少ないとはいえ、現時点で『糖質制限』を知らない糖尿病専門医はいないはずですから、糖質制限の効果が認められ出したら、訴訟のリスクは避けられないでしょうね。
SLEEPさん
私ではない第三者の方に対するコメントなので、一部過激な表現を伏字にさせていただきました。
どうかご了承ください。
お気持ちはわかりますが。
このままでは魂が抜けるので掲載不可ということであれば非公開にさせていただきます、ほんと、すみません。
未来がわからないからこそ、人間はより良い未来へ向けて努力、おっしゃる通りです。
そして、それは理論的に納得のできる努力でなくてはなりません。
糖質60%の糖尿病食に理論的な整合性はほとんどないのです、そのことにほとんどすべての糖尿病専門医の先生方は既に気づいていると思うのです。
気づいたら行動するだけでいいんですけどねえ。
sugさん
ほんとに、治せるチャンスを失って失明したり人工透析することになる人やその家族からしてみれば「あの頃はまだ絶対安全だと言えなかったから念のために否定しておいたのは立場上しょうがなかった」と言われても、許せることではないですよね。
適切かつ丁寧な対応ありがとうございます。
ただ伏字の方が過激に見える気がしたりもしますがw
二十代前半の同僚に会社なんていつ潰れるかわかりませんよね?という質問をされたことがあります。どうなるかわからないからこそみんながんばっとんじゃい!ねむいこと言うなボケ!と叱り付けたくなりました。
十年前の自分にお前は将来グーグルとアップルのOSの携帯電話どっちにするかで迷うぜ?と言われてもありえないと思ったでしょう。(マイクロソフトじゃないんだ?!)
ですから糖質制限の未来に関しては実はそんなに悲観してません。ただタバコですら未だにこれだけ多くの人が吸ってるわけで、その辺の習慣性は難しいでしょうね。せめて花粉症でマスクしてる間ぐらいタバコやめればいいのにね・・・
>アジア人と欧米人ではインスリンの分泌量の差が大きいという話も1970年代からありますね。最近は「差がない」とする文献が増えてきました。
そうなんですか。私はこちらは読まずにコメントしていました。
私がお話したHuman Nutritionの先生は修士論文で小規模ではありますが糖尿病の患者さんの人種を分けて血糖値の影響をリサーチされたんですが、アジア人は白人より確実に<でんぷん>に弱いという結果が出たんだそうです。
日本で食べられるお米の中粒米は特に粘りがあってもち米の次にGI値が高いのでアジア人には一層危険な主食と言えますね。
SLEEPさん
〇〇〇〇〇に何が書いてあるかは各自で考えていただくとして。
伏字がマイブームになりそうで怖いです。(^。^)
そうですねえ、ポケベル持って大学病院内を走り回っていたあの時代に、Nのマークのカバンをしょって塾に通う小学生がスマホを持って歩いているような時代が来るのは想像できませんでした。
遠からず糖尿病治療の食事療法としては糖質制限が当たり前の時代が来ると私は思っています。
ルバーブさん
日本糖尿病学会の先生方が「欧米人と日本人の糖尿病は違う」とする根拠は、「日本人の方がもともとのインスリン分泌量は少ない」とする説です。
アジア人は白人よりでんぷんに弱いとする説とはまた別の話だと思います。
そのへんに関して、実は、犬とオオカミの話を読んでいて、文献を孫引きしてけっこうインパクトの大きい論文が2007年に出ていたのを発見したところです。
まとめて記事にしたいと思っています。
ただ、例によって読んで裏を取らなきゃいけない論文が複数あるのでなかなか。
明日の夜かなあ、早くて。
今日、初めていままでの糖尿病食が糖質60%というのを知りました。
数年前、母が糖尿病などで入院したとき、病院食がオカズがほとんどなく、ご飯がほとんどでした。いままで、その理由は食事の費用を抑えるため、ほとんどご飯だけにして、かつカロリーを制限していると思っていました。糖質60%なんて考えもつきませんでした。今でも糖質60%とか40%とか議論しているのが理解できません。
素人の私が思うには。。。。
糖質を減らせば血糖値を抑えることができる。だから、重い糖尿病の人は糖質を20%?にする。
しかし、糖質を減らせば、食べ物を消化するときに必要なブドウ糖?が不足し、脳などの活動に必要なブドウ糖が不足し、ストレスが溜る。。。だから、軽い糖尿病の人は糖質を60%?にする。
そのようないくつかのことを考え、各人に合った食事内容にすることが大事ではないでしょうか?
