Top >> 世界人類総糖尿病化計画 >>  学会の公式見解に関して(前のタイトル変更)

学会の公式見解に関して(前のタイトル変更)

「〇〇に〇〇〇薬は〇〇」


 いきなり伏字で失礼しました。

・・・3月18日の某学会の公式見解を読んで私の頭の中を踊っていたのはこの文章でございました。。。

そしてなぜかその言葉を色っぽく告げる壇蜜さんの姿と話しっぷりも頭の中をぐるぐるしておりました。←意味不明



日本人の伝統の食文化を大事にするのが健康のためにベストでございますですか?

こないだはスウェーデン人のデータをギリシャ人が解析した論文を日本人がもっかいまとめて「糖質制限は死亡率が高いから危険」だと自信満々で振りかざしていたのに?

(おまけにそれがレトリックであって糖質制限の研究ではないことは明確でしたが。)


今度は日本伝統の食文化だから糖質60%の食事が日本人には実践しやすいですか?


・・・そこに科学はありますか?

 


長期的な安全性がないから薦めない?

 ならば問いたい。

「糖質60%のカロリー制限食」の長期的な安全性を検証したRCTのデータ

・・・なんてのもこれまたどこにもないですよね?


 糖質60%の食事は日本人が一般的に食べている伝統食だから安全。


だというなら、なぜ、糖尿病は年々増えていっているのでしょうか?

なぜ、医師と栄養士が長年にわたってそういう食事指導をした久山町の糖尿病患者発生率が全国平均のそれを大きく上回ってしまったのでしょうか?



長期的安全性の統計学的に証明されていない糖質60%の食事は日本の伝統的な食事だから安全であると肯定する一方で、

糖質制限は長期的安全性が確認できてないから認められない、という新薬承認並みの扱いをするのって

ダブルスタンダードを書いているとは思わないんですか?



新薬の長期的安全性についてはほんと、使ってみないとわからないんです。

それは確かです。


20年、30年経つとどうなるかという、長期的な安全性は数年間の臨床研究ではわかりようがないですからね。

出て数年のインクレチン製剤とかにももろにあてはまりますね。

となると、インクレチン製剤とか、新薬は、学会としては薦められないはずですよね?

長期的安全性はまだわからないわけですし。


そもそも、免疫抑制(感染症の増加)という明らかな副作用がある薬もインクレチン製剤の中にはあります。

DPP-4阻害剤の効果を報告する論文の多くが、数ヶ月の使用にもかかわらず、明らかに服用者で感染症が増えたことから(1.3~1.6倍感染症を起こしやすい)、長期的安全性はわからない、という終わり方になっていました。

(これに関連する知識としては、先週のNatureに掲載された新型コロナウイルス感染の話が印象的です。別記事で触れます。)


でも、DPP-4阻害剤は堂々と「新薬として承認」されていますし、日本糖尿病学会の先生方から上の事実「長期的安全性は確認されていない、感染症にかかりやすい恐れがある」という不都合な報告が一般患者向けに見解として公表されたことはないみたいに思いますけど。

でも、今回のように「長期的安全性の確認できない糖質制限は、死亡率が1.3倍から1.6倍ほど高くなるという報告もあって、危険である。短期の使用も現時点では学会としてはお薦めできない。昔から学会で推奨して実践している糖質60%のカロリー制限食があるからそれを実践してほしい。」という見解を発表するのであれば同じスタンダードで新薬にも臨まれるべきではないかと思うのです。

「長期的安全性の確認できていないインクレチン製剤は、1.3~1.6倍感染症にかかりやすくなるという報告もあって、危険である。短期の使用も現時点では学会としてはお勧めできない。昔から糖尿病の治療薬として学会で推奨して使用しているSU剤とインスリンがあるからそちらを利用して欲しい。」とね。


まさか、食事療法に長期的安全性を要求する人が、それまで全く使われていなかった新薬の長期的安全性を求めないなんてことはないでしょうからね。


そして、きっと、これから出る新薬に対しては、今回と同じように「長期的な安全性」を要求されるんですよね?


新薬発売後、日本糖尿病学会からお墨付きを出すのに20年ぐらい必要ですね。


 大変な時代になってきましたね。


スポンサードリンク
2013年3月20日 13:36

スポンサードリンク

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://xn--oqqx32i2ck.com/mtos/mt-tb.cgi/265

コメント(40)

バカというかあれですよね、親のすねかじりをしながら勉強もしない浪人生。国民という親から貴重なお金を巻き上げながら目の前にいる課題(患者)と真剣に向き合わずそのくせ養ってもらってる親に向かって上から目線でお説教とか虫唾が走りますね。

欧米の肥満はBMIが30~35だから?いやいや日本にだってそのぐらい太ってる人は結構いますよね。私の母親もそのぐらいあった時期がありました。また欧米人の筋肉量を考えればもっと相殺されます。だいたい欧米人も我々も分かれたのはほんの5万年前以下であってそんな短いタイムスパンで何が変わるわけもないとかその程度の生物学の素養もないんですかね。

