糖質制限でインスリンはコントロールできないというお話について
古い記事にコメントをいただきました。
最近話題のお話(どこでやねん)にからめての返答になり、記事が古くて埋もれてしまいそうなので新たな記事としてコメントへ返信させていただこうと思います。
コメントをいただいたのはこちらの記事です。
マイルドな(中等度の)糖質制限で脂肪摂取が増えるとかえって危険かもしれない
http://xn--oqqx32i2ck.com/review/cat31/post_150.html
2013年1月27日 16:51
4年も前の記事にコメントいただけるのはうれしいことです。
HSGさんのコメントは以下の通りです。
---------------
>このメタアナリシスは、高糖質群(60~70%)と中糖質群(30~40%)の比較であり、糖質制限食(糖質10~20%)の群はどこにも登場しません。
こんにちわ。高血糖が高死亡率の原因なら、高糖質群の死亡率が一番高くないとおかしいですね。
また、糖質10~20%のみを「糖質制限食」と定義するのも恣意的だと思います。
確かに糖質10~20%の群はどこにもないのですが、ないからと言って、無害と断定はできません。むしろ自然な推論として、中糖質群でも危険なのだから、低糖質群ではもっと危険だろうと普通の人は考えると思います。
山田先生以外の糖質制限派の医師は、ケトン体の害に無頓着というか、ケトン体賛美が強いと思います。どこまでエビデンスに基いているのか不安です。
AGEの専門家である山岸久留米医科大教授は、「糖化を恐れるあまり、厳格な糖質制限をするとかえって逆効果。ケトン体は、糖を経由せずタンパク質を直接AGE化する」と警告しています。
低糖質群の危険性を長期的に証明した論文がないのをいいことに安全だというのは問題がある。たんにデータがないからといって、安全が積極的に証明されたわけではありません。
---------------
お返事が長くなったので、記事にしてしまいますね。
>HSGさん
コメントありがとうございます。
> こんにちわ。高血糖が高死亡率の原因なら、高糖質群の死亡率が一番高くないとおかしいですね。
・・・まさしくそこが落とし穴なんですよね。
こちらのサイトの記事をご覧ください
糖質とタンパク質の同時摂取はインスリン分泌量を増やす 。
http://isoguna.net/2016/07/16/totanpakuinsulin/
で、上記のサイトがやりだまにあげているのがこちらのサイトの記事
糖質制限でインスリンをコントロールするという迷信
https://athletebody.jp/2016/04/05/insulin-myth-1/
で、この二番目のサイトが引用している論文がこれです
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20060863
Appetite. 2010 Jun;54(3):456-64. doi: 10.1016/j.appet.2009.12.014. Epub 2010 Jan 9.
Measures of postprandial wellness after single intake of two protein-carbohydrate meals.
Boelsma E1, Brink EJ, Stafleu A, Hendriks HF.
これ、一番目と二番目のサイトの記事を読んでいただくとわかりますが(英語の論文は無料公開は要旨だけなので詳細を読みたければ英文PDFのご購入を)、二種類の食事を比較しています。
1 炭水化物(糖質)=125g、タンパク質=21g
2 炭水化物(糖質)=75g、タンパク質=75g
どちらがよりインスリン分泌を促すか比較してみたところ、2番目の方がインスリン分泌レベルは高い、ということになりました。
50%の糖質と50%のたんぱく質を摂取した場合、86%の糖質と14%のたんぱく質を摂取するよりもインスリンの分泌レベルは上がります。
まあ、20名ほどでの実験なのでエビデンスレベルが高いかといわれればなんともなあ、なのですが
「食後高血糖よりは食後のインスリン追加分泌の方が問題である」
そう考えれば、
50%の糖質で50%のたんぱく質という組み合わせは86%糖質の高糖質食よりも危険である
と、読み取れますね。
以上、シンプルに高糖質摂取だけが悪いわけではなくて、糖質とたんぱく質をあるバランスで摂取することが悪いのかもしれない、と考える資料の一つになると思いますが、いかがでしょうか?
ここのところ、豊富なエビデンスが欠けていますので、議論が難しいことはおっしゃる通りだと思います。
まだ議論は必要であることには同意します。
・・・ですが、
「理論が出来上がってない間は地震予測はするべきではない。」
みたいに悠長なことをおっしゃっている地震学の専門家の先生が国の地震予測の研究費をたくさんとり続けていらっしゃったみたいなことになるのはいやでございます。
>また、糖質10~20%のみを「糖質制限食」と定義するのも恣意的だと思います。
・・・はい、恣意的です。
私が「糖質制限食」だと考え、多くの糖質制限実践者が少なくとも糖質制限食の範疇に入ると考えてるのは一日100~120g以下だと思います。
(山田先生のロカボがこのぐらいですね)
カロリーにすると400~480kcal
体重により標準摂取カロリーは異なりますが、ざっくり2000~2500kcalと計算して20%です。
これ以上の糖質を摂取するスタイルを「糖質制限」だと私は考えませんし、糖質制限を実践している多くの人も同じ意見だと思いますよ。
もっと正確に規定すべきだとすれば「10~20%」ではなくて「20%以下」ですかね。
釜池式の方々は一食(ということは一日)5g以下ですから。
逆に「37%の糖質摂取は糖質制限食に含むが、60%なら含まない。」という考え方もまた恣意的ではないでしょうか?
>確かに糖質10~20%の群はどこにもないのですが、ないからと言って、無害と断定はできません。むしろ自然な推論として、中糖質群でも危険なのだから、低糖質群ではもっと危険だろうと普通の人は考えると思います。
・・・ありがとうございます。
ご指摘の部分、我が意を得たりです。
「普通の人ならそう考えるだろう。」
それがまさしく、37%の糖質摂取を糖質制限だと規定して、「だから糖質制限は危険だ」として批判する先生がたが狙っている方向性でしょうね。
関連して、よろしければこちらもご覧ください。
能登先生の発表の食事内容を具体的に紹介しましょう
http://xn--oqqx32i2ck.com/review/cat6/post_159.html
>山田先生以外の糖質制限派の医師は、ケトン体の害に無頓着というか、ケトン体賛美が強いと思います。どこまでエビデンスに基いているのか不安です。
・・・わたし、この記事の中でケトン体の害に無頓着な話、してましたっけ?
というかそもそも、この記事でケトン体という言葉、使用していないのでは??
逆にお尋ねしますが
「ケトン体の害」という根拠となるエビデンスとしてお考えのの代表的なもの(論文など)を「具体的に」教えていただけますか?
それについて検証の上でHSGさんのお抱えのご不安へ、なんらかの回答をさせていただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
>AGEの専門家である山岸久留米医科大教授は、「糖化を恐れるあまり、厳格な糖質制限をするとかえって逆効果。ケトン体は、糖を経由せずタンパク質を直接AGE化する」と警告しています。
・・・こちらも、山岸先生がそうおっしゃっている出典、およびそうおっしゃる根拠となった研究論文も合わせてぜひ教えてください、勉強させていただきます。
実際に糖質制限してケトーシス状態になっている人のAGE化が進んでいて、それがケトン体によって誘導されているというエビデンスもあるからそうおっしゃっているのか、それとも、in vitroの実験からそういう可能性もありうるとおっしゃっているのかが特に知りたいところです。
もちろん、HSGさんのコメントを読むと前者の、糖質制限している人でAGE化が進んでいるからこそ「警告」されているのだと考えてしまいますけれども。
真実やいかに?
その後に返答させていただきますね。
> 低糖質群の危険性を長期的に証明した論文がないのをいいことに安全だというのは問題がある。たんにデータがないからといって、安全が積極的に証明されたわけではありません。
・・・「データがないから安全性が積極的に証明された」なんてことは書いていないつもりですが、私の記事のどこの部分を指してそのように批判されるのでしょうか?
逆に、同じ論じ方からすると、「日本糖尿病学会の推奨する糖質60%の食事の長期安全性を証明した論文」というのはどこかにございますでしょうか?
ぜひ教えてください。
もうひとつ付け加えますと、DPP-4阻害薬、SGLT2阻害薬などの糖尿病治療の新薬が世に出てまだ20年たたないですよね。
「市場に出て20年以上たって長期的に安全性が証明された薬以外の薬は(安全が積極的に証明されていないので)安全だと言ってはいけない」という考え方をあなたはお持ちだと思いますが、それでよろしいですか?
だとすると、新薬が出ても、市販されて20年以上たってレビューが出た後からでないと長期的エビデンスがないから使うべきではない、とお思いですか?
(それまでの20年間に新薬を使った人は人柱?)
ここのところ、不思議なんですよね。
糖質制限に長期的安全性を求められる方々は、ふだんから、新薬に対しても同様の厳しい長期安全性をお求めなのでしょうか?
まさか、市販されて20年経たないような糖尿病の新薬(DPP-4阻害薬、SGLT2阻害薬など)を患者さんに処方したりしてないですよね?
また、そもそも論で申しますと、糖質制限というのは最近始まった治療方法ではなくて、インスリンの発見と実用化以前には当たり前の糖尿病の治療法だったんです。
1917年の本のPDFに関してもこのブログで説明し、紹介しています。
そのあたりもぜひご覧くださいませ。
インスリンがなかった時代の糖尿病食はどのようなものか?
http://xn--oqqx32i2ck.com/review/cat26/post_79.html
ある意味、100年以上の歴史を誇るとも言えます。
(ご希望の、長期的安全性が証明された論文は知りませんけどね。)
カルピンチョ先生
最近はまた時々更新されておられるのでサイトを見るのが楽しみです。
さて、
https://athletebody.jp/2016/04/05/insulin-myth-1/
このサイトでは
「事実:たんぱく質でもインスリンはガッツリ分泌される」と書かれています。
炭水化物摂取後のインスリン分泌量とプロテインシェイク摂取後のインスリン分泌量は大きく違うのではないでしょうか。
摂取量は多少違いますが、10倍の差はありません。
炭水化物を摂取した場合インスリンAUCは5000から6000、プロテインシェイク摂取後のインスリンAUCはせいぜい50くらいです。
「タンパク質でもガッツリ」でも無いように思います。
私が正しく理解できていないのかもしれませんが、いかがでしょうか。
カルピンチョ先生、詳しい反論、ありがとうございます。
HSGさんは、主張が全く同じなので、江部先生のブログのコメントに投稿されていた方ではないかと思います。(間違っていたら失礼。)そのコメントでHSGさんは、
「ケトン体は神経を養うグリア細胞のエネルギー源にはなれないのである。従って、ケトン体のみでは長期間、脳の活動を維持できない。」という浜松医科大学名誉教授 高田明和氏の見解をもとにして「厳格糖質制限を長期間続けると頭の動きが鈍くなりませんか」と仰っています。
私が、グリア細胞(特にアストロサイト)は脂肪酸をエネルギー源にできます、とコメントを付けましたが、何の反応もありませんでした。ご存知の通り脂肪酸は中性脂肪を分解するとできて心臓は脂肪酸を主要なエネルギー源にしています。供給の不安定なブドウ糖より脂肪酸は飢餓状態でも枯渇の心配の少ない安定したエネルギー源だからでしょう。
厳格な糖質制限食やケトン食では脂質を大量に摂取するので、頭の動きが鈍くなるという経験をされている方は殆どいないと思います。ケトン食の体験者は、ほぼ皆さんが、高ケトーシスで、頭の働きが良くなり、精神的な安定感があり、感覚が鋭敏になる、などの利点を証言しています。実態と根拠のない不安との間に大きなくいちがいがあります。(ケトン食や厳格な糖質制限食を叩きたい何か特別な理由があるのでしょうか。)
ケトン食は小児てんかんの治療法として、詳しい文献があり、それなりの副作用が指摘されています。(尿が酸性になりやすいのでその対策やミネラル不足にならないようにサプリが必要かも。)しかし「頭の動きが鈍くなる」という副作用は私がみた文献には書かれていませんでした。ケトン食で頭の働きが悪くなると主張する論文を紹介していただきたいです。エビデンスや理論的な根拠があるのなら知りたいです。(根拠があるのなら対策が必要です。)
高インスリン状態は、アルツハイマー型認知症に関係しているだけでなく、福田一典先生によると老化や癌を促進するので(ある程度の年齢になったら)避ける方が良いそうです。新井圭輔先生は糖尿病の合併症の原因はインスリンであるとの説で低インスリン療法を提唱されています。
糖尿病でインスリンの分泌能が落ちている方以外では高タンパクの糖質制限でインスリン分泌が多くなるのは危険かもしれません。ケトン食ではケトン体の血中濃度の上昇がインスリンによって妨げられるのでタンパク質の制限も必要と認識されています。(自分でケトン値を測定してみればすぐに分かるからです。)
はじめまして、最近低糖質食を始め、効果を感じ、そのために低糖質食には肯定的に考えています。
このブログ内の記事もおおむね読んだと思います。
その前提でお尋ねしたいのですが、
私の理解が足りないのかなぜ、低糖質食がダイエットや健康に効果があるのかもうひとつピンときていません。
食事誘発性熱産生がたんぱく質のみを摂取したときは摂取エネルギーの約30%、糖質のみの場合は約6%、脂質のみの場合は約4%ということで、タンパク質を増やせば熱として消費される分が増えますので同じエネルギー量なら熱として消費される分割り引けるんだなという理解はしました。
しかし、糖質を減らして脂質を増やしても痩せるような印象の話もありますし、これだな、という感じがしません。
また、タンパク質を増やすと体温が上ったという話もまだ見たこと無いですし、疑問です。
身体は糖質脂質、タンパク質の順で消費するから糖質を控えれば脂質を消費するのでやせるのです。という説明を他のサイトで見ましたが、
これだと総量は同じで糖質を控えた分脂質とタンパク質を増やしても痩せる理由にはならないと思います。
先生は低糖質食で痩せる理由は端的に言うとなんだとお考えでしょうか?
コメントが頂けまして感謝します。私はただの素人です。勉強させていただいております。
>シンプルに高糖質摂取だけが悪いわけではなくて、糖質とたんぱく質をあるバランスで摂取することが悪いのかもしれない、と考える資料の一つになると思いますが、いかがでしょうか?
