2013年1月の記事一覧
マイルドな糖質制限とプチ糖質制限食、スタンダード糖質制限食
中途半端な糖質制限食は良くないと書きました。糖質摂取30~40%で脂質摂取が増えると、高血糖の影響と高脂肪食の影響がダブルで来る可能性があると。ここでみなさん、(・3・) アルェー?と思われたんじゃな
マイルドな(中等度の)糖質制限で脂肪摂取が増えるとかえって危険かもしれない
この記事では、反糖質制限派の主張する「糖質制限を続けると死亡率が上昇するから危険である」とする論文や報告について、条件付きで肯定しようと思います。初めに結論を申し上げておきますと、能登先生や、反糖質制
朝日新聞に糖質制限を5年続けると命が危ないって出てたよ(笑)。
糖質制限仲間から、朝日新聞の夕刊に糖質制限を5年以上続けると危険だって出てたよ、と、昨夜、メールで連絡をいただきました。「ぷ(^m^)」つきで送られてきました。ああ、そういえば、明日(今日ですね)は能
糖質負荷すると糖代謝能が上がるように見えるメカニズム
今月のこのブログの記事は糖質負荷と糖代謝能の関連性、歴史のひも解きを始めてしまって、延々とそれが続いております。しかしここで、現代科学に戻って考えてみましょう。最新の研究に戻ってそこから見てみると、昔
空腹と記憶力とインスリン
面白い記事をヤフーニュースのトップページで見つけたのでとりあえず転載。この中で引っかかったのは最後の文章です、「空腹時にインスリンが低下すると、記憶に関わるタンパク質「CRTC」が活性化し、長期記憶が
糖尿病の食事療法 脂質食療法と飢餓療法
いくつか前の記事の「世界と日本における糖尿病食事療法の変遷」の中で、1898年のNaunynにより提唱で、糖質制限が糖尿病治療食として始まり、治療効果を上げたことを書きました。現代の科学から見ると、糖
糖質制限食で逆に具合が悪くなった糖尿病の患者さんたち
1922年のインスリン実用化以前には、糖尿病の治療は徹底した糖質制限でした。しかし、中には糖質制限したことで具合が悪くなった人達が一定量で含まれていたようです。今でこそその原因はある程度推測できます。
食品交換表の誕生 1963年に始まった現代の糖尿病食
今年は2013年です。日本における糖尿病治療において画期的な出来事が、ちょうど半世紀前の1963年に起こっています。ここは清水クリニックの院長ブログの記載を抜粋、引用させていただきます。(勝手な掲載で
世界と日本における糖尿病食事療法の変遷
インスリン初期導入方法が1930年代には当たり前の治療方法の一つであったことについて再度強調しました。⇒インスリン初期導入療法は画期的な新しい概念などではないこれと同様に、糖尿病治療における食事療法も
インスリン初期導入療法は画期的な新しい概念などではない
先日から、20世紀前半の日本の糖尿病食事療法について、具体的には、影浦式食事療法と山川式食事療法について紹介してきました。「糖質負荷が糖代謝能を改善する」とする主張に基づく食事療法が影浦式や山川式食事
低糖質な外食は、日高屋や王将でいただきます
アカデミックで読むのがしんどい内容の記事が続いたのでちょっと息抜きな記事でも(と言っても低糖質ダイエットの話ですが)外食で糖質制限するならどうすればいいのか、ということで、これまでにも何度か書きました
山川式食事療法 これもまたマイルドな糖質制限食なのです。
先日から書いている影浦式食事療法ですが、食品成分表に従って計算してみるとどうやら現代の日本糖尿病学会が否定する「厳しい糖質制限食」の範疇にほぼ入ることがわかりました。そのほかにはどのような食事療法が東
影浦式食事療法の補足2: 実はマイルドな糖質制限食だった
私、うっかりしていました。影浦式実践例で、毎日230~270gの糖質負荷をかけるとして紹介されていましたが、これ、「炊き上がりのご飯の重さ」でした。通常、炊き上がりのご飯には水分がたくさん含まれていま
影浦式食事法の補足1: 糖質制限と糖代謝能
前回の記事が難しかったというか長すぎたようで。二つの記事を要約すると以下です。「糖質制限すると糖代謝能が落ちるけれども、糖質摂取させるとそれが上がってくる」という、混迷の時代にさっそうと現れたというの
糖質摂取しないと糖質代謝能が落ちるという理屈 症例報告編
「糖尿病の食事としては一定量の糖質摂取が重要である」とする、糖質セイゲニストから見ると「トンデモ理論」、その理論が成立した過程について前の記事で説明しました。⇒糖質摂取しないと糖質代謝能が落ちるという
糖質摂取しないと糖質代謝能が落ちるという理屈 理論編
「糖質制限なんて危険極まりない、毎日白いご飯を丼3杯は食べないとダメです、ご飯の食べ方が少ないから糖尿病になるのです。」と、力説される方々がいらっしゃいます。「総摂取カロリーの70%は糖質から取るべき
砂漠で生き延びる方法
彼は待っていた。幸せなまどろみから徐々に目覚め、数日前から?あるいは数週間前から?暗い、狭いスペースでじっと、焦ることなく、しかし鋭敏な嗅覚は注意を怠ることなく、何かを待っていた。腹の下の湿り気はかな
正月のお雑煮 都道府県によって糖質量がすっごく違う(^_^;)
正月のお雑煮、みなさんのところではどんなお雑煮ですか?私の実家は関西の田舎(たぶん和歌山)と九州が混ざったもので、あごだしと昆布で味をとり、そこに海の幸山の幸をぶち込んだ、ともかく盛り沢山なものです。
あけましておめでとうございます。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。2012年4月から始めたこのブログ、ネタが切れるのではないかと危惧しつつ、ネタは切れることなく続けられています。これはひとえに、読みに来