残念ですわほんと。

 余り○○な声明を出すと、医療不信が広がりますよね。
去年の理事長のコメントよりは、少しはましなのかな?
患者のことを考えていませんよねー。

 山田先生は、MTプロで、また変化球を出していますが
糖尿病食事療法は多様な選択肢の時代に/最新のメタ解析から

スウェーデンのように、厚労省がまともに乗り出すといいんですが。
 百年河清を待つわけにはいきませんよね。
外国から黒船が来ないとダメですかね。
 
ケトン食はかなり効用があるようですが、こちらの検討もいつになるのか。

 まあコツコツ頑張りましょ。

カルピンチョ先生、お久しぶりです。以前、知人の糖尿性網膜症について色々教えて頂きありがとうございました。

○○に付ける薬はない、のと同様に○○は死ななきゃ治らない、とも言いますね。当分の間治る見込みは無さそうです。

さて日本糖尿病学会のプレスリリースですが、ここに至るまでのマスコミを使った度重なるネガティブキャンペーンを見ていると、何だか「既に倒壊したビルの設計者が、建設中のビルの設計や建て方についてあれこれイチャモンをつけている」様に思えてなりません。
「他人のことはいいから、自分のことを心配しろよ」と言いたくなります。

糖質制限食を否定するなら、(できるとは思いませんが)まずカロリー制限食の有効性と実績を明確にすることが先決と思います。

まあ、雑音は無視して、自分の信じる方法を粛々と進めて行くことにします。

 さすがカルピンチョ先生、絶好調。

 糖尿病学会が人種うんぬんを言うなら、白人種に比べてインスリン分泌が少ないアジア人なら、尚のこと糖質量に配慮したダイエットが必要ですよねえ。
 
 私はNZ在住で、夫の糖尿病が発覚した時、主治医に日本人だから米が主食だろうけど、それがよくないと指導されました。この位はもう常識の範囲なんでしょう。
 
 大学の人間栄養学の講師と話した際、日本では毎食150gのご飯を食べるように指導されてると言ったら、驚いて誰がそういうことをさせるのですか?と問われたので、糖尿病学会と答えたら絶句してましたよ、、、。
 

はじめまして。

糖質制限を始めてからちょうど半年になります。
6キロ体重が落ち、BMIが24.9から22.7(2週間前は22.4)になりました。

健康診断で問題になるような所は体重以外には何もなかったのですが、そろそろ健康上問題な体重になってきた、いかん、と思い始めました。

肉は食べたい、仕事で夕食が遅くなる時もある、さらにお酒もやめられない私にとっては、これまでの中でもっとも継続できているダイエットです。直近の健康診断では体重もA判定となり、γ-GTPも13と、上々の結果でした。

最初の頃はかなり糖質を控えてましたが、最近は基本的には米・パン・イモ類・砂糖をとらない。ビールは飲むが途中でハイボールか赤ワインになるべく変える。食事がすしの時はすしも食べる。と割と柔軟に制限をしております。

このまま食習慣として糖質制限を継続して、あと2~3キロ落としたいです。


さて。

学会の公式見解を新聞で見まして、素人&完全に文系の自分でも、なんじゃこりゃと感じました。
科学的にはわかりませんが、論理的破綻のニオイがします。

「糖質60%のカロリー制限食」は伝統食で、であるから長期的な安全性が担保されているという主張を展開しているのだろうと思いますが、まるで科学者らしくない非論理的な見解ですよね。


日本の伝統食となってますが、ちょっと想像してみれば、「糖質60%のカロリー制限食」を実際にとっていた人なんて日本の歴史上いったいどれだけいたのかと疑問が浮かびます。

仮にいたとして、その人たちはいったいどれほど健康だったのでしょうか??

明治以前は物流が盛んでないですし、漁村は魚がメイン、反対に農村は60%どころでないかなり糖質の比重が高い食生活をしてると推測できます。
ちょうど同じ日新聞に「長寿を誇った沖縄の伝統食が…」と出てましたが、戦前は、海に囲まれており、(よく記事を読むと)魚・野菜メインの食事で糖質比率は低そうでした。

さらに当時の農業従事者は、今でいうならスポーツ選手(やよく運動をしている子ども)なみの運動量ですよね。であれば、糖質の割合が多い食事をしていても全部消化されてしまいます。


食生活が資料としてもっとも残っていそうな武士は?人口のうちで占める割合が少なすぎて「伝統」とは言えないです。

戦前戦後の食糧難の都市生活者にいたっては、カロリー不足の糖質95%食がせいぜいですし。。
(「おしん」を見ると、農村は地域によっては明治維新以降戦後までずっと食糧難ですよね。)

戦後しばらくしたらもう食生活の欧米化が問題になっていた事を考え合わせると、日本においていったいどの地域の誰がどのタイミングで「糖質60%のカロリー制限食」を伝統的に取得していたのか、全くリアルには想像できません。

妄想の伝統食じゃないのかなあと(笑)


もしも伝統食であったとしても、「糖質60%のカロリー制限食」が現代の運動量の少ないオフィスワーカーに適しているかどうかは全く別の問題ですよね?