なるほど納得しました。ただし、「食後高血糖よりは食後のインスリン追加分泌の方が問題である」という立場ならばこの解釈でいいかもしれません。
しかし、広義の糖質制限派でこの立場の人は、私の知る限り、新井圭輔医師だけのように思えるのですが。ちなみに江部康二氏の新井評は、「彼は、「インスリンを打ってなければ、高血糖でも合併症はでない」とか、言っているみたいなので私は距離を置いています。」とのことです。「インスリン打たなくていい」というのは、一般的には完全なキワモノ医師扱いになってしまうのではないでしょうか。
http://www.wound-treatment.jp/new_2016-05_arai.htm
また新井さんのように、高血糖が問題ないとなると、糖とタンパク質の糖化によるAGEの産生もどうでもいいということになりますが、昨今の糖化研究の示すところとまったく反した話になると思います。
ケトン体についてですが、
>というかそもそも、この記事でケトン体という言葉、使用していないのでは??
ケトン体のことを出したのは私の問題意識が、ケトン体とAGEというところにあったからです。だから件の研究や先生の投稿とは関係がありません。
私は糖尿病ではなく、単なる健康法として糖質制限をやっていましたが、厳格糖質制限はやめました。やめたのはケトン体の安全性に確信が持てなくなったからです。一つはケトン体とAGE,もう一つはケトン体と脳への影響です。
>「ケトン体の害」という根拠となるエビデンスとしてお考えのの代表的なもの(論文など)を「具体的に」教えていただけますか?
AGE研究者の永井竜児氏によると、
https://takeda-kenko.jp/yakuhou/backnumber/pdf/vol475_01.pdf
「私たちが主に栄養素として摂っている糖(グルコース)から
AGEsが生成される反応速度はかなり遅いのです。エネルギー源として使う反応のほうが優先されるようにできているからです。これだけではAGEs化の病的な加速を説明することができません。」と言われています。
永井氏は、ブドウ糖よりはるか反応性の高いのは「リアクティブアルデヒド」であると言われています。この物質は糖代謝の不全から生じるようですが、糖質制限をすることによって防ぎうるものなのか私にはよく分かりません。糖代謝が正常であればそれでいい話なのではないでしょうか。
ブドウ糖安全論は、山岸昌一久留米医大教授も新書「老けたくなければファーストフードは食べるな」で書かれています。高血糖の継続は問題だが、ブドウ糖は糖の中では一番安全である。人がもっともAGE化が起こりにくいブドウ糖をエネルギー源として選択したのは理にかなったことだと書かれています。
厳格糖質制限法の指導者は、糖を制限してケトジェニックになることを健康の秘訣と考えていますが、永井氏は、ケトン体からAGEの一つであるCELが生まれるのをin vitroで観察したと主張しています。エビデンスのレベルは低いかもしれません。
http://www.anti-aging.gr.jp/english/pdf/2010/jpn/7(10)112-119jpn.pdf
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2917331/
http://jglobal.jst.go.jp/public/20090422/200902160310671524
他方で、ケトン体がAGEの産生を抑制するというin vitroの報告もあります。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24535268
どちらが正しいのか、両方正しいのか分かりませんが、私は糖尿病ではないので、あえて危険を犯してまで、厳格な糖質制限にチャレンジする気持ちがありません。長期的安全性が証明されていなくても、敢えて病気を治すために非標準的な食餌法に掛けてみるという気概がありません。
山田先生が、ケトン体の害を考えて、ケトン体がでない程度の緩やかな糖質制限を提言なさっていることも、厳格糖質制限をやめるきっかけになりました。
また、山岸氏は「「老けないカラダ」になる50の知恵~AGEを減らして10歳若返る! ~ (ハッピーライフ) (ムック)」では、「糖質制限食では脂質やタンパク質は増えるから、AGEの総摂取量が増えてしまう可能性があります。」と警告しています。論文の出所はよくわかりません。
MEC食の信奉者がAGEだらけの唐揚げやチーズ、ベーコンを食べまくっているのを見ると大丈夫かなと思ってしまいます。江部氏にブログで質問したら、「AGEについてはよくわからない。よって私は気にしません。躊躇せず唐揚げをたくさん食べる」という返答でした。。。
あとひとつ。私は、糖質制限を続けているとぽかミスが多くなって、頭がバカになる感覚がありました。調べてみますと、脳のグリア細胞は、糖が唯一のエネルギー源でケトン体では動かないようなのです。「「脳は糖が唯一のエネルギー源」は間違い」は間違いなのではないかという疑問をもってしまうと、これまたあえて危険を顧みず厳格糖質制限をする気持ちがなくなりました。
糖質制限は行っています。ただ厳格な糖質制限よりも緩やかな糖質制限のほうがいいと考えています。糖の摂取量が少ないほうが優れているとは考えていません。ケトン体が有害である可能性があるし、脳にとっても赤血球にとってもブドウ糖は不可欠のエネルギー源と考えるからです。
必要な糖は糖新生で作られるから大丈夫だと糖質制限派の医師はいいますが、体内で作られる糖はよくて、体外から摂取する糖は悪いという理屈がよく分かりません。はじめから必要量を経口で摂取すればいいだけの話ではないでしょうか?肝臓にも負担をかけませんし、筋肉も減りません。
>ふしぎさん
>さて、 https://athletebody.jp/2016/04/05/insulin-myth-1/ このサイトでは 「事実:たんぱく質でもインスリンはガッツリ分泌される」と書かれています。
・・・たんぱく質でインスリンが分泌されることを私否定してませんよ?
ただし、このページに100%たんぱく質を摂取した際のデータは提示されてない、以下のようなデータしか提示されていないと思ったのですが
「この研究で使われたプロテインシェイクは、炭水化物11gとたんぱく質51gという内容で、インスリンの分泌量は以下のようになりました。」←炭水化物を含んでいます
「さらに、もうひとつ別の研究データを紹介します。この研究では、たんぱく質102g、炭水化物18g、脂肪はほぼゼロ、全体で485kcalの食事に対するインスリン分泌量が調べられました。」←炭水化物を含んでいます
でも、良く読んだら、データは提示されていないけれども、さらっと引用されているこれがありましたね。
「実際、牛肉は玄米と同じだけインスリンを分泌させるという研究があります。38種類の食べ物に対する血糖値とインスリンの分泌量が調べられましたが、血糖値の変化でインスリン分泌量の変化の説明がついたのは全体の23%でしかありませんでした。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/9356547 」
なるほど、失礼いたしました。
食後高血糖と食後インスリン分泌は別の話であるというのが、私自身もこの記事で主張している内容であり、このサイトを引用している理由なのですが、それをふしぎさんは誤解されている?のではないかと思います。
なお、たんぱく質のみを食べてもインスリンが分泌されるという話は前の2つの私の記事につながる3つ目の記事の中で書く予定でした。
と、返信コメントしたところで不思議さんのコメントをよく読んでみれば、主張されたいことは後半の、糖質摂取した場合と高たんぱく低糖質(プロテインシェイク)摂取した場合のインスリン分泌は絶対量がそもそも違うのではないかということですね?
(まちがっていたらすみません)
だとしても、
50%糖質と50%たんぱく質という組み合わせが(20人ほどの実験では)高糖質食よりも多いインスリン分泌を促す
という事実の方に私としては興味があります。
>三休さん
コメントありがとうございます。
>このブログ内の記事もおおむね読んだと思います。 その前提でお尋ねしたいのですが、 私の理解が足りないのかなぜ、低糖質食がダイエットや健康に効果があるのかもうひとつピンときていません。
・・・う~ん、あちこちに書いていると思うのですが。
>身体は糖質脂質、タンパク質の順で消費するから糖質を控えれば脂質を消費するのでやせるのです。という説明を他のサイトで見ましたが、 これだと総量は同じで糖質を控えた分脂質とタンパク質を増やしても痩せる理由にはならないと思います。 先生は低糖質食で痩せる理由は端的に言うとなんだとお考えでしょうか?
・・・三休さん、カロリー計算から頭が離れてませんね?
低糖質、糖質制限ダイエットで何が起こるかというと、エネルギーとしてブドウ糖ではなくて(脂肪酸)ケトン体を積極的に使うようになります。
ブドウ糖を一定量以上摂取し続けていれば体はブドウ糖を優先しますが、一定量以下になるとケトン体を優先して利用するようになります。
こうなると、過剰な体脂肪は身体活動及び糖新生のエネルギーとして活発に消費され始めます。
体脂肪というのはエネルギーのストックなので、その人の体格や年齢、食生活、活動程度に応じた適量だけが維持され、過剰な蓄積分は積極的に利用され、やせることになります。
そこからさらに体脂肪を減らそうとすれば運動またはファスティング(断食)という追加の努力が必要になってくると思いますけれども。
ちなみに、このブログをくまなく読んでくださったということですから説明するまでもないと思いますが、ブドウ糖は赤血球の維持には必須ですし、脳の働きの一部分(30%程度)には必要と考えられますから、不要というわけではありませんが、多くの人では糖新生で賄われるブドウ糖の量で十分ですから、糖質摂取ゼロにもできます。
糖質摂取をゼロにしてみたら、自分の体が脂肪をエネルギー源として働いているのを実感できるのではないかと思います。
宗田先生の「ケトン体は人類を救う」あたりを読まれてみてはいかがでしょうか?
>HSGさん
たくさんのコメントをありがとうございます。
一つ一つ長いので、少し時間をかけてお返事させていただきます。
とりあえずこのコメントへの返信です。
>あとひとつ。私は、糖質制限を続けているとぽかミスが多くなって、頭がバカになる感覚がありました。
・・・ひょっとしたら、と思うのですが、HSGさんは私が仮定している、「厳しい糖質制限が適さない100人の中の1人」であるかもしれませんね。こちらの記事を読んでみてください。
すべての人に共通する健康な食事法というのは存在しない
http://xn--oqqx32i2ck.com/review/cat30/post_250.html
HSGさんに限らず、厳しい糖質制限をしたらかえって体調がよくないという人はしばしばいらっしゃいます。(ただし、マイノリティなので静かにされていることが多いです。)
もちろん、体質的な問題ではなくて、ビタミンや鉄分が足りないという話もあります。その辺の話はいずれ書いていこうと思っています。
>調べてみますと、脳のグリア細胞は、糖が唯一のエネルギー源でケトン体では動かないようなのです。
・・・ここに関しては他の方がコメントされていますが、グリア細胞もケトン体を使えるという論文は存在するようですよ。
HSGさんのグリア細胞は体質的にケトン体を使うのが苦手である、という可能性までは否定しませんが。
> 必要な糖は糖新生で作られるから大丈夫だと糖質制限派の医師はいいますが、体内で作られる糖はよくて、体外から摂取する糖は悪いという理屈がよく分かりません。
・・・これは、部分的には私も賛成します。
「体内で作られる糖はよくて、体外から摂取する糖は悪い」とは私は思いません。
体外から摂取する糖は、体脂肪を蓄えておくべき晩秋にはとても大事な食べ物(果物など)だと思いますし、子供を育てるために皮下脂肪を蓄えておくべき生殖年齢にある女性にとっても重要な食べ物だと思います。
ただ、現代人は糖質を取りすぎですし、毎食に糖質を意識的に取り入れる必要もないと思います。
>はじめから必要量を経口で摂取すればいいだけの話ではないでしょうか?肝臓にも負担をかけませんし、筋肉も減りません。
・・・糖新生は肝臓にしてみたらたいした負担ではないと思います。100人中99人にとっては、すくなくとも。だって、それが負担になるのであれば誰でも毎朝、肝臓が疲弊してますよ。
・・・糖質制限では脂肪を優先的にエネルギーにします。また、糖新生のためのアミノ酸が必要であれば食事から得るものが十分にあります。体脂肪率が低い人を除いて、筋肉を使うのは後回しになり、最後の最後です。
でないと、獲物が手に入らない時に体が動かなくなるでしょう?
完全な糖質制限をして真っ先に筋肉が消費されていると、石器時代に人類は滅びますよ。
ボディビルなどで過剰な筋肉を付けている人が厳しい糖質制限をすると筋肉量は落ちるようですが、それは糖質摂取と筋トレで増やした「必要以上の筋肉」が落ちるだけの話だと考えます。
実際、彼らはそれをわかった上で、筋肉の格好良さを制御するために糖質制限を取り入れて体をシェイプしたりしているわけです。
お返事ありがとうございます
>体脂肪というのはエネルギーのストックなので、その人の体格や年齢、食生活、活動程度に応じた適量だけが維持され、
>過剰な蓄積分は積極的に利用され、やせることになります。
この過剰な蓄積分は積極的に利用されるという場合、同じ活動量であるにもかかわらずこれまでより多く利用されるということなんでしょうか?
その理由はなんでしょうか?
このお考えの根拠はなんでしょうか?医学的な実験などで証明されていることでしょうか?それともそういう考え方を今は持っているということですか?
私が記事を見逃していたらすみませんその記事を教えていただければ幸いです。
すみません、同じ量食べているにも関わらず痩せる理由の核心部分の説明にはなっていないように感じます
糖化、ケトン体などは一応理解しているつもりです
批判的に読めたらすみません。医学でわかっていないことはまだまだありますし、このこともそのひとつではないのかという気がしています。
先のコメントで確か糖化と書いたのは糖新生のまちがいです。
>三休さん
>この過剰な蓄積分は積極的に利用されるという場合、同じ活動量であるにもかかわらずこれまでより多く利用されるということなんでしょうか? その理由はなんでしょうか?
・・・話をちょっと言い変えます。
逆に考えてください。
糖質制限すると痩せるのではなくて、糖質摂取してるから太るのです。
糖質を摂取しているとインスリンがたくさん出ます、それはわかりますか?
インスリン濃度が高いと蓄えられた脂肪の利用はブロックされ、さらに余剰な糖質は脂肪として蓄え続けられます。
>このお考えの根拠はなんでしょうか?
・・・インスリンと糖代謝、ケトン体代謝の関係については生化学や生理学の教科書に書いてあります。
>医学的な実験などで証明されていることでしょうか?
・・・教科書に書いてあるということは証明されている研究があり、学会などのコンセンサスも得ているということです。
>それともそういう考え方を今は持っているということですか?
