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第74回アメリカ糖尿病学会(ADA)Scientific Sessionがまもなく開催されます。


アメリカ糖尿病学会 American Diabetes Association (ADA) は1928年にその前身が設立されたかなり古い学会です。

1994年には「most popular charity/non-profit in America」というのにも選出されている、一般認知度も極めて高い学会です。

そのホームページを見てみると、医者や研究者ではなくて一般人にこの学会の視点が向けられていることがよくわかります。

この辺りは日本の学会ももっと見習う必要があるかもしれませんね。

ADA Homepage.png
http://www.diabetes.org/


そのADAの学術集会であるScientific Sessionが、今週からサンフランシスコで開かれます。

74th Scientific Sessions (2014)
June 13 - 17, 2014, San Francisco, California

ADA Science Sessions Guide.png
http://www.diabetes.org/research-and-practice/we-support-your-doctor/scientific-sessions.html?loc=feat1_scientific-%20%20sessions_jun2014&s_src=feat1&s_subsrc=jun2014

面白いのが、ここでも患者さん目線の文章が書かれているんですよ。

「あなたの主治医はアメリカ糖尿病学会の学術集会に参加しますか?

 参加する予定がないなら、ぜひ参加するように勧めてあげてください。

 きっと、新しい情報を得て、あなたの診療に役立ててくれますよ。」

みたいな紹介文です。


ターゲットを完全に絞った文章ですよね。


実際の学術集会開催の詳細はこちらから

ADA Science Sessions.png
http://professional.diabetes.org/Congress_Display.aspx?TYP=9&CID=93229


アメリカ最大級の学会らしく、その個人発表やワークショップなどの総演題数たるやおよそ3000です!

5日間の開催ですが、とても全部を見渡すことは不可能で、いきおい、自分の関心の深いセッションに集中することになりますね。



私自身は日本にいて参加しないのですが、参加してくださる方からのレポートをいただけることになっております。

たいへん楽しみにしています♪

取材してくださる方は様々な病気に造詣の深い方で、糖尿病に限らず、癌、脳血管障害や認知症などについても幅広いアンテナを働かせることのできる方です。

糖尿病研究から広がる様々な関連分野研究について最新の話題を聴かせていただけそうなのがうれしいです。


もちろん、糖質制限の話題はできる限り拾ってきてくださるはずなので、どんな内容であるのか今から楽しみで仕方ありません。

(日本糖尿病学会にとっては衝撃の発表もあったりして・・・えへへへ( ̄▽ ̄))



たとえば個人的にぜひ聴いておきたいのは、こちらですね。

14日の土曜日の一つのシンポジウムです。


Symposium - New Diabetes Nutrition Therapy Guidelines-The Evidence, Controversies, and Application to Practice

シンポジウム-新しい糖尿病の食事療法のガイドライン-エビデンス、矛盾点、そして実践に向けての取り組み

Saturday, Jun 14 4:00 PM

N-120 (North Building)

http://app.core-apps.com/tristar-ada14/event/9d96c55acf8b6916473eff0fcbe29a95#about

Duration     2 hours
Presentations

    4:00 PM: Evidence Supporting New Diabetes Nutrition Therapy Guidelines
    4:30 PM: Carbs--High or Low, Does it Matter?
    5:00 PM: Fat Quality vs. Fat Quantity--What Matters More?
    5:30 PM: Eating Patterns--Which Is Best for Diabetes Management?


ここで4時30分から糖質摂取について語るのがDuke大学のYancy博士。

    Presenter
    William Yancy, Jr. MD, MHS
    Duke University School of Medicine and VA Medical Center
http://app.core-apps.com/tristar-ada14/event/079fc2651f0bb4ff02a5fce65a51112d#about

メディカルトリビューンで去年の11月と12月にさらりと掲載されたアメリカにおける食事療法のインタビュー記事に出てこられた先生です。

Yancy教授がどのようにプレゼンされるのか、その次に提示される脂質の量と質に対する考え方も併せて、現代のアメリカ糖尿病学会のエキスパートたちが、食事療法についてどのように考えているのかが明らかにされると思います。

ADAでは、もはや糖質制限が危険とか危険でないという話は通り過ぎていて、食事療法をいかにうまく実践していくかの話シンポジウムになるのではないかと思われます。



情報が得られたらできるだけわかりやすい形で詳細にお伝えしたいと思います。

みなさんも楽しみにしていてくださいね。


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2014年6月12日 17:53

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コメント(4)

おひさしぶりです。
1型糖尿病ダンナを持つクロです。
けど、私ってば確認もしないでクロって名乗っていたのですが、同じ名前の方いらっしゃったのですね。すみません!
キナスケで行かせていただきます。・・・ほかにいませんよね(汗

あれから、バーンスタイン医師の本を持参で主治医の先生に糖質制限やっていいですか?って聞きに行きました。実はもうやっていたけれど。

「痩せてるのにぃ~?」と言われましたが、それは糖質制限したから痩せたのですと、心の中で突っ込みました。
  インスリン打ち続けると、さすがの1型でものん兵衛で糖質取ってれば太りますよね。
・・・先生は糖質制限は糖尿病の治療というよりダイエットという意識のほうが強かったのかもしれません。だから、キナスケダンナはやらなくていいんじゃない?と思ったみたいで。
 今後の合併症と、低血糖予防のためにやりたい旨を伝えたところ、「じゃ、ととりあえず3ヶ月ぐらいやってみよう」と言ってくださいました。
軽かった。すごく軽い返事だった・・・笑

 「過去にも何人か2型の方で、自分からやってみたいと言って挑戦した人がいたけど、挫折(?)しちゃったんだよね~。」ですって・・・。
糖質制限の存在知ってたならもっと早く教えてよと思いましたが、結果が出てないんですもの、先生だって勧められないですよね。
 なので、私たちが結果を出そう!と思っております。

が、ここ最近、主人が汗をたくさんかくのです。
もともと代謝がいいから、汗をかく子でしたが、びっしょりと。
 そういう人いるかなぁと探したのですが、足をつる仲間はいても、中々汗びっしょり仲間はいないようですね。不思議。
 ちなみに、手も震えて、注射打ちにくくて、心配になって病院に行き、甲状腺の検査をしたところ、こちらは大丈夫でした!
「手の震えはストレスじゃない?」ってこれまた軽く言ってもらえたけど、汗はどうなんですかね。
様子見です。

 でも、でも、汗と足の攣り以外で見てみると、血糖値も安定してるんです!
低血糖も起こしていないし、ましてや高血糖も無く!

 主治医の先生的に、糖質制限後のダンナの痩せ具合が、糖尿病発症時特有の激痩せを髣髴とさせるらしく、あせって検査してくださったようなのですが、血糖値が安定しているので、安心、感心してらっしゃいました。
 確かに私も、血糖値を見なければ、29歳で発症した時の骨と皮状態の痩せ方と同じなんじゃないかと不安になりましたから・・・笑

まとまりの無い長い長文を書いてしまいすみません。
カルピンチョ先生ありがとうございました!ってお礼と、経過報告させていただきたく、ここにコメントさせていただきました。
経過報告と言っても、血糖値やいろいろな数値の結果は主人持っているのでなんのお役にも立てないのですが。
他の方の参考になるのでしたら、聞いていただければ、提示します。

では。これからも、先生の記事で、楽しみながら勉強させていただきますね!

初めまして。これから糖質制限ダイエットをしようとしている者です。先日ドイツでグルテンフリーのパンを買ったのですがこれは食べることはできますか?
お忙しいところ恐れ入りますがご回答頂けましたら幸いです。
よろしくお願い致します。

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