スポーツ選手と成長期(で移動が車でない)子どもと病気で内臓機能が落ちている人とオフィスワーカー、それぞれ適切な糖質摂取量は違うと思うのですが。


なんだか学会ともあろうものがヒステリックに固定観念を振りかざすのを見ると、昔、脚気の原因をビタミンB不足だとずーっと認めなかった人たちもこんなだったのかなあ、なんの学習もないんだなあと情けなくなってしまいました。

うちの一郎息子東大に落ちました。
このスレ見ると
でも、採点が間違っていたんじゃないかって
いう疑惑が出てきました。笑)
なんで、あべこべなこと言うんでしょうね。
東大の先生って(笑)^^;

糖尿病の注意が必要な人に

過体重
40歳以上
アジア人とかインド人など 30歳以上

という扱いです。どこを探しても<アジア人の中に日本人は除く>とはありませんです。はい。

今回の記事と関係があるのかな・・・
DPP4阻害薬がクレアチニンを上昇させるというデータ。
http://e.oisyasan.ne.jp/asahi-cl/topics/insulin.html
ここの先生は釜池先生の信奉者のようです。
ご自身で糖質ゼロを実践し、確信を持って治療(指導)されていて、頼もしいです。

カルピンチョ先生、

コメントありがとうございました。

やっぱり幻想か妄想の伝統食なんですよね。。その上、米を主食にした江戸~大正時代は脚気が国民病だったらしくて、もういいことなしですよね。

なんというか知識がタコつぼ化すると科学から遠ざかっていく事例を見ているかのようです。


私自身は「学会」とか「東大」とかのネームバリューに弱くないらしいのでこういう記事が出ても、あ~ツジツマが合わないし~もしかして妄想?と比較的受け流すことができます。
しかしそれでも実は若干不安になったので、思わずコメントしたのかもしれません。

しかしもっと素直だったり、ネームバリューやマスコミ見解に弱い人だったら、もっともっと不安になってしまう可能性がありますよね?


そんな中、カルピンチョ先生が、幅広い観点から科学的に糖質制限の良さを説明して下さっているので安心します。
これからも妄想に負けず、自信をもって糖質制限を継続しますね!


加えて、糖質60%の食事が科学的にアウトであるとできるだけ早く明らかになって、糖尿病学会と製薬会社を上から目線でかっかっかーと笑える日が来る事を願っております。本来なら進行しないはずの糖尿病患者の方がこれ以上増えないように。。

能登論文や日本糖尿病学会の一連の動きを受けて、やり切れない思いがありますので、一連のものに対する考えをまとめるために、以下のようなものを書いてみた。

ナチスの人体実験を裁いたニュルンベルグ法廷の悪夢

(1)能登論文の研究資金と利益相反

能登論文の出版社の下記のサイト
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0055030
Citation: Noto H, Goto A, Tsujimoto T, Noda M (2013)
Low-Carbohydrate Diets and All-Cause Mortality: A Systematic Review and Meta-Analysis of Observational Studies.
PLoS ONE 8(1): e55030. doi:10.1371/journal.pone.0055030
には、研究資金と利益相反に関して次の記載があります。

①研究資金
Funding: This study was supported by a Health Sciences Research Grant (Comprehensive Research on Diabetes/Cardiovascular and Life-Style Related Diseases H22-019) from the Ministry of Health, Labour and Welfare of Japan.
資金:この研究は、日本の厚生労働省の厚生労働科学研究(糖尿病/心血管及びライフスタイル疾患に関する総合的研究H22-019)により支援された。
The funders had no role in study design, data collection and analysis, decision to publish, or preparation of the manuscript.
資金提供者は、研究デザイン、データ収集及び解析、出版の決定、又は原稿の準備において役割を演じなかった。

②利益相反
Competing interests: The authors have declared that no competing interests exist.
利益相反:利益相反は存在しないと著者は宣言している。

この記載によれば、国立国際医療研究センター病院、糖尿病・代謝・内分泌科の能登洋医長の研究資金は、「資金:この研究は、日本の厚生労働省の厚生労働科学研究(糖尿病/心欠陥及びライフスタイル疾患に関する総合的研究H22-019)により支援された」と記載されていますから、厚生労働省の厚生労働科学研究費から出ています。
厚生労働科学研究はわれわれ国民の税金を使って行なわれるものであり、本来は国民の健康のために行なわれるべき研究が、致命的欠陥を持つ使い物にならないBMJのデータを採用していることは、この研究者が全く無能であることを証明しているか、あるいは故意に欠陥BMJ論文を混入させて、糖質制限が危険であるというメタ分析をでっち上げたのだと思われます。
このような悪質なやり口は、コレステロール低下用剤のスタチンのメタ分析でも数多く行われていると日本脂質栄養学会が警告しています(脂質栄養学会のサイト参照)。
厚生労働省は、この厚生労働科学研究(能登論文)の致命的な欠陥について国民に説明し、説明責任を果たすべきです。
あるいは、アメリカのマクガバン報告の系譜を引き継ぐ現代日本の危険で間違った糖質中心の栄養政策をこのまま継続させるために、官僚あるいは政治家が裏で糸を引いて、能登という医師にやらせた陰謀なのではないでしょうか(現代の栄養政策の致命的欠陥は九州大学大学院の久山町研究により証明されています)。
能登論文は、日本のマスコミで大々的に取り上げられ、何も知らない市民や医療関係者は、糖質制限食は有害だという嘘に騙されています。
今回の陰謀の仕掛け人は、裏でせせら笑っているようです。
そんな構図がありありと見えるように思われて気分が悪くて仕方ありません。
また、BMJのインチキ研究も、穀物メジャー資本の資金により仕掛けられた陰謀のように思われます。
あれが欠陥品であることは、一般の人は何も知らされておらず、糖質制限は健康に悪いという偽りの結果だけがマスコミで大々的に報道されれば、一般の人は騙されてしまいます。
マスコミも巨大財閥に支配されたプロパガンダの道具であることを忘れてはいけないと思います。