・・・そんないいかげんな輩のつもりはありませんが(笑)。
>私が記事を見逃していたらすみませんその記事を教えていただければ幸いです。
・・・あなたのように自分が知りたいことだけに向けてストレートな答えが書いてある文章を求める方に対してわかりやすい記事としては、書いていないかもしれませんねえ、チェックしてみますけど。
300記事以上あるので、どの記事であるのかは気長にしばらくお待ちください。
何度も書きますが、糖質制限について書かれている本をこれまで一冊でもお読みになりましたか?
同じ本を3回から5回、読み直してみることをお勧めします。
>すみません、同じ量食べているにも関わらず痩せる理由の核心部分の説明にはなっていないように感じます
・・・カロリー計算から頭が離れてませんね、と書いたのはここなんですが。
量の問題で考える限り、御望みの答えは出ません。人間はカロリーを計測する燃焼装置ではありません。
質の問題で考えてください。
糖質は本来、めったに食物から摂取できない食べ物でした。
メインで使うエネルギーではなくて、非常時、あるいはラッキーな時に手に入れて体脂肪として蓄えるべき食べ物です。
食べればすぐにエネルギーとして利用できますが、普通の現代的な生活を送っている方がいっぺんに利用できるのは20g~40g程度です。
激しく運動し続けているときを除いて、余ります。
グリコーゲンに変えて蓄えることのできる量もたかが知れています。
残りはインスリンの作用で脂肪に変換されて蓄えられます。
現代人のように毎日一日三食糖質を60%も食べ続ければ体脂肪はどんどん増えます。
糖質制限、低糖質食に切り替えるということは、そのバカな食生活を正しい食生活に切り替えるだけの話です。
>三休さん
以前にこのブログで紹介した、こちらの本をお勧めしておきます。
ヒトはなぜ太るのか? そして、どうすればいいのか
http://xn--oqqx32i2ck.com/review/cat28/post_166.html
第1部 物理学ではなく,生物学の問題である/1 彼らはなぜ太っていたのか?/2 食べる量を減らすことのあいまいな利益/3 運動のあいまいな利益/4 1日20カロリーの重要性/5なぜ私が、そこで、そのとき太ったのか?/6 サルでもわかる熱力学その1/7 サルでもわかる熱力学 その2/8 精神の病
第2部 肥満症入門/9 肥満の法則/10 「脂肪嗜好」を取り巻くよもやま話/11 脂肪調節機構入門/12 なぜ私が太り、あなたは太らないのか(逆もしかり)/13 私たちにできること/14 不公平が生む悪循環/15 ダイエットはなぜ成功し、失敗するのか?/16 太る炭水化物に関するよもやま話/17 肉を食べるべきか、それとも野菜か?/18 健康的な食事の本質/19 結末
もっともダイレクトに三休さんの疑問に答える形になっているのではないかと思います
そうですか、カロリーという言葉は一度も出していないのにカロリーカロリーと決めつけされてますね、残念です。
ご推薦の宗田先生の本も含め低糖質関係の本は読んでおります
それと、やはり体重低下の説明は無理そうですのであきらめます、それでは。
>三休さん
>カロリーという言葉は一度も出していないのにカロリーカロリーと決めつけされてますね、残念です。
・・・あなたの最初のコメントで以下のような表現があります。
「同じエネルギー量なら熱として消費される分割り引けるんだなという理解は・・・」
「タンパク質を増やすと体温が上ったという話もまだ見たこと無い・・・」
「総量は同じで糖質を控えた分脂質とタンパク質を増やしても痩せる理由には・・・」
熱として消費されるエネルギー量=カロリー
と、わたしは考えたのですが、
これがカロリーのことではないのだとしたら申し訳ございません。
> ご推薦の宗田先生の本も含め低糖質関係の本は読んでおります それと、やはり体重低下の説明は無理そうですのであきらめます、それでは。
・・・宗田先生の本を含めて複数の低糖質関係の本を読まれてもわからなかった、
ということであれば、私には説明しきれそうにありません。
どこかで望まれる答えを得られますこと、お祈りしております。
先ほど書いた返信コメントにはいささかオウム返しで失礼な表現がありました、
訂正させていただきました。
>OGTさん
コメントありがとうございます。
> 「ケトン体は神経を養うグリア細胞のエネルギー源にはなれないのである。従って、ケトン体のみでは長期間、脳の活動を維持できない。」という浜松医科大学名誉教授 高田明和氏の見解
・・・ああ、なるほど、あの方の見解が下敷きになっていらっしゃるかもしれないのですね。
以前に、高田先生が何かに書かれていました、いっしょに中国旅行したお孫さんが旅先ですごく機嫌が悪くなって、甘いものを食べさせたら機嫌がよくなったというエピソードを説明するのに、「このように、糖質は脳に働きかけて人の気持ちを和やかにさせるのである。孫は血糖値が下がっていたから機嫌が悪かったのである。」、みたいなお話を読ませていただいたことがあるのですが、「うひゃ~、それってただの糖質中毒じゃん。」とか思って、それ以来ずっと執筆作品から距離を置かせていただいております(あれ、間違いかな?別の人だっけか?だったらごめんなさい)。
> 厳格な糖質制限食やケトン食では脂質を大量に摂取するので、頭の動きが鈍くなるという経験をされている方は殆どいないと思います。ケトン食の体験者は、ほぼ皆さんが、高ケトーシスで、頭の働きが良くなり、精神的な安定感があり、感覚が鋭敏になる、などの利点を証言しています。
・・・ここなんですけど、
1.脂質代謝の準備が整っていない方がいきなり厳格な糖質制限に取り組む
2.糖質60%生活では顕在化しない脂質代謝の弱い方
などは、この心地よい状態にそう簡単には到達できないか、あるいはいくら頑張っても到達的ない可能性はあります。
100人に1人ぐらいはそういう人がいてもおかしく無いんじゃないのかなと。
そういう人からしたら、
「うそつけ!俺は糖質制限したら体調悪くなったぞ!」
と、叫びたくなるのもわからないではないです。
新しいワクチンとか新薬とかが出てきたときにどうしても顕在化してしまう副反応や副作用が起こってしまう体質の方々の存在を完全に無視するわけにはいかないかなと思います。
>実態と根拠のない不安との間に大きなくいちがいがあります。
・・・当事者にしたら実践して体で感じた「うまくいかない感」が半端なく重くのしかかっているのかもしれませんね。
もちろん、そういう「100人に1人いるかもしれないうまくいかない可能性のある人」が自分の例だけを引き合いに出して、ほかの99人の成功例を頭ごなしに否定しにかかるのもまた、正しい行為だとは思いませんけど。
>ケトン食は小児てんかんの治療法として、詳しい文献があり、それなりの副作用が指摘されています。(尿が酸性になりやすいのでその対策やミネラル不足にならないようにサプリが必要かも。)
・・・そうですね、私もケトン食のテキストを買って読んでみて、ネットでも実践者の声を調べてみたりしましたが、効果はわかっているものの、子供たちは、そう簡単に継続はできないみたいです。
>しかし「頭の動きが鈍くなる」という副作用は私がみた文献には書かれていませんでした。ケトン食で頭の働きが悪くなると主張する論文を紹介していただきたいです。(根拠があるのなら対策が必要です。)
・・・絶対数が増えて来れば、見えてくるかもしれませんね、今は実践者の数そのものが少ないのできびしいでしょう。
>高インスリン状態は、アルツハイマー型認知症に関係しているだけでなく、福田一典先生によると
・・・ここからは各論ですね。そうですね、いろんな意見を何とかまとめたいと思いながら、勉強させていただかないとならないことが多すぎて消化しきれていません。
インプット過剰です。
がんばります
>HSGさん
こちらのコメントへの返信をまずお送りします。
自分の土俵で議論することが目的になっていて、糖質制限をする目的(自分の健康維持)はどうでもよくなっているのではないかとちょっと心配ですが。
コメントが頂けまして感謝します。私はただの素人です。勉強させていただいております。
>シンプルに高糖質摂取だけが悪いわけではなくて、糖質とたんぱく質をあるバランスで摂取することが悪いのかもしれない、と考える資料の一つになると思いますが、いかがでしょうか?
>なるほど納得しました。ただし、「食後高血糖よりは食後のインスリン追加分泌の方が問題である」という立場ならばこの解釈でいいかもしれません。
・・・この返信で、HSGさんの理論展開の特徴は○か×か、黒か白か、という決着を常に求めるるところにあるように感じます。
私としては食後高血糖もよくないし、食後のインスリン追加分泌も注目すべきであり、どちらもケースバイケースでもっと細かく考えなくてはならないのではないか、ということです。
パラメーターを一つに限るのではなく、複数になってもいいと思います。考えるのは面倒くさくなりますけど、我々の健康を規定する因子はすごくたくさんあるのだから、どちらかに絞る必要性はないと私は思います。
どちらかに絞らないと難しくて考えられないというのであれば、それはそれでいいかもしれませんが、その場合は複数考えている人に「どっちかはっきりせんかい!」といわないことが大事だと思います。
>しかし、広義の糖質制限派でこの立場の人は、私の知る限り、新井圭輔医師だけのように思えるのですが。
・・・ということで、高血糖を否定してこうインスリンだけが問題であると私は思いません。どちらも考慮して複視眼的に問題にあたるべきです。
新井先生はインスリンを下がることが重要だと言っておられるとしても、高血糖が問題ないとは言ってないんじゃないでしょうか?あれ?言ってはるの?
>ちなみに江部康二氏の新井評は、「彼は、「インスリンを打ってなければ、高血糖でも合併症はでない」とか、言っているみたいなので私は距離を置いています。」とのことです。「インスリン打たなくていい」というのは、一般的には完全なキワモノ医師扱いになってしまうのではないでしょうか。
http://www.wound-treatment.jp/new_2016-05_arai.htm
・・・ここで何をおっしゃりたいのかがわかりませんが、インスリンが大事だという人は血糖値が大事だとは言ってはいけない、と、HSGさんは決めつけていらっしゃるということですよね?
私に、どちらに属するのか二者択一ではっきり決めろと迫ってらっしゃる?
私はどちらも考慮すべきだと思っています、関係性はよく考えればわかるはずです。
新井先生の理屈に関しては、本をきちんと読んでないので知りません。
私が記事に上げたタバコと肺がんの関係のようなトリックに自らはまっておいででなければ、なんらかの理屈は成り立つのだと思います。
>また新井さんのように、高血糖が問題ないとなると、糖とタンパク質の糖化によるAGEの産生もどうでもいいということになりますが、昨今の糖化研究の示すところとまったく反した話になると思います。
・・・ここもHSGさんの二者択一思考が出てますね、まあ、ともかく、新井派か江部派かおまえ態度を決めろとHSGさんが迫ってくる必然性が私にはわかりません。
議論はお好きかもしれませんが、二者択一論でほかの選択肢は考慮しないというのは、HSGさん自らを苦しめる原因になっているのではないかと危惧いたしますよ。
ここでurlを引用されている夏井先生なんかお上手ですよ。
あらゆる意見を好きに書かせて、その上で総合判定されていますが、放置されて結論を出さないことも非常に多い。
決してつねに二者択一で答えを求めるわけではありません。
人間も、自然も、多様性に富んでいると思いますよ、ある理論はある人には当てはまるが、ほかの人には当てはまらない、そんなこと、たくさんあります。
カルピンチョ先生
お久しぶりです。
ブログ、再開してたのですね。つゆ知らず・・・
>新井先生はインスリンを下がることが重要だと言っておられるとしても、高血糖が問題ないとは言ってないんじゃないでしょうか?あれ?言ってはるの?