無印奈良さん
糖質制限がどういうものであるか、どういう意義があるかということについてはこのブログに何度も書いておりますので、読んでいただければと思います。
2型糖尿病の人は基本的に糖質摂取は限りなくゼロに近づける方がいいと思います。
これまでの糖質摂取に関する医学常識は間違ってる部分がたくさんあります。
私も医学部の学生の時に糖尿病の概念を生理学の教授に教え込まれて以来、30年間ほど間違っておりましたが、最近になってようやく科学的事実に気付いた次第です。
始めて書きます
糖尿病歴5年 糖質制限食歴5ヶ月 劇的に直り現在a1c=5.5
主治医は糖質制限は危険なので進められませんと言ってます。
4/26に血液検査結果を見に行きます その時に私は次の事を主治医に言います 1.これから私は如何しますか(通院を続けるか否か) 2.先生はこれから如何しますか(糖質制限食で
a1cが劇的に改善した事を他の患者さんに発表しますか、隠しますか)
先生の回答次第で関係を断ちます。
土屋さん
劇的な糖尿病の改善、おめでとうございます。
5.5ならほとんど問題ない範囲ですね。
5年間の通院が一体なんだったんだという感じですよね。
でも、その主治医の先生としては、研修医時代から叩き込まれてきた糖尿病の概念とその治療方針でしょうから、そう簡単に自分の治療方針を否定するわけにはいかないのでしょうね。
自分の人生そのものを否定されるような気がするのかもしれません。
でも、大事なのは医者としての自分のプライドではなくて、科学的に正しいと思う方法で目の前の患者さんの病気を治すことのはず、その方が人間としてずっと誇らしいことだと思います。
主治医の先生、いつかはそう思って変わっていってほしいなと思います。
せめて、糖質制限という選択肢も認める程度の鷹揚さはほしいです。
そう遠からず、変わっていくと思うんですけどね。
土屋さんとしては、5年間騙されてきた、そう思うと腹も立つでしょうけれども、
「この主治医も実は最近まで知らなかったんだ、その上、自分よりもずっと頭が固い頑固者なんだ。」
そう思えば、少し穏やかな気持ちで主治医の顔を見れるのではないでしょうか?
叩きつけるような口調ではなくて、諭すように話してみられてはいかがでしょう?
いずれにせよ、糖質制限、これからもぜひ継続されてくださいね。
その主治医の先生とは別れることになったとしても、新しい主治医の先生をぜひ見つけて、ときどきは血液検査などの健康診断を忘れないようにお願いします。
ともかく糖尿病の症状改善、おめでとうございます。
>叩きつけるような口調ではなくて、諭すように話してみられてはいかがでしょう?
患者が医者を諭すとは、プライドの高いお医者さんには耐えられないでしょうね、隣でナースが苦笑いとか、、、診察室でのシーンを想像すると、これもまたシュールな、、、。
さすがカルピンチョ先生ならではお言葉、あっぱれ、大笑いして拍手、ますますファンになりました。
ルバーブさん
あ、いや、よけいきつかったかな?