能登論文の利益相反Competing interestsの項に、「The authors have declared that no competing interests exist.利益相反は存在しないと著者は宣言している」と書かれています。
しかし、現実には、国の政策を推進する国立研究機関に所属し国から給料(金)をもらっている医師が、国の研究資金をもらってインチキなメタ分析をやって何も知らない国民を騙しているのですから、明らかな利益相反というよりも犯罪に近いやり口ではないでしょうか。
国という超巨大企業の利益のために、嘘をついて国民を騙しているという、最も悪質な面がもろに出ているように思われます。
こんなやり口は、原発は安全だと言い張っていた原子力学者と同じであり、我々はそれが大嘘であったことを福島原発の水素爆発と原発避難民15万人の事実により見せつけられました。
学者とは、この程度の代物なのでしょうか。

(2)ナチスの人体実験を裁いたニュルンベルグ法廷の悪夢

このインチキな能登論文が、日本糖尿病学会の公式見解にも登場しており、国の糖質摂取政策を糖尿病患者に押しつけるために悪用されています。
どうやら、これが日本の医学界、厚生労働省の正体のようです。

日本脂質栄養学会の人たちは、コレステロールとスタチンに関して、産学官の癒着の構図を警告し、利益相反の問題を取り上げ、製薬企業から金をもらっている人に治療ガイドラインを作らせてはならないと言われています。
日本糖尿病学会のホームページ
http://www.jds.or.jp/
の一番下の部分には、巨大製薬企業の広告が数多く掲載されていますが、これらの企業からいったいいくら金が流れ込んでいるのでしょうか。
糖質制限が糖尿病治療の主流になれば、これらの製薬企業の血糖降下剤の売上はガタ落ちになり、そして日本糖尿病学会のガイドラインを作る人たちに入る金も大幅に減ることになるのでしょう。
また、糖質制限が一般化すると、今の診療報酬体系のままでは、末端の医師たち、特に日本糖尿病学会が育成した糖尿病専門医の売上もガタ落ちになります。
それを避けるために糖尿病患者に糖質を大量に食べさせるガイドラインを作り、血糖値を有害な値にまで上げさせておいて、それを血糖降下剤を売りつけて下げさせる「マッチポンプ」をやっているようにしか見えません。
この構図は、テレビドラマの「水戸黄門」で描かれていた「越後屋と悪代官」そのものです。
高級料亭で酒を酌み交わしながら、「越後屋、そちも悪よのー」「いえいえ、お代官様ほどには…」という悪代官と越後屋の名せりふが聞こえてきそうです。
その悪魔的な手口により、多くの糖尿病患者が合併症に苦しめられ、足の切断、失明、腎透析にまで追い込まれるのですから、これはもう医療ではなく殺人としか思えません。
「ヒポクラテスの誓い」は消え失せ、ナチスの人体実験を裁いたニュルンベルグ法廷の悪夢を見る思いになるのは私一人ではないはずです。

資料1
ヒポクラテスの誓い
医師アポロン、アスクレピオス、ヒギエイア、パナケイアおよびすべての男神と女神に誓う、私の能力と判断にしたがってこの誓いと約束を守ることを。
この術を私に教えた人をわが親のごとく敬い、わが財を分って、その必要あるとき助ける。
その子孫を私自身の兄弟のごとくみて、彼らが学ぶことを欲すれば報酬なしにこの術を教える。
そして書きものや講義その他あらゆる方法で私のもつ医術の知識をわが息子、わが師の息子、また医の規則にもとづき約束と誓いで結ばれている弟子どもに分かちあたえ、それ以外の誰にも与えない。
私は能力と判断の限り患者に利益するとおもう養生法をとり、悪くて有害と知る方法を決してとらない。
頼まれても死に導くような薬を与えない。それを覚らせることもしない。
同様に婦人を流産に導く道具を与えない。
純粋と神聖をもってわが生涯を貫き、わが術を行なう。結石を切りだすことは神にかけてしない。
それを業とするものに委せる。
いかなる患家を訪れるときもそれはただ病者を利益するためであり、あらゆる勝手な戯れや堕落の行ないを避ける。
女と男、自由人と奴隷の違いを考慮しない。医に関すると否とにかかわらず他人の生活について秘密を守る。
この誓いを守りつづける限り、私は、いつも医術の実施を楽しみつつ生きてすべての人から尊敬されるであろう。
もしもこの誓いを破るならばその反対の運命をたまわりたい。
〔小川鼎三『医学の歴史』p.13~14,中央公論社,1964〕
出典:ノーモア薬害 増補改訂版 p.222、片平きよ彦 東京医科歯科大学難治疾患研究所助教授 桐書房 1997


資料2
備考: 下記のニュールンベルグ綱領の言葉「実験」を「治療」置き換えて、日本糖尿病学会の治療方針と対比してみれば、日本糖尿病学会の方針が異常であることが分かりやすくなると思われます。