新井先生とは何度かお会いし色々お話しさせて頂きましたが、高血糖でもいいとは言っておりませんね。糖質制限が大前提のお立場ですので。
新井先生の多くの患者さんのデータを基にグラフ化してみたら不思議な結果に気が付いたそうです。
タテ軸にクレアチニン値を、横軸に HbA1c 値をプロットしてみると、ほぼフラットな分布になったそうです。要するに血糖値コントロール群とそうでない群とも腎障害(の疑い)の分布に何らかの関連性が見られなかったということでした。
そして、インスリン治療者に合併症が多いことに気が付いたそうです。
あまり公にはいえませんが、私と新井先生の共通認識では、「糖尿病は病気ではない」(笑)です。新井先生は「糖尿病体質」という言い方をしています。そしてこの体質は健康長寿体質と考えています。糖質制限を前提に、「インスリン抵抗性」もいいことかもしれませんね。
昨年の新井先生の講演です。
https://www.youtube.com/watch?v=XCt11YgUtVE
AEG の話が出たついでに、こんな所で勉強した記憶があります。
http://ebn.arkray.co.jp/disciplines/glycation/ages-01/
ついでに、福田一典先生が登場したので・・・
毎月一度某NPO の会合でお会いしています。カンナビノイドの勉強会?です。
カルピンチョ先生、丁寧な返信をありがとうございます。
上手くいかない方として、
「脂質代謝の準備が整っていない方がいきなり厳格な糖質制限に取り組む」
「糖質60%生活では顕在化しない脂質代謝の弱い方」
などがあり得るということは、その通りだと思います。
基本的にはそれぞれの個人にあった食事法をとればいいわけですから、あなたが上手くいかなくても他の人は上手くいっているので勝手にすれば…で終わりです。HSGさんの「厳格糖質制限で頭の動きが鈍くなる」のような侮蔑的な表現が気に入らなかったので(少し腹を立てて)不正確なことを書いてしまいました。
HSGさんは、生化学や生理学などの基本知識のあまりない方のようで、理解力や推察力が不足しているのかな、と感じます。何となく、コンピュータ技術者のような1か0かという発想法です。私は、カルピンチョ先生、江部先生、夏井先生、宗田先生、釜池先生、福田(一典)先生、新井先生…皆さんを尊敬しています。それぞれ主張が少しずつ違うのは、人間ですから当然ですし、全員が同じことを発言したら気持ち悪いですし、あり得ません(^_^;
宗田先生の「ケトン体が人類を救う」を読んでも私にはなぜ胎児のケトン値が高いのか良く分からなかったのですが、福田先生のブログ『「漢方がん治療」を考える』に幼児のケトン値の話があり、やっと理解できました。狩猟採集時代にヒトが飢餓状態になった場合には、胎児や子供は脳の身体に対する重量比が大きく脳がブドウ糖不足になりやすかったようです。それで脳細胞にダメージを受けるのを防ぐために脂肪酸-ケトン体システムが発達したらしいということです。ヒト以外の動物では脳が小さく糖新生でブドウ糖がまかなえてしまうので飢餓状態でもケトン値があまり高くならないそうです。福田先生のブログにはケトン体に関する解説がたくさんあり、すごく勉強になります。
(引用)
絶食で体内に増えるケトン体が有毒であるのであれば、狩猟採取で食糧を得ていた氷河時代の人類が生き延びることはできなかったはずです。ケトン体はエネルギー消費量が大きくなった脳を飢餓時に守るために作られるようになったのです。
(引用終わり)
『「漢方がん治療」を考える』
492)ケトン体治療(その2):脂肪酸と血液脳関門
http://blog.goo.ne.jp/kfukuda_ginzaclinic/e/5f3a62cb8fc7657952f9ae49bdc00e96
AGEsが発生して有害というのは試験管の中だけの話であり、まだはっきりしたことは分かりませんが、ヒトの体内ではうまく処理されて無害化されているのでしょう。
OGTさん
>私が、グリア細胞(特にアストロサイト)は脂肪酸をエネルギ>ー源にできます、とコメントを付けました
これが本当でしたら杞憂でした。このことを示す教科書とか論文をご存知でしたら教えていただけるとありがたいです。浜松医科大学名誉教授の高田明和氏は、高齢故の勉強不足ということでしょうか。あるいは砂糖の業界団体の講演を引き受けていたりするので、ビジネスでいっているのかもしれません。
>ケトン食は小児てんかんの治療法として、詳しい文献があ
>り、それなりの副作用が指摘されています。ケトン食で頭の>働きが悪くなると主張する論文を紹介していただきたいで
>す。エビデンスや理論的な根拠があるのなら知りたいです。
そもそもなぜケトン食がてんかんに効くのかですが、
http://www.jnss.org/150608-01/
によると、グリア細胞から神経細胞へ乳酸を運ぶ「アストロサイト―ニューロン乳酸経路」の働きがケトン食によって阻害され、脳の「電気活動」の過剰興奮が収まるらしいのです。
しかし、ケトン食は「病人食」です。健常人がケトン食をとったら、通常レベルの脳の電気活動が抑制されてしまう危険性はないのでしょうか?? エビデンスはありませんが、脳の電気活動を抑える食事をわざわざ取る必要があるのか心配です。「ケトン体でバカになるのでは?」という懸念です。私は個人的な経験ですが、大変にポカミスが多くなりましたので。
>糖新生は肝臓にしてみたらたいした負担ではないと思います。
これはいいことを聞きました。
>体脂肪率が低い人を除いて、筋肉を使うのは後回しになり、最後の最後です。
先生の過去ログで、絶食状態でも筋肉を溶かすのは一番最後であるという記事を読んだ記憶があります。間違いだったらごめんなさい。タンパク質を十分とっている限り、糖新生の問題はあまり心配する必要はなさそうです。ただ私は安全策をとり、山田先生の指示される130グラム程度の糖質を取りたいと思います。江部先生は、「山田先生のやり方だと食後高血糖が防げない」と批判的ですが、糖質制限=低インスリンではないことが、ネット上で認識されはじめました。先生はすでにご存知だったとのことですが、新井医師や鈴木功医師は、タンパク質でインスリン分泌があることを最近知った!そうです。
http://tcm-suzuki.com/2017/02/19/%E7%B3%96%E8%B3%AA%E5%88%B6%E9%99%90%E3%81%AF%E5%AF%BE%E7%97%87%E7%99%82%E6%B3%95/
インスリンの問題を重視すると従来の糖質制限の図式が崩れますね。
私は二者択一ではなく、避けうるべき害をできるだけ避けたいだけです。
>私としては食後高血糖もよくないし、食後のインスリン追加分>泌も注目すべきであり、どちらもケースバイケースでもっと細かく考えなくてはならないのではないか、ということです。
はい。非常にバランスの取れた考え方ですばらしいと思います。
新井圭輔氏などは
「インスリンを打ってなければ、高血糖でも合併症はでない」
「糖尿病患者のほうがインスリンの分泌が少ないので正常人よりも長生きできる」などと耳を疑う主張をしています。極論で決め打ちするキワモノ医師が糖質制限界隈には多いので、私は用心しているのです。
私もインスリンの過剰分泌は問題だと思いますが、高血糖を避けるのとインスリン分泌を避けるを両立させる方策はなかなか面倒ではないかと思います。両方重視するとなると「主食を食べるな」みたいな本で読者を釣ることはできなくなりますね。
さっそく掌返しをはじめた医師もいるようですが、
http://tcm-suzuki.com/2017/02/19/%E7%B3%96%E8%B3%AA%E5%88%B6%E9%99%90%E3%81%AF%E5%AF%BE%E7%97%87%E7%99%82%E6%B3%95/
これはいい手のひら返しですね。変に自説に固執して墓穴をほらないところはいい。
低糖質=低インスリンではない。ステーキやチーズはレーズンよりインスリンを出します。血糖値にしか注目してないMEC食など大崩壊です。
https://optimisingnutrition.com/2015/03/30/food_insulin_index/
HSGさん
>グリア細胞(特にアストロサイト)は脂肪酸をエネルギー源にできることを示す教科書とか論文をご存知でしたら教えていただけるとありがたいです。
江部先生が返信のコメントでアストロサイトがケトン体を産生して神経細胞に供給することを示す論文を引用されていました。ケトン体はブドウ糖が不足している時に脂肪酸をβ酸化して得られるアセチルCoAを使って産生されます。(ネットでミトコンドリア、脂肪酸、β酸化、ケトン体などのキーワードで検索すれば詳しい説明が得られます。)ですからアストロサイトが脂肪酸を利用できることはこの時点ですでに分かっていました。
脳がどの程度の割合で脂肪酸をエネルギー源として利用しているのかについては福田一典先生のブログに書かれています。
福田先生のブログ記事
482)認知症とケトン体(その2):脳のエネルギー代謝の特徴
http://blog.goo.ne.jp/kfukuda_ginzaclinic/e/7634bfe66659ff3a39447037734fa346
のなかで「アストロサイトは脂肪酸を取込んで代謝できるので脂肪酸が脳のエネルギーの20%を占めていると言われています」とあります。またこの記事の中にはアストロサイトがケトン体をエネルギー源として利用してブドウ糖を節約し神経細胞に渡すことを示した論文の要旨が載っていますので、もしかするとアストロサイトはケトン体を利用できるのかもしれません。
福田先生の次のブログ記事
492)ケトン体治療(その2):脂肪酸と血液脳関門
http://blog.goo.ne.jp/kfukuda_ginzaclinic/e/5f3a62cb8fc7657952f9ae49bdc00e96
のなかでも「脳組織全体のエネルギーの約20%は脂肪酸を燃焼して産生していますが、脂肪酸を燃焼するのはアストロサイトです」と書かれていますので、これは事実であるようです。どの文献に書かれているのかを詳しくお知りになりたいのでしたら福田先生に直接メールして教えて頂くのがよろしいかと思います。(福田先生は超人的な勉強家ですのでまず間違いはないと思っています。)
この記事の中で脂肪酸は血液脳関門を通過できるが神経細胞は脂肪酸をエネルギー源に使用しないようになっている、という話があって非常に興味深いです。(今までは脂肪酸は血液脳関門を通過できないので神経細胞は脂肪酸を使用できないと言われていました。)
>エビデンスはありませんが、脳の電気活動を抑える食事をわざわざ取る必要があるのか心配です。「ケトン体でバカになるのでは?」という懸念です。
ケトン体で頭が悪くなるのではなく、ケトン体の一つのβヒドロキシ酪酸で頭が良くなるというエビデンスはあります。
運動によってBDNF(脳由来神経栄養因子)が出て神経細胞を再生させ頭を良くすることができるという事実が知られていました。この事実の発見の詳しい物語はジョン・J.レイティ著「脳を鍛えるには運動しかない!」という本を読むと分かります。(すごく面白い本ですので強くお勧めします。)
ところが、マウスの実験から運動によって脳内にβヒドロキシ酪酸が増えてそれが引き金になってBDNFが産生されるということが発見されました。(運動の効果の源はケトン体だったのです。)
Exercise promotes the expression of brain derived neurotrophic factor (BDNF) through the action of the ketone body β-hydroxybutyrate
https://elifesciences.org/content/5/e15092
要約記事:
Mice on wheels show scientists how exercise benefits their brains
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2016-06/nlmc-mow053116.php
翻訳版
http://blogs.yahoo.co.jp/us23news/68961873.html
福田先生による詳しい解説は、論文の要旨付で次の記事にあります。
494)ケトン体治療(その4):ケトン症と多幸感とシナプス可塑性
http://blog.goo.ne.jp/kfukuda_ginzaclinic/e/83fb1ea98e06d29aeea84c38ebeb09a1
その他に読んでみると面白いかもしれない記事として次をあげておきます。
467)ケトン食が寿命を延ばすこれだけの根拠
http://blog.goo.ne.jp/kfukuda_ginzaclinic/e/37683cb6d74d9b790aab36f5a6a3fda9
468)ケトン食が認知症を改善するこれだけの根拠
http://blog.goo.ne.jp/kfukuda_ginzaclinic/e/a094e229391d79f2f1c02450dec8d4af
>私は個人的な経験ですが、大変にポカミスが多くなりましたので。
糖質制限食で糖質をタンパク質で置き換えて脂質の摂取が少ないエネルギー不足の場合やカルニチンの摂取が足りない場合は脂質代謝が上手くいかないかもしれません。カルピンチョ先生の仰る脂質代謝が上手くいかないケースに当てはまるのかもしれません。人はそれぞれ違いますから原因は特定できませんが、通常のスーパー糖質制限ではケトン値はそれほど高くならないのでケトン体が原因とは考え難いです。
こんばんは。お天気にも恵まれた三連休も終わりですね。
お忙しい事と思いますが、ご報告です。
先週末に受診。1W前の採血の結果が出ました。
何と、A1Cが手違いで検査されておらず…(T-T)
次回2ヶ月後になりました。空腹時血糖値が133ということもありメトホルミンは継続。、
朝は高いんですよねー。で今までの検査結果をコピーしてもらってきました。
ただ、毎回同じ内容じゃないのです。
ブログ記事のコメントでもなく、ただのご報告で大変申し訳ないのです。
11/5 血糖値267 A1C12.2% 総コレ263 LDLコレ179 BUN16.6
11/18血糖値159 BUN9.3 抗GAD5.0未満 Cペプチド1.0
12月 血糖値96 A1C8.6% 総コレ243 LDLコレ153 BUN12.6 Cペプ0.9
1月 血糖値112 A1C6.2% 総コレ273 LDL180 BUN12.5
3月 血糖値133 LDL135 HDL83 BUN22.8
たぶん、順調かと思います。今回のA1Cは正直下げ止まりかな?とも思っていたのですが検査してなかったという結果に。
朝は高いのです。一度ソファで寝落ちして4時頃起きて測定したら160でした。
暁かソモジーか、購入したワインが糖質高めだったかと改めて3時に測ってみたら100前半でした。
まあ、飲み過ぎたり、食べ過ぎたりするので6%台なら御の字かななどと思っております。
今回確認したら2型で間違いないと言われましたが、抗GADとcペプチドはその後は測っていないので次回は事前の採血で勝手にお願いしてみます。
コレステロールは下がりました。ラードをやめたのが効いたかな。
昔、中性脂肪1000台を叩き出した事があります(^_^)v
脂質とたんぱく質をエネルギー源にしている今は基準値内です。
根が正直な物で検査前もいつもと同じ食事、お酒は欠かせません。
体重も変わらず。年齢的には痩せてしまって筋っぽくなったのでもう少しふっくらというか、心配されないようになりたい所です。
糖質の塊を摂取すると、
食べる瞬間の幸福感と食べ始めた後の罪悪感。
その後に襲いくる胃腸の不調……
一人前の糖質セイゲニストになってきたのでしょうか(笑)
糖質の中毒性を実感しつつ、舌が覚えている糖質の旨さ。
自分でコントロールしてやるぞー\(^_^)/
ホントにいつも申し訳ありません。
まだまだ初心者なのでくだらない内容で恐縮です。
また寒くなるようです。ご自愛下さいませ。
タンパク質がインスリンの分泌刺激をする、と言うのはどの程度のことなのか、そもそも、タンパク質の摂取そのものが刺激しているのか、分解されたアミノ酸が吸収された後に糖新生に使われて結果的にインスリンが分泌されているのか、などなど、一言で「タンパク質がインスリンの分泌刺激になる」から「低糖質=低インスリンではない」と言うのもちょっと飛び過ぎだと思うのですが。
その辺がもう少し詳しく書かれている文献とまではいかなくても、そういった文献をもとに説明されている記事などはないですか?
何でもかんでも1か0かではないので、0.9もあれば0.3もあるでしょうから、その辺の具合も知りたいところです。
それらを総合的に判断したうえで、自分はどうするかを決めればいいと思ってるので、出来たらそういう情報を提示してもらえると有難いです。
ぱぱっとググった限りでは大した内容が出てこないので・・・
ご回答いただいてありがとうございます。
>主張されたいことは後半の、糖質摂取した場合と高たんぱく低糖質(プロテインシェイク)摂取した場合のインスリン分泌は絶対量がそもそも違うのではないかということですね?
