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糖質制限すれば低血糖になると思い込んでませんか?


糖質制限を忌避する方々がいらっしゃいます。

1.「ブドウ糖は脳に必須の栄養素だぞ!」

2.「糖質を食べないと血糖値が下がって脳が働かなくなるぞ!」

3.「それどころか低血糖は命に関わる!だから三食60%は糖質を食え!」


だいたいまあ、こういう三段論法でいらっしゃる。

一つ一つ見ていきましょう。



1.「ブドウ糖は脳に必須の栄養素である。」


これは私、否定しません。

ケトン体でも代替できますが、ブドウ糖が最も効率よく脳細胞を動かす。

赤血球もブドウ糖しか使えません。

適切な血中ブドウ糖濃度(空腹時血糖値)を保つことは非常に重要です。


ですから、私たちの身体には糖新生という仕組みが備わっているのです。

さらに、グリコーゲンを貯蔵しておいて、非常時にブドウ糖にまですみやかに分解して放出するというシステムも備わっています。

糖新生+グリコーゲン貯蔵と分解

このように、二重三重にブドウ糖を作り出すシステムを我々の身体は備えています。

ストレスがかかると副腎皮質が作動して速やかに血糖値を上げるのもそういうシステムの一つです。



2.「糖質を食べないと血糖値が下がって脳が働かなくなる」


これは、後半は正しいのですが、前半は間違いです。


「糖質を食べないと血糖値が下がる。」

これが間違いです。

上に書いたように、我々の身体は糖新生やグリコーゲン分解というシステムを持ち、「生理的に必要な血糖値」を保つために絶えず働いています。

糖質なんか1gも食べなくたって、たんぱく質と脂肪をしっかり食べて、同時に毒物を摂取したりしなければ、生理的なシステムを維持するために必要な血糖値は保たれます。


「血糖値が下がると脳が働かなくなる。」

これは正しいです。

糖尿病の方がインスリンを打ち過ぎて低血糖になると命に関わる事態に陥るのはみなさんよくご存じのとおりです。

そのこともあり、2型糖尿病の患者さんが継続的にインスリンを使うことは可能である限り避けるべきだと私は思います。


間違った知識と正しい知識を融合させて一つの文章にする。

反糖質制限派の皆さんが陥っている大いなる勘違いです。

ま、意図的にねつ造した文章なのか、故意ではない、悪意のない不注意による間違いなのかはここでは追求しません(笑)。



3.「低血糖は命に関わる。だから三食必ず60%は糖質を食え。」


これは、前半は正しいのですが、後半は理に適っていません。


「低血糖は命に関わる。」

その通り。

重篤な低血糖になると、われわれの生命機能は停止します。

それは間違いないことで、インスリンを処方している医師が、あるいはの危険性を身に染みて知っている1型糖尿病患者さんたちが一番危惧するのはそこです。

インスリン注射薬で血糖を下げ過ぎることは最も怖いことです。


「だから三食必ず60%は糖質を食え。」

・・・何の科学的根拠もありません。

ほとんどの人類が60%もの糖質を毎食食べることができるようになったのは、コメや小麦の大量生産が確立した近代農業時代以降のことです。

農耕文明以前の人類は、どうやれば一日三食、60%もの糖質を含む食事ができたというのでしょうか?

60%もの糖質を毎食食べなければ低血糖で死んじゃうんだとすれば、人類は、現生人類の祖先が地上に出現した数十万年前には滅んでいるはずです。

この矛盾点、どのように説明なされますか?




さて、ここまで理論的にコケにされても

「糖質はだいじなんだ!ばかやろう!死ねカルピンチョ!」

などと激昂して書いてらっしゃる方もいらっしゃるかと思いますが、もう一つ事実をしつこくお見せします。


緑色のラインが、糖質制限食を摂取後の血糖値の変動です。

kako-comparison of blood sugar.png



このケースでは、バターソースのたっぷりかかったステーキ肉を食べています。

付け合わせの野菜から少量の糖質は摂取されています。

この方の食後6時間の血糖値変動、(緑のライン、2時間ではないです、6時間です。)よくご覧ください。


低血糖になんかなっていません。

生理的に必要な血糖値レベルがずっと維持されています。

(食後3~4時間当たりでは摂取したステーキに含まれる糖原生アミノ酸を利用した糖新生によると思われる緩やかな血糖値上昇さえ確認できます。)