「ニュルンベルグの法廷」の人体実験に関する十か条の原則
ニュールンベルグ綱領(訳) 1947年

 人間に対するある種の医学的実験は、それが充分納得のいく範囲内で、医療の倫理に依拠しておこなわれるときは、われわれに明証性の大きな重みを提示するものである。人体実験の推進者たちは、そのような実験が他の研究法や手段では得られない社会の善となる結果を生むという理由で、その見解の正当性を主張している。

しかしながら、道徳的、倫理的および法的な考え方を満足するためには、いくつかの基本的原則を遵守しなければならぬことについては、だれしも認めるところである。

1.被験者の自発的同意は絶対的本質的なものである。これは被験者本人が法的に同意する資格のあることを意味するが、さらに暴力、欺瞞、虚偽、強迫や他の制約や強圧の間接的な形式のいかなる要素の干渉を除いた、自由な選択力を働かしうる状況におかれること、および実験目的を理解し、啓発された上での決断をうるために被験者に充分な知識と理解を与えなければならない。そのためには、被験者によって肯定的決断を受ける前に、実験の性格、期間および目的、行われる実験の方法、手段、予期しうるすべての不利と危険、実験に関与することからおこりうる健康や個体への影響などを知らさなければならない。

 同意の性格を確認する義務と責任は、実験を計画するもの、指導するもの、実施するもの、すべてにかかわる。これは個人的な義務と責任であり、罰を免れている他人に委ねることはできない。

2.実験は社会の善となる結果を生むべきものであり、他の研究方法手段をもってはえられないものであり、さらに放縦・不必要な実験であってはならない。

3.実験は、動物実験の結果、病気の自然史の知識、または研究上の他の問題により、あらかじめ実験の実施を正当化する結果が予想されることを基盤にして設計されねばならない。

4.実験は、すべて不必要な肉体的ならびに精神的な苦痛や傷害をさけるようおこなわなければならない。

5.死や回復不能の傷害がおこると信ぜられる理由が演繹的にある場合、実験をおこなってはならない。ただし、実験をする医師自らが被験者になる場合は、この限りではない。

6.おこりうるべき危険の程度は、その実験によって解かれる問題の人間への貢献度を越えるものであってはならない。

7.被験者を傷害、死から守るため、いかに可能性のすくないものであっても適切な設備を整えておかねばならない。

8.実験は科学的に資格のあるものによってのみおこなわれなくてはならない。実験を指導するもの、実施するものは、実験の全段階を通じて最高の技量と注意を必要とする。

9.実験中、被験者は、実験を継続することが彼にとって不可能な肉体的精神的状態に達したときは、実験を中止する自由がなければならない。

10.実験中、責任をもつ科学者は、実験の続行が、被験者に傷害や死を結果しうると思われるときに要求される誠実性、技量、判断力の維持に疑念の生じたときには、いつでも実験を中断する用意がなければならない。(中川米造訳)
〔中川米造訳:メディカル・ヒューマニティ,5(2):55,1990〕
出典: ノーモア薬害 増補改訂版 p.227-228、片平きよ彦 東京医科歯科大学難治疾患研究所助教授 桐書房 1997


医師ではない私には良くわかりませんが、糖質制限に関心のある医療関係者の方々が、日本糖質制限学会を設立して、日本糖尿病学会に対抗することはできないものでしょうか。
できれば、学会誌をオープンアクセスにしていただいて、学会発表やセミナーの様子をネットで動画あるいはpdfファイルなどで一般に公開していただければありがたいのですが。
このような方式は、日本脂質栄養学会が採用されており、私はコレステロール・中性脂肪と脂質栄養の問題はこの学会のネットと関係者の著作から学んでおり、私自身の糖質制限に役立てています(糖質制限をすると必然的にタンパク質と脂質の摂取が増加しますから、脂質栄養の知識は必須です)。
糖質制限を支持されている先生方が、お一人で日本糖尿病学会や厚生労働省に立ち向かうのは無理でしょうが、心ある医療関係者の方々が結集して学会を結成すれば、日本脂質栄養学会が出されている「長寿のためのコレステロールガイドライン」のような糖質制限ガイドラインを出すことも可能ではないでしょうか?


備考:利益相反の取り扱いとアメリカ・EUの状況
①日本の利益相反
2013年3月14日、日本医師会、日本医学会、日本製薬工業協会などが、製薬協の透明性ガイドラインの実施に関して、全面的な情報公開を1年先送りして2014年度からとすることで合意しました。
日本医師会の「医学関連COI(利益相反)問題協議会」の第2回会合を3月14日に開催し、焦点となっていた原稿執筆料等については、13年度は企業が支払った総額と医師名の一覧の公表を行い、14年度から各医師に対する謝金やコンサルティング料を求めに応じて公開することにしたそうです。
ただし、これには法的拘束力は無く、あくまで民間の取り決めに過ぎませんので、どこまで真相が公表されるかはわからず、ザル法のようなものですから、あてにはできません。
②アメリカの利益相反
アメリカでは2010年3月に制定された「サンシャイン条項」により、2013年から法的に金銭授受の公開が義務付けられており、法的拘束力があります。
③ヨーロッパ連合EU 27ヶ国の臨床試験指令
EU27ヶ国では、「EU臨床試験指令」が2001年5月に公布され、加盟国はこの指令に従い各国の規制を2004年5 月1 日までに施行しました。
これにより、臨床試験の公明性が確保され、データ操作や隠蔽の禁止、ネガティブな結果の公表の義務付けも行なわれ、違反には罰金と厳罰が科せられます。
このEU指令施行の前後で、スタチンなどによるコレステロール低下の心筋梗塞などに対する効果に関する臨床試験の結果が真反対になり、施行以前の臨床試験ではコレステロール低下は心筋梗塞などに有効という結果であったものが、施行後の臨床試験では効果がないという結果になったことが日本脂質栄養学会の調査で明らかにされています。
これは2004年のEU指令以前の医薬品の臨床試験が、いかにデタラメなものであったかを証明する事実です。
スタチンは糖尿病患者にも良く投与されるそうですが、効果がない上に重篤な副作用がありますから、患者にとっては危険極まりないものであると日本脂質栄養学会の調査結果は報告しています。