おっしゃる通りです。タンパク質でもインスリン分泌が多少刺激されることは知っていたのですが、糖質とくらべてインスリン分泌の絶対量は圧倒的に少ないと思っていました。
ただ、insulin indexを見ますと糖質をほとんど含まない肉や魚と糖質が豊富なシリアルと比べてスコアは変わりません。このデータが正しいとすればちょっと不安になります。
極端な話、糖質を全くとらずに肉や魚だけを食べていてもインスリンは「がっつり」出ていることになります。低血糖になっていないということはグルカゴンなどもやはり「がっつり」出ているのでしょうか。腸管グルカゴン分泌もあるでしょうが膵臓の負担が気になります。
まとめますとインスリンの過剰分泌に発ガンリスクがあることには多くのエビデンスがあるようなので、とても心配になった次第です。
私なりに考えて普段は糖質を可能な限り制限してタンパク質と脂質中心の食事をしています。肉、魚、チーズ、バターなどの油脂を中心に食事をしてきました。良かれと思っていたのですがインスリンの過剰分泌をしていたのだとすればこれは困ったことです。
カルピンチョ先生はいかがお考えでしょうか。
佐々木カルフさん
胃がんサバイバーのこたろうさんの「こたろうのブログ」で紹介されているインスリンロードという式があります。これによるとタンパク質は糖質量の約半分(0.56)だけインスリン分泌の作用があるとされています。たぶんこれは経験的な平均値だと思います。
インスリンロード |こたろうのブログ
http://ameblo.jp/yujikiyokotaro003/entry-12189545783.html
佐々木さんのブログで紹介されている測定器でケトン値が測れます。インスリンロードと運動量の結果でその後のケトン値が変化します。いくら厳しい糖質制限をして脂質の摂取を増やしてもタンパク質が多く運動量が少ないとケトン値が上がらないのです。高ケトン値=低インスリン状態と考えられます。
脂質をたっぷり摂取するという条件で糖質を厳しく制限してタンパク質量を1日に体重1kg当たり0.7g程度まで減らしても運動さえしていれば筋肉量は維持できるようです。(こたろうのブログのsaikoさんのコメントを参照して下さい。)これは腎臓病食のタンパク質量なので、ここまで制限するのはなかなか難しいですが、痩せすぎないようにインスリンロードをできるだけ減らすのが健康にいいのかもしれません。
OGTさん、解説と紹介ありがとうございます!
インスリンロードはインスリンの出やすさを表す数値ってことですね。
自分はケトン値はほとんど気にしていないのですが、逆にインスリンがどの程度出てるかを知るのにケトン値測定が使えるなら、目安としてだけでもありがたいですね。
色々試してみようと思い始めました!!
>HSGさん
3月17日のあなたからの二つ目のコメントに対する返信です。
ケトン体についてですが、
>というかそもそも、この記事でケトン体という言葉、使用していないのでは??
>ケトン体のことを出したのは私の問題意識が、ケトン体とAGEというところにあったからです。だから件の研究や先生の投稿とは関係がありません。
・・・だとすると、お願いですが、
コメントで記事に関係のない疑問を思いつくままに次々にぶつけるのはおやめいただければと思います。
もしもどこにも関連性がなくて質問したい、というのであれば、質問は一つのコメントで一つに絞っていただけたらと思います。
我々の時間は有限です。
ほかの先生のブログに質問して返信がないというのは、いっぺんにたくさんのことを尋ねているからという可能性はないでしょうか?
>私は糖尿病ではなく、単なる健康法として糖質制限をやっていましたが、厳格糖質制限はやめました。やめたのはケトン体の安全性に確信が持てなくなったからです。一つはケトン体とAGE,もう一つはケトン体と脳への影響です。
・・・ケトン体とAGEに関して、以下のPDFに書いてあるということですね?
>「ケトン体の害」という根拠となるエビデンスとしてお考えのの代表的なもの(論文など)を「具体的に」教えていただけますか?
>AGE研究者の永井竜児氏によると、
https://takeda-kenko.jp/yakuhou/backnumber/pdf/vol475_01.pdf
「私たちが主に栄養素として摂っている糖(グルコース)から
AGEsが生成される反応速度はかなり遅いのです。エネルギー源として使う反応のほうが優先されるようにできているからです。これだけではAGEs化の病的な加速を説明することができません。」と言われています。
永井氏は、ブドウ糖よりはるか反応性の高いのは「リアクティブアルデヒド」であると言われています。この物質は糖代謝の不全から生じるようですが、糖質制限をすることによって防ぎうるものなのか私にはよく分かりません。糖代謝が正常であればそれでいい話なのではないでしょうか。
・・・このPDF読みましたが、永井先生が危険だとされているのは以下の物質ですよね。
”リアクティブアルデヒドには、糖代謝の過程で生じる「メチルグリオキサール」、炎症反応からできる「グリコールアルデヒド」といった物質があります。メチルグリオキサールは、なんと糖(グルコース)の1000倍もの速度でAGEs化を進めるといわれています。”
そして、図4を見ていただければわかると思うのですが、これらの物質が存在することと高血糖とを切り離して考えられているわけではないようですよ?
「高血糖状態、酸化ストレス状態に加えて、リアクティブアルデヒドの存在がある場合、AGEs化が加速度的に進む」
という図に見えます。
つまり、
高血糖がベースにある場合、リアクティブアルデヒドがあるとさらに危険ですよ。
というお話のように見えますが??
この図4の上にある文章にはこのように〆られています。
”もう一つの重要な要因は、酸化ストレスです。紫外線に当たった、炎症が起きた、高血圧になった、ミネラルを過剰に摂取した、このような時に活性酸素が発生すると中間産物からAGEsへの反応が加速します。”
”重要なのは、高血糖や高血圧、酸化ストレスやそれを生み出すような生活習慣がAGEs化を加速するという意識を持ち、一般的に考えられる「からだに良くないこと」を控えることではないでしょうか。”
ここにケトン体が悪いという話は出てきませんね。
ケトン体がリアクティブアルデヒドと関係があるのであれば、少なくとも図4にケトン体が書きこまれていなければおかしいと思います。
(そもそもアルデヒドはケトンではありませんが、そこのところはご理解いただけますでしょうか?)
このPDFで、ケトン体のAGE化については最後の方にこのように記載されています。
3. ケトン体からできるAGEs
”少し変わり種で、ケトン体からできる「CEL(カルボキシエチルリジン)」というAGEsがあります。
―中略ー
私たちは、クエン酸の摂取によりエネルギー産生を助けることでケトン体の増加を抑え、CELの生成を抑制し、その結果として白内障の発症や腎機能の低下を抑えられることを実験で確認しています。”
CELはリアクティブアルデヒドとはまったく関係なさそうですよね。。。
また、クエン酸でCELの生成を抑えるとよい結果が生まれるという話ですが、こちらの元論文を読んでないので実験内容はわかりませんが、
おそらくですが
「実験動物に白内障の発症や腎機能の低下が発生するような実験環境下でクエン酸を投与した場合、ケトン体の産生量低下とCELの形成量低下があった。同時に白内障の発生や腎機能の低下も改善した。」
という観察結果なのではないかと思われます。
ケトン体の上昇やCELの上昇とこの実験環境下における腎機能低下や白内障の発生との間の関連性があるとは言えるかもしれませんが、因果関係があるかどうかはちょっとよくわかりません。
以上、このPDF資料からはケトン体の危険性というものが私には読み取れませんでした。
>ブドウ糖安全論は、山岸昌一久留米医大教授も新書「老けたくなければファーストフードは食べるな」で書かれています。高血糖の継続は問題だが、ブドウ糖は糖の中では一番安全である。
>人がもっともAGE化が起こりにくいブドウ糖をエネルギー源として選択したのは理にかなったことだと書かれています。
・・・基本的なことで申しますと
でんぷんを分解して糖として吸収して利用する場合、基本はブドウ糖です。
体内で糖新生する場合も、作るのはブドウ糖です。
細胞のエネルギーとして使われる糖は基本的にブドウ糖です。
安全も何も、人類も何も、ブドウ糖は多くの生物や細胞がエネルギーとして利用する糖の基本です。
ブドウ糖が(ほかの糖に比べれば)AGE化しにくいということと、HSGさんがケトン体は危険だと考えることとの間に脈絡がないように思いますよ。
>厳格糖質制限法の指導者は、糖を制限してケトジェニックになることを健康の秘訣と考えていますが、永井氏は、ケトン体からAGEの一つであるCELが生まれるのをin vitroで観察したと主張しています。エビデンスのレベルは低いかもしれません。
http://www.anti-aging.gr.jp/english/pdf/2010/jpn/7(10)112-119jpn.pdf
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2917331/
http://jglobal.jst.go.jp/public/20090422/200902160310671524
・・・ケトン体からAGEが生まれるのではなくて、ケトン体もAGE化する、その場合のAGE部分はCELである、ということですよね?
そのことになにか問題がありますでしょうか??
また、
Q1.ケトン体がAGE化して生成されるCELが、ブドウ糖がAGE化する場合に比べて危険なAGEであるというデータはHSGさんがリンクを提示した情報の中に記載されていますか?
あるいは、
Q2.高血糖ではないケトーシス状態(厳密な糖質制限をしている人の血液の中の状態)ではケトン体がAGE化されて体にとって危険であるというデータはこのリンク先のどこかに提示されていますか?
そう言うことが書いてあるようならばHSGさんの危惧も納得ですが、私には探しきれなかったので、HSGさんが危惧する理由となる場所を教えていただけますか?
もしもそのような記述がないのであれば、AGE化反応に反応しうる基質を持つ構造物がAGE化すること自体は当然のことであり、危惧することではないように思います。
文章をきちんと理解できていないのではないでしょうか?
リンク先について読んでみて私なりに気になった部分を抜きだしてみます。
二つ目のリンク先の論文は以下の論文ですね。
Citric acid inhibits development of cataracts, proteinuria and ketosis in streptozotocin (type1) diabetic rats
Ryoji Nagai,1,¶ Mime Nagai,1 Satoko Shimasaki,1 John W. Baynes,2 and Yukio Fujiwara3
これがまさしく、HSGさんが最初に提示されたPDFに引用されているCEL生成とクエン酸に関する論文ですね。
ストレプトゾトシンという薬で膵臓のβ細胞を破壊して1型糖尿病にしたラットを用いた実験です。
(つまりインスリン分泌ゼロで糖質制限もしていない間違いなく高血糖状態の病的ラットさんでの実験です。)
おおむね、私が予想した通りの、実験動物での結果ですね。
要旨をGoogle翻訳してみました。
Although many fruits such as lemon and orange contain citric acid, little is known about beneficial effects of citric acid on health. Here we measured the effect of citric acid on the pathogenesis of diabetic complications in streptozotocin-induced diabetic rats. Although oral administration of citric acid to diabetic rats did not affect blood glucose concentration, it delayed the development of cataracts, inhibited accumulation of advanced glycation end products (AGEs) such as Nε-(carboxyethyl)lysine (CEL) and Nε-(carboxymethyl)lysine (CML) in lens proteins, and protected against albuminuria and ketosis . We also show that incubation of protein with acetol, a metabolite formed from acetone by acetone monooxygenase, generate CEL, suggesting that inhibition of ketosis by citric acid may lead to the decrease in CEL in lens proteins. These results demonstrate that the oral administration of citric acid ameliorates ketosis and protects against the development of diabetic complications in an animal model of type 1 diabetes.
レモンやオレンジなどの多くの果実にはクエン酸が含まれていますが、クエン酸の健康への有益な効果についてはほとんど知られていません。ここでは、ストレプトゾトシン誘発糖尿病ラットにおける糖尿病合併症の病因にクエン酸が及ぼす影響を測定した。糖尿病ラットにクエン酸を経口投与しても血中グルコース濃度に影響はなかったが、白内障の発症を遅らせ、Nε-(カルボキシエチル)リシン(CEL)やNε-(カルボキシメチル)リジンなどの糖化最終生成物(AGEs)リジン(CML)を含み、アルブミン尿症およびケトーシスから保護される。我々は、アセトンモノオキシゲナーゼによってアセトンから形成された代謝物であるアセトールとのインキュベーションがCELを生成し、クエン酸によるケトーシスの抑制が水晶体タンパク質のCELの減少につながる可能性を示唆している。これらの結果は、クエン酸の経口投与がケトーシスを改善し、1型糖尿病の動物モデルにおける糖尿病性合併症の発症を防ぐことを実証している。
これ、Google翻訳でもほぼ意味がわかります。
ということで、HSGさんも当然ながら翻訳して読む程度のことはされていると思いますが、この論文から、糖質制限してケトーシス状態になることが危険だという情報は全く読み取れないと思います。
どうしてこの情報が「ケトン体が有害である」と考える根拠なのか意味がわかりません。
前後しますが、一つ目のurlは日本語の総説論文のPDFですね。
ここの中に出てきますが、彼らがAGE化するケトン体だとして上げているのはアセトンですね。糖質制限したときに血中で上昇する主なケトン体であるβヒドロキシ酪酸ではありません。
しかも、読んでみるとわかりますが、アセトンがAGE化するというin vitroのデータを最初に持ってきて、次にストレプトゾトシンで膵臓を破壊した1型糖尿病モデルラット(つまりインスリンだけでなく、ほかの膵臓ホルモン分泌も阻害されている異常な状態)を持ってきて実験をしています。
”最近、我々の研究室(日本女子大学)でケトン体よりAGEsが生成する可能性を抗AGE抗体のライブラリーを用いて検討した結果、アセトンからacetone monooxygenaseの作用によって生成するアセトールが蛋白と反応しCELが生成する新規経路を見いだした。さらに、TCA回路の入り口に位置するクエン酸を摂取することによってケトン体が低減される可能性を考え、ストレプトゾトシンで糖尿病を誘発したラットにクエン酸を経口投与した。
その結果、クエン酸投与はケトン体、白内障及び腎機能の進展が抑制、さらに水晶体におけるCELの蓄積が低下し、その効果はインスリン注射と同様であることが確認された68)。”
”アセトールからのCEL生成は金属キレーターであるDTPA (diethylene-triamine-pentaacetic acid)で抑制されたことから酸化反応が必要であることが示唆される。しかしクエン酸も金属キレート能を有することが知られているが、予想に反して、アセトールからのCEL生成はクエン酸で抑制されなかった。これはクエン酸のキレート能がDTPAより弱いことが考えられる。これら結果より、クエン酸はCELの生成を直接的には抑制しないが、クエン酸投与ラットにおける水晶体中CELを有意に抑制したことから、生体におけるCEL生成抑制効果はクエン酸のケトン体低下作用による可能性が高い。”
膵臓のβ細胞を破壊されたラットにおいて、ケトン体の産生量が増えていることがCEL蓄積による白内障の進行の原因であるという結論ですね。
で、三つめのurlはケトン体がAGE化するという事実に対する特許のリンクのようですが、ここには何の資料の記載もないですね、タイトルと特許取得者情報だけです。これが、「ケトン体が高くなると危険だというエビデンスになるurlである」という意味がさっぱりわかりませんけど・・・。
以上、基本的にはin vitroまたはラットの膵臓破壊モデルを用いた実験の話です。そして、人間のケトーシス状態でβヒドロキシ酪酸のAGE化が進むとか、あるいは人間においてケトン体のAGE化がブドウ糖のAGE化よりも危険であるという話はどこにもないように思いますが。
>他方で、ケトン体がAGEの産生を抑制するというin vitroの報告もあります。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24535268
・・・こちらは人間の血清を調べたデータですね。
>どちらが正しいのか、両方正しいのか分かりませんが、私は糖尿病ではないので、あえて危険を犯してまで、厳格な糖質制限にチャレンジする気持ちがありません。
・・・これらの論文を見て、その上でケトン体が危険だ、怖いとHSGさんが判断なさるのであればそれを止めません。
ですが、これらの論文を見て、私にはHSGさんがおかかえになるような危惧がまったくうかんで参りません。
>長期的安全性が証明されていなくても、敢えて病気を治すために非標準的な食餌法に掛けてみるという気概がありません。
・・・長期的安全性の証明を求めるのであれば、現在の高糖質食(糖質60%摂取)に関してもそのような証明がないこと、お忘れなきように。
高糖質食を続けている現代人の40%が2型糖尿病かその予備軍になるという疫学的データはありますけどね(久山町研究とか)。
>山田先生が、ケトン体の害を考えて、ケトン体がでない程度の緩やかな糖質制限を提言なさっていることも、厳格糖質制限をやめるきっかけになりました。
・・・それが安心するのであればそうされればいいと思います。
いろんな考え方の人がいろんな選択肢を取ればいいと思いますよ。
>また、山岸氏は「「老けないカラダ」になる50の知恵~AGEを減らして10歳若返る! ~ (ハッピーライフ) (ムック)」では、「糖質制限食では脂質やタンパク質は増えるから、AGEの総摂取量が増えてしまう可能性があります。」と警告しています。論文の出所はよくわかりません。
・・・論文の出所がわからないのではお話になりませんね。
>MEC食の信奉者がAGEだらけの唐揚げやチーズ、ベーコンを食べまくっているのを見ると大丈夫かなと思ってしまいます。江部氏にブログで質問したら、「AGEについてはよくわからない。よって私は気にしません。躊躇せず唐揚げをたくさん食べる」という返答でした。。。
・・・そもそも、AGEって味噌とか醤油に山ほど入ってますよね。
チャーハンでも焼そばでも焼きおにぎりでもプリンでも、がっつり入ってますよね。
最初に提示していただいたPDFにはこのような記載があります。
”こうした加熱による褐変反応は「メイラード反応」と呼ばれ、タンパク質のアミノ基(-NH?)と糖のカルボニル基(>C=O)の結合によるものであることを、20世紀の初めに食品化学の研究者(メイラード)が初めて見つけました。魅力的な色や香りの源であり、私たちが古来より親しんでいる味噌や醤油にも豊富に含まれるとすれば、食品中のAGEsは悪いものばかりとは限らないのかもしれません。しかし、これが体内で生じてしまうのはあまり歓迎されることではないのです。”
で、食べ物から吸収されるAGEのどれほどが体内に吸収されるのか?