赤のラインが、これに対して対照実験で食べた糖質たっぷりな食事。

カロリーは抑えてある、果物やシリアルバーの食事を食べた後の血糖値変動(赤のラインです)、こちらもよくご覧ください。

こちらは血糖値が乱高下しています、食後すぐに血糖時が急上昇し、インスリン分泌で一気に血糖が抑えられると、その余波で一時的な低血糖状態まで誘発されています。



・・・どちらが体に悪いか、一目瞭然だと思います。



しつこく強調させていただきますが、

糖質制限しても低血糖にはなりません。

生理的血糖値は食前食後、変わらずにずっと保たれるのです。


血糖値の乱高下を回避する。

これこそが糖質制限食の本質なのです。


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2014年5月19日 21:49

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コメント(23)

こんにちは。
前回コメントさせていただいてから、バースタイン先生の本も購入し、夫婦ともどもがんばっております。
1型糖尿病の主人は、糖質制限をする前はしょっちゅう低血糖を起こしていたのですが、おかげさまで、今では大体フラットな血糖値を維持しています。
私の体重はもともと標準だったので、中々減らないのですけどね(笑)
でも、低血糖を起こさないでくれているのが一番うれしいのです。

 糖質制限を知らないときは、糖質を食べないと低血糖になってしまうと思っていましたから、昼食後3時ころに補食してと口をすっぱく言ってました・・・。
 低血糖を防ぐ、対処療法的には理にかなってるのでしょうが、そもそも論で、根本的に間違っていたのでしたね。

 これからの課題は毎食のインスリンの単位をどうして行くか・・・なので、まだまだ勉強は続くのですが、少なくとも、毎日、いつも不安に思っていた、無自覚性低血糖の恐怖から開放されつつあることが、泣けるほど嬉しいのです。

カルピンチョ先生

うれしいですね。

先生が時間を取れるようになったら、「糖尿病の解決」の読み合わせ会などやりたいですね・・

私は、機能性低血糖症と副腎疲労を患っています。

低血糖症・炭水化物中毒・肥満を解消するべく、スーパー糖質制限をしましたが、
どれだけ糖質をとらなくても、低血糖をガンガン起こしました。
体調はどんどん悪くなり、休日はベッドから起き上がれないほど。
そして、BMI25♀ですが、1ヶ月で2kgしか痩せませんでした(笑)
これは本格的におかしいと思い、ネットで調べたら、副腎疲労という病名を発見。
私これだー。と救われた気持ちになりました。

副腎で、血糖値を上昇させるホルモンを作ってるんですね(あまり詳しくないのですが)。
今までは、炭水化物とカフェインで体を奮い立たせてきたのですが、
それを止めたら、血糖値がだだ下がりになってしまいました。

カルビンチョ先生のブログを見て、少しずつ玄米を食べるようにして、
ガチガチの糖質制限から、ゆるめの糖質制限に切り替えました。
サプリメントも取り入れ、睡眠をしっかりとることで、現在は少しずつ回復に向かっているように思います。

今思うのは、食事って人それぞれだということ。
体の状態って十人十色。これが正しいって食べ方ってないと思うんです。

>糖質制限しても低血糖にはなりません。
>生理的血糖値は食前食後、変わらずにずっと保たれるのです。
>血糖値の乱高下を回避する。
そうなんだけど、正しいんだけど。
わかりやすくするため、シンプルに表現しているのはわかるけど。
私がレアケースなのはわかってるんだけど。
全文を読めば、頑なに糖質を摂ることにこだわる人に向けた言葉なんだけど。

でも、低血糖症も副腎疲労も、知らずに苦しんでいる人って多いと思うんですよね。
批判じゃなくて、なんとなく違和感を感じました。
人の体ってもっともっと複雑な気がします。
(それはカルビンチョ先生の方が、強く実感してますよね!ごめんなさい。)
正しいはずの糖質制限が、合わない人は意外と多いのではないかと思うのです。

糖質制限はいいと思うんです。私もやってるし。
でも、糖質制限が絶対に正しいわけではない。
糖質制限を主張するサイトは、糖質制限が正しい、ベストの食事法だと言うのだけれど、
ほんとにそうなのかなぁ?と思う今日この頃です。

カルピンチョ先生

私は定期的に7日間ほどの断食を行ってきました。
この間、水しか口にしません(どこぞのファスティング道場のように酵素液と称するアミノ酸液など一切なしです)。

血糖値とケトン(βヒドロキシ酪酸)がどう変化したかというと、118 mg/dLだった血糖値は最終の食事から40時間経過した時点で86に低下し、以降は7日目まで80付近を行ったり来たりで推移しました。
糖も蛋白も脂質も取らないのに血糖値が維持できているのはオートファジーによって体内のタンパク質を分解して糖新生しているのだろうな~と想像しています。