また、このような2004年のEU指令以前の古い体制下で起きた悲劇が、メルクのバイオックス事件であり、心筋梗塞の副作用の発生が4倍になる事実を3年間も隠蔽して派手に宣伝して売り続け、結果的に副作用の被害者15万人~20万人、死者7.5万人~10万人という世界史上最大の薬害大量虐殺を起こしています。
(出典: ミッシェル・ド・ロルジュリル(心臓病学および栄養学専門医・国立科学研究センター(CNRS、フランス)正規研究員)著、コレステロール―嘘とプロパガンダ、p.21, 2009, 篠原出版新社)

これらは正にナチスの人体実験を裁いたニュルンベルグ法廷の悪夢そのものです。
日本の医学界は、糖尿病治療、動脈硬化治療で、いったい何人の人を殺すつもりなのでしょうか。
彼らがナチスとオーバーラップして見えるのは、私一人ではないと思いますが、いかがでしょうか。

尚、ナチスの人体実験とニュルンベルク法廷に関しては、下記のサイトに大阪市立大学文学部 土屋貴志准教授の詳しい解説がありますので、関心がおありでしたらご参照ください。
http://www.lit.osaka-cu.ac.jp/user/tsuchiya/class/vuniv99/exp-lec3.html

「今回の糖尿病学会のはあまりにも科学的合理性の示されない情感に訴える公式見解」
ですよね。社会的コンセンサスだそうです。

 患者のことを考えていませんよね。
「腹8分目 医者要らず」「日本人は米食べなくちゃ」
「肉ばかり食べるのは贅沢」「肉を食べ過ぎると太る」
「沖縄を見よ」
という感じですね。久山町の教訓はないんですかね。

食事療法なのに、カーボカウントのことも触れないんですね。
 予想された「提言」の内容ですが、余りに○○なので、
4日たって、今頃怒っています。

 ワンワンワン! ここに、井伊大老のような○○な理事長がいますよ。
 厚労省も農水省も、糖質制限に反対するでしょうね。
  
  失礼しました。少し、人間が斜めになっています。

 でも、コツコツ「糖質制限はいいよ」と言い続けます。

北海道大学に決まりました。
すみません。スレに関係ない話で^^;
のんびりまったり・・・
札幌に遊びに行きます♪

それにしても
MTproの山田先生の見解も
言い換えると、スーパーだけは推奨できないってことで
能登論文とは整合性取れなくて矛盾だらけですね。

山田先生 MTPro

「これまで『科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン』において,糖質制限食について明確なコメントをしていなかったが,今回,Atkins diet(炭水化物摂取量を50g/日以下とするもの)のような極端な糖質制限を明確に否定した。これは安全性の確保という点で私も同意できるところである。このような安全性の確保という視点を最初に述べながら,同時に提言として以下のことも示そうという姿勢は,社会的責任の大きな学会として妥当かつ健全なものと感じられる。」

灰本先生に近づいた感じです
http://low-carbo-diet.com/

「学会として妥当かつ健全」とはとても考えられません。

「適正な糖質(炭水化物)摂取量を学会の調査・研究対象課題であるとしている。」
 のは評価できますが、いつ調査に着手するのか?
 研究対象も20%以下の糖質制限は最初から対象にしなかったりして??

2012年8月19日の日経メディカルオンラインの記事で面白いもの見つけました。
SGLT2阻害薬について
<低炭水化物ダイエットと似たような状態になる>、、、、。
この薬、当然学会は認めないのでしょうね、、、?

<特に女性では、主にカンジダに起因する性器感染症が見られたが、いずれも投与を中断
せずに治療可能な範囲だつた>ですって。私ケトン体は増やしたいけれど、性器感染症のお薬なんて使いたくはないですわ。


http://www.aspsawai.co.jp/2012092503.pdf

SGLT2阻害薬の投与中に、血中の総ケトン体が平均0.3mmo1/酬彗加したことが
報告されており、タトアシドーシスとの違いを見極めて治療する必要がある。これは、
SCLT2阻害薬が1日 当たりおよそ400kcalのエネルギーおうねに相当する糖を尿中に捨てているこ
とに起因する現象だ。
低炭水化物ダイエットと似たような状態になるため、脂肪をエネルギー源とする際に、
アセチルCoAを経て、最終産物のケ トン体が増加する。稲垣氏は「SGLT2阻害薬投与によ
つてケトン体が増加するのは当然の現象だが、インスリン分泌不全患者にSGLT2阻害薬を
投与してしまうと、簡単にケトアシドーシスを引き起こすことが想定されるので慎重な観
察が必要」と指摘する。