検索してみましたところ、以下のようなサイトがありました。
AGEは日々体内で少しずつ作られている。ある意味、これは宿命のようなものだが、余分なAGEを蓄積させない方法はある。そのひとつは、食べ物に含まれるAGEを極力体内に入れないことだ。 食べ物から消化吸収されるAGEの量は、全体を100とするとおよそ10%。このうち、体内に残るのは約7%といわれている。たかが7%と侮ってはいけない。それらが寿命の長いコラーゲン線維にくっつけば、長期間体内にAGEを抱え込むことになる。 主食でいうと、パン、パスタ、コーンフレーク、パンケーキなどに多くのAGEが含まれている。これに対して炊いた白米は、トーストしたパンの3分の1のAGE量。主食選びひとつにしても、老化を高めるリスクに?がる。 また、同じ食材でも、生で食べるのと短時間で高温調理したものとでは、AGEの量がケタ違い。AGEの生成は加熱によって促されるので、むろん後者の調理法の方がリスクは高くなる。 とくに、唐揚げ、ポテトフライ、ハンバーガー、ステーキ、糖質たっぷりの清涼飲料水はAGEの宝庫。絶対に食べてはいけないとは言わないが、週1では明らかに食べ過ぎ。ファストフード店やファミレスではご用心。
http://tokyogirlsrun.com/2015/03/26/tarzan-4/
ターザンのサイトですね。
文責はこのように記載されています。
取材・文/石飛カノ 撮影/石原敦志 スタイリスト/村上由佑 ヘア&メイク/村田真弓 取材協力/太田博明(山王メディカルセンター?センター長、東京健康クリニック特別顧問)
こちらの方々に質問されてみてはいかがでしょうか?
(わたしは興味湧きませんので質問しません。)
ということで、HSGさんが「ケトン体が危険だ。」と思うことの根拠は私にはよくわからないです。
でも、
「何か不安だから厳格な糖質制限はやめたい。」
と、HSGさんが思うのを押しとどめたりいたしませんよ。
私個人的には、全然気にならないから厳しい糖質制限するのは平気です。
単に食の嗜好の問題で厳しくない糖質制限になってますけど(笑)。
>HSGさん
ということで、少しよく考えてみてください、質問する前に自分で情報をよく咀嚼してみてください。
Googl翻訳を使ったりすれば英文へのアプローチも可能ですから。
わたし、数日間にわたるお昼休みの時間の多くをあなたへの返信に費やしてますからね。
リンク先の内容を自分できちんと吟味せずにただ送りつけるのは、どうもね。
はじめまして。
私は昨年9月から山田悟先生がテレビに出演されているのを見て糖質制限をはじめ、(始めはゆるい制限でしたが面倒ですぐにスーパーに切り替えました)もう半年になります。
その間、江部先生のブログ(これはまだ読破出来ていません)やカルピンチョ先生のブログ(これはコメント欄もすべて読破!)で勉強させていただき今に至っております。
おかげさまで、今までカロリー制限をし続けて(1日1000kcal以下)いるのに太り続ける事から脱出出来ました
今はたくさん食べていながら体重は減って、とても元気です。
そして、頭は以前よりもスッキリ働いているように思えます。
今まではコメントを特にしなかったのですが、今回(まぁ今回に限らずですが)コメントしたのには理由がありまして。
なかなかわかっていただけない方がいたとしましても、その回答を意味を持って糧にする人間がいる事を知って頂きたかったからです。
私は今回の回答を見てさらに勉強になりました。
先生のブログの読者の皆さんはみんなそうであると思いますが、 なんでこんな質問をするのかなー?と思いながら見ていて、先生も真面目に答えなくてもいいのにーなんて思いながら見ている事でも実に真面目に回答しているコメントを拝見し、さらに勉強させて頂いている次第です。
お忙しい中大変だとは思いますが、尊敬申し上げておりますので、時々でも記事を更新していただけると嬉しいです。
ちなみに私は48歳。
体脂肪率は36%から29%になりました。
>・・・そもそも、AGEって味噌とか醤油に山ほど入ってますよね。
チャーハンでも焼そばでも焼きおにぎりでもプリンでも、がっつり入ってますよね。
醤油のような調味料のAGEは微々たる分量です。醤油をがぶ飲みする人はいませんし、いやなら他の調味料にすればいいだけです。ちなみみ、ここで挙げられている食材に肉をいれてないのはなぜですか?そもそも炭水化物よりもAGEを大量に含んでいるのは、高温で調理された肉なんですよ!そう、糖質制限の信奉者が大好きな唐揚げやステーキです。プロセスチーズも目玉焼きもそうです。
「糖質制限」は糖質にしか注意していないから、AGEの塊を大量に食する人が出てくる。新興宗教化しているMEC食を実践している人達は毒の塊のような食事を毎日続けていて、「体に良い」と連呼している。異常だと思います。
いつも楽しく読んでいます。
今回の一連の流れを必死に理解しようとしながら勉強しております。
たんぱく質とインスリン分泌の関係はグルカゴン抜きには語れないように思いますが、タンパク質摂取で血糖値が上昇するかどうかは、1人ひとりの体質によって違うので、自分はどうなのかをSMBGなどで確認するのが一番で、単純な一般化はできないのではないでしょうか。
糖尿病・糖代謝異常の改善から「糖質制限」は始まったように記憶しておりますが、「代謝異常」の病態は多様で、繰り返しになるかもしれませんが、インスリン分泌の問題だったり、グルカゴンの調節異常だったり等々、改善方法はケースバイケースなのでしょう。
それよりも今後(厳格な)糖質制限を否定するのにつかわれそうな「ケトン食の否定」は、否定する側にとってはもろ刃の剣になってしまうように思うので、「よほどのエビデンス」がない限り、使い方をお気を付けになった方がよいのかもしれません。
ありていにいえば、ケトン食は「難治性小児てんかんには有効のようだが、(ケトン食は)バカになる可能性がある」、しかも健常人にとってはエビデンス不足、という「 」内のもの言いや、「糖は脳の唯一の栄養源」という理屈が「透析患者は自業自得で保険を使うな」といった元アナウンサーのような乱暴な意見に思えます。
個人的にはとても大問題だと思いますが、証拠やエビデンスが不足だと「リスキー」と捉える方もいるのは事実で、ゾーンダイエットのような「緩い糖質制限」の方がよいというのも1つの生き方ではあります。
ただ、カルピンチョ先生や江部先生のご見解を読む限り、血糖値スパイクもAGEsも脂肪の異所性沈着のリスクも「緩い糖質制限」の方が起こりやすいように思います。
>HSGさん
語るに落ちる、とはあなたのことですね。
>ちなみみ、ここで挙げられている食材に肉をいれてないのはなぜですか?そもそも炭水化物よりもAGEを大量に含んでいるのは、高温で調理された肉なんですよ!
・・・ここに肉を入れていないのは、あなたが引用されたPDFに記載されている内容をそのまま利用しているからですよ(笑)。自分でurlを提示してお気ながら、それにも気づかないのは困りますね。
> 「糖質制限」は糖質にしか注意していないから、AGEの塊を大量に食する人が出てくる。新興宗教化しているMEC食を実践している人達は毒の塊のような食事を毎日続けていて、「体に良い」と連呼している。異常だと思います。
・・・これ、そのままHSGさんにお返しします。あなたのふるまいはAGE教という宗教にでもはいっているかのように見えます。
残念ながら科学的裏付けはさっぱり見えてきませんからね。
相変わらず返信の量が膨大で、私が丁寧に科学的に答えたことに対してはスルーの感情的な反論なので、あなたのコメントは今後掲載いたしません。
ご了解ください。
追記です、あなたのほかのコメントでは特定の個人を呼び捨てにしてバカ呼ばわりして批判している文章が数多く入っているので、不快です。
それも掲載したくない大きな理由です。
>緑楽さん
コメントありがとうございます。
スマホで読んでおられますか、それともパソコンで読んでおられますか?
今回のやり取り、HSGさんという一人の方が次から次にコメントされているので、私の返信が追いつかず、返信するとまたそれに対していくつもコメントされるという形であり、かつ、彼は私が科学的にコメントを返したことに関してはお礼は述べても議論に参加してはこない、一方的に自分の意見を言いたい放題のものです。
それがたくさん並んでいるので、私の意見である蚊のように誤解されているのではないかと思いますが、緑楽さんが気にされている内容の多くはHSGさんの発言です。
ちょっとよく確認してから、誰に対してどう思われているのか整理してください。
パソコンで見ると切れ目がわかると思います。
>あなたのコメントは今後掲載いたしません。
今後ではないですね。この投稿より前に私が投稿したものは、複数あるのに、私の投稿は一つしか掲載されていません。
「相変わらず返信の量が膨大」とありますが、先生の返信が膨大で、いろんな論点を含んでいるので小分けにしただけですが。
>カルピンチョ先生
お返事恐れ入ります。
スマホとPCの両方で見ており、HSGさんのおっしゃっていることは、MECとその食材がお嫌いなんだなぁ、ということと、でも「緩い糖質制限」だと、カルピンチョ先生の「マイルドな(中等度の)糖質制限で脂肪摂取が増えるとかえって危険かもしれない」にドンピシャで、HSGさんの危惧されることが起こるのじゃないかと思いました。
分かりづらくて申し訳ございません。
カーコさんに激しく同意致しますm(__)m
先生に対してほぼ同じ事を思ってました。私は上手く表現できなかったので嬉しかったです。
しかし、糖質制限て頭スッキリしますよね\(^_^)/
カルピンチョ先生
ご無沙汰してます。
何やら最近大変だったようですねぇ(今でも水面下で大変なんですかね?・笑・・・ごとじゃないか、すみません)。他人事ながら(ちょっと)イライラしたのは修養が足りないっすね。
夏井先生曰く、
『糖質制限を知ると、2割の人は「面白そうだからやってみよう」と反応し、8割の人は「ご飯を食べないなんて、何か起きたらどうするんだ」と否定します。前者は「ご飯を食べないでいて,何か起きたらまたご飯を食べればいいだけ」と簡単に考えますが,後者は「何か重大な異常が起きたらどうする」と考えます。だから,両者は相容れません。』
・・・なんですねぇ。いや〜、最近の一連のコメントを読むとよくわかるわぁ〜。ほんまに。
江部先生も仰ってますよね。「どのような食事療法でも合う合わないがあります」って。
「糖質制限食もその一つですので、合わないとご自分で判断されたら中止していただけば幸いです」って。合わないなら止めりゃいいじゃんね。
人は頭でっかちになるというけど、自分の身体で感じよ、と思うんですけどねぇ。
糖質制限等々するにせよ、しないにせよ、所詮自己責任ですよね。自分の身体がどう感じるかですよ。そこを信じてダメならやめればいい。
なんだか最近、頭が悪くなったと感じるなら、それが糖質制限が原因だって感じるなら止めりゃいいじゃん、ウダウダ言わずに。少し糖質を取った方がいいと思ったらとればいいじゃん、ね。こういうことを、「自己責任の下に」っていうんじゃないのかな?