怒鳴られるのは首をすくめて聞き逃せば忘れ去ることができるけれども、諭すように言われる方がいつまでも心の底に突き刺さって、考えを改めるのには効果的ではないかと・・・
そっか、怒鳴るよりきつかったですね(^_^;)。
先生有難う御座います。医者の立場から見れば仰る通りです。
自分が間違っていました。初めは先生を頼り、信じて治療をお願いしておきながら、たまたま糖質制限食に出会い良くなった途端に先生を批判する。これは良くない事です。
4/26の結果を見て先生にお礼を言い治療の中止をお願い致します。
勿論 糖質制限は続けます 江部先生、こちらの先生、
有難う御座います。
追伸 義理の妹(64歳)も糖尿で6年間インシュリンを打っていましたが、糖質制限を勧めた所4ヶ月で治り(a1c 5.5)今は通院もしてません(医者がインシュリンを止めました)
土屋さん
コメントへの返信が遅くなってしまい、すみません。
主治医の反応はいかがだったでしょうか?
いつかわかってもらえて、糖質と糖尿病の関係が正しく理解される日が来ることを祈っております。
お早うございます
4/26 先生のおかげで穏やかな気持ちで受診出来ました。
結果は A1C=6.1(NGSP)(前5.9)???如何してかな?
TG=127(180) HDL=80(53) LDL=149(142) 主治医はLDLの増加は糖質制限の結果と言いました、が HDLとTGは無視してました。治療中止の進言は今後の事を思い止めました。二ヶ月毎の検査に決定。
帰り際 "もう少しご飯食べましょうネ" と言われ返事に困りました。今日から主治医と新しいスタートです。糖質制限を先生が取り入れてくれるゴール目指して。
4/27日より 毎食後 4.5K散歩始めました。
土屋さん
お疲れ様でした。
動脈硬化の指標を表すL/H比からすると、糖質制限前が142/53=2.68、糖質制限後は149/80=1.86ですから劇的に改善しています。おめでとうございます。
動脈硬化の指標を見るのにL/H比というものがあるのを主治医の先生はご存知ないのか、それとも知っていて知らないふりをしたのか。
情けない限りですが、まあ、大目に見てあげてください、なかなか自分を変えることは難しい人のように思われますので。
土屋さんがどんどん健康になって見せればいいんですよ、目の前に自分の主張に逆らってどんどん健康になり若返っていく患者がいることがその先生に意識改変を与えるチャンスを与えてくれると思いますので。
これから、土屋さんの食事療法と糖尿病の管理に関しては土屋さんが主で、主治医が従ですね。
もともと、医者と患者の関係ってそれが望ましいスタイルでもあると思いますのでよかったです。
初めてブログを拝見させて頂きメールいたしました。たまたま糖質ゼロでインターネットで検索して先生のブログを見れました。私は父親からの遺伝で糖尿病になって30年以上になる61歳の男性です。インシュリンも打って30年になります。おかげで眼底出血、壊疽、心筋梗塞とコース通りの合併症になりました。昨年10月末にワーファリンを1日に5錠服用していましたので、心臓病の主治医からパラミジンという薬を併用すればワーファリンを1錠に減らせるということで服用したらとたんに血糖値が朝の空腹時で250を超え、食欲も無くだるくてあまり出歩かなくなり、掛り付けの大学付属病院で検査したら白血病かもしれないといわれ、再度検査したら原因がわからないといわれました。今年の正月に糖尿病管理ノートを見ていると、パラミジンを使ってから症状が出ているので直ぐに自己判断で服用を辞めると身体がスッキリし血糖値も100代に戻りました。糖尿病の主治医にいえば直ぐにパラミジンを辞めるよにいわれました。それから病院不信になりパラミジンをネットで調べたら痛風と膀胱炎の薬で、副作用でワーファリンの効きがたかまるとありました。今まで30年医師の指示に疑いも無く1000万円以上医療費をかけ病気は悪くなる一方でした。それからたまたま大櫛陽一先生の糖質オフの本に出逢い、食事を変えたところ半年で体重が8キロ減り血糖値もA1cが10から6,7まで激減し薬もこちらから減らしてもらい、全ての数値がよくなりました。糖尿病専門の大学教授の主治医も驚き糖質ゼロの食事を認めてくれました。先生のような善意で病気に向かわれている方がいらっしゃるの知り感動し長々とメールさせて頂きました。陰ながら応援させて頂きます。