おはようございます
 カルピンチョ先生の意見に、同感です。
大事なのは、良好な血糖値コントロールなので、人それぞれ
で、食後高血糖を生じないように糖質量を調整することだと考えます。

『糖尿病専門医のこれからの腕の見せ所は「あなたはスーパー糖質制限してみましょう」「あなたは一食当たり20~40gの糖質制限してみましょう」「あなたは肝炎を伴っていて肝臓に負担をかけるのはちょっと心配だから糖質摂取してカロリー制限しましょう。」という具合に、患者の状況に応じたきめの細やかな食事指導をいかにしていくかというところにあるように思います。
科学的に正しい「個の食事指導」をしてくれるのであれば、そこにもっと診療費を高くしてもいいんじゃないかなと思います』

 大賛成です。
丁寧な指導をしてもらい、糖尿病等がコントロール出来れば、患者は、喜んで診療報酬を払います。
 いい加減なカロリー制限だけをすすめ、合併症を生じさせるような医師からは、罰金をとりたいです。医師失格。
 少なくとも、カーボカウントの説明はするべきです。

 お忙しいのに何度もすみません。この投稿は読み捨てて下さっても結構ですので。

>「糖質制限のような科学的に証明されていない危険を伴う可能性のある方法ではなくて、科学的に裏付けのあるこの薬を使えるようになって本当によかったです。」

 つまりダイエットでケトン体が基準値超えするのは危険で、薬で出るのは科学的と言うのでしょうか。そんなばかばかしい話に何の突込みも入れられない日本のジャーナリストってとことん情けないですねえ。先生のサイトで勉強せよと言いたいです。

 実はこういうのも見つけていました。

<ケトン体生成促進剤組成物>

2008年に特許申請されています。現在どうなっているのか日本の知人に調べてもらった所、再公表公報が発行されている状態だそうです。素人にはどういうことかわかりませんが。

http://patent.astamuse.com/ja/published/JP/No/WO2008120778


 話は変わりますが、先の私の投稿で、<アジア人はでんぷんに弱い>と記しましたが、私の表現があいまいでした。リサーチャーの話ではアジア人は白人に比べて砂糖よりでんぷんでより血糖値が上がり易いと言う意味の発言でした。それなのに日本で1食150gのご飯を強要するのはおかしいと話が盛り上がったわけです。

 ボランティアでこのような場を設けて啓蒙活動を続けてくださる先生には本当に感謝しています。非医療人もしっかり勉強して賢い医療消費者にならなければと思います。

カルピンチョ先生

「ケトン体生成促進剤」ってメトホルミンがそれに該当すると思いますが・・・(もちろん糖質制限が前提です)
   AMPK-活性 mTORC1-阻害(糖新生抑制)
私のメトホルミンに注目して処方依頼計画の目的は、まさしくケトン体(3-ヒドロキシ酪酸)の増量を期待してのことでございました(笑)。

話題の「日本糖尿病学会」、HP 覗いてみました。「重要」・・・ってことで公式発表ってことで公開されておりました。
普段、会員しか研究発表など読めないので無視でした。
ただ、カルピンチョ先生のおっしゃる通り、糖質制限に関しては今後の重要な研究課題であることも述べており、2年前の無視状態からははるかに進展したかのようにも見えました。
メディアの扱いがこの学会のレベルよりはるかに低レベルだったょうな気がします。
学会を擁護するつもりはありませんが、「糖尿病の病態(合併症も含め)研究機関」としては重要な機関かもしれません。
糖質セゲニアンのわれわれからすればなんてトンチンカンな、という印象ですが、ケトアシドーシスにいたった重症患者や若年Ⅰ型患者・透析患者を多く扱っていたであろう重鎮たちにとっては、現代栄養学的思考まで頭が廻らなかったのでは、と思います。 なにより「ケトン」と聞いてビビるのはそういう経験からではないでしょうか。
そもそも学会村長さんはアディボネクチン研究においては第一人者の権威者であって、糖質制限の有効性を知らないはずはないはずです。・・確信犯ともいう・・(笑)

 もちろん先生の予言というのはわかっています。いつもいつも言葉足らずですみません。SGLT2阻害剤と今回の糖尿病学会の提言の矛盾を医療ジャーナリストが誰も突っ込んでいない?或いは矛盾は感じていても黙っている?とか、情けないなあと思っての発言です。

 >そのリサーチャーの方が実際に自分で比較研究してそれを確認されたのか

の質問ですが、NZのダニーデンにありますOTAGO大学Human Nurition科のリサーチャーですが、この人の修士論文の為のリサーチで、小規模ー20数人だったように記憶していますーですが、糖尿病患者に1日4,5回SMBGしてもらってます。期間は3ヶ月位だったと思います。

 同じくHuman Nutritionのリサーチで食品のGI値と糖尿病患者の血糖値の影響を調べるのにCGMを使うのがあって、以前夫がこれに参加しました。この時最初に集まった顔ぶれで人種分けしてあるのがわかりましたので、人種分けはひとつの条件なのかもしれません。

 余談ですが、このリサーチではたぶん糖尿病の人ではGI値は関係なくあくまで糖質量というのがわかっただけだと思います。夫もGI値の高いのと低いのでは関係なかったです。最近のHuman Nutritionの推奨では、<何でも食べて良いけれど、それぞれの耐糖能に合わせて糖質量とカロリーを調節してください>です。