人によって何がいいのかはわからないですよね。
アゲ(AGE)だかサゲだかわからないけど、真摯に科学的な根拠をもって先生が話をしているのに、そこにキチンとした反応が無いちゅうのも・・・なんだかなぁですね。
ウチの反抗期の息子が、何やら突っかかって「ディベート」にて(?)反抗してくるのですが、所詮「我意」屁理屈なので「アホか〜」なんですよ。
身内ならねぇ〜付き合いますがねぇ。糖質制限がイヤなら、ダメだと思うなら、静か〜に止めていけばいいんじゃないかと思うわけです。
決めたんだったら、四の五の言わず自分の信じた道を行け・・ってね。
私ら(セイゲニスト)は体調がいいのでやってるんですから、この道を行くよってね。これも自己責任だ。
今宵も結構飲んでますが、すみません。品格に合わないコメントでしたらご削除ください。
ひっ跳べ
>HSGさん
掲載しないもう一つの理由は、
あなたが今回書かれたコメント群では、多くの人たちを呼び捨てにしてバカ呼ばわりで暴言を吐く形のコメントスタイルである、悪口がいっぱいちりばめられた無礼なコメントであるという部分が大きいのです。
申し訳ありませんが、載せたくありません。
>緑楽さん
コメントありがとうございます。
HSGさんは「緩い糖質制限」の方が安全であり、厳しい糖質制限はすべきではないという危惧を抱かれているけれども、実はゆるい糖質制限こそ、HSGさんが危惧されていることが起こるのではないか、ということですね?
失礼いたしました。
ゆるい糖質制限というのがどのぐらいのものであるのかは、個人個人で基準があるかもしれないのですが、少なくとも総カロリー摂取量の30~40%の糖質でのカロリー摂取はリスクを増やす可能性が上がるように私も思います。
それについては記事を用意しているのですが、なかなかそこまで行きつきません。(;^ω^)
カルピンチョ先生
前回のコメントを掲載していただきありがとうございます(酔っ払いの戯れ言と思われずに嬉しかった・笑)。
(昼行灯の)科学者としてこう言うのはナンなんですが、発表論文もミソクソですよ(ご存じと思いますが)。
三大紙のNature・Cell・Science等の有名雑誌の掲載論文も裏話を聞くと、アクセプト(受理)させるためにいろいろな話が漏れてきます(捏造論文研究に関しては、いろいろ関わっておりました)。
だから、きちんと評価されていない論文のデータをもっていろいろ「ものを言う」ことは危険かと思っております。
その点、教科書まで出るデータに関しては(まあ教科書を書き換える発見もありますが)まずは信用できますよね。
この点を素人に「知れ」というのは酷かと思いますが、カルピンチョ先生へのコメントの中で出てくる論文(?)ですが、「それは大丈夫なの?」と思ってしまいます。読んでおりませんが。そのデータはホンマかと。
騙されてはなりません。
科学者でも、都合のいいデータを選び出してつなぎ合わせるというのはよくあることです。これは、捏造ではないので、個人的には複雑ですが。
こんなことを書くと不安に思われる方もお出ででしょうが、やはりきちんとしたデータで物事を捉えて説明される方が信用がおけます。
糖質制限の世界であれば、自らを実験台としつつ広く情報を集めておられる江部先生であり、夏井先生であり・・・そして、カルピンチョ先生であると思います。
ひっ跳べ
>ひっ跳べさん
はい、味噌糞、存じ上げております。
私自身、論文はある程度の本数は書いておりますし、投稿論文の査読も(自分の時間がなくなるからいやいやながらたまに)しますし、科○費の審査もします。
トップジャーナルの掲載は編集者と個人的に仲良しであることがとても大きい要素であることもいやというほど知っております。
ということで、まあ、先日コメントをくださった方の紹介された論文の意義に関して、言いたいことも多々ありますが、あえて書きませんでした。
その執筆者や掲載誌のレベルを批判したり揶揄したりすることになっては、関係ない論争に巻きこんでしまうことになって申し訳ありませんので。(←書いてるようなもの^^)
糖質制限に関して江部先生や夏井先生が本しか出してないとしても、その内容の深さ、洞察力の高さ、そして患者さんを正しく治療しようという態度に関して言えば、トップジャーナルに掲載されてもよいぐらいに評価されるべきものだと私は思っております。
宗田先生や水野先生のケトン体に対する非常に前向きなアプローチも高く評価されるべきものだと考えます。
ただし、どちらも保守派からすれば都合の悪い話であり、研究の世界では保守派の言うことに従わないと研究費が下りない、大学だと関連病院に出向させられるという部分がありますから、保守的な研究機関から糖質制限に関する画期的な論文が出ることは非常に難し胃と思います。
その点では、山田悟先生の綱渡りは素晴らしいなと常々感じております、あの立場で糖質制限研究を続けていくパワーと情熱、彼もまた患者のことを考えるからこその行動だと思います。
ということで、ひっ跳べさんのおっしゃる通り。
自分がうまくいかなかったからといって、自分がその方法をとらないのはその人個人の勝手ですが、だからといって自分以外の人たちに向かってヒステリックにそれはうまくいかないからやるべきでないとわめきたてる、推進している人たちを呼び捨てにしてバカ呼ばわりするのは人間としてどうかと思います。
修養が足りませんが、引き続き頑張ります。(;^ω^)
初めてお便りします。
スーパー糖質制限をはじめてはや参ヶ月となります。
はじめて壱ヶ月ほどたってから、
睡眠障害(夜中3,4回の中途覚醒及びトイレ。。。)
ドライマウスにさいなまれております。
そこで、検索したところ、パレオダイエットというサイトで
ドライマウスがあるとの書き込みをみたのですが・・・
上記の症状につき、内科及び泌尿器科ともに異常なしでした。
このまま続けても大丈夫でしょうか、、、
ただ、さすがに中途覚醒はしんどくて、昼間仕事中は睡魔との戦いです。トリプトファン、グリシン、マグネシウム等睡眠によいとのサプリはかなりためしておりますが、いっこうに改善しまん。。。
糖質制限とは無関係ならばよいのですが、なんせ、始めてから出現した症状なので、困惑しております。
アドバイス頂ければありがたくよろしくお願い申し上げます。
カーコさん能天気な独女さんに拍手を送ります。
自分の思いを上手く表現出来ない文才の無さを恨めしく思っておりました。
引き続き頑張りますとの先生の言葉に安堵致しました。
こんばんは。本格的に春となりましたね。
年中飲んでますが、言い訳にも事欠かない季節で嬉しい限りです。
さて、やっとサイリウムを手に入れ、生おからの使い勝手に感動しつつ日々楽しく糖質制限を実践してます。
佐々木カルフさんやプーカプカさんのブログを参考に自分の現状を分析し更なる血糖コントロールに励んでおります。
いやー、ほんと食いしん坊だな、と(笑)
結局、炭水化物がここまで我々の生活に根付いたのって、早い、安い、上手い‼
なんだろな。糖質制限は苦にならない。
でも、手間がかかる。おにぎりやらサンドイッチやらパスタやらコンビニやファーストフードにどれだけおせわなってきたのでしょうね。
子供の頃は兄妹全員アトピー持ちでしたので母は食事にはとても気を使ってくれていました。
私たちはスナック菓子を食べたかったし、炭酸飲料を飲みたかった。
でもよっぽどの事がなければ食事もおやつも手作りでした。
今は感謝ですね。
しかし、糖尿病患者が減らない、悪化、透析や合併症発症の増加を考えるとやはり新しい対策として糖質制限がこれからの日本を救うと思っています。
そのためにご尽力されている先生を大変恐縮ですが同志と(すみません(T-T)怒られちゃう)思って日々ブログチェックしております。
さて、空腹時(午前中の)血糖値が高いので、皆様のブログを参考にいくつか実践しております。
まずは飲んだら(飲まない日ないけど)寝る前に水分を取る。最近サボってた。
朝は少しでもお腹に入れる。コーヒーとタバコで出勤してたので。
インスリン君が出なくていいと思ってるのかもしれないし。
会社のおやつ。皆はケーキ、私にはチーズを買ってくれたりしてます。
ありがたやー。ではまた\(^_^)/
おはようございます。
昨日は酔っ払いの勢いで大変失礼な事を…
申し訳ございません。訂正させてください(>_
先生や諸先輩方を師と仰ぎ、精進致します。
ご無礼をお許しくださいませ( ̄▽ ̄)ゞ
カルピンチョ先生
釈迦に説法とはこのことで・・・失礼しました。
査読や審査もされるんですか・・・・・凄いなぁ(尊敬)。
ところで、振られた話題に食いつきますが(笑)、山田悟先生は戦略なんでしょうかね。
糖尿病学会の専門医・指導医という立場でまだお若いこともあるし(保守派の大御所陣と比べてですが)、ボコスコにされないように、でもご自身の知名度を上げつつ徐々にこちら(糖質制限側)に寄ってきている感じですね。最近はケトン体に関しても軟化しているようですし。
江部先生は、その当たりのことを分かっていらっしゃるのか(ご性格でしょうか)好意的に受け取っていらっしゃる感じはありますが、夏井先生やたがしゅう先生は結構批判的なコメントをブログで見かけることがあります。
まあ、七人の侍じゃないけど(古っ!)、いろいろな方々が臨床で糖質制限を実施研究され、「俺は頭が悪くなったんだけど、もう糖質制限なんてやらねぇ」という方にも、ちゃんと指導できるようになればいいですねぇ。
ひっ跳べ
>きりこさん
いきなりスーパー糖質制限に入ると体がついていかずに体が休眠モードに入る低T3症候群と呼ばれる状態に陥ることがあると考えられています。
http://xn--oqqx32i2ck.com/review/cat18/post_179.html
この場合、改善方法の一つとして、糖質摂取量を症状が消えるまで再び上げるという方法が示唆されています。(その後、徐々に糖質を下げていく)
それでうまくいった人も多くいらっしゃいます。
もう一つ、というか私も最近知ったのですが、たんぱく質不足と鉄不足がベースにあると脂肪をうまく使えないので糖質制限すると様々な体調不良になる方がいる、というのも一つの実態のようです。
フェリチン、TIBC、鉄、CRP、血算について同時にチェックして、鉄や血色素が低ければもちろんのこと、血色素や鉄が基準値内でもフェリチンが低ければ(基準値内でも50に満たなければ)、鉄分を十分に取ることが必要かもしれません。
検査せずに積極的に鉄分を摂取するように心がけられてもいいかもしれませんね。
パレオダイエットと冠するサイトはたくさんあるようで、中にはThe Obesity Codeをまるぱくりして翻訳しただけで著作権無視のコンテンツを書いているような方もいらっしゃるようです。
どのサイトのどのページのことを指してきりこさんがおっしゃっているのかわかりませんが、そちらの方がどの程度自分の頭で理解していらっしゃるのかはわかりません。
わかりましたらurlを教えてください。
睡眠障害とドライマウスに関してはピンポイントでそれが起こるという知見は持ち合わせておりませんが、時間を見て調べてみます。
>きりこさん
糖質制限とドライマウスですが以下のような解説がありました。
ketosisにきっちり入れば唾液量が減るので口が渇くようです。
水分を取る、しかも十分量の塩分も摂取するというのが解決策として提示されています。
Drink enough fluid and get enough salt. If your mouth feels dry – and it often can when just starting a strict low-carb diet and getting into ketosis – this means you have less saliva to wash away bacteria. This can result in bad breath, so make sure to drink enough.
https://www.dietdoctor.com/low-carb/side-effects
ケトーシスの時のドライマウスの解決策のお奨めはブイヨン(たとえば鶏ガラスープ)を毎日コップに1~2杯飲むこと、そして飲みたいだけ水分を取ること、と提案されています。
How do you know you’re in ketosis? It’s possible to measure it by testing urine, blood or breath samples. But there are also other telltale signs, that requires no testing:
Dry mouth and increased thirst. Unless you drink enough and get enough electrolytes, like salt, you may feel a dry mouth. Try a cup of bouillon or two daily, plus as much water as you need.