ケトン体濃度は血糖値の低下とともに上昇しましたが、1.1~1.6 mM程度で推移し、どんどん上昇を続けることもありませんでした。
ただし断食期間中に調子に乗って13 ㎞ウォーキングした直後は血糖値58、ケトン体3.6に激変しましたが気分が悪くなることもなく、翌日には血糖値76に回復していました。

断食の場合、断食期間と同じ日数をかけてゆっくりと食事を元に戻していくのですが、これが結構面倒です。
そこで、先週行われた抗加齢医学会にて江部先生とお会いできたことをきっかけに今週から真面目に糖質制限を始めることにしました。
先生のブログで勉強しながら糖質セイゲニストの仲間入りをさせていただきます。

>でも、糖質制限が絶対に正しいわけではない。

糖質制限が絶対に正しいわけではない「人もなかにはいる」。
というだけのことでしょうね

一部の特殊例を汎化するのは非科学的な感情論でしかありません
ご自身が例外だったことのショックを
先生の論の異にすり替えるのは単なる八つ当たりです

こういう人がいるから糖質制限が胡散臭く思われるんだよな…

私は2型糖尿病患者です。
TVで、有酸素運動をすると血糖値が下がるという番組を見て数酸素運動を一生懸命してましたが、結論として、有酸素運動では血糖値のコントロールは不可能という結論に至りました。

セオリー通りに60分の無酸素運動マシントレーニングの後に有酸素運動をやりました。
その時に、15分毎に血糖値を自己測定して、血糖値の変動を何度か観察しました。

血糖値自体は運動開始前の値は200から240程度とたかめです。
TV番組ではこれが殆どの人が30分も運動をすると、ぐんぐん下がるという触れ込みでした。

ところが、確かに時間経過とともに血糖値は確かに下がりましたが、下がり方も「線形的」ではなく、時間に正比例はしてない事がわかりました。

そして、最終的には2時間の有酸素運動を続けてようやく120まで血糖値が下がりますが、その後運動をやめた場合と、運動を続けた場合で、比較したら、どちらの場合も血糖値が120付近で安定するのは30分間だけであることが判明しました。
ひどい時には逆に400まで急激に高くなることもわかり、血糖値が下がるほどの有酸素運動はむしろ、「有害」でしかないとわかりました。

TVでは「運動後に血糖値が下がるまで」しかグラフでは示されず、その後の経過は何も触れていませんでした…。
確かに有酸素運動で30~60分程度であるなら血糖値は20位は低下します。

僕の結論としては「有酸素運動で血糖値はコントロール出来ない。むしろ有害。」という結論になりました。

この事についてどう思われますか?


62歳男性です。
HbA1cが3か月前は7.3でしたが、2週間ほど前の検査で、10.6と上昇していました。インスリンや薬を3年ほど続け、薬がなくなったことを契機にこの1,2か月は食生活、運動など自力で改善させようと、薬剤を止めていました。その結果、悪化したという可能性も考えますが、このような糖尿病では食生活改善、運動などはあまり効果がなく、インスリンや薬を続けなくてはならないのでしょうか?膵臓の回復は望めないのでしょうか?
食生活について、朝昼食でフルグラのシリアル(+牛乳、ヨーグルト)+おかずを3週間ほど前までよく食していましたが、フルグラは糖質が多く、糖尿病になる恐れありというのをネットで知ってからは、ミューズリ、有機シリアル52%というものに切り替えています。牛乳をかけるので、結局、米と同程度の糖質でこれも効果は少ないのでしょうか?

>>お酒を飲んでも大丈夫です(蒸留酒に限る)。

先生、糖質0の日本酒(二大メーカーから出てる意義は大きいかと)や第2、第3ビールを思い出してやってください!
(特に初心者(酒飲み限定)の方には有益かと)

(アラフィフになるとほんとに細かい記憶飛ぶんですね。
低糖質カップ麺の件(今になって過去に話題になってたような気が…)といい最近実感してます。

フルーツ・グラノーラはとても美味しいですが、
月一のラーメンぐらいにしておいた方がいいですね。

すみません、名前入っていませんでした。

アラフィフになって細かい記憶が飛ぶ云々は私自身の事です。
(そういえば自分も以前のカップ麺の記事を忘れて、新規に投稿してしまったなあと)