 NZでは医療費は基本的には無料です。病院は無料で、その前に診断するGeneral practiceだけは有料となっています。
 こちらでも糖尿病患者が増えていますが重症化しないために糖尿病患者には色々の配慮があります。SMBGは無料で支給、ストリップもGeneral practiceの処方箋代だけでただ同然で貰えます。年1回は無料定期検査があり、尿中微量アルブミンの検査までしてくれます。そして専門のナースが足を詳しく調べてくれます。夫は毎回、足の甲に毛が生えているのは血行が良くて若い証拠よ、と言ってもらって喜んでいます。若いナースだと一層にやけております。
 
 NZのように患者の利害と病院の利害が一致する環境にいて日本の現状をみますと、マイケル ムーアの映画 <シッコ SiCKO>の主張する所は正しいと思います。

 と言って日本の現状が急に変わるわけではなく、というよりTPPでより一層市場原理主義が進むと思いますので、日本に住む皆さんには本当にその餌食にならないように賢い医療消費者になってもらいたいと願わずにいられません。

 NZでも昔は人体実験まがいの医療もあったらしいのですが、市民がそれに闘ったそうですし、今もそうです。市民から声を上げていかないと変わらないのではないでしょうか。

先生 こんばんは
お忙しそうなところ、質問です。

1型糖尿病の人と、SU剤連用などでインスリン基礎分泌能がなくなった2型糖尿病の人は「一食当たり20-40gの糖質摂取量」というところがよい。

 この解釈ですが、低血糖を避けるためということでよろしいのでしょうか。

糖質制限では脂質の摂取量が増えると思いますが、脂質に関してはどのような指導をされていますか?

コメントする

(お気軽にコメントして下さい☆丁寧にお答えします。コメントは承認されるまでは表示れませんが今しばらくお待ち下さい。)

世界人類総糖尿病化計画

関連エントリー

砂糖業界の陰謀 もささんからの手紙
糖質を食べることが人生の目的である人には糖質制限お勧めしません
糖尿病療養指導士として働いている管理栄養士さんからのコメント
学会の公式見解に関して(前のタイトル変更)
久山町のトリアスにはかわいいカルピンチョたちがいます♪
世界で最も長寿の国のひとつである日本の寿命を延ばしたのは肉食です。
コカ・コーラの宣伝コピーを思い出してみると面白い
白米や小麦粉ではない、悪いのは現代のライフスタイルなのだ。
低糖質食と高糖質食の食後の血糖値の変化
アメリカの肥満率を押し上げたNIHの国家的プログラムNCEP
アメリカの肥満率上昇は1985年から始まっている
ジョスリン糖尿病学では40%以下の糖質摂取を推奨しています。
糖質60%の食事がバランスの良い正しい食事だといつ誰が決めたのか?
久山町でなぜ糖尿病が増えているのか?
糖質制限が普及すると困る人について調べていたらすごいことになってきました


プロフィール

carpincho3

50代の男性医師です。低糖質ダイエットを実践してその効果に驚き、このサイトを作りました。

連絡先はこちら↓
carpincho3blanco3@gmail.com 
(全角の@を半角の@に変えてください。)

私のブログをまったく読まずに一方的に質問を投げかけるのはおやめください。 いただく質問の答えは、ブログ内の記事、あるいはコメントでのやり取りに記載されている場合が多いと思います。 量が多くて読むの大変だから、ということであれば、知恵袋などの質問サイトをご利用なさってはいかがでしょうか。 また、コメントへの返信やメールへの返信は「無償の善意の第三者」としてやり取りさせていただいているつもりです。 自分の家臣に問いただす殿様みたいな非常識な投げかけは、ときに無視しますので、あしからずです。 コメントやメールには医学的に間違いないようにお答えしたいと思いますし、急に忙しくなって対応できないこともありますので時間がかかる場合があります、ご了承ください。


サイト内検索

当サイト内の記事を検索が出来ます。

記事総数: 283
コメント総数: 2822
スポンサードリンク
糖質制限関連おすすめ書籍
ウェブページ
リンク
読者の皆様へ

糖質制限がうまくいかない人は明らかに一定数存在しますし、その方々の存在を否定するつもりなど毛頭ありません。
人はそれぞれ遺伝子が違い、環境が違い、そのアプローチに挑むときの年齢や健康状態も違うのですから、同じことをしても同じ反応が出ないのは当然のことだと思います。 私も、そのことについては頻繁に言及しています。

しかし一方で、記事一つ一つは、異なる人へ向けての異なるメッセージです。
すなわち、個別記事というものは、どういう人々に何を伝えるか、ターゲットを明快にして書くものだと私は考えています。
そういうところでいちいち、しかし、例外はあります、とか言って全ての人に配慮した注釈を付けると、読む側もメッセージがなんなのかわからなくなります。

したがって、読まれた方の立場次第では、その記事では自分の存在を無視されているように感じる、配慮が足りないと感じられる記載内容があり得ます。
その場合、その記事はほかの人に向けられた記事であると、スルーしていただけたらありがたいです。

よろしくお願いします。

ぽっちゃりも糖質も菊芋におまかせ ↑宣伝ヽ(´▽`)/
スポンサードリンク