齊藤さん
コメントありがとうございます。
斉藤さんの例も見事なまでに「日本糖尿病学会推奨の糖質60%摂取でカロリー制限」が大した効果もなく、インシュリン注射でじわじわと病状が悪化していたところを「糖質制限」したことで劇的に改善した症例ですね。
インシュリンを30年間続けても徐々に増悪していたのが、糖質制限しただけで劇的に改善する。
それを目の当たりにして効果を認めてくれる糖尿病専門の大学教授の先生、人間としてきわめてまっとうな先生です、良かったですね。
どうして一部の糖尿病専門医の先生たちがこの事実を見なかったことにして、それどころか何とかして否定しようと、糖質制限を肯定する論文さえも曲がった解釈して否定することに躍起になるのか意味が分かりません。
患者の身体よりも自分たちの面子の方がはるかに大事ということですかね。
それとも、カルト宗教みたいに、現実よりも教祖の教えの方が大事なんですかね。
昨年の5月よりスーパー糖質制限を行っています。最近新聞を賑わしている総合病院で受診しています。この病院では都内の某有名私立大学糖尿病学科から2年交代で先生が来ます。
先月30代前半の新しい先生に変わりました。
先生曰く『前の先生から引継を受けてます。私は糖質制限を他の患者さんには進めないが、○○さんは結果が出ているので体が辛くなければ続けて様子を見ましょう。ドロップアウトしないよう気を付けてください。(糖尿病)学会も糖質制限は認めていませんので』と言われました。
目前に糖質制限によって数値が改善している人間がいるのに『他の患者には勧めない』と言い切るとは。
最低でも『糖質制限という選択肢があり、このように改善している自分の患者がいる。私の立場では勧めませんが(理由を付けて)』と説明する義務があるのではないかと思いました。先生には何も言えませんでしたが(反省…)。
>患者の身体よりも自分たちの面子の方がはるかに大事ということですかね。
本当にそう思います。腹立たしくてしょうがありません。糖質制限の患者をまだ診たことがないのならともかく…。
sugさん
糖質制限成功おめでとうございます。
糖質制限を頭ごなしに否定している糖尿病学会は先進国ではもはや日本だけではないでしょうか。
いつもながら、滑稽ですねえ。
理不尽な態度に腹が立つかとは思いますが、少なくともsugさんだけでも素晴らしい結果を見せつけ続けてあげてくださいね。
>「ドロップアウトしないよう気を付けてください。」
この先生のこの言葉がどれだけ上から目線で現実を知らない言葉なのか、思い知らせてやってくださいね。
返信ありがとうございます。
>この先生のこの言葉がどれだけ上から目線で現実を知らない言葉なのか、思い知らせてやってくださいね。
同じ目線(土俵)では議論したくないのでしょうね。あまり肩に力を入れずこの先生と付き合っていけそうです(^^;;。
還暦を過ぎ、これからはアンチエイジングにも期待しながら糖質制限を続けていきます。
sugさん
私は血管年齢は30代半ば、肌年齢は40歳前後です。
シャンプーレスも組み合わせて隠れアンチエイジング、がんばりましょう♪
はじめまして。この問題はあらゆる所で意見が戦わされてますね。
糖質制限なら、脂肪の取り方に注意すればかなり長期でも大丈夫なんじゃないでしょうか。ω3>ω6とか。自分はグラスフェッド系の肉を重視したいんですけど、これがなかなか売ってなくて困ります。グレインフェッドならω6過剰になるってどっかで見ましたから、どちらか言うと避けたいんですよ。