読み返してみると先生を貶めるような紛らわしい書き方でした。
まことに失礼いたしました。
今後このような事のないように反省いたしております。平にご容赦ください。 

こんにちは。1型糖尿病で血糖コントロールに苦労しています。摂取する糖質を減らせばうまくいくのではと思い、毎食の糖質を20gにしてみました。3年前のことです。結果は低血糖が頻発してしまい1週間もしないうちに糖質を減らすことを断念しました。低血糖になったとき急に糖質を摂取しなければならなくなったため血糖値は乱高下しさんざんな目に会いました。トータルの糖質も減らすことができませんでした。ページを拝見すると低血糖は心配しなくてもいいとのこと。どのように低血糖を防ぐのでしょうか。特に1Km9分程度、心拍数90位のウォーキングのとき血統値の低下が激しくなります。歩いているとき低血糖になっては困ります。かといって糖質を摂ったのでは糖質制限の意味がなくなります。運動中の低血糖は何度も経験しています。なにか低血糖対策として特別なことが必要と感じています。運動による低血糖にはこういう対策があるから糖質制限をしても大丈夫とお示しいただけると幸いです。

こんにちは。以前、ご質問させていただいていましたが、1型糖尿病で血糖コントロールに苦労しています。摂取する糖質を減らせばうまくいくのではと思い、毎食の糖質を20gにしてみました。4年前のことです。結果は低血糖が頻発してしまい1週間もしないうちに糖質を減らすことを断念しました。低血糖になったとき急に糖質を摂取しなければならなくなったため血糖値は乱高下しさんざんな目に会いましたし、トータルの糖質も減らすことができませんでした。ページを拝見すると低血糖は心配しなくてもいいとのこと。どのように低血糖を防ぐのでしょうか。特に1Km9分程度、心拍数90位のウォーキングのとき血統値の低下が激しくなります。ランニング等高い強度の運動では低血糖は起こりません。実際に血糖値を測定しました。歩いているとき低血糖になっては困ります。かといって糖質を摂ったのでは糖質制限の意味がなくなります。運動中の低血糖は何度も経験しています。このようなとき糖新生は間に合うのでしょうか。なにか低血糖対策として特別なことが必要と感じています。正しい糖質制限をすれば低血糖は心配ないとの記述もありますが、上記のような運動による低血糖にはこういう対策があるから糖質制限をしても大丈夫とお示しいただけると幸いです。ブログをくまなく探しましたが、上記のような低血糖の防止対策に関する記述は見つかりませんでした。よろしくお願いします。

こんにちは。先ほど、ご返信いただいていることに気づかず同じ内容を投稿してしまいました。失礼しました。高雄病院の江部先生の講演会でも同じ質問をし、糖質を含んだスポーツドリンクを持ち歩くことが対策だとの答えをいただき不信に思っていました。そのとき1型糖尿病患者では難しいとの話しであれば納得したのですが・・・。おまけに古代の人間のエネルギー源はタンパク質と油とのことでした。古生物学、進化生物学の世界での定説(果物、木の根が主食。タンパク質は狩りがうまくいったとき。)を覆すようなご意見であり、新説として世の中に流布するには科学的な根拠が必要とおもいました。
ご指摘いただいたように、今は頻繁に血糖測定することで低血糖を回避するよう努めています。センサー、針等の用品が1日4回までの保険適用なのが不便ではありますが。
教えていただいた本を読んで勉強したいと思います。素人が理解できる内容か不安はありますが。
ありがとうございました。

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低糖質ダイエットをめぐる都市伝説

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糖質制限がうまくいかない人は明らかに一定数存在しますし、その方々の存在を否定するつもりなど毛頭ありません。
人はそれぞれ遺伝子が違い、環境が違い、そのアプローチに挑むときの年齢や健康状態も違うのですから、同じことをしても同じ反応が出ないのは当然のことだと思います。 私も、そのことについては頻繁に言及しています。

しかし一方で、記事一つ一つは、異なる人へ向けての異なるメッセージです。
すなわち、個別記事というものは、どういう人々に何を伝えるか、ターゲットを明快にして書くものだと私は考えています。
そういうところでいちいち、しかし、例外はあります、とか言って全ての人に配慮した注釈を付けると、読む側もメッセージがなんなのかわからなくなります。

したがって、読まれた方の立場次第では、その記事では自分の存在を無視されているように感じる、配慮が足りないと感じられる記載内容があり得ます。
その場合、その記事はほかの人に向けられた記事であると、スルーしていただけたらありがたいです。

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