https://www.dietdoctor.com/low-carb/ketosis
一つ根本的なことで、十分の量の脂質は摂取されていますか?もしも脂質も絞っているようでしたらそちらの改善を考えてみてくださいね。
>Yamamoto_maさん
お久しぶりです。
せっかくコメントいただいていたのに返信なしですみません。
> 新井先生の多くの患者さんのデータを基にグラフ化してみたら不思議な結果に気が付いたそうです。 タテ軸にクレアチニン値を、横軸に HbA1c 値をプロットしてみると、ほぼフラットな分布になったそうです。要するに血糖値コントロール群とそうでない群とも腎障害(の疑い)の分布に何らかの関連性が見られなかったということでした。 そして、インスリン治療者に合併症が多いことに気が付いたそうです。
・・・なるほど、新井先生が低インスリン療法にこだわるのはそのような目の前の患者さんのデータから得られたデータに基づくものなのですね。
インスリンを使えば使うほど腎機能が低下していく
怖い話です。
インスリン分泌が完全に枯渇した方の基礎分泌インスリンを補う意味での長期作動型インスリンと、医療関係者が重篤な状態にある入院患者の血糖コントロールに使うためのインスリンなどを除いて、現行のインスリン治療は使用禁止にした方が世のため人の為っぽいですねえ。。。
>私と新井先生の共通認識では、「糖尿病は病気ではない」(笑)です。新井先生は「糖尿病体質」という言い方をしています。そしてこの体質は健康長寿体質と考えています。糖質制限を前提に、「インスリン抵抗性」もいいことかもしれませんね。
・・・インスリンの効きが悪いオオカミの方がインスリンが良く効くわんちゃんよりも長生きである。
長生きしてもののけ姫を育てなければ。←意味不明
>OGTさん
亀レスですが3月18日にいただいたコメントへの返信です。
>それぞれ主張が少しずつ違うのは、人間ですから当然ですし、全員が同じことを発言したら気持ち悪いですし、あり得ません(^_^;
・・・ありがとうございます。
夏井先生とは一度、宗田先生とは何度かお話させていただいています。
江部先生ともメールやコメントではやりとりさせていただきました。
みなさん、人間としてとても魅力的な方で、福田先生や新井先生もそうなのだろうなと、いつかお会いできたらいいなと考えます。
私はもともと産婦人科医で、臨床から基礎に移って研究者になり、今は内科医として臨床に戻っています。
ちょっと変わった経歴ですが、糖質制限を肯定している方々は少し変わった経歴の方は多いですよね。
いろいろ考える角度が変わることが糧になるのだと考えます。
>狩猟採集時代にヒトが飢餓状態になった場合には、胎児や子供は脳の身体に対する重量比が大きく脳がブドウ糖不足になりやすかったようです。それで脳細胞にダメージを受けるのを防ぐために脂肪酸-ケトン体システムが発達したらしいということです。ヒト以外の動物では脳が小さく糖新生でブドウ糖がまかなえてしまうので飢餓状態でもケトン値があまり高くならないそうです。ケトン体治療(その2):脂肪酸と血液脳関門 http://blog.goo.ne.jp/kfukuda_ginzaclinic/e/5f3a62cb8fc7657952f9ae49bdc00e96
・・・その考え方は思いつきませんでした、読ませていただきます。
わたしは造血幹細胞の発生研究にかかわっていた時期がありました。
哺乳類の胎児では卵黄嚢での有核赤血球の発生が先行し、肝臓が一時的に造血を引き受け、やがて骨髄腔での造血が始まると無核赤血球の産生に切り替わります。
出産時には無核赤血球の産生が主となり、出産後に有核赤血球は産生されなくなります。
赤血球が有核から無核になるメリットは、より細い血管を通過できるという部分にあります。
私達哺乳類の身体では赤血球が無核化することでより微細な欠陥構築が可能になり、脳を含む諸臓器の高度な発達が可能になったと考えられます。
でも、無核赤血球の方が哺乳類の身体に適応しているのであれば、胎児発生の初期から無核赤血球だけが産生されてもいいはずですよね。
でも、そうはならない。
有核で、ミトコンドリアをたっぷり持った赤血球だけしか、発生初期には産生されないのです。
ということは、発生初期にはそういう有核赤血球が有利であるという必然性があるはずです。
有核赤血球と無核赤血球のエネルギー代謝における大きな違いは、ケトン体もブドウ糖も利用できるのが有核赤血球であり、ブドウ糖しか利用できないのが無核赤血球という部分です。
であるならば、発生初期の赤血球のメインエネルギーはケトン体、もしくはケトン体+ブドウ糖であり、それに対応できるのは有核赤血球であるということになります。
ミトコンドリアを持つ有核赤血球が胎児期には有利であるというよりも、それが発生のデフォルトであり、進化を考えてみても無核赤血球は哺乳類の進化の上で後付けで出てきたものではないかと考えれば、つじつまは合います。
(発生は進化を再現するという有名な古典発生生物学者の発想の一部を拝借した発想です。あれを全面的に支持はしませんが、それを思わせる現象は生物の発生過程でいろいろ見ることができます。)
つまり、脳の発達のためというよりも「哺乳類における造血の発達が無核赤血球の産生を要求したのかな、本来(出生前)はすべての哺乳類でケトン体を使うことがデフォルトではないか」と考えていました。
しかし、人間だけが飢餓時にケトン体の濃度が高くなる、他の動物ではそれはないというのであれば、人間におけるケトン体の産生能力は脳が発達した人間だけの特性である、そう考えることも可能なのですね。
そちらの方が成体でのケトーシスが脳の活動に有利であるという話もサポートしてくれそうです。
いろいろ面白いですね。
>能天気な彼女さん
こちらは3月20日にいただいたコメントへのレスです。
>先週末に受診。1W前の採血の結果が出ました。 何と、A1Cが手違いで検査されておらず…(T-T) 次回2ヶ月後になりました。
・・・あらら。かわいそうに。検査項目の手違い、はい、気を付けます、私の勤めていた医療機関でもときたまみかけました。わたしもやったことあります(;^ω^)
> 朝は高いのです。一度ソファで寝落ちして4時頃起きて測定したら160でした。 暁かソモジーか、購入したワインが糖質高めだったかと改めて3時に測ってみたら100前半でした。
・・・なんだか楽しそうですね(失礼)。
そうそう、自分の体で実験するという感覚が一番です。
薬を飲んで実験するのではなくて、食べ物を選んでの実験だもの、もともと何を食べるかなんて人それぞれですからね。
忙しい日は24時間水分しかとらずに働きづめなんて医療関係者はたくさんいるけど、それで低血糖で倒れる奴は非常に少ないし。
せっかく神様が与えてくれた自分の体に向き合うチャンスです。
楽しく実験しましょう。
> 糖質の塊を摂取すると、 食べる瞬間の幸福感と食べ始めた後の罪悪感。 その後に襲いくる胃腸の不調…… 一人前の糖質セイゲニストになってきたのでしょうか(笑) 糖質の中毒性を実感しつつ、舌が覚えている糖質の旨さ。 自分でコントロールしてやるぞー\(^_^)/
・・・申し分ございません。
楽しんでまいりましょう。
>佐々木カルフさん
>一言で「タンパク質がインスリンの分泌刺激になる」から「低糖質=低インスリンではない」と言うのもちょっと飛び過ぎだと思うのですが。 その辺がもう少し詳しく書かれている文献とまではいかなくても、そういった文献をもとに説明されている記事などはないですか? 何でもかんでも1か0かではないので、0.9もあれば0.3もあるでしょうから、その辺の具合も知りたいところです。 それらを総合的に判断したうえで、自分はどうするかを決めればいいと思ってるので、出来たらそういう情報を提示してもらえると有難いです。
・・・そう思われるのはもっともですが、私がそういう情報を持っていたら提示する人間であるというのは推し量っていただけたらありがたいです。
なんにでも答えを用意しているわけではありませんし、用意していなければ書くべきではないとすれば筆が止まります。
>ぱぱっとググった限りでは大した内容が出てこないので・・・
・・・はい、そうですね、私もググって関連しそうな文献をリサーチして孫引きして探してみますね。
>ふしぎさん
> ただ、insulin indexを見ますと糖質をほとんど含まない肉や魚と糖質が豊富なシリアルと比べてスコアは変わりません。このデータが正しいとすればちょっと不安になります。 極端な話、糖質を全くとらずに肉や魚だけを食べていてもインスリンは「がっつり」出ていることになります。低血糖になっていないということはグルカゴンなどもやはり「がっつり」出ているのでしょうか。腸管グルカゴン分泌もあるでしょうが膵臓の負担が気になります。
・・・ここは私も具体的には文献を調べていません。
常識的に考えれば、たとえたんぱく質がインスリンの追加分泌を誘導するとしても、ボールに山盛りのレタスでもインスリンを追加分泌させるとしても(中華レストラン効果の記事をご覧ください。)、そこに「食物による腸管への物理的伸展刺激」というものが要素として加わる場合、食べ物の質とは別に物事を考えなければならないはずです。
単純に、何グラムのたんぱく質がインスリンをどれだけ出す、といったことへの回答は見つからないのではないかと思います。
これは糖質を食べた場合も同じで、糖質含有量が少なくても嵩の多いスイーツをお腹いっぱい食べればインスリンがほとばしり、10gのブドウ糖タブレットを食べてもインスリンの追加分泌はほどほどである、ということになるかもしれません。
話は単純ではないと思います。
>まとめますとインスリンの過剰分泌に発ガンリスクがあることには多くのエビデンスがあるようなので、とても心配になった次第です。 私なりに考えて普段は糖質を可能な限り制限してタンパク質と脂質中心の食事をしています。肉、魚、チーズ、バターなどの油脂を中心に食事をしてきました。良かれと思っていたのですがインスリンの過剰分泌をしていたのだとすればこれは困ったことです。
・・・癌のことが常に心配ということであれば、上記の話に従ってあえていえば、
1.いっぺんにたくさんの量を食べないということと、
2.個人差が大きいのではと考えますので、自分はどのぐらい食べればどのぐらいインスリンが分泌されるのかということを自費診療で検査してくれる医療機関を探してお願いして把握して、それが出ない範囲で食べることを心がけること
と、なりますが、何もかも心配していたらきりがないので私はごく普通のスーパー糖質制限で食べ続けます。
>OGTさん
佐々木カルフさんへの返信ありがとうございます。
>胃がんサバイバーのこたろうさんの「こたろうのブログ」で紹介されているインスリンロードという式があります。これによるとタンパク質は糖質量の約半分(0.56)だけインスリン分泌の作用があるとされています。たぶんこれは経験的な平均値だと思います。
インスリンロード |こたろうのブログ http://ameblo.jp/yujikiyokotaro003/entry-12189545783.html
・・・なるほど、この方の経験値ではこのぐらいということですね。
私の過去の記事で書いていますが、「レタスをお腹いっぱい食べても高血糖になる中華レストラン効果」というものがあります。
これはレタスのような低糖質で低たんぱく質で低脂質な食べ物を食べても、パンパンに膨れた消化管からインクレチンが分泌されてインスリンとグルカゴンがともに放出されうる(この場合はGLP-1だけではなくてGIPの効果が大きいのだと思いますが)というお話です。
このことから考えると、たんに食べ物の質だけではなくてメカニカルストレスによるインクレチンの放出とその結果としてのインスリンの放出を考えなければなりません。
これは個人の消化管の大きさと個人のメカニカルストレスの感知能力についても考慮しなければならないので、一人一人が計測していくしかないことだと考えています。
ただ、たんぱく質ロードでどの程度のインスリンの追加分泌が起こるかということを統計学的に処理した実験があるのかどうかはPubMedなどを探してみようとは思います。
カルピンチョ先生、ご返信ありがとうございます。
あの質問は先生にではなく、HSGさんに対してのつもりでした。
でもOGTさんが示してくれたページで少し頭の中が広がりました。
何にしても、先生にすべてを求めるものでもなく、そういった情報があるならば、もう少し何かしらハッキリさせることが出来るのだけど、と思って書いておりました。
ですので、今後もこれまで通り、先生の情報発信を楽しみにしております。
几帳面なご返信、いつもありがとうございます。
>カーコさん
コメントありがとうございます。
>今回(まぁ今回に限らずですが)コメントしたのには理由がありまして。 なかなかわかっていただけない方がいたとしましても、その回答を意味を持って糧にする人間がいる事を知って頂きたかったからです。
・・・そう言っていただけるとありがたいです。
>私は今回の回答を見てさらに勉強になりました。 先生のブログの読者の皆さんはみんなそうであると思いますが、 なんでこんな質問をするのかなー?と思いながら見ていて、先生も真面目に答えなくてもいいのにーなんて思いながら見ている事でも実に真面目に回答しているコメントを拝見し、さらに勉強させて頂いている次第です。
・・・はい、実はですね、私も勉強させていただいています。
「なんでそんなことに引っかかるのかな?よく考えればわかるだろうに?」
そういう風に思える質問やコメントでも、それに丁寧に答えることで、患者さんがどういうことに引っかかるのか、それにどうこたえていったらいいかのトレーニングになります。
後は自分であれば本筋ではないなと思って無視するような研究や書籍情報であっても、それを丁寧に見てレビューすることは自分の知識の幅も広げることになるので、得になると思って回答しています。
自分のためにやってる部分が大きいです。(^◇^)
ただ、今回のように丁寧に答えても、その内容に対する論理的な返信はなく、ひたすら自分はこう思うという感情的な返信ばかり小分けにしてコメントを書き連ね、さらにこの場にいないほかの人の名前を上げて悪口をひたすら書き連ねるような方の場合はさすがに堪忍袋の緒が切れました。
ひっ跳べさんからは修養が足りないといわれ、まあ、確かになあ、とも思いましたが、あの大横綱と違って木鶏をめざすつもりもないので許してちょ、です。←なに書いてるだw
能天気な彼女さん
westさん
ありがとうございます。
がんばって今後も好き勝手に書いてまいります。(笑)
>能天気な彼女さん
4月4日のコメントへの返信、というかお礼です。明るくしてくれて感謝です♪
で、一番気になったんはここです。
> 会社のおやつ。皆はケーキ、私にはチーズを買ってくれたりしてます。 ありがたやー。
・・・なんていい会社なんだろう!
ブラックではなくてバラ色企業ですねえ!
能天気な彼女さんもその会社もナイスでございます。 (^◇^)
>ひっ跳べさん
4月5日のコメントへの返信です。
>山田悟先生は戦略なんでしょうかね。 糖尿病学会の専門医・指導医という立場でまだお若いこともあるし(保守派の大御所陣と比べてですが)、ボコスコにされないように、でもご自身の知名度を上げつつ徐々にこちら(糖質制限側)に寄ってきている感じですね。
・・・はい、というか最初からその立ち位置にいらっしゃるように思います。
2012年に日本糖尿病学会で糖質制限に関する対談をセットされて、そのときは、おお!日本糖尿病学会に歴史的な転換点が訪れた、すごいことをしかけたなあ、と思ったのですが。
その後の学会の重鎮の方々の激しい反発を見て、ちょっと立ち位置を戻されたのだな、と考えました。
ロカボ、ということでみんなが歩み寄れる立ち位置まで戻しつつ、ほんとうは「できる人は断糖でいけばいい。ケトーシス問題なし。」と思われているのではないかと想像しております。
とか書かれたら困るかな(;^ω^)。
>佐々木カルフさん
> あの質問は先生にではなく、HSGさんに対してのつもりでした。
・・・そうでしたか、失礼しました。HSGさんのコメントが連打で投稿されるのでほかの人のコメントが全然見えなくなり、脈絡がつかなくなっておりました、すみません。
> でもOGTさんが示してくれたページで少し頭の中が広がりました。
・・・ありがとうございます、OGTさんにも感謝です。
これからもよろしくお願いします。
カルピンチョ先生
コメントありがとうございます。
山田先生にはそういう経緯があったのですね。
空気が読めるのか読めないのか少々分からない点もありますが(笑)、いろいろな先生方が、直球あるいは難癖のある変化球で勝負していただき、相変わらずの重鎮の方々を打ち取っていただきたいと思います。
その頃には、糖質制限が主流になっていればと。
先生のご活躍もお祈りします。
ひっ跳べ