炭水化物ですが、最近は質が低過ぎる。米はもちもちしまくり。自分は糖尿じゃないんですが、朝日米やユキヒカリなど、昔ながらの米を食べたいです。コシヒカリは糖尿病の元凶の1つでしょう。ウイリアム・デイビスの「小麦は食べるな」でも、古代小麦は精白しても今の全粒小麦より血糖値を上げないと書いております。米も小麦も品種改良で「狂った穀物」になっているんでしょうね。
山田さん
コメントありがとうございます。
私個人的には、糖質制限を厳しくしていれば脂肪の質にはめちゃくちゃ厳しくなる必要はないんじゃないかと感じています。
トランス脂肪酸などはもってのほかですし、加工肉の油は控えめでありたいと思っていますが、フレッシュな肉なら牧草牛でも穀物牛でもありがたくいただいております。
「小麦は食べるな」読みました。古代小麦は血糖を上げにくいこと、書いてありましたね。お米に関してのコメントがあったのかどうか、ざっと読んだだけで人に貸して帰ってきていないので、もう一度読まないと思い出せないのですが、英語のPDFはダウンロードできたので(ウェブ上に転がっていました)、そちらでもう一度確認してみます。
初めて投稿します。私も糖質制限をはじめてすべての数値がよくなりびっくりしています。a1c7.3が4.8中性脂肪は120からなんと28その他肝臓の数値などすべて良くなりました。ほんとうにありがとうございます。しかし病院の先生はなんでだろうね多分運動のせいでしょうと言うばかりで糖質オフをなかなか認めようとしません。あなたの言われるとうり悲しい限りです。福島県あさひクリニックの新井先生のホームページや江部先生。夏井先生の本も参考にしています。運動もあわせて無酸素。有酸素運動しています。あなたのおかげで命助けられました。本当にありがとうございます。これからのご健勝お祈りします。感謝
きくりんさん
糖質制限ですべての数値の改善、おめでとうございます。
ほんとに、糖質制限の効果にはびっくりですよね。
病院の先生の態度にはもっとびっくりですよね。
でも、けっきょくは自分の体を守るのは自分です。
Heaven helps those who help themselves.
ぜひこれからも糖質制限と運動を継続されてください。
糖質と申しましても種類により血糖への反応は違うのではないか、また何%としますと全糖質量は判らずどれくらいの糖負荷になるのか、要は一回に摂取出来る量を量らないと人それぞれに許容される量は判らないと思います。
非侵襲型血糖検査機が出来ますと管理が楽になると思われます。
「糖質制限ダイエットの第一人者桐山秀樹さん急死」について
糖質制限ダイエットの第一人者桐山秀樹さん急死は、
すくなくとも健康にはならないことが証明されたのでは
ないでしょうか?
ダイエットをする前に持病などがあれば、体質改善し
ないということは健康的な方法とはいえず、そういった
方法を他人に薦めるのはどうかと思います。
そもそも食べ物を制限するのは無意味です。
色々な物を食べて身体に選択させる方がバランスよく
自然治癒能力を高めることができます。
適度な運動というのも太っている状態を理解できてい
ない証拠です。
私が紹介している痩せて胃腸を鍛える方法は、「沢山
食べて排便する」という、誰にでもできる簡単な方法で、
ダイエットをしているわけではないのでリバウンドしま
せん。
詳しくは私のブログに書いてあります。
「お金も時間もかけず痩せる方法」
ttp://monogusayaseru.blogspot.jp/
もちろん私が実践し、健康被害がないことを確認して
いますが、他の方にも検証して欲しいと考えています。
テレビでは、間違ったダイエット情報が面白おかしく
紹介され続けています。
日本糖尿病学会(JDS)のあいまいな対応も混乱を助
長しています。
糖質制限ダイエットのように疑念をいだかせるような
ダイエットで健康と時間の無駄な浪費をしないためにも
検証と正しい情報提供が必要だと感じています。
>曠野 洋一さん(字を間違えてました、ごめんなさい)
> 糖質制限ダイエットの第一人者桐山秀樹さん急死は、
すくなくとも健康にはならないことが証明されたのでは
ないでしょうか?
・・・いいえ、まったくそう思いません。
むしろ、あなたがそう言いきる論理的整合性を教えていただきたいです~。
> ダイエットをする前に持病などがあれば、体質改善し
ないということは健康的な方法とはいえず、そういった
方法を他人に薦めるのはどうかと思います。
・・・糖質摂取している人が糖質摂取量を減らすと体質が変わることはこのブログをよく読んでいただくか、江部先生の著書を読んでいただければよくわかりますよ(笑)。
> そもそも食べ物を制限するのは無意味です。
色々な物を食べて身体に選択させる方がバランスよく
自然治癒能力を高めることができます。
・・・出ました!バランスよく!あなたがおっしゃる「バランスよく」とはどのようなものでしょうか?
そしてそれをエビデンスレベルで説明できますか?
アメリカ糖尿病学会は数年前から、日本の厚生労働省も2015年には栄養摂取のベストバランスというものはないと、それまでの主張を大きく変えています。
そう言うことはもちろんご存じの上で、未だに「バランスよく」とおっしゃってるんですよね?
もちろん?
ぜひエビデンスレベルをつけてそのことについてご説明ください。
あと、あなたがおっしゃる自然治癒力というのは具体的にどのような機能を指すのでしょうか?
細胞レベル、分子レベルでぜひ、ご説明いただけませんか?
> 適度な運動というのも太っている状態を理解できてい
ない証拠です。
・・・あなたのおっしゃる「太っている状態」とはいったいどのような状況を、それでは示しているのでしょうか?
ぜひ教えてくださいな♪
> 私が紹介している痩せて胃腸を鍛える方法は、「沢山
食べて排便する」という、誰にでもできる簡単な方法で、
ダイエットをしているわけではないのでリバウンドしま
せん。
詳しくは私のブログに書いてあります。
・・・要するに宣伝したかったんですね。
いいでしょう、協力して差し上げましょう、リンクも残しておきますよ。
みなさん、見に行って公平に客観的に科学的に評価して差し上げてください。
「お金も時間もかけず痩せる方法」
ttp://monogusayaseru.blogspot.jp/
> もちろん私が実践し、健康被害がないことを確認して
いますが、他の方にも検証して欲しいと考えています。
・・・あなた一人のエビデンスでそこまで言い切る論理をぜひ教えてください。
ワクワクしながらお待ちします。
> テレビでは、間違ったダイエット情報が面白おかしく
紹介され続けています。
・・・うんうん、今回の桐山さんのことに関しての報道は無知な素人が集まって喧々諤々わめくだけのひどいものが多いですよね。
> 日本糖尿病学会(JDS)のあいまいな対応も混乱を助
長しています。
・・・あら?そんなことないですよ。
日本糖尿病学会は糖質制限には猛反対ですよ、一部に推進派がいますけど、基本的には「40%以下の極端な糖質制限は学会として推奨しない。」と、2013年に声明文まで出てますよ。そんなこともご存じなかったですか?おかしいな、有名なのにな。っていうか、この記事がまさしくそれなんですけど。あなたまったく私の記事を読まずにコピペコメントはってる?
> 糖質制限ダイエットのように疑念をいだかせるような
ダイエットで健康と時間の無駄な浪費をしないためにも
検証と正しい情報提供が必要だと感じています。
・・・うん、だから、そういう風に決めつけることをエビデンスレベル「自分だけ」で言うのって、あなた、だいじょうぶですか?
少なくとも科学的には成り立ってないですよ~。
やる気は認めます、頑張ってくださいね。 (^^)/
ぜひ、科学的で論理的な反論、お待ちしてますよ。
ここにコメントくださるということはそういうことですから。
よろしくお願いいたします。
このコメントに対して何が腹立つって、最初に死者へのお悔やみの言葉が一つもないところですね。